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2016-07-08

http://anond.hatelabo.jp/20160708210033

自分エンプラ系とweb系両方経験してるから指摘はまあその通りだなと思う

ある分野の「設計」「レビュー」が別の業界の「設計」「レビュー」が指すものとは

まるで違っているというのはそのとおりだ。

で、思う。

じゃあエンプラ系の技術者の利点って何よ、と。

web系は分かりやすものを短時間で創る、ちょっと間違ったところで怒られない、大事なのはページビューからとにかくタイムリーにさくさく作ることが大事

一方でエンプラ系はちょっとの間違いにすごくナーバスだ、ちょっとの表示間違いで超怒られる、だから間違わないようにテストとかレビューとかきっちり

金も時間も書けないくせにきっちり

作る楽しさまるでないのに厳しくきっちり

鬱になるレベルモラハラできっちり

金にはなるのかもしれんよ、多重請負のトップにいればさ。

けど末端の自分にはただ病むだけの仕事だった。

で、思うのよ。エンプラ系の技術者って何が楽しくってやってんの?

安定?給与

みずほ銀行システム開発話題になってるようだが

webエンジニアSIerのやっている大規模システム開発について、上から目線ドヤ顔しながら意見しないほうがいいよ。

とくに若くてweb開発しかしたことない人ね。注意したほうがいいよ。

web企業でつくるアプリってSIerの作る大規模システム比較すると単純すぎるのよ。

web系のアプリってドメイン(システム化対象領域)が単純だから、まず複雑なデータフローが発生しない。サブシステム分割も考えなくていい。

それに誰もが理解やすドメインから、だれでも各工程レビュー問題点を指摘できる。

でもドメインが相当専門的に勉強しなきゃいけないような領域では、ただ世渡りうまいだけの人や、流行技術に群がるファンボーイでは問題発見することも把握することもできないでしょ。

web系を開発するのと同じような態度でいたら、実装する機能意味理解できないかもしれないよ。

web系はドメインが単純だから、変にビジネス志向だったり、流行技術志向だったり、SE職を軽んじてたり、総合テストといいながら個別に画面をポチポチさわるだけだったりする。

作るのが簡単から「俺スゲェ」感がでやすいのよね。

だけどエンプラ系はもちっと難しいのよ。

エンプラ系開発プロジェクトは大抵クソだけど、クソを取り除いたらチンカスしか残らない気もするけど、そこんところは認めてやってよね。

以上、web系の仕事もやっているエンプラ系おじさん派遣プログラマから意見でした。

2014-02-17

デブサミ2014にみる、受託SIWeb系の格差

デブサミ2014に行ってきた。

うすうす感じてはいたことだが、エンプラ受託SI業界とWeb系業界での差が開いている。ということを肌身で実感することができた。

会場を見渡しても受託SI系の参加率は低いように思われる。

Twitterを見てると、「有給とってデブサミ」という人が多いようだ。

これは、いわゆる受託SIの人たちには、

デブサミに参加しても日頃の業務とかけ離れすぎていて得るものがない

受託SIで働くSEの人たちには、デブサミで話されているようなことは興味がない

・興味を持っていたとしても、メーカー主催研修とかと異なり、上司が参加を許可してくれない

のいずれかではないかと勝手に思う。

そんな中、初日の会場で盛り上がっていたのは、DeNA新人研修に関する講演だ。

そんな中、初日の会場で盛り上がっていたのは、DeNA新人研修に関する講演だ。

【13-A-4】新卒エンジニア研修ですべきことできること(関口亮一〔ディー・エヌ・エー〕)

https://speakerdeck.com/ryopeko/devsumi2014-dena-bootcamp2014

講演によると、DeNA2013年に70名の新卒採用をしたらしい。

公式HPによると、2013年3月末時点の社員数は、「連結:2,108名(単体:935名)」とあるから

70名の採用は、単体では7%(ざっくり10%)にあたる増員をかけている、ということになる。

http://dena.com/company/overview.html

思い返せば、2000年頃の受託SI業界は、成長しているところは70-100名くらいの

大量採用をしていたSIerも多かった。今はどうだろうか?

成長する業界に人は集まる。単純にそういうことかもしれないけど、ITを志す人たちの

就職先は受託SIだけではなく、DeNAやGreeやCookPadのようなWebで

サービス提供している会社も当然だけど視野に入っている。ということだし、逆にいう

とそれだけ「単なる受託SI」には関心が薄くなっている。ということなのだろう。

そんなことを考えていたら、日経コンピュータの記事が目に飛び込んできた。

悪弊を絶つ 2015年問題がIT業界に迫る覚悟 (2014年2月6日号)

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NC/20140131/533803/?ST=NC

ここでいう「2015年問題」は2015年にやってくるといわれるIT受託業務の集中、すなわち

マイナンバー制度」「みずほ銀行システム刷新」にかかわる大規模需要慢性的

人員不足であることと、その反動を指している。

これだけ受託SIWeb系の差が開いているにも関わらず、受託SIではまだまだ人不足の

状態が続くと、受託SI側には「まだ大丈夫」という意識が働き、本当の意味での改革

が進まないと思われる。いわゆる「ユデガエル」状態だ。

日経コンピュータの記事では処方箋というか、こうした受託SIから早々に脱却した企業

の例として、サービス開発へとシフトしたクロノスの事例と、「納品のない」IT受託

標榜するソニックガーデンなどの話を取り上げている。

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