はてなキーワード: HKT48とは
■そこそこ有名なAKBまとめブログ管理人から見たじゃんけん八百長問題
http://anond.hatelabo.jp/20130920105319
毎日AKB関連スレをチェックしてる割に分かってないので言いたい。
ただ結論は私も八百長はなかった、と考えている。
理由は3つ。運営的にメリットが無いこと、デメリットが大きいこと、最後にメンバーの考え方を挙げる。
まず運営にメリットが無いことについて。
ご存知の通りAKBのミリオンは、CDに付属するおまけ、握手会などのイベント参加券によるものである。
握手会について詳細に知らない方も多いと思うが、AKBの握手会はテレビに出てくる16人の選抜メンバーだけが行うものではない。
国内の48グループ(AKB48、SKE48、NMB48、HKT48)に在籍するメンバーが全員参加する。
だからCDに握手券がつけば今回のじゃんけん大会によるメンバー選出の結果は売り上げにほとんど関係ない。誰が選抜で誰がセンターであろうが、必ず握手会に参加しているはずなのでみな推しメンの握手券がついたCDを何十枚も買う。
よって運営が八百長で選抜メンバーを操作することにさほど意味はない。
※付け足しておくとおそらく34thは4タイプリリースされることが発表されている。去年の例からそれぞれにAKB、SKE、NMB、HKTの楽曲がカップリングとして入ることが予想される。だから尚更『HKTのメンバーが選抜入りしていないから、買わない』ということは無い。
2つめはデメリットであるが、これは先に挙げた記事とほぼ同意。
AKBの売りは超大人数グループ内での人間模様であり、何気ないブログやGoogle+の発言やメンバー間のやり取りや、活躍や失敗してしまったりしたことの喜怒哀楽を楽しむことである。
その喜怒哀楽は”ガチ”なものに対する感情でなければ面白くないし、メンバーは”ガチ”でないものに一喜一憂できるほど演技力はないとおもう。
よって
「ガチ」を売りにしているグループがもっとも恐れている「ヤラセ」「事前調整」みたいなものが表出してしまうのはリスクがでかすぎる
という点で同意。
3つめはメンバーの考え方であるが、まったく分かってないなと感じたのがこの点である。
あのまとめブログの管理人が言うには「無名の私がセンターになるだなんてとんでもない」と”わざと負けた”だけで八百長ではないということらしい。
そんなわけあるか。
今の48グループは急成長したベンチャー企業みたいなものである。
メンバーは我々ファンが思っているより冷静に今のAKBブームを見ている。メンバーの口からいつまでグループが存在しているか分からないなどということを聞かされることもさほど珍しくもない。
メンバーの卒業も相次いでいる。決してネガティブな意味ではなく、チャンスがあれば元AKBの肩書きとともに巣立っていく。実際に現時点では卒業メンバーの多くがそれなりに仕事をもらっているように見える。
つまりメンバーは一発当てて名前と顔を売っていつでも巣立てるようにしておきたいのだ。
安定した一流企業なら半澤直樹よろしく社内政治も重要だとはおもう。
いつ傾くか分からないベンチャー企業にしがみつきたくて上司やエース級の先輩を立てているよりも、自分のスキルを磨いて結果をだして飛び立ちたいと考えるの方が普通だ。
SKE48のセンターであり、AKB48のセンター候補である松井珠理奈は2グループのスケジュールをこなさなくてはいけない超多忙メンバーである。
さらにじゃんけん選抜の曲がリリースされる年末は主にSKE側のイベントが重なり多忙を極めることになる。
そして、ここ1年明らかに体調が悪い。
運営が松井珠理奈に対して、相当体調に配慮したスケジュールを組んでいるのはファンならよくわかっているはずだ。
他の有名メンバーは嬉しそうに敗退していった。
珠理奈も運営もどちらかというと「勝ってしまった」という気持ちではないだろうかとおもう。