最初に書いときますが、面倒くさいです。私自身のスペックは各人の想像邪推に任せます。
峰なゆかの「女くどき飯」特別編:アンガールズ・田中卓志さん(40)と西麻布の老舗うなぎ店で - みんなのごはんアンガールズ田中ほどのハイスペ好人物でも、ただ容姿が良くないというそれだけで、峰なゆかなんていうくだらない女の「醜男でも偏見なく評価できる私」アピールのダシに使われるんだから、本当にこの世は地獄だよ。2016/06/14 19:32
否定はしない。でも異常なまでに風当たりが強いし若干的外れな様に思えたので今こうやって書いてみている。
峰氏が美人かどうかは個々人の美的感覚に任せるが、一応彼女のオフィシャルな立ち位置は「美人」に設定されていると思う(でないとああいう芸風は成立しない)。一応それを踏まえた上で読んで頂ければと思う。
学生時代の残酷な現実だが、女子社会には厳しいカーストが存在し、イケメンと付き合える女の子は上位と相場が決まっている。女子達は恋バナで仲良しこよししつつ、好きな男の子にアプローチをしても周りから叩かれないよう念入りに根回しをするのが世の常である。
しかし、そんなことは上位のイケメン(雰囲気イケメン含)達には関係が無い。自分が本当に可愛いと思う女の子に、男子は告白をする。
美人の友人達に話を聞くと皆決まってこう言う。「イケメンはちょっと…。冴えない人が好きなの」。
何もしなくてもイケメンが寄ってくる分、ごく普通の可愛げしか持ち合わせていない美人(もしくはそのポジションにいても違和感を持たれない雰囲気美人)はカースト上位女子の嫉妬の的になり易い。女のいじめは悲惨だ。絶対に避けたい。
美人には、女子社会の中で生きる為に敢えて「冴えない人が好き」と宣言して戦線離脱する人がとても多い。「あの子綺麗だけど変なんだよねぇ…(安心)」と同じ理屈だ。
イケメンを求めても周りが何も言えない程マウンティング世界から逸脱している子(モデルの様に美しく何でもできる子や、ホンモノの他称お嬢様)、
ドン引きされても一向に気にしないゲテモノ性癖を元々持っている子(ここまでくると戦線離脱以前に恋バナの輪にすら入れて貰えなくなる)、
自他共に認めるレズビアンの子がそれに当てはまる。しかしそういったケースは極めて少ない。
このカースト制度で培われた処世術は呪いの様に心に残り続け、自ら戦線離脱をした美人はイケメンを追いかけることそのものを忘れてしまう。
「私は見た目ではなく心で人を評価してる」「人とはちょっと違う価値観を持った私」と言い聞かせながら、大人になってからも「冴えない人が好きなの」と自他に宣言し続けるのだ。そして本当にそっちの方がタイプになってしまう人も少なくない。(気持ちの移り変わりの一つの結果として、それもアリだ)
サンプル数が少なすぎて全然参考にならないが、そういう発言をする美人が私の周りに数人いる。好きな芸能人を聞いてみるとこれがまた普通にお洒落でかっこいい人が好きだったりするのだ。二次元のイケメンやジャニーズにはまっている子もいる。
(余談ですが、二次元のイケメンやジャニーズには女同士の心の争いから当事者たちを救う機能があると思う。皆で仲良く※できるって最高じゃないですか?)
一度でもモテた経験のある「美人」は女性とも上手く共存できるよう、ついああやって戦線離脱しようとしてしまうのだ。
峰なゆか氏が女くどき飯の中で登場する男の弱点をいちいち突き、「冴えない男」認定していくのもそこからきているのではないか。私は冴えない男が好きだし、そういう人にモテるだけなんです。イケメンは私には関係ないのですと。
まぁここまで拗らせている方なので単純に「美人」設定に対する照れがあるのかもしれないし、もしかしたら本当に本当に冴えない人がタイプなのかもしれない。笑
つーわけで、あれは自身を女社会の中で守るためにとっている態度であって、田中氏をブサメン扱い「してるくせに」キュンキュンした峰氏に対して怒っている人たちは、ちょっと的外れだなーと思うし、残念ながらそもそも峰氏はそんな人達を一切視界に入れていない。(そりゃそうではある)
怒ってしまうのは人の性なのでまぁそう思われても仕方ないなとは感じるが、怒ったところでどうしようも無いと個人的には思うし、冴えないと言われること自体に腹が立つのならそれを克服していくしか無いのかもしれない。
余談。
この観点から、ブサイクな男の人は雰囲気イケメンを目指してもあまり超弩級の美人には好かれないと、私は思う。(カースト上位経験者の中途半端な見た目の女性にはモテると思う)そんなに無理して目指す様なものでもないと思う。
ブサイクはブサイク然として運動と瞑想でもやって中身を磨いた方が、綺麗な人が寄ってくる率は上がるんじゃないでしょうか。多分ね。
追記
書いてみて思ったが、年月が経つにつれてそういうカースト的な価値観も忘れてくるのかもしれない。
私も実際そうなので文句をいう資格は無いのだが、峰氏は未だにものすごくカースト的価値観に囚われているような気がしてならず、そういう意味ではシンパシーを感じている。
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