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2010-12-31

「2010年から来た未来人だけど、何か質問ある?」をふりかえる

2010年も終わりということで、人力検索はてな伝説スレッド

「【ネタ】おれ、2010年から来た未来人だけど、何か質問ある?」をふりかえってみる。

http://q.hatena.ne.jp/1150951363

このネタは、id:sharia未来人という設定になって質問を受け付け、

4年後2010年未来予想を披露する、というものだった。

いまみてみると、的外れなものもあり意外によくわかってるものもあり、けっこうおもしろい。

3 回答者TomCat 2006-06-22 13:54:03

http://journal.mycom.co.jp/news/2004/09/07/003.html

(,,゚Д゚)∩はいはいはいはいっ、質問ですっ!!

 

なんか2010年にはエレベーターで宇宙に行けるようになるらしいですけど、

ほんとにそうなりました

質問者:sharia 2006-06-22 14:00:18

あ、いや。

これはまだだ。

まだ、カーボンナノチューブがどうこうってやってるよ。そういや、2000年代前半にもコンテストやってたんじゃなっけかな。あれから、五十歩百歩だな。

宇宙エレベータについては、NASA界隈で何回かコンテストをやってたらしい

http://en.wikipedia.org/wiki/Elevator:2010

2010年までに宇宙エレベーター実現」を目指してたらしいけど、途中でやめちゃったみたい。

8 回答者:takashi_m17 2006-06-22 14:01:54

プラズマ、液晶TVの価格はどこまで下がってますか?

質問者:sharia 2006-06-22 15:18:15

ちょっと待ってくれ、価格コムいってみる。

えーと、液晶32型で55000円ってのがあるなあ。一応、シャープだ。

5万円台で国産32型液晶が手に入る状況にはなってないな。

NEC LCD3210 8万9000円~ http://kakaku.ecnavi.jp/item/10002552150801

いまだとこのあたりが相場か。

10 回答者CAROL 2006-06-22 14:03:01

2010年つーと8月22日大日本帝国による韓国併合100周年になりますが、何か騒ぎはありましたか?竹島大丈夫ですか?

質問者:sharia 2006-06-22 15:32:22

竹島はあっさり片づいたよ。

韓国信託統治領ってことになって、海域は公海扱いという解決だ。まあ、日本は別に島がほしい訳じゃないし韓国も統治領と言うことでメンツが立ったってわけさ。

竹島はちっとも片づいてない。

信託統治領っていうのはそもそも無人島に近いケースには適用できなさそう。

15 回答者:NA-tsu-72 2006-06-22 14:19:31

原油高騰は、続いてますか。

トイレットペーパー、買いだめしたほうがいいかしら。


BSEは、どうなってます

家計が、心配なんです。(>_<)

質問者:sharia 2006-06-22 15:50:14

原油は2007年にあっという間に下がったよ。まあ、投機だったて聞くしな。ただ、おかげてエタノールにみんな移行して、アメリカじゃあトヨタエタノール車が引っ張りだこらしい

魚は高いな。もう庶民が食うものじゃない。

まあ、鮭とか食ってる分にはいいが、イワシはとても食えない。

BSEは最近聞かないなあ。

今やってるのは、ポテトだよ。マックやばいことになってるし。

エタノール車のかわりにハイブリッド車はそこそこ出回ったな。

魚が値上がりする材料ってなんかあったっけ・・・


28 回答者:Baatarism 2006-06-22 16:08:23

世界情勢でいくつか聞いても良いですか?

1.アメリカ大統領は誰ですか?

2.韓国大統領は誰ですか?

3.北朝鮮金正日政権はまだ存在してますか?

4.台湾は中国に併合されましたか?

5.2006年以降、世界のどこかで大きな戦争は起こりましたか?

6.2006年以降、世界のどこかで911のような大きなテロは起こりましたか?

質問者:sharia 2006-06-22 16:26:33

アメリカヒラリー

韓国は、ちょっとまて、なんて読むんだ? パク・クネか。

北朝鮮は続いている。

台湾はしぶとい。

戦争はさすがにないな。テロもない。平和だよ。

ヒラリー国務長官した、ざんねん・・・というのはいいとして。

ふりかえってみると、9.11並のテロや、アフガンイラク並の戦争は起きていない。

インドパキスタンとかガザとかソマリアとかダルフールとか紛争はたくさんあって、「平和だよ」と言い切る気にはとてもなれないけど。

43 回答者:sanrai 2006-06-22 19:57:56

IntelやAMDが出している最新のCPUは?

