2020-03-25

ブスは結婚を諦めてたけど

家事育児をまともにする男は、わたしのようなブスを相手にするはずがないと思っていたが

先輩の美人が、家事育児仕事の両立ができないと退職したのをきっかけに、どうせ男は家事をしないなら、もういっそ適当に顔が好みの男と結婚して子供だけ作って、嫌になったら離婚して1人で育てようと思い立ち、当時友人の紹介であった顔が好みの男と付き合って半年で籍を入れ、小規模な式を挙げ、結婚生活を始めるも共働き折半約束家事を激務のわたしの代わりに6割程度やってくれて、育児積極的な顔が好みの夫に支えられて育休も半年バリバリと働けて楽しいなあと思っていたのが6年ちょっと子供小学校入学後すぐ、突然仕事を無断で辞めてきて専業主夫になると言い出だし、相談はして欲しかったけどまあよいか家事育児の8割程度を任せるようになり、案外円満な家庭を築けるものだななんて思っていたのが2年。だんだん家事育児わたし負担が増え、結婚当初の4:6に戻ったあたりで、[ゆーかちゃんママ]との浮気が発覚するも、仕事ピークに忙しく話し合う気力もなく、「お前が構ってくれないのが寂しかった。お前が悪い。」と責められ「ああそうか申し訳ないことをしたな」と思い、内内のまま再構築を決めたのが 年前。

中学校に馴染めず子供不登校になり、「他の家はもっとお母さんが構ってくれる」と言われ、「ああそうか申し訳ないことをしたな」と思い仕事セーブしようとするも上手くいなかったのが4年前。夫の[真希先生]との浮気貯金の使い込みが発覚したのも3年前の春。午前2時の病院帰宅が怖くなり家に帰れずネカフェに向かったのは3年前の夏。これではいけないと離婚のため弁護士相談しに行ったのは、子供が参加しなかった2学期の始業式の翌々日。調停まで持ち込んでやっと離婚できたのがその5ヶ月ちょっと後。奇しくも子供わたしと来ることを望んでくれ、退職し、夫のいない我が家学校に行ったりいかなかったりする娘の面倒を見ていたのが一昨年。実家の方に引っ越したのが一年前。こちらの高校に毎朝元気に通う子供を見送れる生活にしみじみと幸せを感じられたのが半年前。2月前に再就職しぼちぼち働き始めた。前よりずっと楽だし、実母と実妹の支えもある。子供がお母さんみたいになりたいと医学部を目指したいと言って予備校に通い始めのが3月の頭。一週間ただずでもう高2になる。複雑ながらも表向きには応援している。

新婚の頃は「結婚してよかった。わたしなんかでも幸せになれるんだ」と思っていたけど、今にしても思えば一瞬の夢見たいな期間だった。0時過ぎに帰宅して、セックスレスじゃ有責だと責める夫に謝りながら相手をした後、泣きながら寝てた期間は悪夢だった気もする。その時はよくわからなかった。モラハラだったんだろうか。いまだによくわからない。幸せだと思った時もあった。

もっと考えて結婚していたら……とは思うけれど、出産タイムリミットを思うと焦る気持ちもあって、恋愛経験だってたいしてなかったし、見る目がなかった。もし、わたしがきちんと元夫に向き合えていたら違ったのかなーとか、疲れてることを言い訳にしすぎたのかなーとか思うけれど、もう一度やり直せたとしても仕事と家庭を両立出来る気はしない。どうすればよかったんだろう。

きっと医者にも結婚にも向いていなくて、なのに、医者になって結婚したのがよくなかったんだろうなと思う。でも、今この幸せは確実に娘のおかげで、出産人生で一番してよかったことだと思って。わたしなんかの元に生まれ申し訳ないことをしたなあと思うけれど、それでも許してくれる娘は寛大だ。

どうすればよかったんだろうな。仕事結婚出産どれかひとつだけしか選べないとしたら、間違いなく出産を選ぶんだが、仕事結婚ができなきゃ出産は出来ないのが今の世の中だから厳しいなと思う。絶対浮気されないような美人だったら、仕事育児も両立するだけのスーパーマンだったら、だとしたらなんとかなってたんだろうなー。女に生まれたら、どう生きるのが正解だったんだろうか。養ってもらえない上に浮気されるようなブスに生まれたのが間違いかな。幸にして夫似の娘なら、正解の人生を歩めるのかな。いいなー羨ましい。

