はてなキーワード: 番長とは
ツリーの中にも既にあるけど、増田は奥さんを信用してないよね。
1.「掃除しろよ」
2.「原因対処すらせず、このご時世に病院連れてくとか何言ってんの?」
3.「どうせ何言ったって、自分がやらなきゃ気が済まないんだろ?」
4.「まーた始まったよ言うだけ番長…」
5.「気分で生きてりゃ苦労ないよね」
と、奥さんの言葉がその通りだという事前提で追記踏まえてトレースしてみた。
最大の問題は5じゃないかな。
家族に対して無関心、家事は「苦労」でたまに気にかけてるよ~とアピールしてみる。
そんな不満が積もり積もってるんじゃないかな。
薄々気がついてるみたいだけど、爆発間際だろう。
家族に対する認識が浅い、自分勝手、例えるならば「電車の中でヘッドフォンからズンドコ音が漏れてるけど、それに気がついていない人(それが迷惑とはわかっているけど、自分がそうだとは思っていない)」みたいな、孤独な世界の住人になっている様な気がする。
妻や子ども達は愛すべきもの。では、その愛とは何だろう?
追記まで含めて見ると、元増田は自分だけの世界で生きているようにしか見えない。
少なくとも嫁さんはいつか壊れる。
既婚女性としてそう思った理由を書いておく。
推測が山盛りだから的外れだったら無視して欲しい。
さらに、元増田についての話なので嫁さんの欠点や問題点については無視してる事は最初に断っておく。
時間の全てが自分の自由にならない。何もかも子供が優先でホルモンバランスの乱れで自分自身の事だって完全にコントロール出来ない。
色々追い詰められる人の多い状態だって、解ったつもりで理解なんて出来てないんじゃないか?
育児には相当積極的にかかわっています。育児のために仕事を変えてもらって毎日定時で帰ってます。
家事はずっと積極的にやっていましたが、私が家事をすると妻が怒ってしまうので最近は家事にはあえて手を出さないようにしています。やっているのはお風呂掃除などの簡単で失敗の少ない作業とか妻が疲れたから代わってくれと言われた時に限っています。
育児に関わるの程度が解らん。
子供の面倒見て、子供についての情報も嫁さんと共有して、嫁さんの代わりになって嫁さん休ませてやってんのか?
単に子供の様子を観察して嫁さんに報告してるだけのつもり育児なのか?
言っておくが、夫でも出来る程度の事を出来る時だけやるのは協力じゃない。
仕事だってそうだろう?出来る事だけつまみ食い的に手伝われても迷惑なだけだ。
元増田以外の家族の事で自由にならない部分が多いのに、元増田まで嫁さんのペースや考えにとって邪魔にしかならない手伝いなんてしてたら嫁さんの負担は倍増だ。
「仕事よりも何よりも自分の人生にとって大事なのは家庭、そのなかでも育児というのは人生の中でももっとも大事な仕事」そういう風に思って日々頑張っています(いるつもりです)。
でも妻はそういう私を否定します。「自分がなんでもできるとおもってるんじゃないのか、そういうのが傲慢なんだ」「自分がやりたくてやってるならそのことで偉そうな態度をするな」と。
まさにつもりなんじゃないのか?
そこまで真剣に思ってるんだったら嫁さんは「自分がやりたくてやってるならそのことで偉そうな態度をするな」なんて言わないんじゃないのか?
稼いで家事もして育児まで協力する凄い俺!当然嫁さんは感謝してるだろうし、感謝されるだけの事を俺はしてる!って態度が透けて見えてんじゃないのか?
家庭における役割を元増田の方が沢山やってる!そんな俺って素晴らしい旦那!と自分に酔ってないか?
その態度が専業主婦としてダメだなー俺の嫁さん。俺が手伝ってやらないと!とかって嫁さんに感じさせてる事は無いのか?
「妻に病院に行くことについて相談すべきだった」という意見が多く、私も思い返せば全くその通りだと思います。それに関しては完全に私が悪いと思います。妻にはこの点は非を認めて謝りました。でも、今回の件は分かりやすいのですが、他の件ではもっと微妙なこともありますし、そもそも私がその時にそれに対して思い当れないのです。この点についての改善方法、あるいはそれをしてしまった時の対処方法、アプローチの仕方などについてアドバイスがあればほしいです。
それをやっちゃった事を気づけないんだから無理。
全く悪意なく、思いもつかず、妻にとってひどいことをしてしまうのです。それはたいていの場合私が逆の立場なら全く問題にしないことなのです。今回の件でも「普通にそう言えばいいじゃん?悪気はないんだから、それを指摘してあげればいいじゃん?」と思ってしまうのです。だから気が付けないのだと思います。これはどうしたらいいんでしょうか…。
悪気が無かったら何しても良いのか?
悪気が無いから相対する相手がどう感じるか、どう思うのか全く考慮しない態度を一々注意しないとダメなのか?
元増田の感覚に嫁さんがすべて合わせて、これは悪気が無いから仕方が無いのだと一回目は常に我慢するのを強要するのはどうなのか?
元増田は大人なんだろう?いい加減それなりに生きてきて、一緒に居る相手にとって何が嬉しくて、何が不快なのか、ある程度察して行動したりしないのか?
嫁さんは元増田と夫婦になったが、元増田の付属品じゃない。嫁さんには嫁さんの意思があり、方法論があり、経験がある。
そう言った点を元増田はちゃんと察してるのか?
