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2022-01-31

SFミステリ小説が読みてえんだ

いわゆる特殊設定ミステリ

『屍人荘の殺人』や『ジェリーフィッシュは凍らない』は楽しく読んだが、もっと特殊設定ごりごり効かせたやつがい

楽園とは探偵の不在なり』は特殊設定ミステリだがSFって感じではなかったな(SF定義論はやめろ)

星を継ぐもの』みたいなのが最高だが、あれはミステリなのか?って感じは少しある(ミステリ定義論はやめろ)

メモミステリマガジンのバックナンバー特殊設定ミステリ特集の号を買う

2020-07-06

推理小説の読み方がわからない(追記有)

私は小説を読むとき物語の中に没入する。

半ばトランス状態になっているのかもしれない。夢中になって読んでしまう。

すると「犯人は誰だろう?」だとか推理ができなくなってしまうのだ。

そのため、気付いたら推理せずに一気に最後まで読み切ってしまっていたということが頻繁に起きる。

もし自分推理小説パズルとみなして挑戦するとしたら、あえて物語に夢中にならないようにするしかない。

それは「夢中になって一息に読めてしま小説ほど素晴らしい小説だ」と信じている私にとってとてもつらいことだ。

推理小説愛好家はどのように推理小説を読んでいるのだろうか。

名探偵皆を集めてさてと言い」のシーンに差し掛かったら我に返り、自分推理がまとまるまで次を読み進めない……のように謎に挑戦しているのだろうか?

そして私のように「面白かった!」の感想が主となり、謎には強く頓着しない読み方は邪道なのだろうか?

【2020/07/07 追記

この日記を書くに至った背景を追記する。

同じく読書が好きな私の友人たちと感想を交換している際に違和感を感じたことがその発端となった。

友人たちはどうやら推理小説を読んだとき推理できているようなのだ

そして感想でもその推理開陳してくる。

私といえば物語の謎には触れず、いか物語が読者を夢中にさせるものだったか感想として述べていた。

私は劣等感を感じたのだ。そして羨ましいとも思ってしまったのだ。

推理小説であるからには推理をして楽しむのが一番楽しい読み方ではないのか、とその時思ったのだ。

推理できないことに劣等感を覚え、推理できている友人のことを羨ましいと感じたのだ。

【2020/07/07 再追記

以下の再追記タイトルからずれた内容となり、完全に蛇足である

わず膝を打ったコメントtwitterで見かけ、それが私が本当にもやもやしていたことを気付かせてくれた。その内容を要約し、箇条書きで記載する。

引用のほうがいいのだろうか?マナーがわからないので不適切でもご容赦していただければ幸い。)

推理小説を無理に読む必要はなく、他ジャンルを読めばいいのではないか

推理しながら読むようなスタイルは、他ジャンルでは「考察」と呼ばれる。

・この増田は他ジャンルでも「考察勢」に引け目を感じているのではないか

……といったものだ。

くその通りである考察勢に憧れ、自分がそうでないことに引け目を感じている。

私の属しているコミュニティの他の方々が考察を述べている横で、私は主観的に私がどういう体験をしたか(≒ほかの方も読むとこのような心の動きを得ることができますよという喧伝)を述べている。

