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2011-01-11

Xenoblade批評

2ch神ゲーと名高いXenobladeをやった。プレイ時間100時間超。ここまでくると相当楽しんだろうと思うかもしれないが、実は、やっている最中から危機感を覚えていた。

最初に言っておくと、僕はFF12神ゲーだと思っているくらいなので(ストーリー最後はいただけなかったけど)、多少ひいき目なところがある。

このゲーム一言で評すると、「JRPGに必要な要件を外さずに詰め込んだ作品」、裏を返せば、「革新的なところが何一つ無い作品」。Xenobladeにある要素は、ほぼ全て他のゲームで体現されていたものばかりで、「ここが他のゲームと違う」というところがほとんどない。ビジョンシステムが他には無いかもしれないけど、実は、ビジョンを全て無視しても、ゲームは成り立つ。だから、これが革新的とは思えない。

他に欠点をあげると

結局のところ、「意欲作」という気がしなかった。なぜ、今、このご時世にこんなコテコテJRPGを作ったのか理解に苦しむ。任天堂FFを取れなかった分を補うものとしてJRPGを要望したのかもしれないけど、それにしたって、特徴が無い。FF7あたりを現代的なJRPGの出発点とすれば、バトルがシームレスになっただけで、10年間何も進化してないのではないか

そして、もっと問題だと思っているのが、こうした保守的な作品を歓迎しているプレーヤーたち。これを絶賛できる人は、ゲームに新しいものを求めてないんだろう。そして、そういうゲーマーに迎合しているうちは、ゲーム進化しないだろう。もちろん、他に進化し続けているゲームはあるから、まるでゲーム業界全体の話題として語るのは杞憂なんだけど、でも、プレーヤー反省してほしい

かなり傲慢に語ったけど、ここまで保守的な作品を神ゲー扱いする風潮が怖くなった。

そういう意味で、坂口ラストストーリーも気になるけど、なんだか戦闘システムが複雑になっただけな気がしている...。

2010-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20100520153416

うーん、やはりゲーム性とも問題もあると思うよ、そこは。

TROGではもっと複雑だった設定が、JRPG移植される際にかなり削られたわけで。

JRPG歴史とか、シナリオの容量とかそういう問題も考えなければならない。

2010-03-10

そのうち日本ゲーム業界映画業界のようになるのではないだろうか

最近洋ゲー和ゲー論争やその周辺をみていると、そんな気になる。

http://www.eiren.org/toukei/data.html

これをみてほしい。映画の興行収入データの推移。かつて、映画は娯楽の王様だった。スクリーンの数は今の何倍もあった。黒沢、小津、溝口と世界的な評価を受ける監督がひしめいていた。世界的にも映画大国だった。

ところが、テレビの普及もあってスクリーンが急減する。70年代くらいからは入場者数も減っていく。単価の上昇もあって収入は増えるが、結局80年代に入り収入も減り、90年代には完全に下火になる。

一方で洋邦比率もみてみると、50年代60年代はまさに邦画全盛期だったが、70年代に逆転し始めて、90年代には何とも洋画が70%近くになる。僕はこの頃高校から大学で過ごしていたが、周囲の雰囲気を見ても「邦画なんて見るものじゃない」だった。この頃の人に映画について聞いてみると、好きな映画はことごとく洋画でしょう。個別の推移を見ると、飛び抜けて収入を稼ぐ邦画があるものの、全体としては洋画が中心。

例えば、入場者数が最低を記録した96年前後の洋邦比率はを見ると、

  • 1994 邦40.1 洋59.9
  • 1995 邦37.0 洋63.0
  • 1996 邦36.3 洋63.7
  • 1997 邦41.5 洋58.5
  • 1998 邦30.2 洋69.8

というもの。

実際の中身をみてみると、

という感じ。

その頃の邦画イメージなんて

なんてものだった。まさに今のJRPG批判と一緒。

あと10年もすれば、日本におけるゲームなんて「わざわざ一万も二万もする、ゲームしかできない機械なんて買わない、スマートフォンで良い」「和ゲーはありきたりでつまんない」「洋ゲーの派手な演出の方がなんだかんだで金かかっているし、面白い」という評判になって、ゲームをやるとしたら「とりあえず任天堂」か「洋ゲーローカライズ待ち」なんてことになるかもしれない。

だから、まさに映画70年代から80年代差し掛かっている今この時点で上を目指せないゲーム会社は、早晩ダメになるし、日本市場のためにも良くない。今は、宮本茂黒沢明堀井雄二小津安二郎でいてくれるけど、その後継者日本海外で成果をあげられなくなったら、衰退して、ジリ貧になるね。海外指向を非難するユーザーらも同罪。別につまらないゲームは無理にやらなくてもいいけど、非難するのは意味がない。

個人的な感覚では、iPhoneゲームが既にそうなっている。一部の大手が既存の資産を投入しているけど、やっぱりアメリカ会社で作ったゲームの方がよくできている。日本発もそれなりだけど、続けるだけのモチベーションのあるものが少ない。「日本ではiPhone市場が...」なんて言っている間にアメリカ発、場合によっては中国韓国発のゲームがどんどん質を向上させている。収益方法も無料スタートでその後利益をあげる仕組みも整っている。Facebookとか使って利用者を根付かせる方法も確立している。

これで仮にiPhoneがもっと普及して、市場として本腰入れたいと思った頃には、とっくに参入余地がなくなっているよ。まあ、既に日本でも100万台とは言われているけど。

なんで、ゲーム会社クリエイター、そして利用者も今の日本ゲーム業界が置かれている時代をもうちょっと自覚するべき。まあ、もしかすると、もう遅いのかもしれないけどね。

2010-01-05

ゲーム動画評論家によるFF13

やあ!おいら、オッサンレゲーマー。

ゲーム動画評論家だよ!

あんまり読みたいFF13論がないなあ、と思ったので、自分で書くよ!

(というか、最近オタク論壇自体が元気ないよね)

FF13」はゲームシステムとか遊んだことがないので分からないので、設定のみに注目するよ!

