「アルゴンガス」を含む日記 RSS

はてなキーワード: アルゴンガスとは

2023-01-21

anond:20230120094527

一条工務店のことに言及する増田ブクマカがちらほらいるので、一条工務店で建てた俺がなんとなく語る。

一条工務店は家を建てることに興味がなければそもそも認知してないっていう人のほうが多いメーカーだが、注文住宅の年間着工棟数でトップクラスメーカーである

特徴は大量生産メーカーでありながら断熱・気密性能の高い家を建てていること。

主力商品のi-smart場合、壁の断熱材一般的に使われるグラスウールよりも性能の高いウレタンフォーム使用し、厚みも増し増し。

窓もLow-eアルゴンガス封入のトリプルガラス樹脂サッシが標準という徹底ぶり。

気密面では気密のとりやすいツーバイ構造採用している(壁の断熱材の厚みを増やすために2x4ではなく2x6にしている)

もちろん全棟気密測定を実施

それでいてお値段は有名大メーカよりも若干安いくらいに抑えられている。

そりゃ売れますよねっていう商品である

(断熱や気密の数値は公式ページでもみてください)

快適性では高い断熱気密に標準の全館床暖房をあわせることで家中ほぼ同じ温度を実現できる。

風呂にすら床暖ある。

一種換気システムも標準で熱のロスを防いでいる。

ただしあくま大手メーカーの中では飛び抜けた性能であって、中小工務店さらに高いスペック安価に実現しているところはある。

まあ中小工務店ちゃんと実現してくれるところを探すだけの知識必要になるのと、建てる地域によってはそもそもそんな工務店無いなんてこともあるので、全国に一定スペック担保して建てられるというのが強みであるとも思う。

また、性能的には素晴らしいものの、このコストパフォーマンスを生み出すために犠牲にしている部分もあって

コストを下げるために仕様選択肢限定していて、どの家も似たような見た目になる

全館床暖房いらないとか一種換気いらないという融通は効かない(というか無くしても減額されない)

オリジナルの部材が多く、長期でのサポート不安がある

主に耐震性の確保の理由から間取り制限されることがある。

工場フィリピンにあり、なんとなく不安

などなど人によっては選択肢から外す理由になる要素もそれなりにある。

なのでこれらネガが気にならない人にマッチするというものになっている。

増田ブクマカも断熱についてはかなり意識するようになってきているので、家を建てるときの参考になればと思います

あと大手だとスウェーデンハウスも断熱気密すごいので気になるなら調べてみるとよろし。

お値段すごいけど。

2017-12-04

anond:20171202180817

詳しくはココ。

http://sotodan-npo.org

low-e複層ガラス

→2枚のガラスの間に断熱性の高いアルゴンガスを封入したサッシ。ドイツではシングルガラスのサッシが禁止されて久しいので、もう複層の方が安い。歴史的建造物復元とかでシングルガラスが使われるときはなかなか手に入らんで大変とか聞いた。

・外断熱というのは具体的にどういうものなのか

簡単に言うと建物の躯体を断熱材ですっぽり覆うもの。外の気温の影響が小さくなるので躯体自体の温度の上下幅が少なくなり、夏涼しくて冬暖かくなる。躯体が雨風に晒されないので寿命が劇的に伸びる。木造日本家屋でも外張り断熱の技術が完成している。

ゼロ・エミッション住宅について

Co2排出(emittion)がゼロ

・「結露する窓は駄目ゼッタイ」?

→複層やと、アルゴンガスの断熱性で内側のガラスが冷えないので、結露しない

・湿気に強いってところ

→内断熱やと、夏に冷房で躯体の内側に結露するので、湿気がどんどんたまって、内装がカビたりダニ繁殖やすい。外断熱やと、内外の温度差は建物の外にあるので、内側に湿度はたまらない。ただし、断熱層と躯体の間に通気層が必要

内地建築士特に意識が低い。

→縁側があって広くひらく開口部があって通気性を大きく取るのが日本家屋という先入観か。外断熱は夏に弱いという誤解か。ともかく、北海道では夜のうちにストーブが切れることは凍死を意味する時代もあったわけで、チョー切実な問題やったてことやねん。と言っても、北海道ですらあんま分かってない建築士も多い。技術屋とは建築士設備設計士のことです。

札幌市小学校体育館

東札幌小学校体育館における実証実験

・一体日本のどこなんだ

札幌市厚別区やった気がするが…

・あとFITというのも俺は初耳で

自然エネルギー固定価格買い取り制度。feed in tariff。風車とかの設置費用が高くて普及しないのを解決するため、風車で作った電力をペイする金額一定期間高く買い取ることを約束する制度。必ず儲かるのでバンバン普及→規模の経済が働いて風車が安くなる→さら風車が増える→…。ただ、高く買い取る分を誰と誰がどんな割合負担するか決めたりとか安くなっていく分を正確に見積って適時に買取価格を下げたりとか大変。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん