お前らがやってることってれんちゃんがやってたことと変わりないんです
お前らが黙るだけで将来研究者になろうって子どもは増えると思うよ
24/365で若者の気持ちになってるおっさん・おばさんと同じ類いのルサンチマン、
金を得たのになぜか学歴コンプは解消されなかったじっさまたちに、
俺私が評価されない日本が悪い、凡人が足を引っ張る、ジジババが憎いってな
残念ながら能力が無ければ世界は取れないが、そもそも憧れが無きゃ目指さんのよ
ブグローは抜けるやろ
増田は田舎者で、東京に対する根拠のない憧憬のようなものがあるんだと思う。
東京駅は非常に混雑していて、誰もが足早に歩いていて、平たいエスカレーターに乗っているみたいに俊敏だった。
立ち止まるためのスペースはなくあたふたしていると数人とぶつかってしまった。
相手は一瞥や舌打ちするようなこともなく、何事もなかったようにすれ違っていく。
自分一人だけが顔を上げ、現実を見ているはずなのに、それなのに増田だけが現実を見ていないような心地になった。
増田も周りに倣ってスマホを取りだし、画面を見つめた。そこに映っているのは地元の田園と、時刻と、アプリのみで、そこに現実はない。
増田は顔を上げて現実を見ようとしたけれど、誰とも目が合うことはなく、たくさんの人に囲まれながら孤独ばかりに囲まれた。
スマホに助けを求めるようにスマホを見つめた。メンバーになっているVtuberのチャンネルを開こうとした。
そのとき不意に汽笛のような音が聞こえ、増田はハッとしてスマホをしまい、ゆっくり歩き始めた。
東京は立ち止まって居るには辛過ぎる。
孤独はスペースにある。
こないだまで探索ゲームのキャラ操作が難しい難しいって言ってたVtuberが「なんかストーリー重視らしくて事前知識入れない方が良いらしいんですよ!」って言いながら選んだゲームが縦シューで腹かかえて笑った