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Xbox360は全く売れてない。こないだまでの自民党みたいに不人気。世界的に大ヒットしたソフトが発売された週ですら、本体の販売台数ではこれといった注目作品の無いPS3にトリプルスコア以上差を付けられてる。
ふむ。興味深い数字ですね(棒読み)。ということで直近一ヶ月くらいのデータを貼っておきますよ。ソースはメディアクリエイトのランキングとその魚拓から。
http://www.m-create.com/ranking/
http://megalodon.jp/?url=http%3A%2F%2Fwww.m-create.com%2Franking%2F
週 | PS3 | Xbox360 |
---|---|---|
7/20 | 8,997 | 3,080 |
7/27 | 8,760 | 3,552 |
8/3 | 5,826 | 5,436 |
8/10 | 5,944 | 9,162 |
8/17 | 2,052 | 8,979 |
というか、ソフトウェア売り上げランキングにでていた両機種のソフト。抜けはあるかも。
発売日 | ソフト名 | 機種 |
---|---|---|
7/16 | プロ野球スピリッツ6 | PS3/PS2 |
7/23 | 塊魂TRIBUTE | PS3 |
7/30 | Gears of War2 | Xbox360 |
7/30 | KOF12 | PS3/Xbox360 |
8/6 | マグナカルタ2 | Xbox360 |
8/6 | レッドファクション:ゲリラ | PS3/Xbox360 |
本当は他の機種ででたソフトも影響するんだろうけど、面倒なので手抜き。
んで、7/20の週は確かにトリプルスコアくらいだけど、この5週でみるとかなりいい勝負(まあWiiには全然かなわないわけですが)。8/17の週に至ってはトリプルスコア以上でPS3が負けてる。元増田がいつの話をしているのかは知らんけど、直近で言うと冒頭の話は端的にいって嘘ですね。まあ面白いゲームがあれば何だっていいんですが。
(追記)8/17の週はこの週にあったPS3新型の発表によって買い控えが起きてるんだね。まあでも論旨は変わりません。
http://www.xbox.com/ja-JP/report/20080610.htm
Xbox 360 の RPG ジャンルに新たな新作が続々登場
6 月 10 日都内某所にて、Xbox 360 で今後発売を予定している RPG タイトルの発表会「Xbox 360 RPG Premiere 2008」が開催されました。これまでも Xbox 360 は RPG タイトルに力を注いできましたが、今回のようにファーストパーティー、サードパーティー合わせて、“RPG 新作タイトル” に限定した発表会は初めて。それだけ、メディアからの注目度も高く、会場には溢れんばかりのプレス関係者が詰めかけました。
昨年夏からの「テイルズオブヴェスペリア(TOV)」、「インフィニットアンディスカバリー(インアン)」、「ラストレムナント(ラスレム)」に加えて、先日発売された「スターオーシャン4(SO4)」と、「次世代機のRPG」=「XBOX360」と言わんばかりの攻勢を仕掛けてきたXBOX360陣営。
しかし、日本人になじみ深い「J(日本式)RPG」路線を全面に押し出して日本での存在感を強める戦略は思ったほどの成果をあげる事は出来なかった。最近発売された「スターオーシャン4(SO4)」は売り切れが発生している所もあったようだが、これは貧弱な流通網による所が大きいだろう。昨年TOVでも類似の現象が全国各地で多数発生したにも関わらず、総販売本数が20万本にも届いていない事がそれを物語っている。4本目のSO4も発売2週目で販売ランキング20位圏内から脱落した(メディアクリエイト調べ)。
(廉価モデルの)本体価格は一番人気のWiiよりも安く、最上位モデルはPS3と同価格で、日本人受けすると見られていたJRPGを8月(TOV)、9月(インアン)、11月(ラスレム)、年あけて2月(SO4)と連続で発売。ハードウェアベンダーであるマイクロソフトも少なからず本体普及を期待していたはずだ。
しかしそれも限定的なものに終わった。TOV、インアンの場合、ソフトが販売された週から一ヶ月と持たずに効果が切れてしまっている。第三弾ともいえるラスレムに至っては、前週の販売台数を約5000台押し上げただけだった、SO4はそれより伸びたものの、翌週で効果は切れてしまった。もっともラスレムの場合、最初からPS3版の発売を予定していた事による買い控えを考慮する必要があるだろうが。
それと入れ替わるようにして、ライバルのPS3が急伸しているのも見逃せない。昨年末の「白騎士物語」や先月の「龍が如く3」はどちらも50万本に届こうかという勢いで売れ、その直後にXBOX360版と同時発売ながら「バイオハザード5」でも売り上げ・本体普及で大きく勢いをつけたPS3と完全に明暗を分けた形となっている。マニアックな人気を博した「デモンズソウル」も注目を浴びた。
では海外ではどうかというと、実は日本以上に「惨敗」を喫している。TOVは北米では約12万本、インアンは北米20万本と欧州10万本アジア2万本、ラスレムは北米19万本と欧州14万本、SO4は北米6万本前後と、一千万台の累計販売台数を誇る市場であることを考慮するとあまりにも少ない。特にSO4は、前作(SO3)が北米でも初月22万本売れたのと比較すると凋落ぶりが顕著だ。
国内ソフト売上本数はそこそこ結果を出したものの、海外の売り上げと国内のハード普及効果はどちらも「惨敗」に近い結果となった。おそらく大規模な赤字をたたき出したと思われる。ゲームソフト開発の中でも特に長い期間と人員を投入するRPGで、しかもPS2よりも高精細なグラフィックが要求されるとなれば巨額の予算を投入されたはずだ。日本のRPG分野を牽引してきた二社がこれらに対する総括をどのように行うのかが、既に海外では蔑称となりつつある「JRPG」の立て直しに不可欠のように思う。