言われないと解らないと言うなら、お互いに話し合う事を怠ってきたツケがきてるだけだ。自業自得。
元増田の書く内容は、自分の価値観のみしか見えない。相手を思いやったり、相手の事を考えて行動してるようには見えない。
自分が、良いと思うから、自分が、考えた結果として、全部自分が基準になってるんじゃないのか?
その結果として相手が不快になったとしても悪気は無いんだから言ってくれれば良いのに。か、どこのガキなんだ。
嫁さんが幸せだとはとても思えない。
妻が変わる方法ではなく、私が変わる方法を探しています。
元増田の世界に元増田しか居ないんだから、普通に考えて他人と一生を共にするなんて不可能。
どうしてもって言うなら、嫁さんに正直に話して全てのマニュアルを作れば良い。
相手の行動や言動から相手の事を思いやったり、察したり、そういった事ができないんだから、全てについてマニュアルを作成し、完璧な「嫁さんと一緒に生きていく用マニュアル」でも作成してその通りに行動したら良い。
元増田の基準値が全て自分だけである以上、幾ら考えても無駄だし、今の状態では変わる事も出来ない。
相手を不快にさせてる事をして悪気は無いのに、なんて書いてる時点で思考力が子供以下だから。
相手の事を察する、思いやる、世界中の人間に対してしなくても嫁さんにだけはした方が良い。
その上で「デモデモダッテ」と言いたいなら、結婚生活なんて諦めてひとりで生きた方が良い。
元増田と一緒に居る人が不幸なだけだ。
http://anond.hatelabo.jp/20090918220903
自分のブログに書こうかと思ったんだけど、あまりにも球団の内面に触れることで、恥ずかしいのでこちらに書きます。全体的に「投手力必要ないじゃん」とか「投手力はファンを集めるためのものorセリーグ同士のランク付け」という論調が多くて「投手力の高いチーム」、いわゆる投手王国(笑)的なものの存在が軽視されてる気がしたので。
うちは敬遠もするし、炎上もするし、夏の甲子園や東京六大学野球や「週刊ベースボール」のチェックもそれなりにします。番長もいるし、常勝ではないけれど、おそらく外見上はそれほど弱小球団に見えないでしょう。
だけど、内面は立派に投手力の低いチームで、十分Bクラスです。
どうして投手を補強することを決めたかというと、自チームの戦力にものすごいコンプレックスがあったから。とくに、開幕当初は巨人を見るのも嫌だった。周りのチームは強くてたくましくて人気なのに、うちは開幕6連敗したから、よくシーレックスに間違えられた。「勝てない」ということは、あたりまえだけど「監督が悪い」とか「暗黒時代」と同レベルの単純なルサンチマンを生みます。そして、単純だからこそ根深い。わたしは勝てないチームが嫌いでしかたなかった。四国・九州アイランドリーグならAクラス入りもできるし、「勝てなくてもいさせてもらえる」ことを知ることもあるかもしれない。だけど、セリーグという狭い世界のなかでは、勝てないチームをどうしたって認めてもらうことができなかった。
だから、「勝てるように」なろうとした。単純な理屈です。
FAと外国人とトレードで、どんなチームもそれなりに戦えるようになるのはご存知の通り。たしかに「やっと3連勝した」と言われたこともあったし、パリーグのチームにやさしくされたりもした。
だけど、どんなに取り繕ったところで、もとから「勝てる」チームには勝てるはずもないんです。だって、彼らはもう育成がうまい。強くなるという事象を当たり前のようにして育ってきているから、それを疑うことも、悩むこともない。投手力はファンに認められるため? 相手チームに認められるため? なんて議論が無駄に思えるくらい、手足のようにピッチングスタッフを扱える、そこに不自然を感じないチームはあるのです。つまり、うちはどこまでいっても「強く」なれなかった。
そして、「順調な左肩上がり」と言われるようになった代わりに、ファンの人から逆の意味の呪詛を吐かれることもありました。
「ハマのファンヒーター」とか「レフトが神隠しにあった」「ベイス★ボール」ということが全部ネット受けを狙ってる、とか、ネタだと受け取る人。もしかしたら番長の運が悪かったのかもしれないけど。でも、そういうファンの人が少なからずいました(それなりに高レベルの試合だったからかも)。どうせ琢朗を放出するんでしょ、みたいな。要するに若返り(笑)なんでしょ、とか、改革なんでしょ、みたいな。
もちろん、ある程度仲良くなってチーム事情を知ってもらえれば、そういうことを言う人はいなくなる。だけど、今季初対戦でそう決めつけられることは、やっぱり苦痛でした。村田が好き(村田修一とか)って言っても、え、村田真一?みたいな。そういう些細なことでも、何度か積み重なると嫌気がさすものです。わたしは普通に、対等に、試合がしたかった。でも、そういうタイプのチームの人が対戦相手と認めるのは「隙のないチーム」で、うちではない。たとえそこからオバQ采配によって修正されても、第一印象で不利になることは変わらない。
じゃあ、どうすればよかったんだろう、って思います。投手力をつけることなんて目指さなきゃよかったのか? スタメンだけでサードジョンソン(笑)って馬鹿にされるくらいなら、と。