まず、主人公が女性

おいらはこれが全てを象徴していると思う。

いわゆる「邪気眼」というのは、「自分が特別だ」という根拠の超現実自分ねつ造することだよ。そして、女性って、みんな「自分が特別だ」と思いたい(これに対し、私は違うと反論もある訳だけど、女性としてひとくくりにされたくない、女性の中の例外になりたいという意味では、やはり、「特別な存在になりたい」んだよね)。

だから、「邪気眼」と女性は相性がいいよ。

霊とか持ち出す人が多いのも似ている、と書くと怒られちゃうかな。

だから、少年漫画雑誌(以下、少年誌)と女性も割と相性がいいんだよね。

必殺技とか超現実的だし、友情とかも別の意味で楽しむ女性が多いんじゃないかな。

実際、女性少年誌の愛読者は多いらしいし。

もっとも、それに対する後ろめたさ?みたいな物は非難する気にはなれないけどね。エロゲエロ漫画は別に意味えげつない物があるしさ。

じゃあ、結局、何が言いたいかというと、「FF13」というのは、逆ベクトルからJRPGにおける「テニスの王子様」に近いんじゃないか?ということ。

JRPGの基礎を作ったドラクエの作者、堀井雄二は「ゲーム界のジャンプ漫画雑誌のね)」を目指して、ドラクエを作ったらしい(という記事を見た記憶があるけど、定かではないよ。誰かエロい人の補足を待つよ。その後、実際「ファミコンジャンプ」というゲームが出たというオチがあったと思ったけど)。

要するに、JRPGというのは「漫画世界の体験装置」を目指していた訳だよ。

それに対して、WRPG(Western RPG(洋物RPG))は、目指しているのは、システムによる異世界表現、つまり、TRPGが当初目指していた物を未だに目指しているようにも見える。

つまり、JRPGとWRPGは、全く違う方法論で現実世界との間に緩衝材を入れてファンタジー世界としての適温を作り出しているのではないかな。

例えるなら、

JRPGは、(万能的な)漫画世界観緩衝材にして現実フィルタリングし、異世界体験を生みだそうとしている。

WRPGは、ある一つの(万能的な)システム(例えば、FPSシステムとか)を緩衝材にして現実フィルタリングし、異世界体験を生みだそうとしている。……ように見える(ごめん。逃げました!)。

で、なんで「テニスの王子様」が出てきたかというと、FFの場合、主人公が「女体化」した時点で、ある一線を越えてしまったような気がするんだよね。

例えば、「テニスの王子様」と「FF13」の楽しみ方って、買わないで、ネタ的、というかお笑い感覚で楽しんでいる人も多い。それって、両性的感性がおいらたちを変な気分にさせるからなんじゃないかな。誤解を招く言い方かも知れないけれど、「ドラゴンボール」には落ちるけど、「ワンピース」が少年漫画王道とすると、少年漫画変態進化形が「テニスの王子様」だと思う。これに対して、FC時代の「ドラゴンクエスト」には落ちるけど、「ドラゴンクエスト9」がJRPG王道とすると、JRPG変態進化形が「FF13」なのではないかな。

「逆ベクトルから」というのは、「FF13」は、作者の男性が「(自分のなりたい)女性の主人公を中心とする人間関係」により近づこうとすることに対し、「テニスの王子様」は、作者の女性が「(自分の見たい)少年の主人公達の人間関係」により近づこうとするように見えるからだよ。

だから、関係ないかも知れないけど、個人的には、ジュブナイル小説ブームの終わりくらいに、末期症状的に「織田信長アンドロギュヌスだった!」みたいな小説が出たように、JRPGもそろそろ終わりに近づいているんじゃないかと思う(少年漫画もそう)。

じゃあ、ポストJRPGって何だろう?

結局、JRPGは、ジャンプ世代が作ったゲーム群のようにも見える。

とすると、その後コロコロ世代がオモチャっぽいゲームを作った後、いろんな勢力の入り乱れるカオスになる可能性も高いとか?

どうだろう。個人的には、ネットが人を大人にしてしまうような気もするなあ。もう、おいらは村一番の神童、という時代ではないし。ネットを見れば、自分よりも頭の良いやつが幾らでもいるのが分かるしねえ。

そう言う意味では、「ハンターハンター」の上には上がいる、という洋ゲー的な、自分は特別ではないという世界観がそれなりにリアリティがあると思うね。上は上で訳の分からない戦いをしている、みたいな。

結局、おいらはおいらの手持ちの武器を磨いていくしかないや。

あとは、知恵と勇気がおいらの全てよ!

インターネット時代のリアリティはこんな感じじゃないかな。

(とは言え、MMOも問題が沢山あるしなあ)

ちょっと余談を入れると、JRPGにおける物語自由度ジレンマというのは有名だけど、なぜ、JRPGでは物語重要視されるか、という点で、最近は「開発工数を削減するため」という視点もあるんじゃないかな。

例えば、面白い漫画アニメ化や、面白い小説アニメ化というのは、面白い漫画ゲーム化や面白い小説ゲーム化よりも楽だと思うよ。なぜかというと、アニメの場合、ストーリーという骨格が使い回せるから、脚本の出来が良くなる可能性が高いけど、ゲームの場合、純粋ゲーム駆け引きの面白さというのは、ストーリーとまた別の物だしね。

で、そこで出てきたのがJRPGで、ゲームストーリーを付加することにより、大体のゲームは、純ゲーム的な駆け引きは緩めのバランス調整にし、ゲームの展開(=ストーリー)で(?)楽しめるようにしたわけ、多分。

ただ、最近は、開発工数削減のためにプレイヤー自由度を与えないようにするストーリー展開、という気もするなあ。

と、グダグダと書いてきたけど、建設的提案はあえてしなかったよ。

……うそです。出来なかったよ!

でも、誰もゲーム動画評論家言葉を真に受けるとは思えないけどね!

2009-12-30

http://anond.hatelabo.jp/20091229201339

どうも彼は、物語中で主人公の悩みを聞くたびに「俺だったらこうする」とか「努力すればいいのに何でやらないの?」と考えてしまって、主人公の行動にいちいち納得できず、ストレスを感じてしまうらしい。私なんかは割とスムーズに受け入れてしまうというか慣れてしまっているけれど、これは普通じゃないんだな。言われるまで気づかんかったぜ。


そうそう。

俺がギャルゲーというかサウンドノベル苦手な理由がこれ。

主人公に勝手に動かれると感情移入できないんだなこれが。(同じ理由で最近JRPGも苦手)

で、感情移入できないと「他人の恋愛」を鑑賞してるような気持ちになってどうも楽しめない。

エロゲーギャルゲーはもっともっと選択肢を増やすべきだと思います。

実際やるとシナリオライターが死ぬから現実的ではないんだろうけど。

2009-12-09

実はゲームアニメは相性が悪いのではないか?