質問者:sharia 2006-06-23 00:18:50

もうCPUは商品名では呼ばなくなってきてるんだ。FLOPSですべてが決まる。CELL以後だな。それが主流になったのは。部品ひとつだよ。

マルチコア化はすすんだけど、ハイブリッド化してCPUという製品がなくなったりはしていない。

45 回答者:itarumurayama 2006-06-22 20:56:43

3.Winny裁判、あれは当然被告人無罪になりましたよね?

質問者:sharia 2006-06-23 00:32:09

無罪だ。知財法もずいぶん変わったよ。

Winny事件は、一審有罪、二審無罪最後はどうなるのかなあ。

56 回答者:DANDB 2006-06-23 05:26:25

小泉さんの後の総理大臣ですか?

また2010年も知りたいです。

質問者:sharia 2006-06-23 20:50:33

おう、これは書いたな。

2010年安部だ。

小泉後は福田だ。

しかし、その後、政権交代が起こる。

それで、安部が出てきて、また奪回するわけだ。

サイクルがずれてるけど大ハズレでもない。

自民党政権奪回は来年中にあるかどうか・・・

67 回答者apple-eater 2006-06-23 14:50:18

肝心なこと聞くのわすれてたが、年金破綻したか?

そろそろ、ぶちきれて役人無差別殺人するやつが出てるんじゃないのか?老人が凶暴化して。

質問者:sharia 2006-06-23 21:54:39

年金はうまくいっている。

というのは、基本的に年金運用者が運用先を間違っていたことが発覚したんだ。

基本的に金があるやつは死んでも儲かる。

運用を委任するさきが、ごみだったってはなしだな。

年金は悪くはなってないけど良くもなってないというかんじかな。

75 回答者ichi-pooh-MT 2006-06-23 19:00:16 満足! 10ポイント CommentsAdd Star

これからはWeb3.0だぜこのやろう!とか言ってる人はいますか?

それとももうWeb3.0なのかな?

Amazonが度肝を抜くサービスをはじめたとかいないとか。

質問者:sharia 2006-06-23 22:20:39

Web3.0は聞かないな。

Amazonはてなとはげしくやってるよ。

電子化がキーだ。これをよく勉強しておくと役に立つぜ。

Amazon電子化というのは電子書籍

だとしたらよく当たってる。

84 回答者:pacap 2006-06-23 23:55:31

後発医薬品シェアは拡大していますか?

質問者:sharia 2006-06-24 23:03:09

後発医薬品? ん?

ああ、ジェネリックのことか。

これは2008年の法改正で、爆発的に普及した。そうだな、2006年に買っとくならジェネリック株だな。

ジェネリック医薬品はいまいち使われてない気がするな。なんでか知らないけど。

96 回答者:mebius00 2006-06-24 16:43:23

みんな夢がありますか?

質問者:sharia 2006-06-24 23:44:59

日本国は、ちゃんと法律を適正に改正して、いい方向に向かっている。

法改正はちっと時間がかかる。どんな法律を改正したかを新聞でいいからよく読んで、よく勉強して、政治家がなんていっているかをよく見ておくことだ。

みんな一生懸命やっている。

ただ、たまに悪いやつがいる。

それを見逃さないことだな。

法律にこだわるのは id:sharia仕事柄か。

適正な法改正をつみかさねてる・・・というのは、どうだろう。すくなくとも実感はない。

100 回答者:sekikowosuke 2006-06-24 21:00:59

首都機能移転の話はどうなったの?第三新東京市とかできている?

質問者:sharia 2006-06-24 23:56:06

首都機能移転は、実はぜんぜん進んでいない。

というのは、道州制が大きな議論になっていて、そっちが先に話されているからだ。こっちは道州制でおおさわぎだよ。福井がどこに入るか。こんなことでもめている。

首都機能移転道州制もさっぱりだなあ。

道州制北海道市町村合併矮小化してしまったような・・・

105 回答者:m0tm0t 2006-06-24 22:52:36

ソフトバンク携帯参入で料金はどうなりましたか?

