■

教職を辞して1年と少しの時間が経過したので何となく書いてみる。

【経歴】

• 院卒(修士)
• 元教員
  • 特支校担任（小・中学部）
  • 小学校担任（普通級・支援級・通級・多国籍学級・英語専科）
• 現心理職

【転職のきっかけ】

• 旧知のドクターに誘われたから。

【所有資格・スキル】

• 教育関係：教員免許（小・中・高・特支）、日本語検定1級、日本語教育能力検定
• 医療関係：臨床心理士、公認心理師(第5回合格)
• 外国語：英検1級、中検2級、西・葡語は簡単な会話のみ可能。
• 福祉：手話検定1級、点字の読み書きはおおよそ可能。
• PC：MOS
• 普通自動車免許（AT限定）

【転職して良かったこと】

• 職場を出ても空が明るい。
• 昼休みがある。はてなも読める。こんな日記も書ける。
• 昼食を噛んで食べる時間がある。
• 平日なのに元気な我が子と会える。
• 「税金泥棒」と絡まれない。
• 副業ができる。

【転職して悪かったこと】

• ローンが組みにくくなった。
• 大病や怪我をした際の保障は下がった。

【教職を辞した理由】

• 努力しても報われないから。
• ここ数年間の残業時間が900時間をこえて生命の危険を感じたから。
  • 「残業代」は年間20万円程度だった（「残業代」は給与額に比例する固定額）。
• 現場の努力と善意に頼る雑な仕事に嫌気がさしたから。
  • 例えば支給PCは液晶サイズが10インチ台。これで成績処理をしろとかプログラミング教えろとか笑えない冗談。
• 雑事が多すぎて「教育」ができる環境ではないと感じたから。

おまけ

【教員時代の生活サイクル】

• 5時30分：起床、弁当づくり、晩御飯の下準備
• 6時30分：出勤
• 7時00分：職場到着。
  • 管理職を含めて数人が既に席についている。
• 7時30分：子どもが到着し始めるので教室へ向かう。
  • 毎日何かしらの登校時のトラブルがある。聞き取りと指導
• 8時頃：子どもや保護者への対応
  • 例）前夜に某FPSゲームでケンカしたらしく胸倉をつかみ合っている。仲裁と指導をする。
  • 例）「今日は何時帰りですか？」「水筒を持たせるの忘れました。学校にお茶はありますか？」等の問い合わせ。丁寧に対応する。
• 8時30分頃：朝の会。検温。提出物のチェック。授業
• 10時半頃：中休み。割とケンカが起きるので仲裁に入る。
• 11時頃：授業
• 13時前：給食指導。食アレ対応。配膳。おかわりの管理。配布物の確認。宿題のまるつけ。宿題を出さない子どもへの指導。
  • 給食は飲み物。
• 13時半：昼休み。SNSトラブルが判明。聞き取りと指導。
  • ネットトラブル多すぎ。
• 14時00分頃：清掃指導。授業。
• 15時30分頃：下校指導。
  • ランドセルを投げない。車道に寝転ばない。傘を振り回さない。家に帰ってから遊びに行きましょう。
• 16時頃：学年会議
• 17時頃：電話対応
  • 「家の前で子どもが遊んでいてうるさい」等で怒られる。なぜか教員が謝罪する。
  • 「車に石を投げている子どもがいる」と電話。現場へ行く。なぜか教員が謝罪する。保護者の方へ連絡。
  • ときどき「うちの子が家に帰ってこないんです」の電話がかかってくるので捜索に出かける。たいてい誰かの家で遊んでいる。
• 18時ごろ：テストまるつけ。課題作成。
• 19時ごろ：書類作成。10インチ台の液晶なので目が疲れる。忘れ物を取りに来る子どもや保護者へ対応
• 20時ごろ：管理職に挨拶して職場を出る。
• 21時：宅着。子を寝かしてから晩御飯。
• 22時：夫婦で情報交換。家の片付け。弁当の準備とか。
• 23時：明日の授業準備しようとする。
  • 発問考えているうちにだいたい寝落ちする。
• 24時：風呂。歯磨き。就寝

Permalink | 記事への反応(2) | 13:06

ツイートシェア