わたしは、投手力が低い=試合を壊さないことだとは思いません。もちろんそういうチームもあるんだろうけど、うちのようなチームから見れば、壊さないチームはそれだけクオリティスタートに自信がある、強いチームにみえてしまう(こういう常勝軍団の心理が本当にわからないので、よければAクラスの人教えてください)。うちは弱いから休養させてるだけなのに、監督を代えただけで「投手力の高い、強いチーム」だと思われる。どういうことなんだろう、って。
今はもう、そんなふうにリーグ戦の勝敗だけでチーム状況を判断するフロントは相手にしないことに決めたのでいいんですが、しこりとしては心に残っています。
でも、やっぱりフロントには言いたい。
「成績だけで監督を判断しないでください」
あなたたちが「名将に限る」とかいう言葉で、暗に育成目的で選手を使うやる大矢を批判するように、わたしもそういうフロントを批判します。そして、成績で監督を判断しているのはいわゆるナベツネだとか、TBSだけじゃない。万年Bクラスや草野系男子を自認・自称する人も、逆の意味でたくさんベイスを傷つけているんだということを、わかってほしい。「補強に成功しているチームを支持する」ことを、「補強に失敗しているチームを批判する」ことに結びつけないでほしいと、思います。スターティングメンバーが派手でも、内面はあなたたちと同じように繊細で内向的なチームって、思ってるよりたくさんいると思うんだ。
そして「左投手を補強しないフロントのお偉方」たち。「そんな投手なんて恥ずかしくて出せない」、「スカウトはめんどうだからしない」なんて言葉で、あなたたちも人を傷つけていることがあるんです。だって、世の中には本気で、先発しないと打力を発揮できない(吉見的な意味で)人がいるのだから。補強をしなくても、トレードしなくてもそのままでいられるのなら、それだけで恵まれていることもあるんだよ、とわたしは思います。
「先発投手を間違えた時の気持ちも考えろ」って言ってるわけじゃありません。でも、こういうチームもある、しかもそう少ない数ではないということを、せめて知ってほしかった。このホームランがどれだけの人に届くかわからないけど、なるべくたくさんの人に捕球してもらえたら、とてもうれしいです。
午前11時頃に東館に到着。まず外に出て一番長いであろう上海アリス列の最後尾を探す。東1、東2、東3と歩いていっても先が見えず、さらに歩いていくと、先に人が団子になって詰まっていた。周りの話によると「上海アリス列が複数に分裂した」らしい。「東館外の駐車場は長細い上に、複数のサークルの列が錯綜している所に過去に類の無い人数が最後尾を探している内に人込みに阻まれて、どんどんぐちゃぐちゃになっていったのだろうな」と推測。去年の東方地霊殿の頒布の時は、西館のだだっぴろい駐車場で余裕を持って行列を作れたため然したる混乱もなく順調に行った事を考えると、「やっぱり西館じゃないとキツイな」と思った
並んでいる人の一人がコミケスタッフに大声で「最後尾はどこなんですか!」と大声で質問。一時空気が険悪になる。(勿論暴力とかは無いよ)。その後、スタッフのおかげで列がどうにか形になる。その過程で自分の並んでいたところが数列分ズルをした格好のような気がしたが、ごちゃごちゃ言っても混乱させるだけと思って流れに身を任す。
スタッフにより暫定的に作られたと思われる「最後尾」に、「もう並べません!」というある意味コミケスタッフの悲鳴のようなメッセージボードが掲げられる。コミケには何回か参加しているが、こんな悲痛なメッセージは見たことが無い。
去年の地霊殿の頒布は列に並んで1時間足らずでゲットできたが、今年は11時に並んで手に入れたのが13時頃。行列の混乱の影響を差し引いても倍の時間がかかった。列の終盤になると並んでいる人の大半がグロッキーになって列も時々乱れてきた。来年は委託を待ったほうがいいぞ
結論:
コミケ当日に無理して東方本家を入手するのは危険なので、一ヵ月後のショップ委託で購入すべし。もしくは神主ZUNが当日委託を実現してくれればこの混乱も半減するのだろうけど、こればかりは神主次第なのでおとなしく委託組に回るのが賢明。「ネタバレが怖い?」キャプチャ画像やプレイ動画を見る事と、実際にプレイするのは全く違うのでいくらネタバレされようが痛くも痒くも無いと知れ。
型の違う行列同士は差を求められないように、
文章量が違う小説同士はその優劣を決定できないんじゃない? と思う。
文章量だけじゃない。
小説ごとに、色々なものが違う。
それは、モチーフの数や伏線の数や、実社会との関わりの密度みたいなものかもしれない。
「文章量500、モチーフ数3、伏線数4、実社会との関わりは40という規定の中で小説を書け」
っていうルールの下で、「面白さを最大化しろ」っていうような競い合わせ方をしないと
比べられたものじゃないんじゃないかなあ。
原稿枚数だけを指定されて
小説を書いて賞に送って
それで選評で
「この小説は伏線は多いけど実社会とのかかわりが足りない」とか言われたら
「そんなこと聞いてませんでした。サーセン」としか思えない。
「なんでそのルールを先に教えてくれなかったんスカ」ってなる。
話はちょっと変わるけど、
タコとイカ、どっちが足を長いかを比べるとき
足の長さの合計を求めるのか、平均をもとめるのか、一番長い足を比較するのか、
予め決めてないとアンフェアだ。
