はてなキーワード: 狭軌とは
鉄道史研究家の原田勝正氏によれば、維新政府の新橋横浜間鉄道開設の目的は、経済的実用性でも軍事的実用性でもなく、
1.「日本は鉄道を走らせる国力があるんだぞ」と列強にアピールして、不平等条約の改訂に繋げたい、
2.国内保守派に陸蒸気を見せ付けて、科学技術の凄さを肌感覚で判らせたかった。
なので、「とにかく陸蒸気が走りさえずれば」、乗客ガラガラでも、経済的にペイしなくても、
目的の大半は達せられる、ということになる。
走りさえずればよかったから、国際標準軌じゃなく狭軌で良かった、となる。
「2位じゃダメなんですか?」と問いかけるのは、維新政府に「馬車鉄道じゃダメなんですか?」と問うようなものだったんだろう。
アメリカのアポロ計画なんかは、まさに「国力、科学力の壮大な可視化」。
科学がよく判らない人でも、「月に人類が行った」と聞けば、「何かワカランけど、兎に角スゴイ」となる。
「総合的な科学技術力を一般人に可視化させる装置が不足」しているのでは?
個人が科学力を見て回るには、大学研究室を巡回したり、つくばを巡回したり、ビッグサイトを巡回したり、
手間ヒマかかるし、そもそも科学リテラシーが不可欠となる。
そう考えていくと、昔むかし、Win3.1(Win16)→WinNT/95(Win32)移行時や、
その昔の約5年毎にOSやマシンのアーキテクチャがガンガン変わっていた頃に、
「なんで互換性がないんじゃー」と、言いはしつつも数年で刷新できていたのに、
最近のWindowsXp依存や、64bit Windowsの普及が進まない理由が、
なんだか分かってきたような気がする。
あと、変にパソコンが業務用途に入りすぎたのも問題なのかなぁ。
昔のオフコン・スパコンなら、(ユーザは)採算度外視で、(メーカは)カモネギで、