質問者:sharia 2006-06-25 00:09:53

ソフトバンク参入よりは、ウェルコムの健闘がでかいな。ソフトバンクモバイルは結局資金的な問題が解決できなかった。これが大きい。

ソフトバンクは資金面で好調、いっぽうウィルコムはぎりぎりになってた。

107 回答者:huchi 2006-06-25 00:04:41

2010年の人気の最新スポットって何て名前

2006年だとまだ六本木ヒルズとか表参道ヒルズだけど。。。

場所がどこで、何が目玉か教えてほしい

質問者:sharia 2006-06-25 00:14:55

新東京タワー

あの辺は、観光資源無限にあるから、すごいことになってるよ。

まあハズレではない。

まだできてないけど、予定が遅れてるのかな?

134 回答者:sakstyle 2006-06-25 15:36:57

青色発光ダイオード問題のような、研究者特許を巡る問題は何かありましたか。

質問者:sharia 2006-06-25 20:10:22

特許法だが職務発明制度にだいぶ改正が入った。基本的にドイツ法を参考にしている。ドイツ法を調べて見れてくれ。

特許法はまだとくに動きはでてないはず。なにか準備はしてるのかもしれないけど。

144 回答者:villain 2006-06-25 19:39:48

これからの時代、アジア連携をする必要があります

こんな狭い世界で争いをしあっても意味がありません。

そういう意味日本現在(2006年)、反日的な国家とも

完全な友好関係を結ぶ必要があります

(後略)

質問者:sharia 2006-06-25 21:02:36

うーん。まじめだな。おれとは大違いだ。

>そういえば、アジア共通通貨(ACU/圓)は実現しましたか?

東アジア共同体は実現しましたか?

アジア反日的国家(特に中韓朝など)とは和解しましたか?

 これは深い問題だな。

 AUCは実現していない。

 東アジアも同様だ。

 和解した。これは書いたな。日本外交戦略2006年以降、すさまじく発展したんだ。

 アジア上海協力機構を中心に動いているよ。

 日本アジア外交は、2006から劇的に変わった。基本的に協調関係だ。竹島問題が極めて重要だった。これは書いたが、譲歩の仕方とタイミングをどうするか、戦術というのはそういうものだ。みんな、対立したいわけじゃないんだ。ただ、どうしても国益を考えると対立する。それをどううまく解決するか。それだけだ、外交ってのは。

愛国教育基本法に盛り込まれたよ。

愛国心概念がだいぶ変わってきた。

大丈夫、みんな賢くがんばってるよ。

みんな、いい方向に行きたいんだ。

タイミングだけの問題だ、というのはそうかもしれない。

けっきょく日本東アジア外交に関してはいタイミングは来てないみたい。

各国が自分のことだけでせいいっぱいというかんじ。

149 回答者:sonta 2006-06-25 20:45:59

その時代の日本の主力産業は何ですか?( ・ω・)∩

日本は国際的な「技術立国」という立場を保ってますか?

質問者:sharia 2006-06-25 21:15:11

主力はま自動車だ。

日本知財国に移行したよ。

このへんも回答者の願望がすけてみえる気がする。

182 回答者:goldwell 2006-06-26 14:26:07 満足! 10ポイント CommentsAdd Star

ケータイ小説や旧作・名作書籍電子化に見られるように、2006年でも書籍電子化は進められていますが、2010年の段階ではどれくらい進んでいますか?

まさか本屋に本は置いてなくて、DVDその他のメディアに占領され、なんて事態ははさすがに早いでしょうが。

雑誌・新聞はどうなのでしょうね?

全てメールマガジンみたいになって、ケータイで読むとか。

ちり紙交換・古紙回収の代わりに古ディスクリサイクル業になっている?

ちなみにshariaさんは今、どんな媒体のどんな本をお読みになっていますか?

質問者:sharia 2006-06-27 13:09:46

はなくならないよ。

PCや、携帯で売る方法はかなり広まったな。

安くて、低電力なPDF端末が出て、これもかなり広まっているが、これは本というよりも書類系だな。

雑誌は残ってる。新聞もだ。

仕事系の書類はほとんどPDFで配られているものだし、印刷すると全部で12キロぐらいになるから、端末で見るしか手がない。小説は文庫本で読んでるよ。

意外に、仕事の書類をiPadで見る、みたいな使い方はそれほどされてない。

ネットワーク帯域と表示の解像度がまだまだってことか。

201 回答者:imaum 2006-06-26 21:34:36

2010年6月末というと、1910年8月のいわゆる「日韓併合」、大日本帝国による朝鮮半島領有から100年の節目の直前にあたりますが、関係諸国の人々と政治は、この100年目をどのように迎えていますか。