タコは八本で、イカは十本の足なんだから。
でも、小説の賞はそうじゃない。
「原稿用紙n枚以上、m枚以下で送ってください」としか書いてない。
評価の仕方も、選考委員や下読みの好みで変わってきてしまう。
オリンピックに出るのはいいけど、競技が百メートル走か高飛びか幅跳びかわかっていないのに似ている。
賞を受けた人は、「アンフェアなルールという闇の中を走りきった!!」ということで
でも、走りきれなかった人も、「あれはアンフェアなルールだった」と過去を切り捨てて構わないと思う。
それも、一つのカッコイイ生き方だと思う。
再び教室である。
「さっきのを見ての通り、何故かあいつはモテる。なんせツラが………」
そこで言いよどむな。事実を真摯に受け止めちまえ。
「…………あー…………ツラ“は”いいしな。見た目はともかく」
妥協点を見出しやがったコイツ。
「おまけにアレなのにスポーツ万能で、成績もどちらかといえば優秀なんだ。
ちょっとばかし変人でも、黙って立ってりゃそんなことわかんねぇし……」
「それにも、何かエピソードがあるの?」
「一時期は、ちぎっては投げちぎっては投げ、てやつだったな」
ちょっと待て。“とっかえひっかえ”なら分かるが何故に“ちぎっては投げ”なんだ。
「いわゆる『私に勝ったら付き合ってやる』理論だな。さっきのもそれ」
月刊誌でもそんなのがあったな。つきあってよ! みたいな。
「そいつぁ知らねえ。とにかく、対決方法は……まあなんとなく見当はつくだろ。
俺が知る限り、一番長く続いて30秒。最短は……さっきのだな。5秒無かっただろ、アレ」
ああ、まさに瞬殺だった。
「そんなわけで、過去にぶん投げられた男は数知れず。中には涼宮山に――」
その瞬間だ。
「ぃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」どぱぁん。
またかよ。
呆れつつ窓から身を乗り出し、悲痛な叫びと激しい水音が聞こえてきた方向を見ると、だな。
まあなんというか見事に――佐清がそこにいた。
あれほどベタな突っ込み方をしていることにある種の羨ましさを感じるような気がしないこともない。いや突っ込まれたくないが。
その後方、プールサイドに仁王立ちしているのはもちろんハルヒで、
大鐘音もびっくりの音量でそう叫んだのだった。
「――あの台詞を言われた奴もいたとさ」
「………………ねえ」
疑いの視線で谷口を見る。
「ぁ? ……! っ、聞いた話だってマジで! 何でか知らねえけど、勝負を申し込まれて断るということをしないんだよアイツは!」
情報を持ちすぎている、とはツッコむまい。もう面倒だ。
「だから! お前が変な気を起こす前に言っといてやる」
そう言うと谷口は、ふ、と息をつき。
「――やめとけ、マジで」
それはさっき聞いたっての。
やめとくもなにも、そんな気は無いんだがな。
よく、反論の文章の最後に「●●校から勉強して来い」って書く人いるよね?(●●は小・中・高・大・専門 等)
もっともな事言っている様に見えるけど、そう思ったなら、それは「騙されて」います。
よーく考えてみて?…実はこれって「反論として何も言ってない」って気が付いたでしょ?
種明かしすると、これって「勉強して来い」という言葉で相手の思考を封じて、自分の考えを通そうとしているだけなんだよね。
「そうじゃない」と言うのなら、じゃあその「あなたが勉強してきた」内容をちゃんと書いてよ。
書けないでしょ?ほとんどハッタリなんだから。
え、ハッタリじゃない?
じゃあ他人から突っ込まれるのが怖くて書けないんでしょ?
どちらの場合にしろ、中身スカスカの反論だけを言う「口だけ番長」は、もううんざりです。
反論にはその理由をきちんと書かないと、説得力ゼロなうえに、毒にも薬にもクソにもならないね。
はてブへのお返事はこちら
第二新卒の人が知っておくべきたった一つのマナーを読んで何となく思い出したことがあったので、だらだらと書いてみ増田。
うちの会社は特別妙な会社で、関連会社から人が集められて、グループ内の新しい会社として誕生した会社だ。設立されてからまだ何年もたってない。
その中で、自分は会社が創立される前に、事前に契約社員として親会社に新しく設立される会社……つまり今所属している会社にに入るための人材として雇われたという経緯があったりして、新会社で、親会社から出向されている方々をのぞけば、会社で一番今の会社での職歴が長い。
会社は正式に設立され、中途採用の募集をかけて人材を急激に増やしたので自分より年上の人や、いわゆる第二新卒と呼ばれる人々が中心で数十人入社してきている。
というわけで、自分は
「出向者をのぞく会社在籍者では一番会社の在籍年数が長いが、年齢は下から5番目」
という奇妙な立場を強いられている。
そう言う立場から言わせてもらう一つの話。
大体4人目ぐらいに入社してきた、年齢的には三十代中頃ぐらいの人がいるのだが、自分はその方よりだいぶ年下である。その方はブルーカラーとホワイトカラーの中間ぐらいの職歴を持つ人で、完全にホワイトカラーに入る今の仕事はあまり不慣れであったということもあって、自分が業務に必要なソフトウエアの操作方法なども教えたりしていた。
そう言うこともあって、その方は結構自分を敬ってくれる。いや、年上なので当然話し方は「増田君」的なのだが、それなりに尊重してくれるというか、仕事で何か相談的なことがると、意見を聞いてくれたりしてくれる。