さて、そのコメントを書かれた方含め複数の方から「もし推理/考察をしたいのならば再読するとよい」と解決方法を示していただいた。

なるほど道理である。確かに自分はおおむね1回しか通して読まないことが多い。なんと単純な解決方法だろう、そんなことに自分で気づけないとは。ありがとうございます

ただこの解決方法をとると、積みあげている本の高さがさらにうず高くなってしまうだろうが……

---

自分は「星を継ぐもの」をきっかけに数年前からミステリにも手を出し始めたSF好きです。

単純にミステリを読み始めたのは最近からなので、ミステリを読む脳の回路ができあがっていないだけかもしれません。

様々なコメントを頂け感謝します。とても参考になりました。

余談:「ジェリーフィッシュは凍らない」を直近で読んだので、次は館シリーズに手を出すつもりです。

2019-06-30

[]6月30日

○朝食:なし

○昼食:七福丼、餃子

○夕食:ネギマ鍋(マグロネギ水菜)、そばとろろ

調子

むきゅー。はややー。

今日もお休みなので、買い物行ったあとは、読書をしてた。

今日読んだのは、市川憂人のジェリーフィッシュは凍らないというミステリ

帯や裏表紙から叙述トリック匂いがしてたので身構えてたんだけど、すごかった。

現実世界とは違う設定が取り入れられているため、いわゆるSFミステリとか、特殊設定ミステリの方向から叙述トリックだと思ってたら、すごい方向からトリックが飛んでてきて、腰を抜かした。

これ何がすごいって、これだけのワンアイデアをワンアイデアものに納めずに特殊設定まで作って、世界観を絡めたサスペンス的な部分まであって、ただただ小説としても面白くて、とにかくすごかった。

最近ゲームよりミステリの方ばかりな気がするけど、来週も多分こんな感じです。

グラブル

共闘デイリー、島ハードマグナ古代布を消化して、シナリオを一箱開けた。

水着サンダルフォンめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ欲しいけど、低所得者しょぼしょぼちんちんちんちんの大きさは関係なくない?)が、無計画天井するわけにもいかないので我慢

古代布97/400。虹星晶1089/3300。碧空の結晶203/460。

次の半額期間は虹星晶のために紫菫を周回だなあ、お盆ぐらいにあるのかしら。

2018-07-11

どの二つ名が好き?

不発の大号令

大いなる普通

反骨の赤メッシュ

ゴーマイウェイ

豚骨しょうゆ姉後肌

微笑みの鉄仮面

北欧から来たサムライ

とびだせエゴサーチ

荒れ狂う機材ヲタク

となりの天才ちゃん

北沢印は元気印

熊の中の常識人

笑顔の波状攻撃

荒唐無稽の一人芝居

迷宮ジェリーフィッシュ

サッドネスメトロノーム

闇の波動がアレする黒っぽい堕天使

狂い咲く紫炎の薔薇

不動のスキルマ

慈愛の女神

これでいちコロネ

兎追いし花園

甘辛パーソナリティ

発酵少女

星のカリスマ

2009-01-30

えええいぇるされむくろにくる

Haruki Murakami が 「エルサレム賞」なるものをもらうことになったとかいう話。

イスラエル人殺しのの悪い国なので、そんなところの賞は、辞退しろ。

黙ってもらうのはけしからん。

検索してでてきた根性のある日曜左翼女史の話をひきあいに出して、

見習え。

とか。ほんとに、やれやれ

情報の少いところで、ほにゃららはへにゃららであれねばならぬ、というような思いいれで、どんぱちやっているわけだ。

まあ、「エルサレム賞」の「エルサレム」にみんな反応してるわけだが、これって何? どんな賞か調べてみた。

Jerusalem Book Festival にくっついている賞ということ、ふむふむ。Festivalのサイトに説明がある。

....

ここからノーベル賞5人も出てるんだね。ということは、ノーベル賞にかなりリーチポジションへのステップでもあるわけだ。そりゃほしいよ。

どんな人が審査員か調べてみた。市長が任命か、なるほど。政治世界だな。ハアレツの編集員とか... 、

ありゃ、エトガール・ケレットが3人の審査員のうちの1人じゃないか。

イスラエル人みんな悪〜い、賞も悪〜い、もらうのよくな〜い」みたいなのってちょっと短絡的じゃないかな、ということで、ちょっとけれっと。

日本語の記事にまともなのがない。

本人のwebsite だ。

http://www.etgarkeret.com/news.html

そこに出てくる最新のLA Times の記事は一読の価値がある。ほんもののドンパチの話だ。

政治文学の話だと、インタビューの手軽なのがカナダ新聞にありますね。でもフランス語 orz

でも、わりにまとまっていて、問題をもうちと繊細に考えられるてがかりかもしれないので半分くらい訳してみました。

エトガール・ケレットとのインタビュー -- いやいやながらさかなにされ(超訳)

