はてなキーワード: 産業遺産とは
なにごともなくサミットが終わった。伊勢志摩ではサミット後にこれを利用して、なんとか利益につなげようとアイディアを巡らしているし、県内のニュースといえばほとんどがサミット関連が続いている。
こうしてみると、サミットに限らず最近どうにも利益への変換方法が観光しかない事態に気付いた。じっとテレビニュースを見ていると「観光客の出足に期待」との一言が多い。北海道新幹線にしても、熊本地震にしても、箱根の火山レベル、オバマ大統領広島訪問、文化遺産指定、産業遺産、いろいろ。
そんなに観光旅行をするのかな、と疑問だ。すくなくとも私はここ数年していない。旅行をしたい希望は薄く、非常に薄くあるのだが、具体的に目的地もなく、アナザースカイ、小さな村の物語をみたくらいで満足してしまう。なんなら正直散歩くらいでも旅行欲は満たされてしまうのだ。(余談だけどたぶんVR機が普及したらこういう旅行映像が求められるんじゃないかと思う)
自分の中の観光旅行の優先度と、観光産業の期待の熱量の差が大きすぎるように見えるのだ。正直、そんなに興味を惹かれないのだ。その程度の情報増加で時間と資金を観光旅行にあてようとは到底考えられないのだ。
あと、このきっかけで旅行に行ったとしても「テレビで見た」との感想で終わるように思える。たぶん、私がモンサンミシェルを見て抱く感想は「テレビと同じだ」なんじゃないかな。
また漂泊の思い止まず、といった焦燥もない。そういうのは贅沢の範疇かな、と今は思う。
そう、贅沢なのだ。観光は贅沢で、私の暮らしにその程度の贅沢の余裕がないのだ。金にも時間にも体力にも意識にも。私の贅沢したい欲は、たまに車を走らせてへんばもちを買うくらいで十分に満たされるのだ。
国内のそこかしこで、あれほど大勢の人たちが観光に頼みをつないで、その期待は満たされているのだろうか。それとも世の人たちは私とは違い、みなそれほどまでの観光旅行欲を持っており、その欲に従っているのだろうか。
某N能研曰く
世界遺産は、「地理」と「歴史」がミックスされた「時事」の話題で、
しかも今年決定された明治の産業遺産は数県に跨っているので、「出題したくなりますねえ」とのこと。
受験生の立場からすれば、こんな数県にまたがる世界遺産は、暗記量が増えて困る。
「10年前の小学生は、世界遺産も少なかったので、覚える量が少なかったのですが、今の小学生はカワイソウですねえ」
2.公民の分野では『少子化』『高齢化』『社会保障』が頻出なんだとか。
12歳にして、「日本のお先は真っ暗」という授業を受けるのか。
最難関校である筑駒なんかは、「東京の出生率は、日本平均より、高いか?低いか?」なんて問題も出ているらしい。
「以前は女子校で出ていたのが、最近はむしろ男子校で出されます」とのこと。
いわゆる「M字カーブ」についても、中堅校では『なぜM字なのか、述べなさい』と出て、
難関校では『近年、M字の谷は浅くなりましたか?深くなりましたか?』とか