タイトルは単なる直感で、グダグダとまとまらない文を書こうと思う。

まず、下の記事読んで、上のように思っていたことを思い出したんだな。

本当は、ゲハでやろうかと思ったんだが、ちょっと長めの文章になりそうなので、ここで垂れ流すことにした。

http://www.inside-games.jp/article/2009/12/08/39242.html

ソニックの父「日本の強さはマンガ的表現だが、今は活用されていない」と語る

ゲーム映画音楽を含んだエンターテイメントの一つです。私は映画ゲームの兄的な役割となっていると思います。日本映画業界は長い歴史を持っていますが、他国の映画が入ってくるようになるとハリウッド映画が最も人気となりました。そんな環境下でも、日本アニメーションは大きな賞賛を得るようになりました。これは大きな事です。しかし、我々は現在ゲーム業界ハリウッド化しているのを見ています。そして、カートゥーンスタイルマンガスタイル)における日本の伝統的な強さは隅に押しやられています」

海外市場意識したリアルグラフィックを重視するあまり、日本ゲーム界の本来の強さであるマンガ的な表現が活用されていない、とするのが大島氏の考え方である模様です。

まま、言わんとしていることは分かるけど、前提として、漫画の表現とアニメの表現はまた違うということもあると思った。もちろん、アニメーションでもカートゥーン的な表現ならば、100万クラスごろごろいるのは分かる。だが、例えば、(セル塗りっぽい表現の)日本アニメキャラを使ったゲームミリオン突破したゲームがあるのか、という点が気になる。

まぁ最近だと、「テイルズオブ~」はかなり売れているのは分かるけど、自分記憶では、日本アニメキャラゲーは、セガサターンギャルゲー全盛時代に50万本クラス売れていた程度で、ミリオンクラスはなかったような気がした。(多分例外もあるだろうけど。荒い議論として読んで頂ければ)

そう考えると、ゲームにおけるアニメ的表現というのは、マーケティング的には結構リスキーなのかも知れない。(つまり、ゲームユーザー価値観では、ラブプラスポリゴン少女ときメモ4のアニメ少女

つまり、最大で売れて50万本というのが、ゲームにおけるアニメ的表現の限界性を表していないか。

うまく言えないけれど、ゲームゲームたらしめている要素とアニメアニメたらしめている要素は相反しているんではないかとも思う。泣きゲーの「感動(他人を見て感動する訳なので、他者視点)」とモンハンの「手応え(自分感覚で感じる物なので、自分視点)」が相反するように。

例えば、2D美少女ビジュアルノベル物語文学のような東浩紀氏が好きそうな方向性というのは、「コンピュータ演算能力をどうゲームの面白さに活かすか」というゲームの本道とは外れており、ゲームでどうアニメ世界観(つまり、アニメイデア世界)を構築するか、というやや横道にそれたジャンルなのだと思う。

では、そういう意味では、JRPGというのは所詮、傍流にしかなれないのだろうか?

正直よく分からない。

なぜなら、このジャンルは「感動」と「手応え」の両立を目指しているように見えるから。

現世代機において、その試みは、現在の所、失敗しているとは言えるだろう。

しかし、例えば、スーファミ時代のRPGは「感動」と「手応え」が両立していなかっただろうか?

スクエニ社長の発言を聞いていると、今後スクエニJRPG路線を縮小させそうな気配である。

ただ、何かがきっかけにまたJRPG世界に衝撃を与えるかも知れない。

それは誰も断言は出来ないのではないだろうか?

細々とでも良いので、JRPGの血は絶やすべきではないような気がする。

(・・・・・・全く違う趣旨の話になっている。我ながらワロタ

2009-12-03

JRPGは終わったとか言われてるけど・・・

PS2時代にはJPRGって言葉はなかったとおもうんだよね。

あったとしてもメジャー言葉ではなかったように思う(Google Trendsで見てみたら2008年に入ってから急速に伸びてたりする)。

けどトラスティ・ベルブルードラゴンロストオデッセイTOVインアン、ラスレム、SO4……等々、

Xbox360で出たRPG海外で評価される場面になってJRPGという言葉とともに糞味噌にけなされはじめた。

WiiではTOSラタトスクくらいで、PS3はそもそもRPGが無かったという状況で、白騎士すら未だローカライズされずじまい。

Xbox戦犯説を推したい所だけど、もしWiiPS3で上記のソフトが出ていたとしても海外では酷評を受けていただろう。

根本的にJRPG限界を迎えていたんだろうと思う。

で、FF13がでる。

2006年FF12を出した以後から日本RPGをめぐる状況は一変した。

これが出てから本当にJPRGは終わったのかどうか確かめてみたい。

特に海外ゲーマーがどう受け止めるか見てみたい。

2009-08-30

JRPGはそろそろ進化しないと死滅しちゃうよ

なんか、キャラも役割も固定ってのが癌な気がするんだよね。

そこでさ、キャラと役割を切り分けてランダムで組み合わせればおもしろくならんかね?


キャラには手段を与えて、役割には目的を与える。

で、ゲーム開始時点でもゲーム始まった後でもいいからランダムで組み合わせて

メインシナリオ上の重要人物を決定する。


役割を与えられるキャラが変わると、そのキャラが持ってる手段が変わるから

目的の実現方法が変わって変化が生まれないかな?

口の上手いキャラと脳筋なキャラに同じ目的が与えられたときには全く別な実現方法でその目的を果たすわけ。

プレイヤーごとに変化が生まれれば、最近ゲームを侵食しつつあるゲームプレイ動画も、

いろんなバリエーションの中の1つっていうところに落ちぶれて、ゲーム自体の価値を損なわないと思うんだ。


いつまでたってもボケーっと見てるだけで誰がやっても一字一句同じシナリオが進むなんて面白く無いよ。

もっとランダム要素あったほうがオモロイって、絶対。

2009-05-01

JRPGが「Role-Play」を騙るのはそろそろ止めにして欲しい

そもそもプレイヤー物語中の誰かの「役割を演じて」いるわけでもないのに、何がRole-Playなの?

全部CPUが役割演じてるじゃん。人間の入り込む要素ゼロじゃん。

何がRole-Playなの?

ストーリーに微塵も関係しない戦闘やら移動やらどうでもいい手間のかかる部分だけ人間様をこき使って進めさせといて

重要シーンは全部コンピューターが持っていく。

ファミコンのDQ1となーんも変わらないじゃん。

なーんも、ってのはさすがに言いすぎか。見た目だけは変わってるよね。

でも、そろそろ「Role-Play」を騙るのは止めにして新しくジャンル切り分けてくださいよ。

鑑賞するゲームっていうジャンル作ってそこで保守的なユーザーから搾取しながら細々とがんばってくださいよ。

「Role-Play」させる気ないんでしょ?なら「Role-Play」を掲げるな。

2009-03-22

XBOX360RPG路線はどうやって総括されるんだろう

http://www.xbox.com/ja-JP/report/20080610.htm

Xbox 360RPG ジャンルに新たな新作が続々登場

6 月 10 日都内某所にて、Xbox 360 で今後発売を予定している RPG タイトル発表会「Xbox 360 RPG Premiere 2008」が開催されました。これまでも Xbox 360RPG タイトルに力を注いできましたが、今回のようにファーストパーティーサードパーティー合わせて、“RPG 新作タイトル” に限定した発表会は初めて。それだけ、メディアからの注目度も高く、会場には溢れんばかりのプレス関係者が詰めかけました。