質問者:sharia 2006-06-27 23:53:58

まず、日本アジア外交は協調路線にシフトして、韓国での政権交代でようやく話せる相手になって、日本も本気で竹島交渉をしたわけだ。

で、日本は基本的には竹島は要らないんだ。問題は海洋だけ。韓国も別に要らない。面子の問題だけだ。で、国連付託にすることにして、交渉を始める。

で、日本アジアでいざこざしてても意味がないから、歴史問題と靖国をどこですばやくきって、ほしいものを手に入れるか、という問題になる。

日本がほしいのは、今後この問題を蒸し返さないという保障だ。そして、もうひとつしいのは、理性的に交渉ができる、話せる相手じゃないと譲歩できるわけがないだろ、ということを日本外交態度として今後示すことだ。

なので、この日本外交の最大の転換点に、最大のチャンスに韓国政権交代してしまうので、韓国に大幅な譲歩をする、一番おいしカードを渡してしまうんだ。歴史問題・靖国・保障・ついで竹島信託統治権(ああ、おまけにしか見えない)、韓国は特に問題がなくなるので、うるさく言わなくなる。

で、日本はこれを国連を使ってやる。

韓国国連仲裁した形を取るので、面子はつぶれない。ようは国連お墨付きをもらって、過去の侵略行為を日本が謝罪し、竹島までぽいとくれたのだから、もういいか、ということになる。それよりも国内の改革が最優先になって、ここをあおる必要もなくなる。

(という方向に進みそうなのですね、現在の状況を俯瞰すると)

方向はそうかもしれないけど、

経済状況も相まって国内のことでせいいっぱいで、変化を進める力もでてこないみたい。

230 回答者:yuu665 2006-06-27 21:11:51

もう一つ質問ですが、ニート問題はどうなっていますか?

質問者:sharia 2006-06-28 01:31:08

ニート問題は、実は日本人起業家意識の屈折した発露ということになって、起業家になるためのプロセスを整備することで解決する方向に行きそうだ。

実はこういう理屈なんだ、簡単だから付き合ってくれ。

社会人になると会社搾取されそうだ。こき使われる。深夜になっても帰れない。ストレスばかりで、生活もままならない。

■いやだな、仕事したくないな。

■じゃあ、どんな仕事でもいいから、自分でできてやりたい仕事はあるかい

■おう、おれ、花屋がやりたい。

■そうか。それなら、設立資金を貸してあげよう(自治体とかが)、アドバイスもするよ。その代わり、経営計画書を書いてきてくれ。いい計画が立てられないと、苦労するのはきみだよ。大丈夫、いい計画が立てられれば立てられるほど、きみはいい思いができる。

■えー、書けないよ。

大丈夫、わたしが教えてあげよう。まずは簿記会社法はそれほど覚えなくてもいいよ。すぐに、花屋経営者になれる。

(これは実際に勉強しだいだし、おそらく花屋は難しくないだろう)

■えー、時間がかかるなぁ。

■じゃあ、花屋バイトでもしながら一緒に勉強しよう。

(就業者および就学者に該当するので、ニート定義から外れる)

こんな感じで解決しそうだ。

日本には起業家がいないといっていたが、実はニートと呼ばれる層が予備軍だったんだな

こ れ は な い

264 回答者:m-sho 2006-06-29 00:52:52

将来性のある仕事を教えてください。

質問者:sharia 2006-06-29 01:46:39

おう、これは書いたな。

法律系の仕事だ。資格系ならなおよい。

ただ、専門というよりはその資格を生かして、何かをやるみたいな形の仕事だ。

まあ、食いっぱぐれても、資格で食えるしな。

ようやく、日本も「法律専門職のみ」から多様な法律系職が出てきたよ

専門分野の法律職は個々には出てると思うけど、

それを狙ってたはずの法科大学院全体の成果はいまいちパッとしない・・・


全体の感想

2010-06-01

ガザ支援船団、イスラエルと対峙へ」

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2731691/5823544

の数日前の記事を訳してみた。英国新聞ガーディアンから。

http://www.guardian.co.uk/world/2010/may/25/gaza-flotilla-aid-attempt

ガザ支援船団、イスラエルと対峙へ

イスラエル、一万トンの支援物資と40を超える国々からの800人活動家政治家をのせた、8隻の船団を阻止すると言明

2010年5月25日エルサレム発 ハリエット=シャーウッド記者

・ 何千トンもの建材・医療器具その他の支援物資をのせた8隻の船は、数日後にガザへ出航するように準備している。パレスチナ地域の封鎖を破ろうとする船を阻止すると言明しているイスラエルと対峙することになるだろう。

