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2009-04-03

アイディア技術だけは何も完成しない

http://anond.hatelabo.jp/20090403015444

アイディアマンと技術者が何もできずに焦燥しているようだ。

複数の人間が協力してクリエイティビティを発揮して何かを完成させるということについて、彼ら二人はあまりよく理解していないようだ。

仮に優れたアイディアと優れた技術があってもそれだけでは何も生まれない、必ず二つの視点が必要である。

プロダクトマネジメント

画期的エンジンをもった新しい車であっても、タイヤは必ず必要である。たとえそれが凡庸なタイヤだとしても。

アイディアを実現可能な要素に分解し、また構成し直す、設計図、青写真を作る必要がある。技術アイディアの間の大きな溝を埋める作業である。

このプロセスにおいて、アイディアは常に、技術的な裏付けがあり実現可能であるかを問いただされ、技術プロダクト全体としての目的を達成するものかが問いただされる。

プロジェクトマネジメント

設計図、青写真を、やるべきことに分割し、時間人間に割り当てる作業である。

しかるべき能力を持つ人間を連れてくる。道具、空間を用意する。

各人の個性を理解し、人が心地よく協力し合う空気作りをする、進捗を見張り時にはムチを振るう、といった事も含まれる場合がある。




はっきりいって優れたアイディアも、優れた技術も、優れたプロダクトマネジメントプロジェクトマネジメントの前においては従属要素である。

もし、君たち二人のどちらもこれら2つのマネジメント能力に目覚めないか、兼任するだけの余裕がないのであれば、それが出来る人間を連れてくるしか、事態を解決する方法はない。あるいは、兼任できる規模のものを目指すべきであろう。

やっかいなのは、これら2つともに教科書どおりにいくものでもないので、これまで結果を出したことがあるかどうかでしか能力の評価が出来ないところだ。



あえて言うとさらに3つめがある。

プロデュース

このプロジェクト全体の投資管理する。しかるべき人材に対価をはらい、成果物から対価を得る算段を企てる。

2009-03-24

http://anond.hatelabo.jp/20090324033750

今となっては別に画期的システムじゃないし、まるっとコピペして運用することは出来るんじゃね?

膨大であるというのはすごいことだけどね

2009-03-18

明日は祭り

日本経済新聞 3月19日 朝刊

ジュネーブ発 西山 章宏)

 スイスの保養地、ダヴォス・プラッツ3月2日から12日まで、行われた、世界知覚認識学会ミシェルポーター会長)で、北海道大学医学部斉藤信(まこと教授提唱した、痛みを表す「hanage」と言う単位を、世界で共通の単位とする事が承認された。

 本来、痛みは、個人差が大きく、同じ刺激でも主観によって感じ方が異なるため、客観的に数値で表すことは、不可能であると思われていた。

しかし、斉藤教授は、「鼻の粘膜は、人体の中で一番個人差が小さい。」事に注目し研究を進めた結果、1㎝の鼻毛を、1N(ニュートン)の力で、引っ張る時に生じる痛みを、1hanageと定義出来ることを発見し、そして今学会単位として承認された。

斉藤教授によると、足の小指を角にぶつけたときの痛みは、2~3Khanage(キロハナゲ)、お産の時の痛みは2.5~3.2M hanage(メガハナゲ)になるのだそうだ。

「痛みを数値で表すことにより、正確な治療に役立つ。」(斉藤教授)そうで、今回の発見は、大変画期的だそうだ。

日本人提唱する単位が、世界で認められるのは、非常に珍しい。」(京都大学 横田昌平教授)そうで、日本発の「グローバル・スタンダード」は、驚きをもって迎えられている。

===

 日本欧米各国の政府は、来年から痛みの統一単位、「ハナゲ」を採用することに決めた。ニュートンヘクトパスカルに続く新単位の登場で医療機器薬品メーカーは対応に追われている。

 国際標準化機構(ISO)によれば、1ハナゲ定義は「長さ1センチハナゲを鉛直方向に1ニュートンの力で引っ張り、抜いたときに感じる痛み」

 大気汚染ハナゲの成長速度の相関性について研究していた永井花外・室蘭私立医科大学教授が、二年前、鼻毛を鉛直方向に抜いたときの痛みに、性別さや個人差がまったくない事を偶然発見したため、この基準が採用された。

 これまで、痛みについてはその程度を示す明確な数値がなかったため、「子どもを産んだときはすごく痛かったわ」「痔の手術の後の抜糸は痛いなんてもんじゃない」「ムチがいいか、ロウソクがいいかと問われれば私は迷わずムチを選ぶ」といった論争が起こっていた「ハナゲ」の採用で、これらの無意味な論争にも決着がつくとみられる。

 永井助教授によれば、麻酔なしで虫歯を抜いたときの痛みは=500ハナゲ、タンスの角に足の小指をぶつけたときの痛みは=200キロハナゲ、分娩の痛みは=2、3メガハナゲ程度だという(安産骨盤の場合)

 

関係者各位

以下の国際標準化機構(ISO)の発表に伴い、昨日、東京・国際フォーラム

において行われた日本政府団体連盟主催標準化単位認定評議会

行れましたので、議事録を送付致します。宜しく御査収下さい。

2009-03-04

id:wiseler の代わりに説明してみる

d:id:wiseler:20090303 による元ネタ

http://d.hatena.ne.jp/wiseler/20090303/p1

主張:

マジコン販売禁止では不正コピーはなくなるどころか,より被害は悪化する

ゲーム業界は「断固たる禁止」ではなく,異なった道を模索すべきである

背景:

マジコンとは

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%de%a5%b8%a5%b3%a5%f3

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%82%B3%E3%83%B3

平たく言えば,ゲームソフト不正コピーや,不正コピーしたゲームプレイすることを可能にするもの

カジュアルコピーの氾濫

各種雑誌での紹介,口コミなどにより,「タダでゲームが遊べる機械」として一般的に認知され普及

誰でも簡単にマジコンを入手でき,容易に不正コピーされたゲームを取得できた

特に必要となる専門知識が無かったのが普及の最大要因であると考えられる

・法的手段によるマジコン禁止措置

最近では,販売前から任天堂正規のゲーム不正流通するなど,売上げに深刻な打撃を与えかねないところまできている

それを見かねた任天堂スクウェアエニックスなどゲーム業界各種は共同で,

マジコンを輸入・販売する業者に輸入販売の差止めを求めて東京地裁に提訴,販売差し止めの判決がなされた

ゲーム業界側の販売差し止めの意図

http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2008/080729.html

ゲームプログラムの複製物が、起動可能となるため、(略)極めて大きな損害を被っており」

と示しており,少なくともこの文章から素直にその目的を受け取ると,

マジコンが普及することにより,ゲーム全般の売り上げが損なわれることを阻止したい

ということになる.

では,なぜその手段として,「マジコンの販売差し止め」を選んだのか

結論から言えば,「一番コスト対効果が見込めるから」だと私は考えている

売り上げ被害阻止の方法はいくつか考えられるだろう

ソフト不正コピーをできないよう,ハード面を再開発する

アップロードしているユーザ著作権侵害で訴えるなどして辞めさせる

など

おそらくこれらも並行して行っていくつもりであろうが,

まずは,マジコンの普及を止めることが最も効率がよいと考えたのだと思う

大半の人は技術を持たない.パッケージ化されたもの=マジコン不正コピーが用意されて初めてその技術を用いることができる.

マジコンしか方法を知らない人にとっては,マジコンが入手できない=不正プレイすることができない,になるからだ


しかしながら,これでめでたしめでたしとはならず,まだ問題は残りつづける

なぜなら,ゲーム不正コピー自体はこれからも存在し続けるからだ

マジコン販売禁止でも不正コピーが出回る理由:

1 それでも不正コピーゲームを遊ぶ人がいる

 既製品としてのマジコンを奪われたとしても「タダで遊べる」という魅力がある限り

 他の方法エミュレーション自作マジコン,闇ルートからのマジコン取得)で不正コピーゲームを遊ぶ人はいるだろう

2 それでもマジコンエミュレーションソフトマジコン設計図?)を作り,売る人がいる

 リーガルリスクがあろうとも,1のような人を対象とした儲けがある限り,闇ルート確立して売る人は残る

3 だからこそ不正コピーを作成する人がいる

 1,2のような不正コピーが求められる環境が整うからこそ,不正コピーは残り,増え続ける

これらの問題は,ハードウェアの改良や法的処置などで改善されることはあっても,

リバースエンジニアリング不正利用者とのいたちごっこであり,根本の解決はない

結局のところ,ゲーム不正コピーする輩がいる限り,完全にこの問題を解決することはできない

さらに悪いことを言えば,その被害が確認できないという状況に陥る可能性がある

今までは,マジコン大手が一般のお店でマジコンを販売することが許されていたので,良くも悪くもその状況は理解しやすかったが

ルートが横行すると,大手が出所を隠蔽し,出回っている数や性能などが把握できなくなってしまう

そのため,ハードウェアの改良,法的処置というパッチすら当てられない状況になりうる


といって手をこまねくわけにもいかないので,異なる解決策を模索してみよう

先ほどのハードウェア改良などは,いわば強硬策である

この方法ではよほどの画期的改善が無い限り,いたちごっこに陥る.