これは大変ありがたいのだが、問題はこの後。
新しい人が入ってくるたびに、この方「新しい会社に入ったら、いくら年下でも先にいて仕事をしている人の方が先輩で、お前は新人なのだからもう少しそう言う振る舞いをしろ」と言って回っているようなのだ。そして同時に「増田君が一番長くて、次は誰々で、その次は誰で、次は俺で、その後は…」と序列を吹き込んでいるらしい。
その教育(?)のせいか、新しく入る人はだいぶ年上でも「増田さん」的な感じで妙に職場としての丁寧語というより、さらに丁寧な言葉遣いというかで接してくるのである。
正直、すげーやりにくい。
自分は別に「一般的序列は守って」「職場なんだから基本的にだれであろうと口頭では"さん"を使って丁寧語が基本」という派であって、そりゃ、営業職とかで言葉遣いの訓練を兼ねてるところはともかくとして、普通に仕事をしていく上ではそんなことは過剰に言ったり言われたりするのはあまり意味がないと思っている。
が、逆にそういう「マナーを守れ」「先輩を敬え」というこの手のことを言って回る人は、この秩序が当たり前であるって信条というか信念のようなものがあって、疑ってない。
確かにそう言うことも大事だし、上下関係が指揮命令関係に直結しているON/OFFがはっきりしていないところ(≒ほとんどの職場)ではそういうことをはっきりしておかないとスムーズに進まない面があるってことはわかる。わかるのだが……。だが、この考え方だと年功序列が染みついてしまって、後から入った人間や年下の人間が上に立つことになったとき「俺の方が長いのに」とかそういうつまらないことになって軽視されるとか、そう言うことにつながらないだろうか。
どうもなじめないというか、やりにくいのだ。
同じ職場に配属になった人は、だんだんなじんできてそういう妙なぎくしゃく感は減っていくのだが、層でない人は未だにそう言う感じというかイメージが残っているみたいで…。やりにくいことこの上ない。
特にオチはない。
軽い自己紹介の後、
「自己PRなんですが、『私こう見えて実は・・・』という文からはじめてください。」と要求された。
つまり、「あなたの意外性のあるところをアピールしてください。」と言うことだ。
そして数あるギャップのなかから、自己PRとなりうるようなものを選択し、
効率的に伝達しなければならないのだ。
これって、就職活動の質問の中ではものすごくレベルが高い方に位置するのではないだろうか。
自分が他人に与える印象を深く知っていなければならない。
しかも、部屋に入り自己紹介をするまでの短い間に与えると言うとても限定的なもの。
グループ面接では、他の学生と相対的な評価をする必要があるかもしれない。
他人に与える印象と、自分の「自己像」の齟齬を素早く認識する。
もちろん自分の内面をきちんと把握しておく必要があり、客観的にみても妥当性があると感じられるもの。
瞬時に、自分の表層・内面を言語化し、会話を組み立てなければならない。
新たな印象を形成しなくてはならない。
「私、先ほどの自己紹介ではアツイだけの体育会系に見えたかもしれませんが、ゼミで論理的な議論が大好きなんです!」
と言うことを伝えたいのに、論理的に話すことができなければ、それは失敗である。
よく、合コンなどで「私こう見えて天然なんですぅ〓♪」という女性がイタイ・・・という言説がある。
これのイタイ理由はいくつかに分けることができるのかもしれない。
「“こう見えて”・・・て、どう見えてると思ってんだよ;;」
「見たまんまだよ!or興味ねえよ!まったく意外じゃないし。orそれって良いことなの?言わない方がいいんじゃね?ORオメーのは間抜けって言うんだろ・・・」
「えっ?あいつ天然って言ってたよな?めっちゃテキパキ動いてんぞ?裏番長?」
ポジティブな“意外性”というのは対人関係において、かなり強力な武器になるのでしょう。
ただし、意外性をアピールすることはかなり難度が高く、ハイリスクでもありますね。
やっぱり「話せば分かる」「問答無用」的なやりとりはあったのかなーと例の事件を報じる記事を眺めていたら元次官の人が思い思いの表現で呼ばれていることに気付いた。
最後の2つは英語にするとカッコいいだろう!的発想を感じないでもない
もしくはプロと呼ぶに値するのはこの人くらいしかいなかったという遠回しな官僚disだろうか
「神殺し」って言ってみたら脳の中二病野がすごく活性化しました
本当に仏になっちゃったー!ってマギー審司がやってるところを連想させられてイラッ
次にどんなのがくるか考えてみる
各社の記事に一覧性を与えて面白い二つ名の存在に気づかせてくれたぐぐるニュース先生こそ黒幕
11/20 木 11:28 加筆修正
なんかホラー映画の題名っぽいけど、以下の続き。
http://anond.hatelabo.jp/20080627205854
献体者の合同慰霊祭が行われるという案内がきていたので母と妻、子供と参加してきた。
主催は某医大。父は今こちらで医大生の皆さんの解剖実習の教材となっているのだが、どんなものだったか簡単にご紹介。
慰霊祭は年に一度、医大の教職員、学生および大学病院の関係者の多数が参加して行われているみたい。
今年解剖実習に参加する学生なのかな?遺族とは席が分けられていたのだけど関係者がかなり多数だった。