・ 3隻の貨物船と5隻の旅客船は、キプロス島ガザ地区の間の公海で集合し、ガザ市へ向かう計画だ。イスラエル軍は船団を阻止し、イスラエルのアシュドッド港へ曳航すると予想されている。

・ トルコから3隻を含む船団のたちあげには、アンカラの支援を受けた人道支援グループ、IHHが関わっている。トルコイスラエル外交関係は、イスラエルが2008-09年の3週間戦争の火ぶたを切ってから悪化している。船団の阻止は両国間の緊張をいや増すだろう。トルコ首相エルドアンは船団を通すようイスラエルに呼びかけた。

・ イスラエル外務省広報官パーモアは「この件はイスラエルトルコ関係をさらに複雑化させるかもしれない」と語った。

・ 船団には、一万トンの貨物と、40を超える国々からの七百人から八百人の活動家政治家が乗っている。貨物は、建材・医療品・学校で使う紙を含む。歯科手術機器一式を積んだ船もある。ガザ子供たちへのクレヨンチョコレートも積まれている。それらは寄付で賄われた。

・ 船団をたちあげたフリーガザムーヴメントバーリンは、「私たちはガザ地区の封鎖を破り、百五十万のパレスチナ人を飢えさせる権利イスラエルにないことを世界に伝えようとしている。ガザの人々によるインフラ再建のため、死活的に重要な物資を運んでいるのだ。」と語った。

・ 約三年前にパレスチナイスラム主義運動ハマスガザを掌握してから、イスラエルガザ経済封鎖しつづけてきた。ほとんど全ての輸出入は禁止され、限られた食料と医薬品の持ち込みだけが許可されてきた。

・ フリー=ガザ過去6回パレスチナへの支援船団をたちあげた。ここ3回はイスラエル軍により阻止された。今回はガザへの支援を届ける最大の試行となる。バーリンは、「これまでの船団で異議申し立てをしてきた。今回のは現実的な効果をもたらすだろう。」と語った。

・ イスラエル海軍ガザ沿岸20海里を封鎖していて、現地の漁業に壊滅的な影響を与えている。パーモアは「船団がガザの水域に入ることは許されないだろう。そこはイスラエルとの戦争を宣言した国の領域で、規制されずにガザへの出入りはできない。」と語った。

・ バーリンイスラエルの脅しを糾弾した。「彼らはガザを占領していることを認めようとしないのだから、ガザ水域を規制する権利を持たない。私たちではなく、彼らの方が非合法なのだ。」一方、イスラエル国際法の枠内で行動していると主張する。

・ トルコフェリー、マーヴィーマルマラ号は今日アンタリヤに入港した。2隻の貨物船と一緒にギリシャからの船を待っている。「私たちは数日以内に集まって出航する。」IHHのホサインは語った。

・ ガザ国連機関の長ギングは、もっと多くの支援船の来航を催促した。「私たちはイスラエルがこれらの船を阻止しないと信じている。なぜなら海洋は自由だからだ。多くの人権団体が同じような段階を踏んで成功し、ガザの包囲を破ることが可能なことを明らかにしてきた。」

・ 今週初め、3週間の軍事紛争で生じたインフラ被害の4分の3が、封鎖のために修理されないでいるという国連報告書が出た。

・ イスラエル首相報道官レゲフは、「人権活動家人権を野蛮に抑圧している体制の弁明者として活動しているのは奇妙だ。ハマス女性ゲイクリスチャンを抑圧し、独立したメディアを潰し、全ての政治的反対派を破壊してきた。」と語った。彼は毎週一万五千トンの援助物資がガザに許されていると加えた。

・ 支援船団に抗議して、イスラエル市民の乗りこんだ何ダースもの船が週末の水域を占拠した。


・船

貨物船4隻

旅客船4隻

トルコギリシャアイルランドから

旅客・貨物

40を超える国々からの七百人から八百人の平和活動家議員

一万トンの物資(以下内訳)