では,逆にもっと柔軟な策はないだろうか

先ほどの理由1,2をもう一度見てみよう

1 それでも不正コピーゲームを遊ぶ人がいる

 なぜ不正なことをしてまで遊びたいかといえば,「タダ」だからである

2 それでもマジコンエミュレーションソフトマジコン設計図?)を作り,売る人がいる

 1のタダで遊びたい,という心理につけこめるから,儲けることができるのである

強硬策は,マジコン販売禁止などの方策で,無理やり両者を切り離そうとするものである

そうではなく,1にとって魅力的な,代替を示すことで,両者の関係を解消できないか

完璧技術・法的根拠によって,違反者0となる仕組みを作るのではなく

ある程度ととのった仕組みを作ることで,違反するためにはちょっと手間暇をかけないといけなくして

メリットがあまり感じられなくすることで,ゲーム業界が儲けを確保できる程度に違反者を減らせればいいのではないか


そこで提案するのが,「任天堂公式のマジコン」である

かなり突拍子の無いことを提起しているようだが,順を追って説明する

1にとって重要なのは,ゲームを遊ぶ上での価格である

これが可能な限りやすくなればよく,究極的にはタダになれば最高である

さて一般論として,ものを安くするには,中間のマージンを減らすことがよいことは周知事実だろう

では,ゲームソフトにおいてそれを実現するにはどうすればよいか

単純に考えれば,メモリーなどの物理的なモノを売るのではなく,デジタルデータのみを,直接販売するのがもっともよいだろう

そこで,ゲーム会社と購入者との購入契約を,任天堂公式のマジコン承認するという形を取るのはどうだろうか

この契約DRMのように(例えば)任天堂において一括管理されており,正式利用者にはサービスを提供し,

不正利用者を発見した場合には,ゲームができなくなるなどの処置を施すようにする.

このような形態に移行できれば,上記価格メリットに加えて,

ゲーム業界としては売り上げ動向の把握も容易になり,開発計画も立てやすくなり,ゲーム価格は適正なものになると考えられる

参考までに,同様の取り組みをPCで行っているSteamを紹介させていただく

http://ja.wikipedia.org/wiki/Steam

物理的なものにこだわらない仕組みであれば,体験版も可能であるし,

MMOなどで取られているような,基本無料拡張課金という提供も可能である.

場合によっては,広告などをうまく活用して無料ゲームも提供できるかもしれない.

あるいは,知り合い間ではゲームデータコピーを許容してお試し期間内にはタダで遊べる,などできるかもしれない.

重要なのは,今まで正式製品では実現できなかったことを,

ある程度の(ゲーム業界利益がもたらされるような)制約をもうけながらも提供すること である.


さて,以上が私の主張であるが,ここでは視点を変えて,公式マジコンを用いたアマチュア開発の可能性を示唆する

PCにおいては,ゲーム会社が作成するようなプロゲームのほかに,一般者が必ずしも営利目的としないアマチュアゲーム開発がされてきた.

その出来は様々であり,ものによってはプロにも匹敵するようなゲームもあり,ときに,ゲーム会社から正式に販売されることもあるほどである.

これらアマチュアによるゲーム開発は,プロによる「完成度」が求められるゲーム開発のオルタナティブとして重要な役割を果たしており,

荒削りではあるが,未知の可能性を秘めた原石がそこには確かに存在する.

専用ハードで展開されているゲームにおいても,このアマチュア開発の「可能性」を取り込むことはデメリットにはならないはずである.

しかしながら,現状の,非正規なマジコンによるアマチュア開発では,この可能性の発見,原石の掘り出しは難しい.

これら開発は正式に許可されたものではないため,ひそかにやらざるをえず,日の光を得ないからである.

その上,マジコンが販売禁止になったので,これからさらに闇ルートへと隠されていくわけである.

そこで,公式マジコンによる,正式なアマチュア開発への門戸開放である.

門戸開放とは,公式マジコンという技術提供だけではない.一般利用者への開発物提供の場を与えることも含めたものである.

ただし,アマチュアによるゲームプロによるゲームと同等に売り出すことは意図していないことを注意されたい.

アマチュア勝手ゲームを販売し始めたら,いわゆるアタリショックなどで知られるようなゲーム自体の質の低下を招きかねない

無法地帯を作るのではなく,ゲーム業界管理可能な範囲で自由に作ってもらうようにする.

敢えて誤解を恐れず言うと,ニコニコ動画などのような,

アマチュアが作り出したものだと一般利用者が理解してくれることを前提としたアマチュア特区である.

作り出されたものの中から,特に優秀で可能性のあるものに対しては,正規ルートによる販売を促進するのだ.


最後にまとめると,必ずしも法的根拠による厳しい措置は,すべての解決の道とはならず,負の連鎖に陥る可能性がある.

任天堂その他ゲーム開発会社には,より柔軟なシステムづくりによって,利用者にとっても,開発者にとっても利益がもたらされるよう努力を望む.

その可能性として,じゃあ思い切って公式マジコンもありじゃね?と思った次第です.

以上,本題(むしろ,以降が本題?)

id:wiselerの日記 http://d.hatena.ne.jp/wiseler/20090303/p1 を見て,伝えたいと思われる意図自分なりに代弁してみた.

議論の練習ということで,必ずしも私本人がこのようなことを強く切望しているわけではないので誤解しないでもらいたい.

工夫したポイントは,やはり「アマチュア開発」の説明である.

あくまで別の視点として,本論には一切登場させずに論じることで,議論の軸をぶらさないようにしたつもりである.

また,余計な,自分が知りえる知識を出すのではなく,必要性が無い場合は論じなかった.

マジコン歴史,詳しい仕組みは説明するだけ長文になり,理解の妨げになる.

原文が文章構成として一貫性が欠けるものとなっているのは,主観による言葉を多用しているのに,その主観がいちいちぶれるからである.

具体的には,

アマチュア開発者視点

アマチュア開発者にとっての死刑宣告」「アマチュア開発者の封じ込め」

ゲーム業界視点

ハードウェアメーカー目的・同利益

消費者視点

任天堂にとって良いこと尽くめ→我々消費者任天堂のような企業利益の視点で考えなければならないのかはなはだ疑問」

主観で書くなら,自分の立場を(少なくともその文単位における主観を)はっきりさせた上で,その主観からぶれないこと.

いろいろな利害をめぐる話を書くなら,客観性をもった言葉に徹すべき.

結局,言いたいことがわからない.

はっきり言わせて貰うが,これは議論云々以前の問題である.

いずれかの立場から,何が問題であると感じており,結論として何を言いたいのか.

「私はマジコンがなくなると,利用者はタダでゲームが出来なくなるので困ると思います.」

あまりに幼稚な主張だが,これは何が言いたいのか明確である.議論も可能だろう.

発言のよしあしではなく,この域にすら達していないことが問題なのだ.

追記

このエントリの主目的は,

近接上記の元日記に対するコメント

であり,

マジコンに対する深い考察や強い意思表明ではない

ので,ご留意を.

ただ,せっかくのコメントですので回答をば,させていただきます

……それって携帯電話上でjavaVMを動かしてるアレと何が違うの?

枠組みとしてはご指摘通り,同じだと思います.

正直に言えば,私もその点を元ネタに対して突っ込みたいくらいです.

とにかく自分で言える範囲の主張としては,もっとオープンにしてみるということです.

質云々はそんな気がしますが,まったくオープンに展開してない状態で,所詮アマチュアは・・・って言えないはずですよね?ってことですね.

そもそもゲームがそんなに重要なものじゃないから金かけたくないって思考じゃないのかね

少なくとも現状のDSでは,まともなゲームは一律数千円かかるのが現状です.