国内でのソフト販売本数

昨年夏からの「テイルズオブヴェスペリア(TOV)」、「インフィニットアンディスカバリー(インアン)」、「ラストレムナント(ラスレム)」に加えて、先日発売された「スターオーシャン4(SO4)」と、「次世代機RPG」=「XBOX360」と言わんばかりの攻勢を仕掛けてきたXBOX360陣営。

しかし、日本人になじみ深い「J(日本式)RPG」路線を全面に押し出し日本での存在感を強める戦略は思ったほどの成果をあげる事は出来なかった。最近発売された「スターオーシャン4(SO4)」は売り切れが発生している所もあったようだが、これは貧弱な流通網による所が大きいだろう。昨年TOVでも類似の現象が全国各地で多数発生したにも関わらず、総販売本数が20万本にも届いていない事がそれを物語っている。4本目のSO4も発売2週目で販売ランキング20位圏内から脱落した(メディアクリエイト調べ)。

国内でのハードウェア普及効果

(廉価モデルの)本体価格は一番人気のWiiよりも安く、最上モデルPS3と同価格で、日本人受けすると見られていたJRPG8月(TOV)、9月(インアン)、11月(ラスレム)、年あけて2月(SO4)と連続で発売。ハードウェアベンダーであるマイクロソフトも少なからず本体普及を期待していたはずだ。

しかしそれも限定的なものに終わった。TOVインアンの場合、ソフトが販売された週から一ヶ月と持たずに効果が切れてしまっている。第三弾ともいえるラスレムに至っては、前週の販売台数を約5000台押し上げただけだった、SO4はそれより伸びたものの、翌週で効果は切れてしまった。もっともラスレムの場合、最初からPS3版の発売を予定していた事による買い控えを考慮する必要があるだろうが。

それと入れ替わるようにして、ライバルのPS3が急伸しているのも見逃せない。昨年末の「白騎士物語」や先月の「龍が如く3」はどちらも50万本に届こうかという勢いで売れ、その直後にXBOX360版と同時発売ながら「バイオハザード5」でも売り上げ・本体普及で大きく勢いをつけたPS3と完全に明暗を分けた形となっている。マニアックな人気を博した「デモンズソウル」も注目を浴びた。

海外では?

では海外ではどうかというと、実は日本以上に「惨敗」を喫している。TOV北米では約12万本、インアン北米20万本と欧州10万本アジア2万本、ラスレムは北米19万本と欧州14万本、SO4北米6万本前後と、一千万台の累計販売台数を誇る市場であることを考慮するとあまりにも少ない。特にSO4は、前作(SO3)が北米でも初月22万本売れたのと比較すると凋落ぶりが顕著だ。

まとめると

国内ソフト上本数はそこそこ結果を出したものの、海外の売り上げと国内のハード普及効果はどちらも「惨敗」に近い結果となった。おそらく大規模な赤字をたたき出したと思われる。ゲームソフト開発の中でも特に長い期間と人員を投入するRPGで、しかもPS2よりも高精細なグラフィックが要求されるとなれば巨額の予算を投入されたはずだ。日本RPG分野を牽引してきた二社がこれらに対する総括をどのように行うのかが、既に海外では蔑称となりつつある「JRPG」の立て直しに不可欠のように思う。

2009-03-21

オタク文化はもはや時代遅れ

いまだに最先端とか思い込んでる奴っているの?

最先端である欧米西側諸国に及びもしないマーケティング

娯楽としてもテトリス日本人全員が遊ぶ事はありえても、JRPG日本人全員がプレイする事などどう考えてもありえない

産業としてもマンガアニメゲーム産業落ち目でこれからはエコ産業の時代

お前ら増田には危機意識が足りない

馬鹿の一つ覚えのような「これからはアジアオタク感性の時代だ」なんていうのは岡倉天心の時代から村上隆の時代まで言われているんだよ

どうせ1万年と2000年後の知識人も言ってるんだろ

本気で56億7千万人がオタクになる時代が来るなどと考えているならそいつはゲーム脳

俺らは時代遅れマイノリティだ、大多数の普通大衆ではない

大多数はナザレのイエスの時代から永遠にリア充

そのことをいい加減わきまえろアホの坂田ども

via http://anond.hatelabo.jp/20090321210325

2009-03-12

ドラゴンクエスト4(FC版)がどれだけこの法則に従って作られているか

http://anond.hatelabo.jp/20090308024639

あるある!全てのロールプレイングゲームが従う30の法則

http://gs.inside-games.jp/news/181/18110.html

が、ロト3部作にはあまり当てはまらないことを前回はチェックしました。

ファミコンではドラゴンクエストはもう1作作られています。天空三部作の1作目、ドラクエ4(DQ4)。

デモシーンが作れるようになるくらい容量が増えたら、どうなるか、というのが、この作品ロト三部作と比べればわかりそうです。

まあ、ロト三部作と違って主人公が少なくとも5人、もしかしたら8人いるから、という要素もあるのだと思うのですけどね。

1.主人公寝坊する。

「あなた いつまで ねてるの? はやく おみせに いかないと また おやかたに しかられるわよ。

ねえ あなたったら……。」

第3章、トルネコは妻のネネに起こされるところから始まります。

2.助けを望む老人。

「ほんに いつ みても りっぱな おしろじゃのう。

わしも おしろの せんしに なってみたいものじゃ。 どうじゃろう? つれてってくれぬか?

第1章でライアンは戦士になりたいという老人を連れて歩くことになります。また、

「おお トルネコ! このトムじいも としとったせいか あしこしが よわくなってのう。

おれいをするから このわしを きょうかいまで おしていってくれんか?

第3章の、たぶん一番最初のクエストはこれ。

○x2

3.幼なじみと協力することに。

幼なじみは5章で出てきます。2組。一つは主人公エルフのシンシア。もう一組は馬車を持っているホフマンとその友達。便宜上ここでは勇者は男、ということにしましょう。

x3

4.幼なじみ少女である場合。

エンディングで一応シンシアは生き返ります。が、あれは主人公がみた幻、という説も捨てきれないですよね。

x3

5.幼なじみ男の子である場合。

確かに、ホフマンは手ひどく裏切られます。

「オレも むかしは あんたみたいに たびを していたさ。

あるとき せかいで 1ばん たいせつな たからものが かくされているという どうくつの うわさを きいたんだ。

オレは ともだち ふたりと その どうくつに はいったよ。

でも 1ばんのともだちと おもってたのに とつぜん オレを うらぎって……。 ちくしょう

もう だれも しんじない! さあ かえってくれ!」

なにせ、入ったのが「裏切り洞窟」という入ったものに幻を見せる洞窟でしたから。

x3 △x2

6.引退した冒険者があなたに最初の剣を与えます。

剣はもらえないのですが、ひとりぼっちになった5章の勇者に、近くに住むきこり

「ちょっと まった! なんだ おめえの かっこうは!? それじゃ たびは できねえぞ!

