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2022-03-02

男女スノーボード(ビッグエアスロープスタイル)の4年後を予想する

女子カーリングの4年後を予想する(4年ぶり2回目) https://anond.hatelabo.jp/20220220201505

これが面白かったので書く。まぁ増田では求められてなさそうだが。

スロープスタイルビッグエア

スロープスタイルビッグエアは国ごとの実力差が大きく、カナダの5番手ドイツの1番手に勝てるような世界である。それを考えると、4年後のメダル争いは現状で力のある国同士での争いとなり、具体的には以下の国が競り合う展開になる。

なぜアジア勢が入っているかというと、日本初のマット着地ジャンプ施設が各地にあり、日本も含め(コロナ前は)近隣アジア諸国から練習合宿に訪れていたこと、世界有数のスノーリゾートがあること、諸説あるがスノーボーダーの中ではアジア人は勤勉な方であり、きっちりと練習メニューを守って練習する、という特徴がある。

またスロープスタイルビッグエアハーフパイプと違って未成熟の分野でありトリックの高難易度化が激しい。よって今年活躍をしても4年後にダメ選手もいるし、今は無名だが4年後にメダル争いしている選手がいる可能性がある。これを踏まえての予想である

男子

一時期猛威をふるったカナダアメリカ勢がこの大会大人しかったイメージがある。もちろん、金・銅メダルを取ったマックスパロットがいるが、米国勢で言うと、前回スロー金メダルで今年が20代前半のレッド、US OPENで鮮烈デビューを果たしたダスティがパッとしなかったイメージ

またカナダ勢で言うと、今回出場している4選手は全員20代後半。4年後の高スピン対決についていけるか怪しく、世代交代が出来ていないと見える。もちろん、世界一の層の厚さを誇るカナダ勢なので若手はいくらでもいると思うが、その若手が今回年長者を追い越せなかったのがどう影響するか。少なくとも4年後は、英雄マーククモリス、実績のパロット以外は若手を登用しなければスロー大国カナダの威厳が怪しい。

北欧勢も期待されながら結果を残せなかった、という印象が強い。特にXGAME常連のレネはスロープ・ビッグエアともに予選落ち、マーカスビッグエアではやる気のないダブルロデオをかまして8位の体たらく。本気を出せばメダルも狙えたと思うが…。筆者が思うに、北欧勢はテリエの影響もあってオリンピックという場所を重視していないのではないか?この調子では、実力やスタイルがあっても、オリンピックという場所で結果を残すには疑問符が出る。

ということで、落ち目北米北欧勢に変わって南半球勢、アジア勢が台頭するのではと予想。南半球勢は女子活躍の割に男子がパッとしないが、コロナ外国選手南半球に入場できなかった時間にフルで練習できたメリットは大きく、4年後に期待。

さて、我らが日本であるが、正直将来有望と言っていいだろう。今回五輪に出場した4選手+下の世代も着実に育っており、次回五輪必須の2方向1800に加え、1980もパーフェクトメイクできるライダーもちらほら。ただ、本番一発での強さはまだまだなので、これから4年間は経験を積んで本番できっちりメイクできるようしてもらいたい。

中国勢については確実に育ってくる。というかシャオミンが今回の五輪に間に合った形とあり、中国国内スノーボードの地位が向上し、選手層も厚くなるのでは?と予想。まぁもう厚いが…。どれほどの人数+実力をもったライダー本戦に送り込めるかは未知数だが、これからW杯ではシャオミン以外の中国選手にも注目したい。

女子

男子と構図は同じだが、女子そもそも選手層が少ないので優秀な選手1人がその国を引っ張ってメダルを取り続ける。その象徴アメリカジェイミーアンダーソンだったが今大会まさかの不調でさすがのジェイミーも年には勝てんか…と往年のファンは落胆したものである。変わって女王の座についてのがゾイサドスフキーノット通称ゾイさん。スロープのラストランでは飛びすぎBSダブルコーク1080をパーフェクトメイクで文句なし金メダルビッグエア一発屋アンナガッサーに金は譲ったものの、安定の銀メダル。まだ20歳でケガ歴もなく、スロープ、ビッグエアバックカントリー大会となんでも強い。筆者の見立てでは、この先10年はゾイさんを中心に女子ビッグエアが回っていくのではないかと思っている。

ジェイミーと同じくアンナ・ガッサー、ローリー・ブルエン、ジュリアマリーノあたりは年齢的に4年後にはもう伸びない。となると、現在20歳前後選手まり日本勢の村瀬 心椛、岩渕 麗楽の2人。あるいはオーストラリアのテス・コーディーあたりも面白い。

ただし、日本勢が対抗できるのはビッグエアのみで、スロープスタイルについては滑りこみの量が違う北米勢南半球勢にどうしても劣ってしまう。その分日本勢はジャンプ施設ジャンプ強化をしているのだが…スロープもビッグエアも強いゾイさんはまさに最強と言える。

気になるのは、女子では北欧勢を目にしないこと。筆者もこの記事を書いて気づいたのだが、確かに北欧で有名なのは男性ライダーが多い。ここら辺も理由があれば知りたいところ。

4年後の技についてはBS1260は必須トリック、2年以内に村瀬 心椛、岩渕 麗楽・ゾイさんの誰かがトリプルコークメイクしてそれがメダルトリックになるのでは?と予想します。