数百円程度のお手軽価格で簡素なゲームなら,わざわざ違反してまで手に入れなくなると思います.

DSiアプリ購入があるとかないとか 時代は変わったと思いますが)

今までの歴史上,オフィシャル以外でまともなのがない,というのはごもっとも.

ただ,繰り返しになって恐縮ですけど,公開の場が無かったのは一つの要因じゃないでしょうか.

なぜゲームお金を払うのか

近年の利用者が,「モノ」に対する価値を失いつつあるのは,このデジタル社会での宿命でしょうね.

じゃあどうやって,ゲームメーカーは生き残っていくのか.その答えが,

おっしゃるとおりのサービスへの対価を払うというシステムへの移行なのだと私も思います.

for ぶくま

"違反するためにはちょっと手間暇をかけないといけなくして メリットがあまり感じられなくすることで,"云々がマジコン禁止なのではないでしょうか

exactly そのとおりだと思いますよ.

それを元ネタに対するブックマークでは,「不正コピー撲滅の第一歩」と表現された方がいたのではないかと思います.

元ネタ側はそうではないと再反論していますが・・・)

ただ,元ネタ側をフォロー?すると,訴訟のときのゲームメーカーコメントには,法的処置をさらにとっていく,という

強硬な態度を見せていますので,本文のような指摘をさせていただいた,という体です.

マジコン業者はともかくとして,利用者にとってもゲームメーカーにとっても,もうちょっと平和的な解決はないのでしょうかね

長文読んだが無駄だった。頭でっかちすぎ。メリットデメリットが折り合わない。

長文ゴメンナサイ&目的の書物じゃなかったかもしれませんね.

ぶっちゃけていえば,「以上,本題」以下が本題のつもりの文章です.

メリットデメリットというのは,メーカーサイドがわざわざアマチュアに門戸を開けることについてでしょうかね.

ここも敢えて誤解を恐れず言えば,ニコニコ動画経営するニワンゴにおけるメリットデメリットと似たようなものだと思います.

敢えて大手任天堂危険を顧みないで行うほどのイノベーションではないという話であればそのとおり.

ですが,それは人それぞれの考え方ですので,ね.

wiselerは「メダパニ」を唱えた。はてな市民はこんらんしている。/という状況なの?流れをよく知らないけど。

大体合ってる

2009-02-25

増田研究者議論の程度がひどすぎてなんだかなぁという感じ。

商品を考えましょう程度の話じゃないんだぞ、研究は。

使い方によっては空気を金に変えることができますというくらい画期的な、今までには絶対に考えられなかったようなものを生み出すのが研究なんだよ。その方法を自分で考え出して、組み立てて、説得して、売り出して、研究のためのお金を獲得して、そういうのを全部するのが研究なんだよ。生半可な覚悟ではできないし、一朝一夕でできるものでもない。

卒論程度でそんなもんが自力で出せると思うとか…研究が何かすらわかってないのにできるわけがない。知識がどんなにあったってそれと研究は違うんだよ。博士でたってまだまだひよっこだろ。でも修士までには新しい方向性のイメージくらいはつかめてないとその後は生き残っていけない。博士で何となくのイメージをとりあえずどんどん形にして、でもそれはほとんど意味をなさないこともある。ちゃんとした形にしてプロデュースしてそういうのをしていくと結局一生かかる。そういうことができる人が学士でぽんぽんいたら今頃ドラえもんなんてとっくに実現してるっつーの。

2009-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20090217104541

 

 子供を生んで育てる(新しい命を誕生させる)こと以外に、重大な事象ってなんだろう。人間の一生のうちで。

 仕事頑張って、会社貢献した? 税金沢山払って、国に貢献した? 

 上記のことって、人として当たり前の事だと思うし、自分だけが成し遂げたことじゃないよね。

 総理大臣になって、画期的な政策を実行したとか、不況から国を救ったとか、NGOに入って、社会貢献したとか……

 そういうのは、凄いと思うし、子供生んでなくても、誇れることだと思うんだけど。

 

 人として生まれてきたからには、何かを成し遂げたいなと思う。このまま独身で、細々と生活を重ねて、死んでいくのは嫌だ。

 とりあえず、献血はしてるけど……

 自分以外の誰かのために生きたい、やっぱり。

 結婚して子供生んで、立派に育て上げるってことをしたら、普通に、自分を誇らしく思えるんじゃないかと……

 酒井順子コラムで、こういう趣旨の文章みかけて、頷いてしまった。

2009-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20090204025200

あれ、将棋OKなのか。じゃあゲーム内のストーリーに縛った話じゃなくなるな。

プレーヤーの操作に応じた動的な対応といえば、シューティングゲームの「ランク」が昔からあるよね。

とはいえあれは、「うまい/へた」を判断する方法の多くがプアすぎて、うまい人ほど点数を稼ぎつつランクを上げずに進んじゃうジレンマがあるけどねー。

ゼビウス」はランク自分で調整できるのがいきなり画期的といえば画期的だったかもしれない。

いやごめん、なんかケチをつけてるみたいだけど、「ユーザーごとに異なる体験を」という目標ならSTGで昔からあるよってことを言いたかったんだ。

2009-01-07

http://d.hatena.ne.jp/tokigawa/20090105/p1

もうそろそろアニメで突然やってくる女の子とか、ロボットとか、やめませんか?

コードギアス 反逆のルルーシュ」第一話を見てそう思いましたよ、ホント。

なんなんだよ、この突然やってくる女の子ロボットの黄金パターンは。いつまでやり続けんだよ、マジで。放送されたの、2007年だぞ。2030年とかになってもやり続ける気か。この設定をみんなそんなに求めているわけ? 僕は誰もそんなに求めているとはどうしても思えないんだけどな・・・。

1クールにこのパターンアニメが2,3本以上ある状況って一体どうなのよ。いい加減やめろとはそこまで言わないけどさぁ、年に2,3本とかでいいと思うんだけど。

まぁこのパターンは昔からあって、突然やってくる女の子ロボットパターン金字塔と言えば「新世紀エヴァンゲリオン」があるし、映画小説演劇作品などにもあるし、日本古典作品の中にも存在しているけど、それがいまだにアニメの中心に居座り続けている状況ってどうなんだ? なんで「物語の出発点の基礎」みたくなっちゃってんだよ。突然やってくる女の子ロボットの基本は変えずに、登場の仕方が違うだけで、みんな同じなんだもんな。金髪さんに平手で殴られるとか、包帯を巻かれて担架で運ばれてくるとか、手のひらに紋章が浮かぶとか、軍のコンテナから出てくるとか、登場の仕方は違うけど、基礎の部分はまったく同じ。この設定に誰も飽きないのか?







突然何の理由もなしにやってくる女の子ロボットのセットは、創作上かなり効果的な装置なんだとは思うよ。平凡な男子高校生主人公日常と言ったら、学校と家の行き帰りがメインとなると思うし、その中で非日常的なヒロインを刺激的に登場させようとしたら、転入生としていきなり学校にやってくるか、家に何の前触れもなく押しかけてくるとか、限られたパターンの中に収まってしまうけど、その何の前触れもなくやってくる女の子が最も刺激的で効果的なヒロインの登場の仕方なんだろう。それに、突然やってくるからまどろっこしい出会いの導入をうまく省けるし、説明も必要ない。

ロボットに関しても、主人公に力を与えることで、主人公過去を知らない突然やってきたヒロインとの対比がうまく描けるし、突然やってきたヒロインを助ける道具としてロボットを使うことでアクション描写も描けるし(エウレカセブン鉄のラインバレルとか)、昔から主人公と縁があったロボットにすれば主人公ロボットを操縦できるようになって力を得る導入過程を簡単に省略することもできるし、導入過程を省略できるから主人公と突然やってくるロボットアクション描写を十分に描けるし等、いろいろと都合がいいとは思うんだけどね。

そして、突然やってくる女の子ロボットパターンアニメにとって非常に都合が良いものなんだよな。

大体のTVアニメ作品は1クール、2クールメインの長さで、一年かけてやるTVアニメ作品なんてそうそうない。12話、24話という時間制限の中で物語を展開しようとしたら、突然やってくる女の子ロボットのセットはとても相性がいい。先ほど述べたように、突然ヒロインがやってくるから下手に話数をかけて馴れ初めを描かなくていいし、ロボット主人公の意のままになるから導入過程を省ける。まともに描いたら時間がかかる物を描写しなくていいという画期的なセットなんだと思う。短い間の中で主人公女の子が戦うロボットアニメを描こうとしたら、これほど都合がいい設定はない。


だから、突然やってくる女の子ロボットパターンロボットアニメ作品には非常に多い。12話という短い間の中で十分に物語を描ける設定だからこんなにもTVアニメの中で氾濫しているんだろう・・・・と僕は思う。


でもそれって一体どうなのよ。漫画ライトノベルから突然やってくる女の子ロボットが登場する物を選んでアニメ化していたら、似たり寄ったりなものばっかりになってしまうと僕は思うんだけど。別に突然やってくる女の子ロボットの設定は悪くないけど、TVアニメでそればっかやってると飽きられて廃れていく方向へ行ってしまうんじゃないか?

