はてなキーワード: ヒンディ語とは
- 会社の情報システム部局が配布した業務手順書に、出所の怪しいソフトウェアが紹介されていた
- 今のところ実害は出ていないが、社内に何か潜伏してしまったのでは?と不安になる
- 私の勤務先は、全国に支社があったりする、まぁまぁ大きな会社。
- 最近オフィス系ソフトウェアの統合クラウド環境が整備され、全社的に統一的なIT環境が整備された。
- 情報システム部門からメールデータ移行の手順書が配布され、手順書の中にeml形式をpst形式に変換するツールが紹介されていた。
- ソフトウェアの配布ドメインは microsoft.com 。ページタイトルは「EMLファイルをPSTにエクスポートするためのEMLからPSTへの変換 - 公式ツールキット」
- 私はそのソフトをインストールしようとしたが、天性の直感がそれを妨げた。
- ドメインをよく見ると、 gallery.technet.microsoft.com 。マイクロソフトのコミュニティポータル?である。
- そこにあったソフトウェアはマイクロソフトでなく、いちユーザがアップロードしたソフトにすぎない。
- アップロードしたユーザ名は日本人っぽいが、紹介文の日本語が機械翻訳っぽい。
- そのユーザのアクティビティみても、類似の機能(ファイル変換系)を持つソフトをアップしまくってるのみ。
- ここでexeを分析したかったのだが、残念ながら趣味プログラマの私には荷が重い。私の技術力で分かったのは次の通り。
* アップロードされていたソフトは、 mailsware社 製の EML File Converter というソフトのVer2.0、とメタデータから推測された。もしくは、それにさらに改造を加えたもの。
* ちなみにmailsware社のページで配布中の最新バージョンはVer2.4。
* (ネットワークから遮断したPCで)インストールして動作させると、ちゃんと機能してくれるっぽかった。
* でも、不要と思われる itextsharp.dll とか interop.domino.dll とかも入っている。(ほかの変換系ツールと開発を共用しているのか?)
- ここからは技術力でなく、ぐぐる力である。主観と憶測が多いため、話半分で。
- そもそも mailsware社 も怪しいよな、と思う。
* ホームページ上は2014-2019を謳うがドメインは2017取得。
* 会社の所在地のストリートビューにはそれらしいオフィスは見当たらないほか、サイト上の地図が不自然に感じた。
* Ver2.4インストーラを見たところ、 recoverytools社 が実際にはソフトを作っていると思われる痕跡。
- recoverytools社 これもまた怪しい、と私は思う。
* Twitterアカウントもあるが、そちらではNYの会社と謳っており、LinkedInアカウントではLA所在と記載するなど。
* Twitterでは(ヒンディ語の(内容の薄い)ツイートをリツイートしたりも)
* ドメインは2002年からあるが、当初から売地。2017年に今の状態。
- など、確たる証拠は見つからないまでも、このあたりはSNSを辿っていくと、怪しいと思えるアカウントしか出てこなくて、三文小説のようで結構面白い。
- 情報システム部門には情報を上げて、当該ソフトの紹介は手順書から消してもらった
- ダウンロード数は1000超えてるし、わが社でも10人やそこらは気づかずにインストールした人が居るのでは
- なんか、怖いなー。って普通に思いました。