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2024-03-23

お前らさ、まだ女子枠が大学入試だけだと思ってるワケ?

最近アファーマティブ・アクションに対する議論が活発になっているのを感じる。

だがその内容は「女子枠」といった大学入試に関するモノが殆どの様に思える。

SNSなどを見てるとまだ殆ど人間が気付いていないようだが、女性優遇の波はSNSでは可視化されていない所にも既に浸透している。

その一つが『税金』だ。

昨年12月22日に令和6年の税制大綱が閣議決定された。毎年この時期になると次の年の税制が確定する事になっている。

変化はいくつかあったが今回取り上げるのは『賃上げ促進税制』だ。

これは企業従業員給与一定%以上増加させた場合に増加額の何割かをその年の法人税から減税できるという制度であり、国が従業員賃上げを促進する目的施行された。

一応中小企業からでも使える事になっており、制度使用可能になる%と減税の税率は毎年コロコロ変わる。

その『賃上げ促進税制』に来年変化が起きる。

プラチナくるみん』あるいは『プラチナえるぼし』を取得している企業場合は、追加で5%減税できるという内容だ。

急にふわふわした単語が出てきたが

くるみん」とは要約すると男に育休を沢山取らせた企業に与えられる認定エンブレムで、「えるぼし」とは女性活躍させた企業に与えられるエンブレムだ。

厚生労働省が旗振り役を担っている。

エンブレムは実績に比例してランク付けされており「プラチナ」は最上位グレードである事を意味する。

「えるぼし」における女性活躍定義は以下の通りだ。

採用

労働時間

離職率

管理職

これら4つの項目全てで女性社員の数値が男性社員一定率以上下回らない事が「えるぼし」の認定条件となっている。

えるぼし取得企業さら複数の条件を満たした上で省庁に申請することで「プラチナえるぼし」を取得する事ができる。

ちなみに数値の設定はかなりシビアだ。

たとえば女性離職率は男の80%を下回らない様にコントロールする必要がある。

仮に男が5人退職した場合女性退職絶対に4人以下になるように抑えなければならない。

採用においても女性男性と約同数を採用する必要がある。

女性からの応募が多かった場合結果的に男ばかりになりました」は通用しない。

必ず約同数程度になるように採用結果を調整する必要がある。

また労働時間においては女性残業は毎月45時間未満でなければならない。

管理職も、女性男性管理職の8割以上をキープする必要がある

仮に男を5人管理職に昇進させる場合は、女性も4人以上管理職に昇進させる必要がある。

そうしなければ「プラチナえるぼし」の認定が受けられず減税する事が出来ない。

この「えるぼし」の一番の特徴は女性に対しては諸々の厳しい制約が課せられているものの、男に対しては一切の制約が無いという事だ。 

男の採用ゼロだろうが、男だけ全員リストラしようが、男だけ月100時間残業だろうが、管理職に男が例えゼロ人であっても税額控除には一切の影響がない。

こういったエンブレム基本的大企業社会自分たちいか先進的な存在かをアピールするために用いられる。

いわば広告宣伝費みたいなもの短期的なコスパ度外視だ。

「えるぼし」は女性活躍のための認定なので男性配慮が含まれていないのは当然だし、別にそれが問題でもなかった。

だがそれも2024年までの話だ。

何故ならこれまではえるぼしがビジネスに直接関与してくる事はなかったからだ。

自分が驚いたのはこういった認定税金という直接的な実利を国税庁が紐づけてしまった事だ。

この件にもし問題があるとすれば恐らくそれは厚生労働省ではなく国税庁の方だろう。

これはつまり、これまでは大企業の余剰リソースで行ってきたはずのポリコレ戦略が、これから王道生存戦略として用いられるようになる事を意味する。

まり今後の経営者合理的人材戦略とは、男の採用はなるべく削り、退職したくなるような激務は男にやらせ残業は男に押し付け管理職には女性を優先して出世させる事なのだ

なぜならその方がシンプル税金が減って利益が生まれからだ。

今回の5%減税は賃上げ促進税制の中ではオプション的な立ち位置だ。

これが来年すぐさま社会に影響を及ぼすとは自分も思っていないが、これからもっと控除税率が上がっていったり、制度世間に周知されていけばその先は分からない。

そして昨今の風潮を見るに今の日本はその方向に向かって進んでいる様に思える。

…そろそろ全員目を覚ました方が良い。

厚生労働省の「えるぼし」のページには

設立背景として「男女の賃金格差は依然激しく」とあるが、私は男女で給与が分かれている求人票を生まれて一度も見た事がない。

現代でそんなものを公に出せば即座に大炎上するだろう。

男女の賃金格差が生まれ理由シンプル残業時間の差と、出産によるキャリア喪失理由だ。

子供が生まれれば夫婦の内の片方はキャリアを捨てて育児に入る事を強いられる。

現代でその役目を担っているのは殆ど女性である訳だが別にそれは差別されているからという訳ではなく、妻より年収の高い夫を働かせた方が合理的からという理由に過ぎない。

なぜ年収の高い夫と低い妻という組み合わせが大多数になるのかというと、女性自身が年収の低い男よりも高い男を好むからに他ならない。