もうそろそろそういう設定のロボットアニメの本数を減らしてもよくないっすか?

2009-01-06

もうそろそろSFで突然攻撃してくるロボットとか、狂ったマザーコンピ

地球へ」最終話をみてそう思いましたよ、ホント。

なんなんだよ、このマザーコンピュータのせいだったの黄金パターンは。いつまでやり続けんだよ、マジで。もう、2001+8年だぞ。2061年とかになってもやり続ける気か。この設定をみんなそんなに求めているわけ? 僕は誰もそんなに求めているとはどうしても思えないんだけどな…。

ハヤカワ・創元の棚ににこのパターンSFが2,3冊以上ある状況って一体どうなのよ。いい加減やめろとはそこまで言わないけどさぁ、国書刊行会に2,3冊とかでいいと思うんだけど。

まぁこのパターンは昔からあって、突然襲ってくるロボットパターン金字塔と言えば「フランケンシュタイン」があるし、映画ターミネーター」や小説未来の二つの顔」や演劇作品「R.U.R.」などにもあるし、日本古典作品「撰集抄」の中にも存在しているけど、それがいまだにSFの中心に居座り続けている状況ってどうなんだ? なんで「物語の出発点の基礎」みたくなっちゃってんだよ。突然襲ってくるロボットや狂ったマザーコンピューターの基本は変えずに、登場の仕方・理由付け・規模・デザイン・展開…が違うだけで、みんな同じなんだもんな。ミューをどう扱っていいからわかんないからとか(地球へ)、人間環境破壊の要因とみなすとか(キャシャーン)、権力者に操られてとか(メトロポリス)、どっか遠くからきた兵器だったとか(バーサーカー赤方偏移の仮面)、恋愛沙汰の末とか(アンドロイドお雪)、ディテールは違うけど、基礎の部分はまったく同じ。この設定に誰も飽きないのか?

突然襲ってくるロボットとか狂ったマザーコンピューターは、創作上かなり効果的な装置なんだとは思うよ。

平凡なロボット日常と言ったら、家・工場の作業がメインとなると思うし、その中で非日常的なロボットを刺激的に登場させようとしたら、自分人間として認識しているとか(あなたの魂に安らぎあれ)、何の前触れもなく単なる材料とみなすとか(大暴風)、限られたパターンの中に収まってしまうけど、その何の前触れもなく襲ってくるロボットが最も刺激的で効果的なフランケンシュタインの怪物の登場の仕方なんだろう。それに、突然やってくるからその理由をうまくオチにできるし、説明もたくさん書ける。

マザーコンピュータに関しても、人類を管理しているから、何も知らない人類との対比がうまく描けるし、突然やってきたヒーローに焦るコンピューターという描写も描けるし(ボトムズ)、昔から人類と交流があるから管理する課程を簡単に省略することもできるし(スチール・ビーチ)、管理課程を省略できるから主人公と突然起こる事件描写を十分に描けるし(ゴールデンフリース)、いろいろと都合がいいとは思うんだけどね。

そして、突然襲ってくるロボットとかマザーコンピューターパターンフランケンシュタインコンプレックス」はSFにとって非常に都合が良いものなんだよな。

大体のSF作品は上下巻、上中下巻がメインの長さで、100巻越えるSF作品なんてそうそうない。2冊、3冊という制限の中で物語を展開しようとしたら、突然襲ってくるロボットとかマザーコンピュータはとても相性がいい。先ほど述べたように、突然ロボットが襲ってくるから下手にページ数をかけて開発過程を描かなくていいし、マザーコンピューター人類を既に管理しているから政治的な導入課程を省ける。まとも描いたら時間がかかる物を描写しなくていいという画期的なセットなんだと思う。短い間の中で未来史を描こうとしたら、これほど都合がいい設定はない。

だから、突然襲ってくるロボットとかマザーコンピューターパターンSF作品に非常に多い。上下巻という短い間の中で十分に物語を描ける設定だからこんなにもSFの中で氾濫しているんだろう…と僕は思う。

でもそれって一体どうなのよ。突然襲ってくるロボットとかマザーコンピューターを縮小再生産していたら、似たり寄ったりなものばっかりになってしまうと僕は思うんだけど。別に突然襲ってくるロボットとかマザーコンピューターは悪くないけど、SFでそればっかやってると飽きられて冬の時代へ行ってしまうんじゃないか?

もうそろそろそういう設定のSFを復刊してもよくないっすか?

ネタ元 http://d.hatena.ne.jp/tokigawa/20090105

追記:記憶違いがあったので訂正。ソフトウェア→大暴風

2009-01-03

ちょっと何言ってるかわかんないです

http://anond.hatelabo.jp/20090103012520

そういう判る人が判る人だけに向けて鳴らされていたマニアック快感を、J-POPチャートど真ん中で老若男女関係なく無差別に鳴らしたのが画期的なんじゃん?

2008-12-28

http://anond.hatelabo.jp/20081228184040

別に全然勘違いしてないが?

それとも業界団体労働組合宗教団体の支持者はろくに考えてない人ばかりだけど、無党派マスコミ報道やブームに流されずに考えて投票してる人ばかりだといいたいのか?

業界団体・労働組合宗教団体の支持者はろくに考えてない馬鹿ばっかりだな。

無党派」層とやらはどちらかといえばマスコミ報道やブームに『流される馬鹿』ばっかりじゃねーか?

違うのか?

少なくとも地元選挙戦たたかってる議員の話を生で聞くくらいのことしないで「考えてる」って言えんのか?

それによく考えた上で棄権する人だっているはずだ。

でた。

オレはこれがイチバンだめだと思ってる考え方だ。「良心棄権」論な。

こういうこと言う奴は、口を揃えて言うよな。「投票すべき政治家がいない/政党がない」「マスコミ情報はあてにならない」「不完全な情報で一票を投じることは踊らされて誰かの利益になるんじゃないか」「だから投票しないことがオレの良心に基づく唯一の選択だ」とな。

アホか。

まず「すべき政治家がいない、政党がない」というなら、立候補すべきだ。自分が一票を委ねるべき政治家が本当にいないと思うなら。それが議会制(代表制)民主主義における原則だ。だから基本的に立候補は広く開かれている。けど、まあそんなのはダダこねてるだけだろう?要は。そんなこと言う奴で、本当にいかなる候補者とも異なる画期的で素晴らしい政策を持ってる奴というのは、外山恒一以外では見たことがないな。まあ彼は立候補するわけで、その辺筋を通しているのは偉いと思う。まあ彼の場合は「選挙」という制度を利用して街宣活動の合法化をはかってるという部分もあるわけだが、その程度の小悪は選挙制度を尊重する彼の善の前ではかすむ。

次に「情報が不完全」云々の言い訳だが、「投票しない」なら無罪だと本気で思ってるから批判してるんだ。「投票しない」じゃなくて「棄権する」だ。それは一つの意志行動だ。それも「選挙を否定する」という意志行動だ。棄権することで「選挙を否定する」という選択と主張をしていることを自覚しろ、と、オレはただそう言ってるだけだ。そこに強く反発するのは、本当のところ自分でも分かっているからなんじゃないのか。自分らのやってることが反社会的な行動だということを。

投票しないこと、『組織票を有利にすることを否定』するのは、別に創価憎しという話じゃない。宗教団体に限らず労組系でもそうだし、そもそも自民についてもそれは問題な点だ。結局の所人員をかけて、選挙カーでやたら名前だけ連呼したり忙しい時間電話かけまくるといった迷惑なだけの行為を『選挙活動』とかみなしてる馬鹿馬鹿しい風景全てが、とにかくオレは嫌で嫌で仕方ないんだ。考えずに投票する奴は勿論論外にダメだ。だが、考えずに投票しちゃう奴に「投票するな」というのは無理だ(そりゃ選挙妨害だし他人の権利を否定することになるからな)。だからせめて投票出来る奴は考えて投票しろ、と言ってる。一票の価値を相対的に下げるためにも、だ。

