当たり前のことかもしれないけど、メシ食うときに「よく噛む」ことを意識しただけで1ヶ月で5kg痩せたので方法を書いとく。
■スペック
・通勤片道2時間半というクレイジーな環境なので朝飯抜き、昼飯てきとー、晩飯がっつりという最悪な食事環境
・仕事は10時間ぐらい座りっぱなし。小腹が空いたらおやつ食べるお
・超早食い。カレーは飲み物。二郎マシマシでロット乱し?有り得ませんな
という感じで好き勝手に生きてきたんだけど、子どもが出来たのを契機にこのままじゃやばいなと思い始めた。
追い討ちをかけたのが先日受診した会社の健康診断。いままでは経過観察ぐらいだったのが再検査の嵐。
こりゃ何かやらにゃいかんなと思ったんだけど運動するのも億劫だし食事制限も面倒くさい。
仲のいい上司に相談したところ「お前は食うのが早すぎる。よく噛んでメシ食うだけで驚くほど健康になるぞ」と言う。
ホントかよと思ったけど噛んで食うぐらいなら楽かなと思ってやってみた。というわけ。
■己に課したルール
「一口30回噛むこと」
それだけ。30回ってのは上司に言われた回数。深い意味はない。
■実際にやってみて
・とりあえず最初の2日ぐらいは一口ごとに30回数えて噛んでた
・でも超絶面倒くさい
・いちいち頭の中で30回数えてたら気が狂いそうになるし、人との会話が頭に入ってこない
・とりあえず30回噛むと口の中で食べ物がどのような状態になるかわかったので3日目ぐらいから数えるのやめた
・白米ならゆるめのおかゆぐらい。そこまで噛む
・慣れると感覚で分かるようになるので頭使わない。普通に会話もできるようになる
・最初の一週間ぐらいは顎が死ぬほど疲れる。どんだけ普段使ってなかったんだってぐらい
・でもそれも慣れる。
■変わったこと
食べる時間が極端に遅くなった。当たり前だけど
・10分かからないぐらいで食べてたんだけど普通に30分ぐらいかかる
・ガーッと飯食う⇒飯終了で横になってテレビ⇒奥さんぽつーんと食べる、がなくなった。夫婦の会話大事
よく噛んでゆっくり食べてると量食べられなくなる
・満腹中枢がーとか良くわかんないけど、要するに最初のうちは顎疲れちゃってたくさん食えない
・んで顎に慣れるころにはその量で満足できるカラダになってる、という流れ
一口の大きさが小さくなる
・口一杯に頬張るのが好きだったんだけど一口が多いと噛むのが大変
・なんでか分かんないけど
・少ないから奥歯より前の方(犬歯のちょい奥ぐらい)で噛むようになる
・イメージ的には「一口大きくモグモグごっくん」から「一口小さくモグモグモグモグ……ごくり」って感じ
味がよく分かるようになった
・ああっ!うめえ!ムシャムシャ!バクバク!おかわり!って感じだったのが
・モグモグ。ああ…、うん。なるほど。モグモグ。うーん、しみじみ美味いなあ。みたいな感じ。
・多分唾液もいっぱい出てる気がする
噛みごたえのある食べ物が食いたくなる
・オレだけかもしれないけど噛むことに慣れると噛みごたえのない食べ物が腹立ってくる
・基本野菜。あいつら噛みごたえある。根菜はもちろん葉物もあなどれない。
上に関連するけどラーメン食いたくなくなる
・よく噛んで食うラーメンの不味いこと不味いこと
・ラーメンに失礼なので身を引くことにした
・プチ二郎でもロット乱しそうになって周りに迷惑かかるからやめた
■カラダの変化
胸焼けしない
・いつも飯食った後、一時間ぐらい経つと胸というか食道らへんが熱くなって胸焼けしてた
・よく噛むようにしてからそれがなくなった
・なんでかは知らん
下痢がなおった
・高校生ぐらいから万年下痢体質だったのに普通の固さの便がでるようになった
・なんでかは知らん
顔がちっちゃくなった
・二重顎がびっくりするぐらいなくなる
・頬も締まって顔が一回りちっちゃくなった
・なんでかは知らん
最大の変化はやせたこと
・これに尽きる
・よく噛んで少しの量をゆっくり食ってるから単純に摂取カロリーが少なくなったんだと思う
・よく噛むだけだから好きなもの食っていいから精神的負担は少ないのが良いところ
これに運動とか糖質制限とかあわせてやればもっと痩せられる気がする。白米ェ……