若手に関しても、今15歳~16歳くらいの無名アップカマーがオリンピックに出場する可能性はある。けど村瀬 心椛は13歳の時にXGAME優勝してるからな…。センスの塊かよ。

ハーフパイプ編は暇だったら書きます

2018-02-21

anond:20180220160241

対戦形式ゲーム競技

タイムを競う競争競技技術表現評価する採点競技ほとんどの冬季競技の中で、チーム

同士が対戦し明確な点数により勝敗が決まるのは元増田の言うように他にアイスホッケーくらい。

採点競技は技や演技の知識がないとつらい。

観客視聴者にできるのは結局のところ応援するだけというのはかわらないが、カーリング

試合中に解説を聞いてるだけで居酒屋野球談義くらいの話はできるようになる。

観戦に反射神経が必要ない

見慣れていないとスロー再生でも4回転かどうか、ダブルコークかどうかよくわからない、

解説審判の言うままに見ている。着地成功たかコケたか以外は素人目に判別しがたい。

アイスホッケーもパックが非常に小さく素早い。おかげでスピード感と迫力が出るのだが

俯瞰画面の中でパックを探すのもつらい。

カーリングは目に優しい。

方向速度回転見極めながら声かけあってデリバリーする過程10秒以上かけてじっくり見て

いられる。

放送枠として時間が読める

試合展開が早くすすんだりコンシードによって短く終わることはあるが、ポイント制の競技

ラリーがひたすら続いたりデュース応酬時間がかかったり野球のように延長回で双方0点

の息詰まる攻防が続いたりしない。

延長になればシンキングタイムも追加されるが、どちらかが点を取れば終わる。ブランクゲーム

が続いて延長し放題とはならない。

放送局視聴者も助かる。

途中から見てもわかる

盤面見れば状況がわかる。何なら途中でトイレタイムで抜けても問題ない。

民放だとエンド交代にCM挟んでリードの何投かを抜かされてしまうのがやや残念。

男子女子見方が違う

男子ストーンが貯まったハウスを一気にクリアできる爽快感予測しきれない盤の変化の妙味

女子はそれができないからこその混雑した局面で正確なショットが求められる緊張感。

審判存在感空気

採点競技審判絶対アイスホッケーも格闘をブレイクさせる審判重要

カーリングでは双方の選手たちが主体となって点数も決定し、どうしても微妙な時だけ

メジャーの出番が出て来る。

しか日本OAR戦で、動いているストーンにブラシが触ったとしてOARが投げた石を無効

にするなど、ちゃんと仕事をしている。黒子の鑑。

2014-02-20

フィギュアスケートは誰を評価したいの?

これがはっきりしないから評価に不満が出る。


例えば、クラシック演奏の評価をするとする。

この場合選手オーケストラスタッフ作曲家(及びその段階で関わっていた人物)だ。

この時、曲を評価するのか、オーケストラを評価するのかで評価基準は大きく異なる。

オーケストラの評価をするなら、曲の解釈、一体感技術面などを見るだろう。

自体の評価をするなら、曲の構成、アレンジなどを見るだろう。


フィギュアスケートで謎なのはどっちを評価したいのかよく分からないという点。

私には、オリンピック性質上、選手オーケストラ)を評価しているのだと思っているが。

だったら、演出自体に関する評価は、極力排除するべきであるはずだ。

出自体が点に影響するのであれば、事前に演出自体の点数を公表するべきだ。


と思ったぴょん。

追記

意外と「ぴょん」に反応があってワロタ

え?これは既にあるのでは?

各技や較正に対して技術点とかは明確に決まってるよね?

構成できちんと出る。

http://anond.hatelabo.jp/20140220110846

deneb-y

スノボハーフパイプスキーモーグルと変わんなくね?ジャンプステップスピンといったような「技」の完成度・出来栄えを見るってのが大基本→それが出来た選手を評価する。

文章力無くて申し訳ないが、ここで言ってる「演出」というのは、あくまでもPCSの一部の話。TESの話ではない。

表現する人(選手)を評価するのであれば、音楽とか振り付けとか自体(これを文中では「演出」と呼んでいた)の質(芸術性)が点数に影響するのはおかしいよね、ということが言いたかっただけだ。

極力選手以外の人の手による部分は排除するべき、あるいはそこにも基準を設けた方がいいと思うわけだ。水着にしてもスキー板にしてもボブスレーの乗り物にしても選手以外が関わる部分には基準あるわけで。

TESの評価についてはフィギュアも他の評価競技と同様。綺麗に高くジャンプした方が点数高くなるのは当たり前。

歩夢君の完璧ダブルコークテンよりもiPod完璧なキャブダブルコーク1440の方が評価が高いのは当たり前。

しろモーグルとかハーフパイプとかより、技術ジャンプとか)に明確な基礎点が決まってるフィギュアの方が厳密といえる。

Harnoncourt

音楽関係にたとえるのはイマイチ適切でないぴょん。フィギャーには楽譜に相当するものがないぴょん。音楽にたとえるならピアニストなどソリストコンクールだぴょん。流派や派閥があるあたりも同じ構図だぴょんw

うむ、完全にその通りだ。オケでの例えは間違ってた。

そう考えると、折角ショートフリーで2回もやるんだからショートは全員同じ曲同じ構成(個々の技の難易度は演技者次第で変わる)でやるか、あるいは大会側で事前に吟味して用意した幾つかのプログラムから選ぶ形にするのが正解かもしれないと思ったぴょん。

 
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