はてなキーワード: インド企業とは
インドのオフショア開発会社の役員がやってきて、私にこう尋ねました。
なぜ日本企業が使うのは中国ばかりで、インドのオフショア開発を使わないのでしょうか。技術力はインドの方がはるかに高いのですよ」
私はこう答えました。
「インドの企業は日本に来て、『米国ではこうやっている。日本のやり方はおかしい。我々のやり方で進めるべきだ』と英語で言いますよね。
これに対し、中国企業は『あなたのやり方を何でも受け入れます』と言うんですよ、しかも日本語で」
「インド企業はこちらが切羽詰まってくると見て見ないふりをしますが、中国企業は最後まで死ぬ気で一緒にやってくれます。
インド人を食事に誘うとベジタリアンが多いのでインド料理しか食べられないし、酒も飲まない人が多いのですが、中国人は私たちの行きつけの居酒屋で刺身をつまみ、食事が終わったらカラオケで日本のポップスを一緒に歌います。
僕はネトウヨって言葉ができる前から2ちゃんのニュー速をROMっている不名誉な事実があるんですが、この言葉ができてから韓国や中国への反感を持った書き込みが知識人()に批判されるようになっていきました。たしかブサヨの対義語としてでてきたんだっけな。
ネトウヨ批判もいいけれど、なんで反韓、反中が訴求力を持っていたのかってのはよく検討されるべき問題だったと思うんですけど、ここに在特会が出てきて話が変わってきました。
彼らが極端な言葉を使うことによって、反韓、反中への反感が社会的な悪になってしまって、さらにヘイトスピーチという言葉があてはめられて、国連まで持っていかれました。
在特会はよくないと思いますし、嫌いですが、向こうの勢力のレッテルづくりの能力はすごいなぁといつも感心してしまいます。そんでレッテルがシンボルになってむしろ強硬な人がそこにたくさん集まるようになっているのにはなかなか哀愁を感じさせます。
そんなこんなで、日本人の反韓、反中は弱まるどころか強まっている気さえします。少し前なら見なかった2ちゃんの書き込みですか?っていう駅前演説を聞く機会が増えました。というか、2ちゃんでも使い古されたネタを堂々と「こんなのおかしくないですか?」とやり、それにけっこうな人々が足を止めるんですね。
きっかけはいろいろあると思うんですが、フジテレビと李元韓国大統領の竹島上陸と天皇への批判がターニングポイントだと思うんです(個人的に、テレビ批判はアサヒとT豚Sとかの方がなじみがいいです、はい)。「あの」外務省が強硬な姿勢を取ったのは本当に驚いたし、日本のマスコミがタブーっぽかった韓国批判を大っぴらにし始めたのは素直にびっくり。おまけをつけるなら、尖閣ビデオと石原閣下の対応で中国をブチ切れさせたのは超wktkでした。
あちらの国では日本の経済が下がってきたからとか、サムスンが日本企業を抜いたからってのが主要な理由としてあげられとるんですが、正解、不正解半々で考えてます。まぁ時価総額だけで考えるなら、現時点で、トヨタの方が上ですし、トヨタの上には中国企業やインド企業がいますしおすし。ただ、相対的に貧しくなると、排外思想が増すってのはナチスもたどった道ですし、ヨーロッパ中が絶賛、極右政党議会入りな感じですし、日本も例外ではないのかと。
つまるところ、隣国を見下して自分を有意に見せたいってのは、サルの時代からの本能だと思うので、しょうがないかなと思うんですが、10年も2ちゃんにいて、人生の貴重な10代、20代を削りに削り、ついに韓国ネタ、中国ネタに生あたたかい目線を向けられるようになった僕としては、駅前でメガホン使ってワーワー言っているおっさんおばさんを、熱いなぁ若いなぁ元気だなぁと思ってこちらにも生あたたかい目線を送っているわけです。