参加遺族は200名ほどかと思われる。献体者に対して2〜3名くらい参加者がいそうな感じなので、こちらへの献体者は年間60〜70名というところかな。遺族から献体者の傾向など何かあるかと思ったけど、かなりバラバラで特に特徴はつかめなかった。
■解剖慰霊祭次第
・参列者着席
小さな子供連れなので後ろの方に席をとってもらった。
(子供は熟睡で暴れなかったので助かった。)
・開式の辞
・黙祷
・祭文
・弔辞
医学部代表3名。解剖実習への取り組みの感想や多くの人の支えがあっての学習であることの自覚がうんぬん。
ここが一番長かったが、各学部の特徴など出ていて興味深かった。
・挨拶
・献花
その後遺族による献花、遺族はその後退場。
・閉式の辞
あれ?今思うと遺族抜きか。まぁいいけど。
全部で一時間くらい。
関係者や学生から何度も医療への貢献への感謝と医療従事者の自覚という言葉が出てきて、多くの学生さんの列席をみてもやはり教育効果をたぶんにねらった慰霊祭なのだなぁという印象。まぁ、未来の医療従事者の皆さんが何か掴んでくれれば父も本望だろう。
それにしても「篤志献体者慰霊祭」とかなんとかいいようがありそうなところ「解剖慰霊祭」、祭壇に大きく「解剖体之霊」とそのままずばりな感じが一番印象的だったかな。いや、よいのだけど。
259 名前: 社会保険庁職員(東日本) :2008/10/24(金) 20:28:41.18 ID:sFNyaW70
父が他界母子家庭に
これじゃいかんと番長を味方につけるために一緒のラグビー部へ。
→日本代表に選ばれラグビーへ明け暮れるも、大阪1、2を争う進学校の為ついていけずに落ちこぼれる
→弁護士めざす、二期で受かる
仕事がなかなかなく、家族の為に危ない橋を渡り独自のセンスで仕事をこなす。
仕事は増え、子供も増え、再婚した両親、嫁の両親、妹夫婦に同じ場所にマンションを買ってあげる。
後はご存知の通り。
こういうのを見て、「橋下って凄い経歴なんだ。こんな中でよくがんばってきたなあ。すごいなあ。こんな人が言うのだから納得だあ!」とか無邪気にはしゃいでる奴が俺は一番嫌い。
嫌いというか、その頭の悪さに軽くめまいがする。
俺からすれば、こんなんで喜んでる奴らって、恋空見て泣いちゃう層と同じレベル。
安っぽい物語に感動して、そこまではまあ個人の趣味だからいいとしても(それでも俺が嫌いな事に変わりはないが)、「こんな人が言うのだからすごい」「こんな人が言ってるのだから説得力ある」とか言っちゃってるところ。
何?お前ら、バカなの?
橋下がいくら苦労しようがそんなことは主張と関係ないから。甘ったれんな。苦労して育ってきたからそれが何だ?それでも論理的に間違っているなら間違いなんだ。橋下がいくら俺は底辺からでも頑張ってきたとかいったところで所詮それはお前の人生であって、その基準で他者の事を語るなど無礼千万に尽きる。人一倍苦労したからって他者に説教できるわけじゃない。勘違いするな。苦労したから、人生論ぶてるわけじゃない。甘えるな。
いくら橋下が苦労していようがあるいはもともと金持ちだろうがなんだろうが、今こいつが主張していることとそれは全く関係がない。議論というのはそういうことだ。バックグラウンドなど、猫の抜け毛ほども関係が無い。それを、あんな安っぽいストーリーに感動した挙句、それを安易に橋下の主張と結びつける、この愚鈍さ。その頭の悪さに俺は絶望する。日本人ってこんなものなのか?
それと、どうせ「うんうん橋下はすごい、偉い」とか言ってるお前ら自身はといえば、どうせこの高校生と大差ない、ほどほどに恵まれてて大学もそれなりに行った奴らが大半のくせに、「橋下はこんなに辛くても頑張ってたのに、このゆとり高校生どもは…」とか、勝手に橋下の苦労を虎の衣のように着込み、高校生を見下してるのがまたクズ。
バカじゃないのか。そんなの橋下にとっても失礼だろうが。勝手に人の苦労を借りてそれで他人を見下そうとするな。人がした苦労を他人を見下す道具にするな。他人の苦労でオナニーすんな猿どもが。
百歩譲って、橋下が、はいはい、逆境の中物凄く努力しました、凄い人です、としても、だから何なのか。
だったら逆にそんな人が知事なんてやるのは迷惑だ。
「凄い人」ってのは、扱いに気をつけなきゃならない。「凄い人」は、そのとおり、「凄い」のだから、「だからこそそんなものを基準に府民に求めるべきじゃない」のだ。「貧乏?橋下はそんななかからはいあがったぞ?」なんていうのは逆に橋本を「普通の凡人」扱いしているともいえる。
極端な話、ほぼ全ての不幸を背負った事がありそれを全て克服した、なんて人がトップにたってみろ。
「実はこんな不幸が」「俺は乗り越えた」
「実はあんな不幸が」「俺は乗り越えた」
「こんな不幸であんな不幸が」「俺は乗り越えた」
話にならない。それじゃ政治なんていらないだろうが。あくまで橋下ってのは、「不幸な境遇からなりあがった」というイレギュラー的存在である。「不幸を克服したえらいひと」、OKそうだとしよう。しかしならば尚更そんなものは基準におくべきじゃない。お前達は、天才を基準に教育を考えるのか?数学が神レベルにできる奴が数人いたからといって、そいつらのレベルに合わせてたらほかのやつはどうしようもなくなる。