セメント

発電機

浄水器

学校用20トンの紙

プレハブ小屋

CATスキャナ車イス松葉杖を含む百万ドル相当の医療機器

ドリルとイスを含む歯科手術機器

サッカーボールバスケットボールを含むスポーツ器具

クレヨンとペン

チョコレート

・資金

ブルネイの個人の1.39ドルからマレーシア募金された三十万ユーロまで含む寄付

2009-12-16

ラオスに行きたい

寒いし、ラオスに行きたいなー。

ラオスチュービングして洞窟探検して、バックパックに水とフランスパンサンドイッチを入れてiPodレッチリカリフォルニケーションかaround the worldを聞きながらバイク疾走したいです。走り飽きてどこかの川のほとりで休んでいたら、アメリカの爆撃のせいで義足になったお爺ちゃんと、アメリカの悪口をひととおり話し合いたい。そして珍しそうに俺を見る子供達に折り紙を折ってあげた後、一緒に川で遊びたい。宿に戻ってバイクを返し、テラスがあるレストランで真っ赤な夕日を眺めながらビアラオを飲み、ラエリーガザの壁とメルカバについて小一時間語り合い、酔いつぶれて前後不覚になったぐらいで宿に戻り、食べ忘れてぐしゃぐしゃになったフランスパンサンドイッチを食べながら、友人に絵はがきを2通出してから、日記をつけて眠る。

そんな完璧な一日があったらいいな

2009-11-17

ガザ紛争国連事実調査団報告書を紹介します

 去年の冬に引き起こされたガザ紛争にかんする国連調査団の報告書が公表されました。400ページを超える分量なのでとても全訳はできませんが、一部でも紹介してみたいと思いました。

参考「NGO共同声明ガザ紛争:ゴールドストーン勧告の実現にかんする共同要請書」

http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=713



ガザからの手紙戦争は本当に終わったの?」

http://anond.hatelabo.jp/20090123202617

 以前に訳したパレスチナ母親からの手紙です。イスラエル政府による封鎖は依然として続いたまま、また冬が来ます。



Report of the United Nations Fact Finding Mission on the Gaza Conflict

http://www2.ohchr.org/english/bodies/hrcouncil/docs/12session/A-HRC-12-48.pdf

 報告書のPDFファイルです。今回は16ページと17ページより抄訳しました。急いで作った拙い訳ですみません

C. 調査団の調べた事実事実的、法的発見



1. 封鎖



27. 調査団はイスラエルガザ地区押し付け政治経済的な孤立プロセス(一般に封鎖と呼ばれる)に注目します(第5章)。封鎖とは以下のような手法によります。ガザに輸入され得た物品に対する制限や人、物品、サービスに対する国境通行の閉鎖で、時には数日にわたり、燃料と電力の供給カットを含みます。ガザ経済を更に厳しい状況にしているのは、パレスチナ漁師に開放された漁区の削減と緩衝地帯の設置です。緩衝地帯はガザイスラエルの境界に沿い、農業工業に活用できる土地を削減しています。非常事態の創出に加え、封鎖は軍事作戦のもたらした緊急事態に住民と保健、給水ほかの公的部門が対応する力を著しく弱めています。



28. 調査団は以下の見解を取ります。イスラエルには引き続き、第四ジュネーヴ条約の下、可能なあらゆる手段を用いて、無条件で、ガザ地区住民の人道的必要に見合う食糧、医療品等の供給を確保する義務があります。



2. ガザ地区でのイスラエルの軍事作戦と死傷者の全体像



29. イスラエルは「鋳られた鉛」と命名された作戦に陸海空軍を動員しました。ガザ地区での軍事作戦は二局面、空の局面と空と陸の局面を含み、2008年12月27日より2009年1月18日にかけて続きました。イスラエルの攻撃は12月27日より2009年1月3日にかけて一週間にわたる空爆で開始されました。空軍1月3日より18日にかけて地上軍を支援、補助する大事な役割を演じ続けました。陸軍は侵入に責任がありました。侵入は北と東より地上軍ガザに入った1月3日に開始されました。入手できた情報は、Golani、Givati、Paratrooper Brigadesと五つのArmoured Corps Brigadesが動員されたことを示唆します。海軍は作戦中ガザ海岸を砲撃するため部分的に使用されました。