なので女性は『夫ももっと家事しろ』と叫ぶ事はあっても『私が働くから夫は仕事を辞めて代わりに家事しろ』と言う事は絶対にない。

キャリア喪失女性自身の選択なのだ

それを結果だけ拾って平等化するというのは最早『女性優遇』と表現して差し支えないだろう。

えるぼしと減税の紐づけの先にあるもの男女平等でもなんでもない、純粋男性差別社会の実現だ。

殆ど人間大学入試にばかり囚われて、この事にまだ気付きもしていない事実に私は絶望している。

男に産まれただけで不幸になる世の中は、お前達が思っている以上にすぐそこまで迫っている。

2021-02-10

会社を辞める決意をしたので上司に「会社を辞めたいのですが」と相談したら、人事総務部の配置担当者と話をしろと言われたので

人事総務部担当者に「会社を辞めたいのですが」と相談したら、人材戦略室の開発担当と話をしろと言われたので

人材戦略室の開発担当に「会社を辞めたいのですが」と相談したら、まずは直属の上司と話をしてくださいと言われたよ

退職相談をこんな風にたらい回しにするような会社はすぐにでも辞めたいんだけどどうしたらいいんだろう

2015-10-10

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サバティカル

google:モノより思い出

「フランス人は人生を楽しむことが第一、仕事はその次」

有給休暇を30日完全に取れる国ドイツ

Amazon.co.jp: ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)

一ヶ月以上の長期休暇の採れる企業

google:リフレッシュ休暇 一ヶ月

年末年始は19連休黄金週間お盆は10日間連続休み

一日の労働時間は7時間15分。

残業ノルマもない。

出典: 朝日新聞2014年1月6日

「日本一休みが多い会社」「創業以来赤字なし」 異能の経営者、死去 - withnews

年間休日183日。「日本一休みが長い会社」:日経ビジネスオンライン

岐阜発「楽園企業」、年休140日で驚きの高年収 | 日本一“社員”が幸せな会社の「うらやましすぎる真実」 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

google:勤続3年以上の社員が最大連続28日間の長期休暇を取得できる「ステップ休暇」

ヤフー 土曜祝日なら金曜を振り替え休日に ― スポニチ Sponichi Annex 社会

ヤフー、最長3カ月長期休暇「サバティカル制度」導入 “支援金”も支給 - ITmedia ニュース

6年後に復職できる「育自分休暇制度」 サイボウズが目指す人材戦略とは? (1/4ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

月1回の週休3日制

サバティカル制度を導入してほしい!6年働けば6か月~11か月の長期休暇がとれる! : TenkiKidsの生活

企業人よ 長期休暇「サバティカル」で力を覚醒せよ  :日本経済新聞

日本に長期休暇サバティカル、根付いてほしい? 1か月、3か月、1年…「新たな成長の機会に」 : J-CAST会社ウォッチ

サバティカルあれこれ | 世界級ライフスタイルのつくり方

サバティカル - Wikipedia

医師に嬉しい支援・制度のある病院|リクルートドクターズキャリア

Amazon.co.jp: 日本でいちばん大切にしたい会社: 坂本 光司: 本

2012-03-31

http://anond.hatelabo.jp/20120331152827

クソみてーな人材戦略会社だな。

一般社員がそれを当然みたいに思ってるとこに引くわ。

2011-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20110720144257

いや違う。

現場を超えた"意味のある"人材戦略」を実行できてないんなら現場に任せちゃった方がずっとマシだろってだけ。

トップも悪いとは思うけどね(バカの一つ覚えみたいに「外国人採用!」とか連呼してるのって多分トップだよね)。

現場を超えた"意味のある"人材戦略」ていうのがどんなもんかは色々あるだろうけど(それを示すのが人事の本来の仕事だろと思うけど)、

少なくとも経歴的に見栄えが良い学生を集めて人事部長を気持ちよくさせる仕事ではないのは確かだと思うよ。

俺が前にいた某大企業でも、人事政策はほんと酷いもんだった。

本人の適性や専門性なんて1ミリ考慮しないでほぼランダムにローテーションさせてるだけ。

プロフェッショナルを育てようという気が全く感じられない。飼い殺すのが目的なんだろうけど。

あれが「ずっと長期的な視点に立った考え」だとしたら、どんな考えなのか訊いてみたいもんだ。

(辞める時に人事部の人と色々話したけど、上記の内容についてはマジで何も考えてないかのような返答だった)

ていうか少なくとも「人事部が求める良い人材」が実質的に業績とどういう関係があるのか調査検討くらいしろよって話。

 
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