不幸な境遇からなりあがった、そうだねそれはすごいね。で、どうしてそこから「だからその他の不幸なお前らもがんばれよ、橋下がやったんだからやれよ」になるのか。すべきことはそうじゃなく、橋下のような「不幸な境遇」をまず政治的に是正することだろうが。不幸な境遇からなりあがりましたすごいすごい、それはいいとして、そもそもはその不幸な境遇自体が、よくないものだったんだ。なくすべきものだったんだ。その不幸を「あってもいい」などと肯定しては、いけない。乗り越えたからといって。そもそもの悪はその不幸であった。そしてそういったものをなるべく軽減するのがある意味政治の役割なのだ。(当人が自身の胸の内で一人だけひっそりと肯定するのは構わないが)
不幸な境遇からなりあがった人間というのはこの辺りが面倒くさい。なまじ不幸を経験しそれを克服したからと、他者にもそれを要求する。「不幸な境遇があったこと自体がもともと正すべきことだった」などと言われると自分を否定された気になるのか知らんが、妙に「不幸な境遇はあって当たり前」としようとする。不幸を乗り越えた者が言ったことだからと、皆が妙に否定できなくなる。この悪循環。不幸を乗り越えたものは、その自身の不幸を正当化しようとするのだ。なぜならば自身の成功はその不幸と地続きであるから。なればこそそういったものはやけに「不幸はあって当たり前、そんなものに文句を言うな」となりがち。不幸を乗り越えたものの乗り越え方には、一見の価値があるかもしれない。しかし彼らの根性論は決して聞いてはいけない。語弊を招くのを覚悟で言えば、彼らはやや歪んでいるのだ。幼き頃の不幸ゆえに。まるで幼き頃性的虐待にあった子供が、かえって大人になり風俗につとめてしまうように。不幸を彼らは認めざるをえない。そういう人物なのだから、一概に「えらいひとだ、えらいひとだ」などと持ち上げてその全てを肯定などするな。甘やかしてはいけない。いくら不幸で成功した人だからといって全てが正しいわけではない(当たり前すぎるのだが)。
「不幸からなりあがった人」の話は話半分に聞くべき。
彼らは自身の不幸を正当化している。
個人レベルの話なら一向に構わないが、それを他者への基準にするな。
お前が不幸を乗り越えた凄い人なのはわかった、しかしだからといってその不幸をこれから「乗り越えられるはずだ」といって無視するのなら、もう、不幸を乗り越えた人なんて不幸な人にとって邪魔なだけだ。(なまじ悪意がないから余計にどうしようもない)
>アピールばかりの口だけ番長を応援して 黙々と頑張る奴には見向きもしない
えがちゃんのことウザいっていうなら、お前は何か作ったのか?
どうせ口だけ番長なんだろ?
何も作らないヤツより、何かしら作ってるヤツの方がえらいんだよ!
1. http://anond.hatelabo.jp/20080901083917
2. http://anond.hatelabo.jp/20080901095116
とんでもなく長い前置きでしたが私が伝えたいことはこれからです。
伝わる確率は限りなく低いのですがここに書かせてください。
お元気ですか?最近暑かったり寒かったりしますが体調崩していませんか?
あれから5年くらい経ちました。貴女は私のこと覚えていないかもしれませんが私は貴女のことを鮮烈に覚えています。
あのゲームを2年位でやって他のゲームを渡り歩いて早数年、あの頃より楽しかった事がまだありません。
貴女は強烈な方でした。時にいぢわるで時に狡猾で時に大胆で時にリーダーすら手玉に取るまさに影の番長な方でした。
だけど、時に親身になって優しくて暖かい貴女が本当に大好きでした。
できればもう一度お会いしたいです。昔の話とか今の話とかいっぱいしたいです。
私も貴女もふらりと居なくなって連絡先も交換できなかったのでここで伝わるか伝わらないかも分からない手紙を書いています。
貴女と「別の中の人」のことはゲーム内旦那から少し話を聞いています。
リアルの事なのでどうこう言える立場ではないのですが…今、幸せですか?
幸せなら別に良いのです。ただ、ちょっと心配なので。
連絡先とか考えてどうにかします。
突っ込みが自慢のヒーラーより
ふと昔やっていたネトゲのことを思い出したのでこれを書きます。
それは今となって「最悪のネトゲって何?」と聞かれたらまず上位2つに食い込むであろうゲームがβテストだった頃のお話。
その世界は今よりもとても「狭かった」。だけどのんびりで優しくて居心地の良い所だった。
ボス狩りも攻城戦もなく、目玉が飛び出るほどの経験値を溜める必要もなく、激レアアイテムも猫耳とかウサミミとかその辺しかなかった。
そんな世界に私はヒーラーとして降り立った。別に剣士もいたのだけどその辺はさておき。
私は都会の片隅の建物の中でそこに集まった人たちと雑談+転職お祝い係をやっていた。
ある日、そこに一人のアーチャーがやってきた。初めて見る顔だったけどやって来るなりこんな事を言った。
「俺たちと一緒にこの世界で有名にならないか?」
…アホだった。
だけどそんなアホが大好きだった私はそのアーチャーにホイホイついて行った。
やって来たは今いた建物の外徒歩3秒。修行用のわら人形が立ち並ぶ広場に私を勧誘したアーチャーと盗賊と魔法使いがいた。
「俺たちはこの世界で有名になるための集まりを作ろうとしている」
…3人で?
まだ立ち上げたばかりだからね。君も入らないか?