「迷惑だから投票しない」じゃない。「投票しないことこそが迷惑」なんだ。

いいか、無人島で考えてみるぞ。

漂着した10人がみんなで「選挙リーダー決めてまとまって動こうぜ」と決めました。誰も特別すごい人がいない中で、でも誰か代表を決めないと何も決まらないと思ったからです。怪しい二人組が「自分たちは別にやらせて貰いたい」と言いましたが、『固まっていないとみんな助からない、だからまとまっていなくちゃ』という意見が多数を占めて、選挙することになったのです。

ところが一人が言いました「オレ今日熱っぽいし、考えるのメンドくせー、つーか別に誰がリーダーでもいいすわ」。周囲は、まあこういう奴だし仕方ないなと思いつつ9人の投票リーダーを決めました。

ところが、彼は一人部屋にこもってグチグチ言っていたのです。「○○は暗いし××は顔が悪い、□□はリーダーって器じゃねーよなー」…それを聞いた仲間が言いました。「んじゃお前がリーダーやれって」彼は言います「それは無理」。

そのうち、彼は周りに言い始めます。「オレもオレなりに考えて投票とかしないわけよ。」それに賛同する人が一人、二人、と出始め、あるときの選挙投票したのが4人になりました。Aに1票Bに1票、そしてたった二人で周囲と交わらなかった二人組の片方が二票を集めてリーダーになりました。彼は「俺たち二人は別でやる」案を主張し始めました。他の人は「なんだそれ」「つーか、こんな選挙意味ねーだろ!」とブチキレました。「だって投票したの4人だけだぜ!こいつら二人が組めばどーしよーもねーだろ。つーか投票しねえお前ら、何考えてんのよ?!」最初に投票をやめた彼を含めて、誰も何も言いません。『誰かなんとかしてくれるだろう』と思っていたから。

…結果、集団はバラバラになり、あっという間に全員遭難してしまいました。

おしまい

なあ、この話を読んで、それでも「良心投票拒否」なんていうおとぎ話存在しうると思うかい?

考えてるかどうかと組織票かどうか投票するかどうかは関係ない。

というわけで、関係大ありだ。

2008-12-23

[][]創造性と制約の関係について

追い詰められたときにパッと画期的な方法が閃いた事が何回かある

今までの自分の数少ない経験の中から良くこんな凄い方法が生まれるなと驚くくらい画期的な方法だ

数少ない経験が奇蹟的にうまく組み合わさって、とんでもない力を生む、そんな感じだ

ただ追い詰められるのはもう勘弁と思う

追い詰められれば閃くのなら喜んで自分を追い詰めるがそんな保証はどこにもないので嫌なのだ

しかし追い詰められて、もう駄目だ、と諦めかけた時に閃くのはとても興奮する

あの感覚をまた体験したい

でも追い詰められるのはもう勘弁、とだらだらと過ごすいつもの駄目な俺がいる

2008-12-22

また画期的エロゲ思いついた

塊魂+エロゲ

主人公たちはとてもバランスの悪い世界に住んでいて、いつも地面が揺れっぱなし。そこでうまくバランスをとりながら生活しないといけないけど、時には女の子の胸に飛び込んだりしてしまう。うまく女の子タッチする場所やタイミングを図りながら、ポイントアップ。時には男性や魅力ない女性に飛び込んでしまい、鬱になる。同じ女の子とばかりぶつかっていても、却って嫌われてしまう。

また画期的エロゲを思いついた

家庭教師エロゲ

主人公大学生家庭教師カテキョーバイトを始めた時点から、いろんな問題を解かなくてはならない。人手不足でいろんな女の子を掛け持ちするけど、それぞれ得意不得意があって、月に一度行われる適正試験の結果と、その得意不得意のバランスが教え子との相性を決める。例えば、国語の点数が悪いまま国語を教えにいくと、好感度がさがり、最悪、カテキョーをクビになる。適正試験で二ツ以上の得意科目がないと、その時点でもクビ。

ただ、クイズ系のゲームは、攻略サイト全盛の、このご時世は難しいかな。

また画期的エロゲ思いついた

将棋エロゲ

将棋をして、コマをとる。獲得したコマにポイントが振られていて、歩は1、香車は2とかになる。そのポイントを費やしてポイントがたまり、それを換算して女の子属性を振り分けることが出来る。当然つまれると、ゲームオーバーポイントを換算すると、そのコマは手駒から消えてしまうので、将棋に使えない。

また画期的エロゲ思いついた

引きこもりエロゲ

主人公引きこもりなので、掲示板とかメールとかでないと女の子コンタクトすることが出来ない。自己紹介を誇張したり、相手の誇張を見破るのがミソ。あまりダサい服を来ていくと嫌われるので、引きこもりなりにバイトを決意して頑張らないといけない。

また画期的エロゲ思いついた

女神転生+エロゲ

基本的にモンスターを捕まえて人間に転生させて、その女とエッチする。捕まえたモンスター属性によって転生した女の属性が決まる。ベースRPGで。合成あり。ツンデレメイド属性とか、眼鏡巨乳とか。モンスターの忠誠度を高めてでないとエッチできない。

元がモンスターであるとか考えてはいけない。

また画期的エロゲを思いついた

モノポリーエロゲ

主人公社長会社経営して、売買収でのし上がる。買収した先の女性社員エッチできる。もちろん、エッチに夢中になりすぎると業績がさがり、手持ちの資金がなくなる。基本的に会社財産の一部をボーナスとしてもらって、それで女の機嫌をとってエッチする。ボーナス自分で設定できるが、ボーナスをとりすぎると会社の資金がなくなって、事業の継続が難しい。もちろん少なすぎると女の攻略が難しい。相手だけでなく自分の服や持ち物も購入して魅力につなげるので、その調整が鍵になる。女は愛人扱いなので、同時に何人と関係を持ってもいいが、それぞれのやりくりも難しくなる。一人だけを狙って細々とやりくりするのもいいけど、一人に熱中すると、恨みでライバル会社社長寝取られる場合もあるので、油断できない。親の財産を譲り受けた青年という設定で、5年をめどに成績が決まる。普通ゲームっぽく世界順位などがあると燃えるかもしれないけど、それはエロゲでは難しいかな。

また画期的エロゲ思いついた

mist エロゲ。基本ヒントなし。

また画期的エロゲをおもいついた

バイオ(??)エロゲ

都市が緊急事態になり、どうもゾンビらしいというので、主人公が潜入して市民を救出する。そこそこのステージがあり、ステージに入ると、まずはlast stand http://www.freewebarcade.com/game/the-last-stand/ みたいな簡易アクションになる。ステージクリアすると、人を救出したり、武器が手に入ったりする。救出した相手が女性だと、何らかのタイミングエッチできる。ただし、時々一般人の振りをしたゾンビが紛れていて、間違ってゾンビエッチするとゲームオーバー。時々男性も救出することがあるが、男性の場合は、アクションゲームでの攻略が楽になる。もちろん、アクションで破れた時点でもゲームオーバー。中には中ボスみたいなステージもある。

こうして、決められたステージを全部クリアした時点で、エンディングが決まる。中には、主人公恋人がいて、純愛エンドになることもあるが、恋人を失って、他の女とエンドを迎えることもある。また、クリアしても中にゾンビが紛れていた場合は、バッドエンドになる。

画期的エロゲ思いついた

http://fsokuvip.blog101.fc2.com/blog-entry-842.html

これを前に見て、ちょっと考えてみた。

舞台高校金持ち道楽が運営しているので、男20人+女20人の一クラスだけ。スタート高校入学から。卒業までの付き合った女の数を競う。先輩後輩、先生バイト先の女性社員もいる。

ごく普通女の子との親密度があって、上昇するとエッチできる。基本は卒業までに親密度の高い女の子が15人以上いるハーレムエンドを目指す。もちろん20人のパーフェクトハーレムエンドあり。一方で三年間一人の女としか付き合わない純愛エンドもあり。それ以外は基本女の敵エンド。

ただし、付き合っている最中は、浮気バレがある。各女の子部活バイトスケジュールを持っており、親密度80%以上の女の子同士がかち合ってはいけない。つまり、女の子デートするときは、あらかじめ他の女の子スケジュールを確認しておいてから、デート先を選ばないといけない。もしかち合うと、一挙に親密度が下がって場合によっては攻略不可になる。人数が多くなれば多くなるほどマメさが必要になってくる。当然、放っておいても親密度は下がる。

純愛を目指す場合も、淫乱女や横惚れ女が邪魔をして、望まないにも関わらず親密度が上がって、卒業時に女の敵扱いされて破綻。また、純愛のつもりで付き合っていたけど、卒業直前に寝取られたり、裏で淫乱化していることもある。

特別に双子エンドもあるけど、実は生き別れの双子エンドというオチ(事前にわからない)。

主人公バイト部活必須。特にバイトをしないと夏合宿イベントをこなせないなどのハンデがつく。帰宅部は親密度を上げるのが難しくなる。デートイベントお金をかけて親密度をあげるオプションがある。バイトしないで付き合っていると、最終的に女の子風俗エンドを向かえてしまう。

テストイベントもあり。頭の良い女と付き合っている最中テストボケる方が親密度があがるけど、頭の悪い女の場合は、テストが良い方が親密度が上がる。

問題は、これを真面目にエロゲにするとグラフィック枚数とシナリオ分岐が爆発的に増えるのでスタッフが死んでしまうこと。

同級生ってやったことないけど、こういうエロゲなの?

