昨日久しぶりにYouTubeのオススメに出てきた林先生の動画を見た。受験生に一ヶ月前に必ず話すことというもの。
林先生の話の内容はざっくり言うと
一ヶ月頑張れなかった奴は受かろうが落ちようが自分は一ヶ月も頑張れない人間なんだという思いを持って生きてかなきゃいけない
一ヶ月頑張れる奴は一年頑張れるしそうゆう奴は10年、一生頑張れる
こんな感じ
自分は努力しているのだろうか、他人より努力しているのだろうかみたいな事をよく考えるのだけれど、一つの答えに辿り着く
ここまではよく考える事なのだけど、昨日は新しく考えることがあったから残しておきたい
そもそも自分は短期集中みたいなのが苦手だ。テスト前日に寝ないで詰め込むみたいな事は出来ない。コツコツとやっていくタイプで、身につくまでに時間がかかる。現役の時も4月からセンター直前まで半年以上成績が全く動かなかった。(伸びなかった理由は勉強方法だったり他にも沢山あるのだが) 努力なんて自分のものさしでしか計れないものだけど、目盛が狂ってる気は前からしてる。そういった自分の性質を理解し、言い訳にして生きてゆく。出来ない事を諦めて熱量を変えずに勉強する。現役でセンター試験後e判定で突っ込むと決めても、死に物狂いで勉強するなんて1日もしていなかったと思う。
いつからか自分の限界を勝手に低く決めつけて、本気で取り組むことが出来なくなってしまった。だからあと一ヶ月も必死で勉強なんてできずのんびり今までの積み重ねを信じてやってくしかない
と思ってた
多分自分はこれ以上傷つく事を異様に恐れている
短い人生の中でも失敗はよくあった。自分のせいで負けて終わった部活のこととか、死ぬほどくだらないミスをして落ちた受験の事とか、もっと小さな事でも、他人に話せばそんな事かよと言われるようなものをバカみたいに重く引きずる癖があった。そしてそういった経験の裏には自分なりの努力があった。親は自分を良くも悪くも努力する人間に育てた。
ただ、努力すればするほど「失敗」「敗北」を強く感じるだけだった。そうした経験を嫌というほど重ね、それでも高望みをして、大した才能も無いことに気付かないフリをして努力する。結局最後に満足するような結果は残らず、とは言っても自分で考えてやってきた行動への後悔はあまり無く、変えられない過去からひたすら何が悪かったのかを探し続ける。無闇に過去を掘り下げても、その過去は悪いイメージにしかならない。
そうやって過去をどんどん腐らせて、消えなくなっていく。努力→失敗という法則が出来上がってしまって良いイメージが湧かない。未来の良い想像をすることはしょっちゅうあるんだけれども、むしろイメージすることでそれは絶対叶わなくなるのではないかとさえ思い始めた。
そうして段々努力を薄めるようになってきた。今年は自分で「頑張っている」と思わないようにしようと行動してた。ストレスを与えないように日曜はゆっくり休み、予備校が閉まる時間までは勉強しない。帰りの電車は勉強せずにスマホをいじってる。そうした妥協をすることで「自分はまだ勉強出来る」という余裕を作り出し、辛さを軽減していた。そうやってきたことで正直今年の一年は精神的には安定していた。去年以上勉強に時間を割いてきたが、辛くはなかった。
しかし、残り一ヶ月になった今、受験の終わりが見えてきて、その先を想像した時に何も残らない気がしている。よくネットだったり合格体験記なんかに「浪人は地獄だったけど良い人生経験になった」とか「あの一年で自分は人間として凄く成長した」みたいなことが書かれている。それは上手くいったからから言えることなのでは?なんて思いつつ、一ヶ月先を想像したときに、自分がそんな達成感や成長を感じているとは思えなかった。
去年から志望は変えず、模試はずっとa判定。家族の中でも今年は受かるだろうというムードが流れる。一年かけて定着させたその雰囲気は、合格という自分にとってハードルの低い目標を薄れさせていったし、合格の喜びもきっとないだろう。そのあと推薦入試に落ちる。なんとか切り替えて勉強、判定が良く出ている自分は共通テストのボーダーなんて全く意識しなかった。自分で目標を決め、その目標に本気で達成できると思っていた。だが本番終わってみれば、大ミスはするしもっと取れると思っていた教科の点数も低い。おまけにボーダーがセンターと全然変わらない。頭のいい大学を目指しているわけではないので、第一志望は受験出来そうだが、問題はそこじゃない
今自分の中では
推薦、共通テストのミスという下らない過ちで自分の力を発揮できないまま終わったことからの不完全燃焼感
ミスをする人間などもはや受験生としてどころでは無く社会に出ていく人間として致命的なのではないかという将来への不安
難化すると言われていた共通テストで点数が伸びず、判定も悪い。でもボーダーは模試と比べてだいぶ上がっている。周りは伸びている。結局自分はこの一年で対して学力が伸びていないのではないかという絶望感
何度も落とされた(明らかに自分が悪いが)大学への(超個人的な)イメージは今のところ圧倒的にマイナスであり、もうあのキャンパスに行きたくないとまで思っている。やりたいこと、学びたいことを考えても答えはその大学としか出てこないのに、今年せっかく戦えるレベルまで来たのに、何故かあの大学に行きたくない
だからもし今年受かることが出来ても、自分は喜べない気がする。落ちたとしても、何も感じないだろう。そして今年一年への思いも何もない。空白の一年。ただ社会に出ていく上での何か大きな問題点が表面化してきた一年。
そうやって考えているうちに先が見えなくなってしまった。今シンプルに何の迷いもなく目指す先がない。
あと一ヶ月頑張って、というか頑張る意識を持つべきなのか。努力は必ず精神をすり減らす。そして合格しようがしまいが達成感はない。それでも努力するべきなのか、将来「あの時は頑張ったな」と美化できる日が来るのだろうか
思った事をひたすら書き殴っただけの芯の通ってない文章になっているが別に読む人間もいないし問題ないと思う。こんな事を話す相手もいるわけがないからなんとなく呟きたかっただけ
もし読んだ人間がいるなら意見だったり批判だったり残していってほしい。自分の言いたいことがこの文章から伝わっているとは思えないが、自分を客観視できてない気がするからしてほしい。自分がどれほど馬鹿で無意味で浅はかで下らない事を考えてるのか分からせて欲しい
増田で長文書くな 林修の動画も見るな どうでもいいこと考えるな 勉強しろ 以上