2014-11-25

ネトウヨ追放

以下、楽園追放ネタバレを含んだり含まなかったり。

登場人物

[アンジェラ]

本作の主人公であり、ネトウヨの置き換え。

容姿は端麗だが、そのことに自信を持つ、

自尊心の塊のような存在

さら承認欲求が異様に高く、

周囲を出し抜くことしか考えていない。

実にネトウヨ存在である

しかも、彼女グラマラス性的存在として設置されている。

これは、ネトウヨが愛して病まない二次元投影であり、

逆に言えば、ネトウヨ性的な願望ばかりを露出していることの象徴でもある。

社会的承認されていないネトウヨは、

その自分の姿を彼女のような性的女性に重ねることで、

自らの幼いアイデンティティ擁立し、勝ち誇るのである

その精神性の幼さをも表した、実に巧妙な存在と言える。

[ディンゴ]

アンジェラと行動を共にする青年であり、ネトウヨをたしなめる知識ある常識人

ネトウヨとの対比とするならば、彼は中庸存在と言えるだろう。

全てのことを平等に見、自らの意見を持ち、行動する。

その主体性ネトウヨの持たないモノであり、

事実アンジェラは彼に対して最初は非常に強い嫌悪感を示す。

そう。ネトウヨは、自分価値観にないものは怖いのだ。

怖くて、否定対象として認識し、攻撃するのだ。

からネトウヨ他者への攻撃を是とし、

自らが正しいと主張し続けるのである

[フロンティアセッター]

この物語における真の主人公であり、ネトウヨとは対極の存在である

そもそも彼は、ネトウヨとは存在自体が異なる。

現実世界で言うなら、まさに他国人間といった感じだ。

彼は非常にユニークで知性に富んでいて、

多くの文化を愛し、他人を受け入れる。

見事にネトウヨの対極である

前述のディンゴが彼に興味を持つことも、さもありなん。

そんな、ネトウヨ嫌悪する彼が何の象徴であるかは、最早語るまでもあるまい。


ストーリー

ネトウヨは、インターネット掲示板の中に巣喰っていた。

掲示板自分たちの欲望をさらけ出せる唯一の場で、

彼らはそこにい留子とを許された、選ばれた存在だと思い込んでいた。

ただし、その掲示板には問題があった。

たまに外部の人間が現れ、

荒らしコピペ

を投下していくのだ。

主人公仕事は、

そんな"デマ"を貼ったアカウント特定し、アク禁することだ。

そんなある日、主人公掲示板管理人に呼び出される。

曰く「現実世界に行って"荒らし"を直接指導してこい」とのこと。

ネトウヨとしての承認欲求の高い主人公は、すぐに部屋を飛び出していく。

だが、パートナーネトウヨの考え方をすぐには認めない。

ネトウヨが幾ら"世界真実"を語ったところで、なんの関心も示さない。

ネトウヨはそれが面白くなく、自尊心も満たされないままだ。

しまいには、引きこもり続けていた身体が普通生活にもついて行けず、

体調不良で倒れるほどだ。

だが、パートナーネトウヨからというだけで差別をすることもなく、

献身的ネトウヨを介抱する。

誰かに優しくされた経験の少ないネトウヨは簡単におちる。

ちょろい。ちょろすぎる。

そんな中、ネット情報だけでなく、人間関係でもコミュ力のあるパートナーは、

ネトウヨでは絶対に導き出せなかった方法で、"荒らし"の居場所を突き止める。

ネトウヨは"荒らし"の排除を主張するが、彼は対話を選択する。

そして"荒らし"と出会い、彼らは愕然とする。

"荒らし"は、進化した人間の姿だったのだ。

ネトウヨは"荒らし"から世界真実を知らされる。

それは、偏った思想しか与えられていなかったネトウヨには想像もできなかった新しい視点で、

そのことに戸惑いと驚愕を隠せないネトウヨ

一方パートナー中庸であるからその思想も受け入れる事ができ、

どころか、より人間味があるとして、"荒らし"と意気投合する。

それが気にくわないネトウヨ。いじける。めんどくさい奴だ。

"荒らし"は、どうやら夢があるらしい。

それは、ネトウヨバカバカしいと切り捨てた、妄言だ。

けれど、ネトウヨネトウヨだが、賢明ネトウヨだった。

少なくとも、相手の意見に耳を傾けるだけの知性を持ったネトウヨだった。

から"荒らし"の言ったことを理解しようと努め、

彼のいうことにも一面の真理があることを、

そして"荒らし"には害意は無いのだということを理解する。

さっそく掲示板管理人に報告するネトウヨ

だが、管理人にしてみれば、その言葉妄言に過ぎない。

危険思想の持ち主だとしてネトウヨ糾弾され、

永久垢BANをくらう。

だが、ネットにも精通していた"荒らし"はそんなネトウヨを救う。

ネット精通した彼にとっては、ネトウヨ共が構築したシステムなどたやす突破できるのだ。

そのまま自分の夢を叶えるために、ネトウヨに協力を要請する。

この段になり、ようやくネトウヨは、自分思想が偏っていたことに気がつく。

そして、そのことを恥じ、より歴史を知り、謝罪と賠償をするために、

ネトウヨは――元ネトウヨは、現実世界で生きていくことを決める。

"荒らし"は自らの夢を叶えるために。

そして、今の人間の更に一歩先を行くために、前へと進み出す。

パートナーは言う。

"荒らし"こそ、本当の人間末裔の姿だ。と。

ネトウヨではなく、真実を告げてきた彼の姿こそ、より人間であると。

そして、掲示板という楽園を追放されたネトウヨは、

ネトウヨからきちんとした人間として生きていくことを誓い、パートナーと行動を共にするのだった。

一方、掲示板管理人は、

ネトウヨでも簡単に外部に毒される。もっと管理をしなければ。と結論づけ――

END

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