あっちのへやの つぼのなかに いろいろ はいっているから もっていきやがれ!」

と言って装備を与えます。このきこり、おそらく

「そのむかし きたの もりのなかに きこりの おやこが すんでおった。

きこりのむすこは もりのなかで うつくしいむすめと であって けっこんまでしたのじゃが……。

きこりのむすこは あるひ かみなりに うたれて しんでしまったのじゃ。

むすこは しんだが おやじのほうは いまも ひとりで きこりをしておるそうじゃ。」

と伝えられる、勇者の祖父でしょうね。

また、3章では最初の装備を自分の勤めている武器屋から買うのがセオリーですが、やっぱりみんな「はじゃのつるぎ」が買えるだけの金とその在庫が出来てから店を辞めましたよね、たぶん。

○x4 △x2

7.なぜか全ての噂は真実です。

「うわさでは トルネコという おとこが キャラバンたいを やとって ひがしの さばくを こえたそうだ。」

に代表させるまでもなく、ほぼ全ての噂は真実なのですが、そこはそれ。

「ずいぶん まえ くろいくもが ひがしのそらに ながれていったんです。

そして しばらくして せかいをすくうはずの ゆうしゃさまが しんだという うわさを ききました。」

いや、勇者生きてるから。

ええ、まさに

「どの うわさが ほんとうなのか けんとうが つきませんね……。」

という状態です。

x5 △x2

8.最初のパーティメンバーは強力なヒーラーです。

確かに、第1章で

「ぼく ホイミン。 いまは ホイミスライムだけど にんげんになるのが ゆめなんだ。

ねえ にんげんの なかまに なったら にんげんに なれるかなあ……? ぼくを なかまにしてよっ。

仲間になるホイミンは、ライアンと比べれば強力なヒーラーでした。

そして、第5章でも勇者の最初の仲間となるミネアは、ヒーラーでもあります。

○x6 △x2

9.大きな権力争いに巻き込まれます。

「おじちゃん たすけて! ぼくのことを ゆうしゃだろうって いじめるんだ!」

第1章で子供が消える事件は、伝説勇者を幼いうちに殺しておこうとするピサロ陰謀でした。これをはじめ、各章にはデスピサロとの絡みが少しずつ出てきます。

第3章では、エンドールに攻め込もうとするボンモール王に

「ええい! ドン ガアデは まだか!? いったい どこで みちくさを くっているのだっ!

はやく はしをなおさねば エンドールのくにに せめこむことが できぬわ!」

こんな手紙

「しんあいなる ボンモールのおうよ。 とつぜんだが わしの はなしを きいてほしい。

どうやら わしのむすめモニカと そなたの むすこリックとが あいしあっているらしいのじゃ。

すぐに とはいわぬが ふたりを けっこんさせたいと おもうのだが……。 エンドールのおう より」

届けることで戦をとめることになります。

「いずれ わがむすこリックが エンドールおうの むすめむこに なるなら リックが つぎの エンドールおう じゃ!

なにも せめこまずとも エンドールは てにはいるではないか!」

○x7 △x2

10.教会と戦うことに。

第2章で教会がでてきますが、狼の生け贄になろうと籠に乗ったアリーナ姫に

神父「おお カミの ごかごが ありますように!」

みたいなことを言うような人で、まあ影響力はありません。レイクナバシスター結婚しちゃうし、

「わたしは カミにつかえるみ ですが このひとを あいしてしまって……。 ぽっ。」

年の差なんてかんけいないって口説く神父はいるし、

「あいが あれば としのさ なんて など そんなことを ほんとうに カミさまが おっしゃるのかしら……。」

「な なんですか あなたは? わ わたしは かのじょに カミのおしえを といていただけですぞ。」

なんていうか、DQ4の教会空気ですね。

11.悪の政府と戦うことに。

第4章は

「たびの とちゅう ふきつな うわさを きいた。

このむらの はるか きた キングレオの あたらしい おうさまは あくまに たましいを うったとか……。」

という感じで、まさに悪の政府です。

○x8 △x2

なお、第2章のエンドール王は

「ここの おうさまは かるはずみで おもったことを すぐに じっこう しちゃうんです。 こまったもんだ。」

「ぶじゅつたいかいの ゆうしょうしゃは ここの おひめさまと けっこんできるんですよ。

おひめさまも かわいそうに……。」

「ちかごろ このエンドールにも まものが でるようになりましてな。

おうさまは つよいものを あつめるつもりで ぶじゅつたいかいを ひらくようになったのじゃが……。」

「まったく なんにんの せんしたちが デスピサロに ころされたことか……。

これでは まるで つよいものを あつめて ほうむっているようなものですよ。」

「おとうさまが みなに やくそくをしたため わたしは ゆうしょうしゃと けっこん しなくてはなりません……。

まあずいぶん軽はずみみたいです。悪の政府ではないのですが困ったことです。

12.生まれ育った村が!

「つ ついに このむらが まものたちに みつかったんです! やつらは むらの すぐそばまで きてて!」

第5章の始まりがまさにこれですね。また、第2章の終わりではサントハイム城が無人になってしまいます。

アリーナひめさま! すぐに サントハイムのおしろに おもどりください! ぐ ぐふっ!」

○x9 △x2

13.いよいよ本当の敵と遭遇、ただし不意打ち。

デスピサロは各章で出てきます。特に第2章。まあ

「なに!? どこを さがしても デスピサロが いないとっ!? うーむ………………。

ということで、不意打ち以前に、戦いになることはないのです。

また、5章でエスタークを倒した直後に、エスタークに会いに探していたデスピサロとばったり会うのですが、

デスピサロ「な なんということだ! エスタークていおうが たおされてしまうとはっ!

しかし よげんでは ていおうを たおせるものは てんくうの ちをひく ゆうしゃのみ!

まさか おまえたちは……!?」

ミニデーモン「たいへんです デスピサロさま!

エルフロザリーさまが にんげんたちの てに!

デスピサロ「なにっ!?