Entrevue avec Etgar Keret - Controverse' malgre' lui

Le Devoir.com

2008.5.17/18

http://www.ledevoir.com/2008/05/17/189963.html

イスラエル人の作家であることは楽ではない。たとえその国で左翼であっても。スター作家 のエトガール・ケレットにそのことを話してみよう。パレスチナ人の友人、サミール・エル・ユセフとの共著で『ガザブルース Gaza Blues』を書き、しかし、論争の中で、そして、母国であり今でも自分が住み続ける国に対するボイコットをの中で、困難にもかかわらず、生きつづける彼に。

イスラエルに生きるのは簡単ではない。それは確かだ。しかし、作家にとってのほんとうの国、それは言葉だ。ぼくにとって、ヘブライ語を話せない場所に生きるということは、一種の亡命だ」[...]

イスラエル政府に対しきわめて批判的な彼は、ホロコーストの生き残りである父と母の、反骨精神を受け継いでいる。「両親は、よく言っていた。イスラエルはいくつもの問題をかかえているかもしれない、しかし、少くとも、それは私たちの問題で、そして、それを私たちが告発することを誰も禁止することはできなかった。他の国で、もし私たちが政府に対して抗議の意を表わせば、国へ帰れと言われるだろう。」

世界的に認められた左派作家であり映画監督(伴侶のシーラ・ゲッフェンとの共作による処女作ジェリーフィッシュ Les Medues』は批評界から絶賛され、2007年カンヌカメラドール賞を獲得した)である彼も、論争の外側にはいられない。

最近でも、パリのブックフェ、サロン・ド・リーブルがイスラエルの建国60周年に関心をひくため、同国を招待国としたとき、複数のアラブ系の作家出版社が行事のボイコットを呼びかけた。エトガール・ケレットもイスラエル側の招待者リストに入っていた。「知識人ボイコットを呼びかける、しかし、そこに知性的なものなどなにもない。ボイコットは、あらゆるコミュニケーションを拒否することだ。それでは結局、他人に考えを変えさるチャンスはなくなる。それは、だから、行動としてはとても矛盾に満ちたものだ。」

トリノのブックフェでボイコット騒ぎにあったとか、カナダ爆破予告電話を受けた話とか、中略]

それでも、エトガール・ケレットはパレスチナ人イスラエル人の間の対話の推進者だ。その本 『The Bus Driver Who Wanted to Be God』は、第2次インティファーダ以来、アラビア語に訳されている唯一の本である。とうことは、パレスチナ人はエドガール・ケレットを読んでいるのだろうか? 「ぼくの本のパレスチナ出版してくれる人にそう質問してことがある。彼が答えるに、売れ行きはいいが、でも、読んでるのか、それとも燃やしているのかまではわからない、とさ」。

[彼の本を読んだパレスチナ人の反応とか、いろいろ中略]

エトガール・ケレットは「やむにやまれぬ楽観主義者」ではあるが、文学の力の限界について十分に意識している。「1万冊の本ができることは1発の銃弾のできることの半分だ。建設することより破壊することのほうが簡単だ。書くということは、ぼくにとって、一種のセラピーだと思う。自分の本で世界を変えようなんて思ってはいない。」

未来に対する大きな不安を抱きながらもーー彼はイスラエル消滅の可能性さえについてさえほのめかしているーー、彼はパレスチナ人イスラエル人がいつの日かいくばくかは平和に生きられる可能性を信じている。

[いろいろなるほどと思うことを言ってるけれど、疲れたので後略]

はい。

まあ、イスラエル人といってもいろいろ立場があるということで。

賞とかボイコットについての考えも。


追記 もうちゃんとまじめに調べた人がいたんだね http://d.hatena.ne.jp/le-matin/20090128/p3

 
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