2008-12-02

あの頃、あるはずのものがぽろぽろと欠落して僕はぼろぼろだった。ふとした拍子に涙がこぼれて、抑えきれずにトイレで泣くような日々だった。人と会うときは空元気を通して笑って、そうしていくうちにきっと元気になれると思い込もうとしていた。あまり人と会うのは得意じゃないのによく一対一でご飯を食べに行った。男の人とも女の人ともご飯を食べたり遊びに行ったりした。ごく健全に、でも出不精で人付き合いが苦手な僕にとっては画期的というか捨て身というか、とにかくがむしゃらだった。

君のことはずいぶん前から知っていたけど、特になんの感情も抱いていなかった。僕が落ち込んでいるのを知っていた君がご飯でも食べに行こうと言ったから、いつもならほかに誰がいるんですか?ときくのをあえてやめて誘われるままに晩ご飯を食べに行った。僕が選んだところで、おいしいお店だった。なぜか他愛もない話が尽きなくて終電時間も忘れて話し込んでいた。僕も君も歩いて帰れるから全然問題なかったので、ゆっくり歩きながら、途中まで一緒に帰った。深夜の道は車も通らず、大通りのど真ん中を歩いても大丈夫でなんだかそれがとても楽しかった。君が気をつけて帰りなっていって交差点を渡っていったあと、楽しい気持ちを抱えたまま自転車に乗って帰った。深夜の風はもう夏も近いというのに意外に冷たかったけど、楽しい余韻はいつまでも残った。君と別れてからようやくすごく楽しかったんだってことに気づいたほど、僕は浮かれていた。君の存在不思議なくらいすっぽりと僕のすかすかになった心の中にはまり込んで、だけどあまりにも違和感がなかったのでそうなったことに気づかなかった。

あの日から君が心の中に住んでいる。

2008-11-29

サラリーマン奴隷である証明

現代社会サラリーマン奴隷である。間違いない。

300年後に一度タイムスリップして、それを証明したいと思う。

●300年後にワープ

荒廃した大地。一度放射能が拡がってしまった地球上は、前と同じ世界ではない。

そこで私は原始生活に戻った未来人間たちを見た。徒党を組んで略奪をする人間たち。

北斗の拳みたいな、ギャングがのさばる混沌社会

図書館の残骸のような場所を発見した。歴史の書物を1冊手に取る。

2012年 世界同時不況による被害が深刻に。本格的な食糧難が明るみに。

2015年 米の値段が1キロ100万円に。

2020年 アメリカが食料を確保するため、植民地政策を始める。「食料同盟」と称し、侵略を始める。

2022年 EUがひとつの国となる。そのEUロシアも、第一次産業に準じてる国に侵略を始める。

2030年 植民地利権の問題で、ついにEUロシアアメリカ三国志時代に突入する。日本は「極東アメリカ」となる。

◆2031年 強大な三国に続き、第4国めを目指していた中国が、ロシア統合される。中国は「アジアンロシア」という変な命名に。

2040年 中国ロシアの力が強大に。やはり土地を持つところが強い。

◆2047年 アメリカEUロシアを倒す目的で一時的に手を結び、東西から攻撃。真冬のロシアで血の雨が降ったことから、「赤い雪戦争」と呼ばれる。

2050年 ロシアが核を使用。それに続き、アメリカEUも核を使用世界は核の放射能に包まれる。

・・・・核戦争後、文明はその影をひそめ、現代に至る。

このたくさんの巨大ビルのみが立ち並ぶ、荒廃した大地を見てその歴史の著者はこう記していた。

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「こんな数百年も残る巨大な建設物を腐るほど作らされ、暴動を起こさなかった20世紀の人たちはスゴい」

朝7時に起き、夜の22時まで残業をする。寿司詰めの電車に毎日揺られ、所定の労働場所へ赴く。たとえ風邪をひいてても、腰を痛めていても、所定の場所へ赴くサラリーマンピラミッドなんかとは比べ物にならない数の巨大な建設物を作るような労働が、普通にまかりとおってた社会だったのか。

そう、「奴隷」という言葉は無くなったが、「サラリーマン」という言葉に置き換えられた。人々の目はくらまされ、資本関係による合法的な奴隷システムが完成した。それは奴隷奴隷と思わせず、そして社会をうまく機能させるための画期的システムだった。

そしてそのシステムの優れた点は主に2点ある。

まず、「奴隷からはいあがれる希望を持たせてやる」ということだった。基本的に奴隷賃金は生活するのがやっとくらいに抑えられているのだが、「貯蓄で起業」や「宝クジで一発」など、奴隷からはいあがれる方法も少なからず残されているのだ。

2つめに、奴隷同士の中でヒエラルキーを作ってやることだった。奴隷の反乱を起こさせないために、カーストを作るのである。バイト→ハケン→イッパンサラリーマン→カチョー→ブチョーなどヒエラルキーを作り、奴隷間で管理させるのである。もちろん、「ハケン」もいつかは「ブチョー」を目指して・・・などとサクセスストーリーを抱くかもしれない。希望はあくまでも抱かせるのである。そしてサラリーマンの不満の矛先は資本家ではなく、目の前にいる自分カースト前後へと向けられるのだ。

おそろしいシステムである。こんな過去では生きたくはない。果たしてこの放射能にまみれて荒廃した世界とどちらに居るのが幸せであるのか。

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果たしてこの未来歴史家が言うようにサラリーマンは21世紀の奴隷なのか。

わからないが、歴史なんて解釈のしようで180度変わる、とだけ忘れないでおきたい。

2008-11-19

081118 国籍法改正法案(170国会閣9) 概要 その2

概要 その1は、http://anond.hatelabo.jp/20081118224924

国籍法改正法案(170国会閣9) - 衆議院TV

http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.cfm?deli_id=39386&media_type=wb

上記3人分まで、書き起こしを元にまとめたもの。

発言内容に沿うようにまとめたが、必ずしも発言に忠実ではない。一部省略もした。

誤字等、間違っている点もあるかもしれない。

意味が通らなかったり質問の答えになっていないものも多いが、それにはなるべく手を加えないで記述した。

一次資料に当たって、自分で確認・判断することが肝要だと思う。

質問者(Q):石関貴史議員(民主党無所属クラブ)
Aは、法務省倉吉民事局長

Q 私のところに、法案に反対する趣旨FAX電話電子メールが数百枚来ている。私は一期生なので長く衆議院にいるわけではないが、今回の法案と同じように重要法案である共謀罪の審議のなかで、私はこの委員会に所属していたのだが、こういう陳情に仕方はなかった。法務省としては、こういう大量のFAXが委員のところに来ている、役所にも届いていると思うのだが、こういう事実は承知しているのか。

A 国会議員の皆さまのところに改正法案に反対する趣旨FAX電話メール等が相当数寄せられていることはお聞きしている。同様なものは法務省にも寄せられている。

Q 全国各地から寄せられているが、組織的な背景があるのか、あるいは何々団体という名称が中心になって反対しているのか、これについてはどのように承知されているのか。例えば、色々な法案だとか、陳情ごとというのは何とか団体といった方がおいでになったり、あるいは私どもがお邪魔をしてそこの役員の方、会長から話を聞くといった、通常というか、よくあるスタイルだと思う。これは全く違うので、背景になった何らかの団体がいるのかどうか把握をしているのか。

