2009-04-27

革新は、市場が成長すると、末端コストが大きすぎて、できなくなる。

  • 日本鉄道は(一般に)狭軌で、建築限界も小さい。しかし、いまさら標準軌にするにはコストがかかりすぎる。
  • 日本の商用電源の周波数は、50Hzと60Hzの2つが共存していて、機器設計や融通に難がある。しかし、統一するにはコ(ry
  • 日本の商用電源(一般向け末端)の電圧は100Vだが、世界的に見ると少数派で、しかもロスが大きい。しかし、統一するにはコ(ry


そう考えていくと、昔むかし、Win3.1(Win16)→WinNT/95(Win32)移行時や、

その昔の約5年毎にOSマシンアーキテクチャガンガン変わっていた頃に、

「なんで互換性がないんじゃー」と、言いはしつつも数年で刷新できていたのに、

最近WindowsXp依存や、64bit Windowsの普及が進まない理由が、

なんだか分かってきたような気がする。

あと、変にパソコンが業務用途に入りすぎたのも問題なのかなぁ。

昔のオフコンスパコンなら、(ユーザは)採算度外視で、(メーカは)カモネギで、

サポート期間が終わっても必要ならお金をつぎ込んで死守保守するけど、

パソコンだと一切合切の責任が分散されてて、究極的にMSが悪いってことにされてしまう、と。

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