うぬぬぬぬ! みなのもの! とにかく ひきあげじゃあ!」

ということで、こちらでも戦いにはなりません。

○x9 △x3

14.その後、友情を学ぶ(Lvアップ)ためのクエストなど。

5章、先述の裏切り洞窟をはじめ、大灯台、パデキアのねっこ、キングレオの敵討ちと、仲間との合流、Lvアップのためのクエストには事欠きません。

○x10 △x2

15.海上で巨大生物から攻撃される。

ランダムエンカウントで攻撃はされますが、こういうイベントはなかったりします。

○x10 △x3

16.渦へ巻き込まれるか、または難船します。

これも自分たちのイベントとしては存在しません。ただ、かわきのいしがあるところでは水が渦を巻いているんですよね。

また、大灯台のあるコナンベリーでは船を沈められた人がいます。

「おお! わたしの ふねがっ! こんなことに なったのも すべては ひがしの とうだいの せいです。

とうだいに まものが すみついてから じゃあくな ひかりを だして ふねを しずめてしまうんです!」

○x10 △x4

17.寺へ……

寺がありません。ありませんが、ガーデンブルグの城では教会からなくなった十字架を取り戻して信用を得るイベントがあります。

18.予言者に会う。

岬のお告げ所には占い師がいます。

「ここは おつげじょ かみの おつげがくだる せいなるほこら。

バトランドのせんし ライアンが ゆうしゃを さがしもとめて やってきたのです。

カミの しめされた ゆうしゃの すがたを ライアンに つたえて おきました。

ひかりが いちだんと かがやきを ましています。 やがて であいのときが くるでしょう。」

この人はそれなりに先が見えているようです。また、ミネア勇者と会ったときのイベントも、占いに近いものでした。

x11 △x4

19.封印されていた古代の獣とかが復活してますorしそう。

「しょくん! たったいま こうざんのまち アッテムトで たいへんな じたいが おこった!

じごくの ていおう エスタークが よみがえったらしい!

どうやら にんげんどもは じごくのせかいを ほりあてて しまったらしいのだ。

とにかく アッテムトだ! エスタークていおうを わがしろに おむかえするのだ!」

伝説魔王エスタークが、人間の手で掘り当てられ、復活しそうになりました。

○x12 △x4

20.なんと最初に邪悪な何かを封印したのはあなたのご先祖様。

「おおむかし われら まぞくの ていおう エスタークさまは しんかの きゅうきょくを きわめた!

しかし そのそんざいに おそれをなした てんくうのカミによって ちのそこに ふうじこめられたのだ。」

勇者は天空人の子孫ですからたしかにそうですね。

○x13 △x4

21.遙か昔、この世界には今はもう滅んでしまった古い種族が住んでいました。

「かのち ブランカでは きこりの わかものに こいをした てんにょが いたとか。

てんにょとは てんくうを すみかとする おんな。

しかし てんくうに ひとなど すんでいるのでしょうか……。」

滅んだわけではないですが、地上世界からは姿を消しました。

○x14 △x4

22.古代文明自分達が作った強力すぎる兵器で自滅。

自滅はしてないです。

23.飛行船をゲット!

エスタークを倒すタイミングでガスを手に入れ、

「やあ きてくれたね! ついに そらとぶ ききゅうが かんせいしたんだ!

だい1ごうは あんたたちに しんていしよう! そとに でてみるといいよ!」

気球が完成します。

○x15 △x4

24.パーティーメンバーの1人は滅んだ古代文明の生き残り。

勇者が。

「そのむかし ちじょうに おちて きこりのわかものと こいをした むすめが おりました。

しかし てんくうびとと にんげんは ふうふに なれぬのが さだめ。

きこりのわかものは かみなりに うたれ むすめは かなしみに うちひしがれたまま つれもどされたのでした。

しかし むすめは どんなときでも ちじょうに のこしてきた こどものことを わすれたことは ありません。

もし いまの えにくすを みれば きっと なみだに くれることでしょう。 うっうっ……。」

○x16 △x4

25.ライバルクラスの強敵古代文明の生き残り。

「かつて このむらに ピサロという まぞくの わかものが すんでいました。

せかいを しはいするなどという やぼうを いだいて むらを でていきましたが

そのピサロも ロザリーにだけは やさしい えがおを みせていたものです。」

そういうわけでもなさそうですが。微妙ですね。

○x16 △x5

26.父親は単身で敵の秘密を探っていました。

実の父は自分が生まれる前に死にましたが、育ての父は悪の帝王の復活を予感していて、勇者を村ぐるみで育てていました。

27.強敵はあなたの血を分けた兄弟。

兄弟はいません。

28.異世界を訪れなければなりません。

天空城に行ってからの最後の戦いは確かにそれっぽいです。

○x17 △x5

29.幼なじみキス

エンディングキスですか?この判断は各自に願います。

○x17 △x6

30.最終ボスは少なくとも3連戦以上。

確かにしんかのひほうでデスピサロ、数段階に変形するんですよね。

○x18 △x6

と、DQ4、一気に該当項目が増えます。

ストーリー重視、と言われるようになったのもこの辺からでしょうか。

以上、ドラクエJRPGとして扱われるのは4から、ということでお願いします。

2009-03-08

ドラゴンクエスト(FC版)がどれだけこの法則に従って作られているか

http://anond.hatelabo.jp/20090308005458

あるある!全てのロールプレイングゲームが従う30の法則

http://gs.inside-games.jp/news/181/18110.html

は、日本製RPG(JRPG)のあるあるとして書かれているものらしい、とブクマコメントで読んだ。

そこで、JRPGの元祖たるドラゴンクエストロト三部作でどれだけそれが守られているのかを見てみたい。

1.主人公寝坊する。

DQ1ではいきなり王様の前。DQ2では玉座に座っている。DQ3は寝坊こそしていないが母親に起こされるから、まあ近いか。

DQ3 △

2.助けを望む老人。

DQ1ではいない。というか老人のほとんどが命令口調。DQ2でもいない。少し優しくなった感はある。DQ3ではロマリア王様が金のかんむりを取り戻すよう頼んだり、ノアニールで夢みるルビーを取り戻すよう頼んだり、アメリカ東海岸に街が作りたくなったりと頼みっぱなし。でも、序盤じゃないけどね。

DQ3 △x2

3.幼なじみと協力することに。

DQ1はパーティなし。DQ2はおそらくいとこ(風味)同士だが、幼なじみでもなさそう。DQ3は脳内でそういう設定をすれば。

4.幼なじみ少女である場合。

5.幼なじみ男の子である場合。

DQ3のみ、脳内でそういう設定をすれば。わざわざ作ってパーティーアタックとか、手のこんだ妄想だなしかし。

6.引退した冒険者があなたに最初の剣を与えます。

DQ1は金だけ渡されて。DQ2は一応どうのつるぎが入ってたな。DQ3は「世界の危機なのにまともなサポートがない」ってツッコミが入ってるくらいで。

DQ2 ○

DQ3 △x2

7.なぜか全ての噂は真実です。

これはどれもそうだね。というか、DQでは「名のない者からの伝聞」のことを全て「うわさ」の3文字で片付けてたから、これはある意味文字数の圧縮なんだろうね。

DQ1 ○

DQ2 ○x2

DQ3 ○△X2

8.最初のパーティメンバーは強力なヒーラーです。

DQ1は単独行動。DQ2のサマルトリア王子も強力なヒーラーとは言い難い。DQ3では自分次第だけど、Lv1そうりょって別に強力なヒーラーじゃないよね。

9.大きな権力争いに巻き込まれます。

DQ1に権力争いなどないよね。DQ2にもなさそう。DQ3も微妙。人とモンスターの争いで、人同士の争いがほとんどないからなあ。

DQ1 ○

DQ2 ○x2

DQ3 ○△X3

10.教会と戦うことに。

DQ1に教会はない。DQ2はまあ一応邪宗との戦いか。でも教会相手とは言えなさそう。むしろ輸出の際に表現をいろいろ変えたよね。DQ3も教会はあるけど、ただの生き返し所以上の存在ではないよね。

11.悪の政府と戦うことに。

DQ1,DQ2はないか。デルコンダル王様って決闘が好きなだけだよね。DQ3のロマリア王は悪の政府ですか?サマンオサ王様は悪の政府ですか?と言われるとそうと言えるような、言えないような。まあ、悪の政府ってことにしておくか。

DQ1 ○

DQ2 ○x2

DQ3 ○x2△X3

12.生まれ育った村が!