A インターネットによって、この国籍法案に反対しようという呼びかけがあったと、それが最初だったようだという情報は得ている。これについて何か組織的な背景があるのかどうかとか、どのような団体が反対しているのかということについては、把握していない。

Q 今後もこういった形でネット上での反対活動、こういうものが起こってくるという可能性はますます高まっていると思う。今回のこの法案については、法務省ホームページではどのような説明をしているのか。コメントを求めるようなことはしていたのか。

A 現在法務省ホームページでは、所管法令国会提出法案などというところがある。ここをクリックすると国会提出法案などというのが出る。さらにクリックすると国会提出主要法案第170回国会(臨時会)というページが出る(注:http://www.moj.go.jp/HOUAN/houan40.html)。そのページのなかで今回提出の法律案要綱、法律案、理由、そして新旧対照条文について紹介している。ホームページについては現在その限度である。

コメントについては、私は充分に把握してない。

Q 特に、この法案についてコメントを求めるようなことをしているのか。

A 質問を誤解していた。コメントを求めるようなことはしていない。


Aは、森法務大臣

Q 今後もこの法案に限らず、こういう手法で、特にネットを通じて賛否の運動が展開されるというようなことも、ますます機会が増えてくるだろう。こういった状況に大臣や役所はどのように対応していくのか。

A こうした法案についての一般の方々の意見表明がインターネットを通じて行われるというのは、法務省法務委員からだけの法案だけではなくて、これから全ての案件について予想される。しかし、審議は国会において行われるべきもの。粛々として委員会なり本会議の中で行われるべきと考える。

別にインターネット上で意見表明されることは、これは妨げられることではない。ただ、この度のようなFAXの雨あられのように送られてくるその手法というのは、相手の迷惑をかえりみず、そういうやり方でもって、私は来たものをいちいち見ているわけではないが、私のスタッフが言うには、内容はほとんど同じだと。かつ、手書きで書いたものも内容が同じだと。というようなことで、やっぱりこういった手法はあまり芳しくない。他の業務の妨げにもなる。紙も勿体無い。だから、こういう手法を取る方は好ましからざる人物であると私は思う。

Q 意見を頂いているわけだから、そうだと言うつもりはない。ただ、こういった手法で意見表明される方が増えていくと予想されるので、それに対応する工夫は必要だと思う。真摯に意見は頂く、審議は審議でやる、どうか。

A 皆さまがたが、私も含め、これによってここ数日間の他の業務に差しさわりが出たとかそういう意味で、相手の迷惑を考えてもらいたいと申し上げたかった。若干いきすぎがあったことは撤回させて頂く。


Aは、法務省倉吉民事局長

Q 先ほど(注:古本伸一郎議員の質疑応答)サンプル調査で600人という話があったが、認知をされている方々だと私は理解したのだが、報道等によると、推し量るしかないのだが、国籍問題を抱えている子どもの数、さっき(注:古本伸一郎議員の質疑応答)フィリピン子どもの例が出されたが、国内・海外をいれるとどれくらいの数になると想定されているのか。数万と報道している紙面もあるが。

A 日本国民である父と外国人母との間に生まれて、生まれた後に父から認知された子、これが今現在どれだけの数がいるのかということについては、私どもは承知していない。何万とか、いろんな推定を使っているんだとは思うが、その根拠がいまひとつわからない。

古本議員に対しては記憶だけでお答えしたが、今資料が出てきたのでそれをご紹介する。

本年6月以降、日本人男性外国人である20歳未満の子を認知した旨の届出がされた件数を調査したわけだが、その調査したものから、年間の件数を推計し、年間の純正による国籍取得者数を引き算をする、そうすると残りがそれになるということで、そういう推定をした。その結果、対象者は年間600名から700名くらいいるようだ。

Q 同様の事情を抱えた子どもやその母からの、最高裁判決が出てからの、問い合わせは来ているか。来ているとするなら、何件くらい来ているのか。

A 問い合わせは、それほど多い件数ではないが来ている。


Aは、西川入国管理局局長

Q 自動化ゲートとはどういうものか。何台設置をして、いくらかかっているのか。稼働日数、休止日数、利用者数についてお答え頂きたい。

A 自動化ゲートというのは、あらかじめ利用希望者登録を行った日本人、または一定の要件を満たす外国人の出入国者について、出入国審査の待ち時間の短縮と負担軽減を目的として、入国審査官から出帰国の証印や上陸許可証印を受けることなく、ゲートを通過することによって出入国手続きを完了するというもの。

円滑かつ迅速な出入国審査の実現ということで、一昨年入管法の改正を行って、昨年の11月20日から成田国際空港の一部に合計8台、日本人用4台、外国人用4台が設置されている。

現在までの利用状況について、同日から本年10月末までの間に合計48000人の方に登録頂いている。内訳は、日本人が35000人、外国人が約13000人。合計約17万回の出入国に利用されている。

稼働状況は、導入当初、昨年の12月に10日間、本年10月に5日間、合計15日間、作動の不良が生じた。その間使用できなかった。現在は全てなおって正常に稼働している。

成田国際空港の一部に設置されているだけだが、今後成田国際空港に増設されるほか、中部国際空港関西国際空港にも設置されるということが決まっている。

平成19年予算における機器の借料、電気料、据付調整のための費用、すべてで1200万円。

20年度予算における機器の借料、電気量で1729万円。


Aは、外務省佐藤中南米局長

Q 群馬市の公園2001年日本人の方が刺殺された。被疑者ペルーの方で、ペルーに帰ってしまった。ペルーに帰国後に殺人容疑で国際手配された。ここでたびたび質問させて頂いているが、警察庁から、ペルー捜査当局に代理処罰を求める方向で協議を進めていると答弁を頂いた。前回質問を申し上げたのが19年2月21日、今年の2月21日(注:http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/166/0004/16602210004003a.html)、それから随分の日数が経っている。その後の進捗についてお尋ねしたい。

A 政府としては不処罰は許さないとの観点から重要課題だと認識しており、国外犯処罰規定の適用に関し、ペルー政府と鋭意協議を行っている。委員ご指摘の件に関しましてもペルー国内法による国外犯処罰規定の適用を目指し、ペルー当局と鋭意調整を行っている。進捗状況については犯罪捜査に影響があるので、現時点で公表することは控える。ペルー側の協力を得て着実に進展しているところである。

Q さっき今年と言ったが、19年だから去年質問している。もう2年近く経つ。どう着実に進んでいるのか。いつになったら解決しそうなのか。全然わけがわからない。何年待ったら進むのか。

A 我々としてはペルー政府司法当局と鋭意協議しており、それなりの進展は見られている。先ほど申したとおり捜査に関わることであり、具体的にここまで進展しているということは申し上げられない。事実問題として着実に進展している。

Q 全然わからない。捜査関係ない。例えば何回向こうの外務省からペルーの当局に働きかけをして協議を持っているのか。この2年近くの間で。

A 具体的に何回とは申し上げられない。様々な機会にこの件については協議をしてきている。

Q 様々って全然わけわからない。鋭意とか着実にとか、着実とか鋭意とかわかるものを教えて欲しい。

A 手元にある資料によると、1年間の間に10回から15回くらい先方と協議をしている。


質問者(Q):保坂展人議員(社会民主党市民連合)

本来なら最高裁判決が出た後、法務委員会で、まだ政府立法するのか議員立法するのかわからない段階で議論するべきだったと思う。午前中だけということで、いろんな議論が消化不良で出るようななかで審議するのは、私としては徹底的にやるべきだという意見は申し上げておく。

Aは、森法務大臣

Q 6月4日最高裁判決画期的だった。鳩山法務大臣は翌日の参議院で、ありとあらゆる意味で衝撃的だったと国籍法3条が憲法違反だとされたことについて厳粛に受け止めなければならないと答弁された。恐らく森法務大臣認識は変わらないものと考える。

さらに鳩山大臣参議院委員会で踏み込んで、親の事情子どもが強い影響を受ける、罪のないお子さんが親の事情によって不利益をこうむる、あるいは、立場が不明確となるということのないよう、戸籍国籍を扱う法務省として、基本の精神として持っていなければならない。

こう仰った。この認識も同じか。

A 同じである。

Q 今回は、最高裁判決は3条1項に記されている婚姻を要件として国籍を取得するという規定は、憲法14条が定めている法の下の平等に反すると判じたということ。

今回の最高裁判決は、子ども人権に関わる国際条約をわが国がいくつか批准してきたという背景があると思われる。かかる条約とはどの条約なのか、条約のどの部分を指していると法務大臣はとらえているのか。