仕事結婚出産も全部上手くはできなかったし、離婚しちゃったし、申し訳ない。申し訳ないけど、日本方針としては、シンママ手当て拡充の方向性で、女の人生の正解から結婚免除してもらえるのかなーとか予想している。仕事しかできないブスとしては有難い。そう考えれば、ブスでも仕事があって、愛してくれる子供いるから、部分点ぐらいは貰えるかもしれない。満点を取るのは無理だった。頑張ったんだけどな。言い訳にはならないか

働いて、子供を2人以上産んで、両親のそろった家庭を築く……のは無理だった。すみませんわたしもっとマシな顔だったら、出来てたのかもしれないと思うと、顔面フル工事するのが正解だったのかもしれない。ブスに生まれた時点で80点どころじゃない減点があったのではないか、ブスは生まれた時から女の不正解なのではないかと思う。

20数年前のブスは「女はさっさと結婚して出産するのが一番」というのを信じて頑張ったんだがな。ダメだったよ。医者なんかにならなきゃよかったのかな。でも実兄が病死しててさ、実兄みたいな人を救いたいと思って小学生から医者目指して生きてきたんだよ。頭も良くないなりに努力してきたんだよ。あれが全部間違いだったんだろうか。じゃあ褒めないで欲しかった。でも、ブスには養ってくれる人なんか見つからいか自分で稼げる仕事に就くしかなかった。身の丈に合うブスの低収入職につくべきだったのだろうか。正解の男性結婚していたら正解していただろうか。ブスには男を見る目なんかなかったから、難しかった。ブスなんだから若さぐらいしか取り柄がないだろうと言われて焦っていた。女の高収入はなんの取り柄にもならないと言われたし、事実ならなかった。ヒモを養うにはいいかもねー(苦笑)ってだけ。離婚前の5年ぐらいは専業主夫なのに全くと言っていいほど家事してくれないから、家政婦さんに来てもらってたし、その人と家でヤってたのも後に知った。元夫は初めはとても優しかったし、結婚する時だって舞い上がってたし、結婚してすぐの頃は本当に幸せだった。こうなるとは思ってなかった。ブスの人生は諦めから始まって諦めに落ち着いた。

どうでもいいだろうけど、長年のコンプレックスだった一重瞼を糸で留めていただいたのが午前中、だ。今更加点がないのは知っているが、せっかく恥も外聞もないブスの出戻りだからと思い切った。こんなブスでも母親と娘には応援されてるんだ。もうどうなったっていい。

養育費も払えない無職の、もうかっこよくもない元夫の人生は間違いなく不正解だろうなと思うと溜飲が下がる。

  • うんち

  • 要は、内面より顔重視で選んで失敗したってだけじゃん

  • うんち

  • おもろ。 つまり「男」をやってみたわけだ。 しかし男をやりきる上で出産役だけは交代できない。 でもその負担の分、手許に子供が残った。

  • 結婚出産に消極的な女は、まあまあ見た目がよければ女としてのプライドは満たされるので仕事を選びがち ブスほど家庭に執着する傾向はあるかと

  • 医者で収入も十分あるだろうし、娘は普通に学校行って勉強も頑張っている、お荷物の夫とは離婚出来た、実家との関係も良好、 それまで紆余曲折あるとしても今はもう何も問題ないし...

    • 確かに、そう考えてみるとそこそこの人生を歩んでるのかもしれない。完璧主義気味なのと、夫を含め周りに謗られた経験が多いから気にしすぎていた。 若い女じゃあるまいし、中年...

  • これ読むと結婚は無理にしないほうがいい、という見解に至る。 養う気力も責任感も無い男とは結婚すべきではないんだろうね。 そもそも、そんな大人な男ているのか?という疑問もわ...

  • また結婚して主夫養えばいいじゃん 言い訳すんなブス

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