DQ1には生家がありません。DQ2ではムーンブルク城が最初から燃え尽きてます。DQ3は……序盤の話じゃないよね。

DQ1 ○

DQ2 ○x3

DQ3 ○x2△X3

13.いよいよ本当の敵と遭遇、ただし不意打ち。

DQ1にはありません。DQ2はデモシーンでムーンブルクの話としてやるつもりだったらしいですね。DQ3もなし。

DQ1 ○

DQ2 ○x3

DQ3 ○x2△X3

14.その後、友情を学ぶ(Lvアップ)ためのクエストなど。

DQ1は単独行ですから。DQ2の王子探しはありゃ友情を学ぶためのものなんでしょうか?よくわかりませんがそういうことにしておきましょう。DQ3は脳内でそういう設定をすれば。

DQ1 ○

DQ2 ○x4△

DQ3 ○x2△X3

15.海上で巨大生物から攻撃される。

DQ1は海に出られないので……。DQ2はまあデカめのモンスターはいるけどイベントじゃないですね。DQ3もイベントとしては存在しないか。

DQ1 ○

DQ2 ○x4△x2

DQ3 ○x2△X4

16.渦へ巻き込まれるか、または難船します。

DQ1は(ry DQ2ではザハンの村の漁師たちがまものに襲われてるのですよね。DQ3にも幽霊船は出ますが。本人らのイベントとして難破はないですね、結局。

DQ1 ○

DQ2 ○x4△x3

DQ3 ○x2△X5

17.寺へ……

DQ1,DQ2にはないですね。DQ3でも特にはないけど、ダーマの神殿とさとりの書の絡みは少しだけあるかな。

DQ1 ○

DQ2 ○x4△x3

DQ3 ○x2△X6

18.予言者に会う。

DQ1,DQ2には会うたびに適当な方向の予言をする人がいますね。DQ3にはいないか。へんげのつえが欲しいまほうつかいはいるけど。

DQ1 ○x2

DQ2 ○x5x3

DQ3 ○x2△X6

19.封印されていた古代の獣とかが復活してますorしそう。

DQ1,DQ2にはでないですね。まあ、DQ2ではハーゴンが死ぬ前に邪神をよみがえらせたのか。DQ3のひとくいばこってのは封印されてたんでしょうかね?

DQ1 ○x2

DQ2 ○x5△x4

DQ3 ○x2△X7

20.なんと最初に邪悪な何かを封印したのはあなたのご先祖様。

ロト三部作ってのは主人公に血のつながりがありますから、まあ関係あると言えばあるけど、敵は毎回別の人ですね。りゅうおうのひまごなんて、敵倒すの手伝ってくれるし。

DQ1 ○x2△

DQ2 ○x5x5

DQ3 ○x2△X7

21.遙か昔、この世界には今はもう滅んでしまった古い種族が住んでいました。

DQ1は(ry,DQ2のルビスってのは一応昔からいた人だけど種族とは言いにくい。DQ3ではマイナーになりつつも、エルフは滅んでないですね。

22.古代文明自分達が作った強力すぎる兵器で自滅。

ロト3部作古代文明って概念がないので……。

23.飛行船をゲット!

DQ3になって、やっと「ラーミア」が手に入れられるようになります。

DQ1 ○x2△

DQ2 ○x5x5

DQ3 ○x3△X7

24.パーティーメンバーの1人は滅んだ古代文明の生き残り。

DQ3で好きなだけ脳内で遊んで下さい。想像力は無限です。

25.ライバルクラスの強敵古代文明の生き残り。

DQ1の竜王城は古代文明と言えなくもないか。なんにせよかなり難しいあてはめです。

DQ1 ○x2△x2

DQ2 ○x5x5

DQ3 ○x3△X7

26.父親は単身で敵の秘密を探っていました。

DQ1は独り身ですから。DQ2の父親は最後まで城にこもりっぱなし。DQ3でやっと出会えたと思ったらパンツ一丁で……。

DQ1 ○x2△x2

DQ2 ○x5x5

DQ3 ○x4△X7

27.強敵はあなたの血を分けた兄弟。

DQ2には妹がいますが、あれに萌えた人はいるんでしょうか。最初のシナリオではサマルトリア王子が死んで妹がローレシア王子エンディングで刺し殺したらしいですね。さすがに兄弟ですとDQ3でも妄想は厳しいですね。

DQ1 ○x2△x2

DQ2 ○x5x5

DQ3 ○x4△X7

28.異世界を訪れなければなりません。

DQ3では確かに異世界でした。

DQ1 ○x2△x2

DQ2 ○x5x5

DQ3 ○x5△X7

29.幼なじみキス

DQ3で好きなだけ(ry

30.最終ボスは少なくとも3連戦以上。

実は、ロト3部作では変形はどれも1回だけなんですよね。ハーゴン神殿ゾーマ城には四天王っぽいのがいますが連戦じゃないし。

結果、30個のうち、

DQ1 ○x2△x2

DQ2 ○x5x5

DQ3 ○x5△X7

と、無理矢理他人の話までいれても半分以下、ということになりました。

こうしてみると、なかなか当てはまらないものだな、というか、こういう設定は容量の増加で作られてきたものなんだと思いますね、本当に。

参考:

http://nasu-b.nsf.jp/DQ/word.html ドラクエせりふ集

http://www.d-navi.info/ ドラゴンクエスト攻略サイト

2009-02-04

読み替えるべき部分

海外ユーザーが指摘する「JRPGが変えなければならない7つのこと」

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0902/03/news054.html

この

変えなければならない

俺たちイギリス人を楽しませるために変えなければならない

と読み替えるべきだろう。

もっとも、そのように書かないからといってイギリスゲームファンを批判する必要も無いと思うけどね。

2009-02-01

聖剣伝説4ってそんなにクソゲーなの?