A 市民的及び政治的権利に関する国際規約(注:http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/2c_001.html)、児童の権利に関する条約(注:http://www.mofa.go.jp/Mofaj/gaiko/jido/zenbun.html)だと考えている。

Q そのいずれもどの部分についてなのか。

A 市民的及び政治的権利に関する国際規約は、第24条、

  1. すべての児童は、人種、皮膚の色、性、言語宗教国民的若しくは社会的出身、財産又は出生によるいかなる差別もなしに、未成年者としての地位に必要とされる保護の措置であって家族社会及び国による措置について権利を有する。
  2. すべての児童は、出生の後直ちに登録され、かつ、氏名を有する。
  3. すべての児童は、国籍を取得する権利を有する。

Q その後に批准された児童の権利に関する条約では、いかなる差別もなしにこの条約に定める権利を尊重し(注:第2条1)と言った上で、児童は、出生の後直ちに登録される。児童は、出生の時から氏名を有する権利及び国籍を取得する権利を有するものとし(第7条1)とある。

また世界人権宣言http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/udhr/)は、すべてのものは国籍に関する権利を有する(注:第15条1?)とある。

国籍はその国の政府がどのような人が自国民であるかを決定する国内事項であるわけだが、他方においては国際人権上の議論は、子どもの権利としての国籍ということをうたってきているように思うのだがどうか。

A 最高裁判決については、国籍法3条1項が憲法に適合する内容となるよう、補足意見等についても検討したうえで届け出による国籍取得の要件を削除することを内容とした改正法案を国会に提出したもの。委員が言及したB規約等については、たしかに言及はされているが、国籍法第3条1項の規定がこれらの条約に反しているとの判断が示されたものとは受け取っていない。

なお、その前提でもって私は子どもの権利、子どもの立場で考えた改正であるとは間違いないと思う。


Aは、法務省倉吉民事局長

Q そもそも国籍は権利なのか。それとも、国による恩恵なのか。

A 恩恵という言葉は違うと思うが、国家の構成員たる資格である。国家に帰属する人民というのが誰になるのかということを決定する資格、これが国籍である。あとは、国籍があることによって様々な国内法によっていろんな法律効果が与えられる、選挙権があるとか、そういうものだと思います。

Q 無国籍児などがどんどん生まれてきたりして、他の子どもと明らかに違う、権利を奪われた状態にあると。それはなくしていこうというのがB規約児童の権利に関する条約などでうたわれている精神であると思うのだがどうか。

A そのとおりである。

例えばB規約の24条3、すべての児童は、国籍を取得する権利を有するとある。これは特定の国の国籍と言ってるわけではない。どこかの国の国籍意味で、無国籍者は作らない、無国籍だと児童にいろいろな不利益が生じるのでそれはしないようにしようというのが国際上の人権関係精神だと思っている。


Aは、森法務大臣

Q 今回の最高裁判決は、法律婚子ども婚外子とは権利の面で制約されたり差別はされないということだと思うのだがどうか。

A この改正案についてはそういう趣旨だと考えている。

Q 12年前に民法改正案が出され、我々野党からも同様の改正案を何度も出し衆議院法務委員会で議論したこともあったが、主に選択的夫婦別姓の話題、このことで相当議論をされた。このときに婚外子相続差別の撤廃ということが入っている。これはB規約、B規約に基づく自由権の規約委員会の総括所見、あるいは子ども人権条約に基づく子どもの権利委員会国連の機関からも、婚外子相続2分の1規定というのは差別であるから撤廃をするべきではないかということを盛んに言われてきた。

こことの整合性は考えられないか。課題であるという認識法務大臣に持って頂きたい。

A 嫡出である子の立場を尊重するとともに、嫡出でない子の立場にも配慮して、嫡出でない子に嫡出である子の2分の1の法定相続分を認めるということによって、法律婚の尊重と嫡出でない子の保護との調整を図っている。憲法14条に照らし合わせても不合理な差別ではないと思う。

委員のご指摘になった問題については、耳を傾けて検討していきたいと思う

Q 10月の末に出た、この前死刑のことで大臣にお伝えした総括所見のなかにも、戸籍法49条1-1に「嫡出子又は嫡出でない子の別」を記載することを求めている部分を削除すべきではないかという意見が、つい先日の国連の各国の意見を踏まえたわが国に対する勧告でも出ている。

Aは、法務省倉吉民事局長

Q 最高裁判決で救済された原告と同様の境遇にある子どもたち、さきほど600人という数字も出ていたが、婚姻をせずに認知を得た子ども達の数、あるいは、新聞記事を見ているとこれから手続きにいきたいと言う声も出ている。原告同様の立場にある方で手続きを既に取った方がどれくらいいるのか。

A 今年の6月4日最高裁判決があって、それを踏まえて国会法改正が行われるであろうということを期待してのものだと思われるが、その翌日以降、今日…昨日までかもしれませんが、112件の届出が出ている。この人たちは、もし法改正がなければ簡易帰化にまわった人たちかもしれない。

それから、サンプル調査について、もう一度繰り返すと、本年6月以降に日本人男性外国人である20歳未満の子を認知したという旨の届出がされた件数、これを調査したものから年間の件数を推計、それから年間の純正による国籍取得者数を引き算する。残りを出すといった形で推計した。これによると対象者は年間600名から700名くらいである。現在今何人くらいいるかということについては把握できていない。

Q 日本人の父親が認知をすることなくいなくなってしまった、連絡がとれない場合、もちろん国籍はとれない。出生届もままならないので住民票作成も進まない。いろんな点で社会生活不利益を受ける。子どもにとって自らの責任がない境遇であることは間違いない。その点の問題意識はどうか。

A 日本人父親の所在が不明である場合は、現在民事訴訟法のもとで公示送達(注:http://www.houterasu.or.jp/houritsu_yougoshuu/yougo_ko/koujisoutatu.html)という手続きがある。それでそれなりの立証をして頂ければ裁判による強制認知を求める訴えをすることができるので、それで解決すると思う。


Aは、総務省佐村審議官

Q 総務省では、私が聞いているところによると、1989年以前は自治体の判断で無国籍のお子さんの住民票も作成していたと聞いている。その後自治省通達で出生届を出してから住民票の作成せよということになった。なかなか難しくなった。この議論を通してなのか、つい最近7月7日通達を出してその扱いを変更すべく考えているのか、実務があるのか。

A 現行の住民基本台帳法上は、住民票の作成を行うためには日本国籍を有することが必要とされている。ご指摘のような場合は、住民票は作成されないということになる。

Q そこらへんの工夫はないのか。

A 前提たる国籍がないということなので…。


Aは、森法務大臣

Q 今回の法改正からも枠組みからもれてしまう子ども達、国籍はにわかに無理でも住民票の作成などについては、よりスムーズ子どもの権利保障ができないのかということについて、総務省協議をして欲しいのだが。

A 社会なり、あるいは日本の様々な事情を勘案して、子ども達にとって差別の生じない、不利益にならないよう最大限の人道的な配慮を行っていくべきだと思う。


質問者(Q):滝実議員(無所属)
Aは、法務省倉吉民事局長

Q 今回の法改正で、当然二重国籍の問題が発生するが、この点についてはどうやって解決するつもりか。

A 改正後の国籍法3条により日本国籍を取得する者の多くは、それまでに有していた外国国籍日本国籍と重国籍者になると考えられる。この場合に備えた規定が国籍法14条1項である。国籍法14条1項は、外国国籍を有する日本国民は、外国及び日本国籍を有することとなった時が二十歳に達する以前であるときは二十二歳に達するまでに、その時が二十歳に達した後であるときはその時から二年以内に、いずれかの国籍を選択しなければならないとして、重国籍を回避することとしている。

新法の適用により重国籍者となった方についても、これに従って選択をして頂く必要がある。

Q 同じ血統主義をとっているフランスドイツ、手本となった国籍法世界で、偽装認知といった問題は、仮にあるとすれば、どういう状況になっているのか。

A ドイツでは若干偽装認知のケースが増えているという情報は把握している。偽装認知対策としてどういうことをこうじているのか私どもも関心があるのだが、国籍取得に関する届出等について虚偽の記載をした場合、罰則が科せられる国としては、イギリススウェーデンカナダインドフランスノルウェー等がある。

Q ドイツでは、子ども国籍を取得した場合に、母親があるいは父親が自動的に国籍を取得する、そういうことに関する偽装事件があるのか。

A 詳細は承知していないが、そのような制度ではないのではないかと思う。

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