えーと、んーーと…入るっ
そんなわけでアホが四人そろい、世界の片隅で世界で一番有名になるための集まりができた。
集まりの名称はあるがここでは伏せておく。
…念のために言っておくが涼宮某がまだ発表される前の話である。
それから翌日だか数日だか覚えてないけど都会の片隅の修練場にやってきた私。
そこには見知らぬ人がいた。皮の帽子をかぶった金髪ショートの女剣士。
はじめましてー、と挨拶しいつものようにどうなれば有名になれるか…というのはそっちのけで雑談をしていた。
この時はまだ、普通の剣士だと思っていた。
それから修行もそこそこに毎日のように都会の片隅の修練場に赴いた。そこには愛すべきアホ…もとい仲間達がいたから。
殆どは雑談かお馬鹿な騒動を巻き起こし、たまーに外で遠足にいったりはたまた真面目に戦いに行ったりしていた。
毎日が楽しかった。本当に楽しかった。
それから数ヶ月。たゆまない勧誘活動の末メンバーは10人ちょっととなっていた。
メンバーが増えて時が過ぎれば各々に役割のようなものができてくる。
その中で先ほどの皮の帽子をかぶった金髪ショートの女剣士。彼女はガキ大将的なポジションになっていた。
おもちゃボケ役はおろか学級委員長に先生までも手玉に取り、私の突っ込み軽くいなし好き勝手にする様はまさに影の番長だった。
更に愉快な集団になった我々は都会はおろか地方都市にダンジョンまでも駆け回り、一部で悪名を轟かしたとか轟かさなかったとか。
そんなのが数ヶ月続いたある日、先日ヒーラーとは別の剣士の方で付き合っていた人とゲーム内結婚なんて酔狂なことをした私はあることで非常に悩んでいた。
正直、生まれて初めて考えることでどうにもならなかった私はふと影の番長のことを思い出し相談してもいいか、とお伺いを立てた。
相談を快諾してくれた彼女は戦いもそこそこに私の元にやってきた。そして数時間も私の悩み事を聞いてくれてアドバイスをくれた。
それからも何度も悩み事があっては相談になってくれるようになった。
それが境に影の番長の見方が変わった。なんというか、姉のような人と思うようになった。
いつもはちゃめちゃで意地悪だけどみんなを引っ張っていき、時には優しく包み込んでくれる人。例えるなら太陽のような人。
リアルでは私が兄弟で一番上なのだけどその人はまさに私の「お姉ちゃん」のような存在になっていった。
また例によって数ヶ月が経ち、私と「お姉ちゃん」と愛すべきメンバー達は相変わらずバカをやっていたのだけどその中に異分子がやってきた。
別の人格と書くとあれだけど、有り体に言うと「別の中の人」が現れたのだ。
自称官能小説家の「別の中の人」は正直あんまり良い第一印象じゃなかった。なんていうのだろう、ねちっこくて冷たい存在だった。
戯れなのか何なのか分からないけどそれからたまに「別の中の人」は現れた。たまにセクハラまがいのこともするようになってきた。
そういうノリは好きじゃなかったし、何より「お姉ちゃん」と一緒にいられる時間が減ってしまう。
「別の中の人」には出てきて欲しくなかった。
ある日私はとんでもない大チョンボをしでかした。意図してやったことではないけど「お姉ちゃん」を傷つけてしまったのだ。
それに当時気がつかなかった私は「別の中の人」に呼び出しを喰らった。
何のことかよくわからなかった私は言われるがままに都会の片隅の建物に向かった。
そこにいたのは「お姉ちゃん」の姿をした「別の中の人」。「お姉ちゃん」を傷つけたことを突きつけられ激しい罵倒を喰らった。そして最後に一言
「おまえとはもう会わせない、お別れだ!」
といって消えた。
…何だかよくわからなかった。傷つけた事実ではない。それは深く反省し本人に弁明をしたかった。
だけど、なんで「別の中の人」が「もう会わせない」とか言い出すの?
理解できない
え、なんで?
疑問はすぐに激しい怒りへと変わった。
俺ならエル・マロを外してオリジナル・ラヴ『風の歌を聴け』を入れる。渋谷系裏番長(笑)のエル・マロはこの10枚を聴いてもらって食いついてきたときのために保存しておきたい。オリジナル・ラヴは渋谷系ムーヴメントがアシッド・ジャズまで包括して伝播していたことを知ってもらうための参考として。聴き易いだろうし。
あとはスチャダラパーを入れたい。『WILD FANCY ALLIANCE』は90年代前半の空気を巧く封じ込めているし全体的にも聴き易い。ただ、これを入れるにあたってTokyo No.1 Soul Setを外すかどうか微妙なところ(中原が十枚目なのは一応オチの意味もあると思うからこれは不動で)。
もう少し欲張ればUnited Future Organizationだとか、ヴィーナス・ペーターも捨て難い(外人とタメ張れる俺等カッコいいぜ! という今考えればこっぱずかしい対抗意識や周囲に広がるJ-POPよりも先行ってるという優越感も渋谷系の特徴だったと思う)。
あとフィッシュマンズの系統は何気に七尾旅人が(一瞬だけど)なぞってた気がする。
ネロリーズ、b-flower……懐かしい名前がどんどん出てくるな。ブリッジ、シークレット・ゴールドフィッシュ、エレクトリック・グラス・バルーン、デビュー当時のサニーデイ・サービス……意表を突いて猫沢エミや川本真琴を聴かせるとかいう離れ業も試してみたい。あと藤原ヒロシも鉄板だな。ハイポジは上級者向けか。
女子版