個人的な趣味として、ゲームの面白さって何だろう?と、最近は色んなRPGシステムを字面で見てみたり実際にプレイして研究してみたりしている。

その中でプレイした自由度の大きさを売りにしたジルオールは、大きく膨らんでるだけで中身や実が無いからすぐ飽きた。CGの背景と末弥純の絵だけあればいいんじゃね?

そういう話は放っておいて。

そんな中で、『聖剣伝説4』というゲーム存在を思い出した。よく知らないのだけど、この素人レビューサイトにも見られるように、当時から絵と音以外全否定とばかりに糞みそに嫌われ、完膚なきほどにコテンパンにクソゲー呼ばわりされることだけは知っている。そういえば、昔の知り合いにも自称被害者がいた。

ファミコンからプレイステーションの時代に散見された無名メーカーと違って、JRPGいろはを熟知し、それを実際のゲームで示してきたスクウェア・エニックスが作っているのだから、RPGの体裁が保たれていればRPG好きなユーザーであればそこそこに遊べるはず・・・なのになぜ?と思って調べてみたら、そもそもRPGじゃなかったということを初めて知った。

はっきり言って、システムを見る限りはかなり面白そうだと思った。自分はあまりゲームを知らないのだけど、ムチを使って物理法則によって動くMONOというオブジェクトを駆使しながら進んでいく、というゲーム日本にはあまり無いものだと思うし、ビリヤードみたいにオブジェクトをうまく動かしてアクションが決まれば爽快なものだと思う。

ただ、自分プレイをしてないから糞だとは断定できないけど、「これはクソゲーだろ」と思える部分はこの素人レビュー群の中できちんと示されている。「自分の思っていたものと違う」という疑念を実際のアクションで晴らせた様子は見られない。そもそものゲームデザインが悪いのか、または優れたゲームデザインだったとしても操作性の悪さやカメラワークの悪さが帳消しにしてしまっているのではと思った。自分3D酔いをしやすい体質(あの酔わないように工夫されてるスーパーマリオギャラクシーでもちょっと酔った、特に水中面)なので、自分から酔って苦しい思いをするためにこのゲームプレイしようとは思えない。そういう意味でこのゲームレビューは役に立った。

でも、先のレビューにしても、プレイアビリティの批判以外のほとんどは、ジャンルシステム設計構造を無視したものばかり。

街がない、フィールドがない、仲間がいない、アイテムが少ないとかはゲーム性を考えたら当然。レベルリセットにしても、だって動かせるMONOレベルによって変わるから、レベルを任意で上げられたらゲーム開発者の思うとおりに成り立たなくなってしまう。そもそもレベル上げはこのゲーム本質じゃない。

(それでも、一度上げたものを下げるというシステムRPGユーザーにはかなりヘコませるものがあるらしいけれど)

ここにある与えられたものを楽しむという自然な心構えでゲームプレイできないのだろうか。そういう自分も昔はあまりそういう気分でプレイできなかったのだけど。

それどころか「(俺の中で)聖剣伝説はかくあるべき」ということを併せて書いてるレビューが多すぎる。そういうの信者同士の共感しかもたらさないからいらないから。まるで去年一時期のサンダーフォースVIみたいで、気持ち悪い。信者の私情を挟んで批判なんかしなくても「前作とは全く違うシステム」の一言があればレビューとしては十分だから。余計なこと挟まなくていいから、その前提で「操作性が悪い」「カメラワークが悪い」とかあれば良レビューだから惜しい。

それでも腹の虫が収まらなかったらかくあるべきものを作っちまえよと言いたいけれど、それは許されないだろう。

聖剣伝説過去シリーズ作品に一切肩入れをしていない傍観者としては、せめて『ギルティギア2』と、良か糞かの違いはあるにせよ、同質の扱いを受けてもいいのではないか、と思った。具体的には「惜作クソゲー」というぐらいには。

日本では、というか人間の心理として、ドラスティックシステムの変化を遂げた続編というのはあまり受け入れられないのかもしれない。個人的には、同じことを続けても楽しくないと思うのだけどね。『ギルティギア2』の関連作の『GGXX』は自分もそこそこやったけど最新作のACが一番好きだし、これだけでももっと遊べると思う。

もっとも、ゲーム性が良かったら、「これはこれで面白いけど、次はかくあるべき聖剣伝説を出してね(はぁと」という感想がもらえるはずなので、責められるべきなのはもちろん、別ゲーかつクソゲーに仕立てた開発者なのだけれど。

聖剣4がこういう作品になってしまった背景は今になっていくつか思い当たる。

このゲーム企画したスクウェア古参スタッフ石井浩一独立して立てたグレッゾという会社Wii専用の新作ゲームとして製作しているのが、線を振り回して攻撃するというアクションゲーム「ラインアタックヒーローズ」(仮)で、これも聖剣4と同じく物理計算を利用したゲームと分かる。らしい聖剣伝説な『レジェンドオブマナ』のスタッフ独立して設立したブラウニーブラウンは「マジカルバケーション」ってレジェンドオブマナ二番煎じ製作してるのとは対照的。

たぶん、石井氏は近年、こうした「物理法則」を取り入れたアクションゲーム自分の中ではパッと思いつくのが『マーブルマッドネス』)に傾倒していたのではなかろうか。結果として生まれたのが『聖剣伝説4』だったわけだ。クソゲーになってしまった理由としては、スクウェアRPGに注力してきた反面、アクションRPGは多く作ったけれども、アクションゲームを作った数はPS時代のヘッドハンティング期ですら少なかった(もしくは無かった)し、ノウハウ不足だった、早すぎたのではないだろうか。

まあ前作の存在するシリーズもので全く別ジャンル冒険することもないだろうに、という話だが。スクウェア・エニックス企業体質としてシリーズもの以外では売り出しにくかったのであろう。

まあとにかく、ゲームの一つ一つには、娯楽のための売り物である以上に製作者の魂が込められているわけで、そういうのを無視して一面的に糞糞糞とされるのは個人的に不憫だと思うのでここに書いてみたわけだけど。

そんなこと、多くのプレイヤーは知ったこっちゃないのだが。

2008-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20081012210210

バンナムのヴェズペリアはかなり日本ナイズドされてて、あのデザイン力とかは北米メーカーに(いまのところ)真似はできないと思う。

スクエニの方はアメリカ人が望むJRPG(≒北米メーカーでも真似をしようと思えばできるレベルRPG)っていう印象がある。

一番グローバル化押しつけつつあるのがカプコンで、北米で人気のロストプラネットみたいなTPSFPSを売り込もうとしてる。

ここはもちろん北米のほうが一歩上手で、そうなれば増田の言ってるとおりになると思うんだけどね。

逆に、日本を含めグローバル化するってことは日本へのローカライズドが重要になってくるかもなぁという印象もあったりするけど。

(とくにMSタイトル

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