2018-11-12

BTSに対するSWC非難声明邦訳)――これはSWCによる「全面降伏要求」だ

邦訳適当なので適当かもしれない

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November 11, 2018

2018年1111

The Simon Wiesenthal Center denounced BTS, an internationally popular Korean band whose live performance on Japan TV was cancelled.

先日日本テレビ局ライブパフォーマンスの予定を取り消された、韓国国際的人気バンドBTSを、サイモン・ヴィーゼンタール・センター非難する。

“Wearing a T-shirt in Japan mocking the victims of the Nagasaki A-bomb, is just the latest incident of this band mocking the past,” charged Rabbi Abraham Cooper. Associate Dean and Director of Global Social Action of the Simon Wiesenthal Center, a leading Jewish Human Rights NGO.

サイモン・ヴィーゼンタール・センター副部長であり、グローバルソーシャルアクション部門であるラビアブラハム・クーパー師は、「長崎原爆による犠牲者嘲笑するようなTシャツを着用したということは、過去嘲笑するこのバンドが起こした、最新の事例であるに過ぎない」と批判した。

Members of the band posed for a photo shoot wearing hats with the Nazi SS Death Head logo. The SS was a key component of the Nazi mass murder of 6 million Jews during the WWII Holocaust. “Flags appearing on stage at their concert were eerily similar to the Nazi Swastika. It goes without saying that this group, which was invited to speak at the UN, owes the people of Japan and the victims of the Nazism an apology.”

たこバンドメンバーは、ナチ親衛隊の髑髏をあしらった帽子かぶり写真ポーズを収めている。ナチ親衛隊は600万人のユダヤ人第二次大戦中のホロコースト殺害した中心組織だ。「彼らのコンサートで見られた旗はナチハーケンクロイツ酷似している。国連演説にも招かれるようなグループが、日本の人々、またナチズムの犠牲者に対し謝罪の責務を負うのは言うまでもない」

“But that is not enough. It is clear that those designing and promoting this group’s career are too comfortable with denigrating the memory of the past. The result is that on young generations in Korea and around the world are more likely to identify bigotry and intolerance as beingcool’ and help erase the lessons of history. The management of this group, not only the front performers, should publicly apologize,” Rabbi Cooper added.

さらラビクーパー師は、「それだけではない。このグループを作り、運営している人々が、過去について中傷することに無頓着すぎるのは明らかだ。その結果、韓国や、世界若者たちが、偏見不寛容をカッコイものと考えるようになり、歴史の教訓を忘れることを助長することになる。先頭でパフォーマンスをしている彼らだけでなく、グループ運営している人々も、公式謝罪すべきだ」と付け加えた。

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まり報道されていない部分への個人的感想

この2点はかなり気になる――なぜなら日本人でも知らない「長崎広島キノコ雲の違い」を明らかにして非難していること、Mocking the victimsという表現を使って「被爆者侮辱している」とSWC認識していることを明らかにしていることから、決して「ナチの方は謝るけど、原爆部分は言いがかり」というメッセージを受け入れないという姿勢が伝わるからだ。はっきり言ってこのメッセージナチ部分がかすむほどに反核的に読み取れる。謝罪すべき対象については「日本の人々(被爆者)とナチズムの犠牲者」と「日本の人々」を最初に置く念のいりようだ――これはそういう流儀なのかもしれないが。

SWCがこのようなリリースを出すのは驚きに値する。「原爆終戦を促し無駄犠牲を防いだ」という史観にさえ抵触しかねないからだ。原爆を開発した科学者ユダヤ人が多く含まれいたことも鑑みると、このようなメッセージが出たことは極めて興味深い。少なくとも巷間マスコミはてなブックマーク等で言われるように「SWCが出てきちゃったよ、やれやれ」とかいった話ではなさそうなのである原爆開発に積極的に加担したユダヤ人代表するような団体が、「広島」と「長崎」を明示的に分けて「嘲笑した」と非難していることについて、多少の考えをいたして欲しい。

  • 原爆投下をジェノサイドと捉えることでホロコーストへの非難の足がかりを増やす感じの操作なのかな

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