30. 軍事作戦中に命を喪失したパレスチナ人にかんする統計は分かれます。徹底的な現地調査を基礎に、NGOは殺害された人の総数を1387人と1417人の間と見定めました。ガザ当局は1444人の死者を報告しました。イスラエル政府は1166人としました。複数の非政府情報源が提供する死者中の文民の割合にかんするデータは概して首尾一貫していて、イスラエルガザで指揮した軍事作戦の方法にかんする非常に深刻な懸念を引き起こします。



31. イスラエル政府によると、軍事作戦中にイスラエル南部で4人、その中の3人は文民、1人は兵士の死者が出ました。彼らはパレスチナ武装集団のロケット弾迫撃砲で殺害されました。更に、9人のイスラエル兵士がガザ地区内の戦闘で殺害されました。その中の4人は友軍の発砲の結果殺されました。

2009-05-05

骸と生者

2009年2月14日村上春樹イスラエルの団体が主宰する文学賞であるエルサレム賞を受賞した。その時の顛末が文藝春秋2009年4月号に村上自らの手で記されている。

当時、イスラエル軍によるパレスチナ自治地域たるガザ地区への攻撃が進行していた事もあり、村上には少なからず受賞への批判があったようだ。しかし村上は「黙って出かけていって、やるべきことをやって帰ってこよう」と決意し、自らのイスラエルの政策に対する意見を受賞スピーチで述べた。

村上は無条件に批判すべき対象として「壁」なる比喩をかかげ、「爆撃機戦車ロケット弾白燐弾機関銃」を具体例として挙げた。イスラエルに対する明らかな批判に同席していたシモンペレスの表情はスピーチの途中からこわばり、「イスラエルについて批判的なメッセージを発しなくてはならなかったことに対して、つらい思いがありました」と述懐する。村上はスピーチで明らかに強大たる「システム」に対する不支持を表明し、「卵」である人間の側への立ち位置を強調した。



一方、村上イスラエル訪問は批判の対象となったイスラエルを知る事に捧げられている。受賞スピーチの場にて表情をこわばらせたシモンペレスが「ノルウェイの森」の愛読者であり、エルサレム市長ニール・バラカットマラソンの話題を交わしたと語る。村上は受賞の機会を活かしてエルサレムテルアビブを回る。「普通イスラエル人が何を考えて」いるのかを知りたかったそうである。街の人と対話し、イスラエルの戦う理由をたずねる。

ここでイスラエル人は表情豊かに描かれている。一方のパレスチナ人はほとんど姿を見せない。この文章に登場するパレスチナ人は唯一、検問所で若いイスラエル軍兵士に殴打される一家の長たる男だけである。今回の訪問では敢えてガザウエストバンクを訪問しなかったそうだが、受賞の舞台となったエルサレムには3割を超えるパレスチナ人が住んでいるという事実は決して語られない。

村上も言及したホロコーストに必要とされたのは個々のユダヤ人の名称ではなく、IBM製のパンチカード・マシーンだったのは皮肉である。物語でなく、統計が優先されたのだ。そして2009年パレスチナ人存在日本人作家の目には留まる事がない。彼らはその生の過程いかんを問わず、死んだ人と死にゆく人々として記憶される。「千人を超える命を落とした人々」や「焼かれ、貫かれる非武装市民」に対する哀悼はあっても、「生と死の物語」「愛の物語」「人を泣かせ、人を怯えさせ、人を笑わせること」は存在しない。そこには燃え尽きた納屋があるだけだ。

ニュースヘッドラインを飾り、世論を喚起するには死者の数がものをいう。だからサラエボ青空市場には迫撃弾が落下しなければならなかったし、PLOハイジャックに走り、ハマス人間爆弾通勤客で混雑するバスに送り込む。エチオピアはその飢餓によってロックミュージシャンを一カ所に結集せしめた。

この地上に生きる誰もが忙しい。私はパレスチナの惨状をテレビネットでしばし目にした後、これから控える仕事をどう乗り切るか、週末を誰と過ごすか考える。村上は「4200枚の原稿」を抱えている。他人の人生にまで関心を寄せる時間はないのだ。かくして悲劇は一過性の報せとして消費される。私にとってのパレスチナ問題とはそういうものだ。

にも関わらず、私はある種の誠実さを望む。彼らが無慈悲に消費されるだけの存在とは考えたくない自分がいる。これは力の不均衡でなく、物語の不均衡だ。氷漬けにされた彼らの生を取り戻さなくてはならない。公正さなどは裁判官に食わせればいいのだ。私たちに本当に必要なのは物語である。クソまみれの人生を送るクソまみれの人間を描写する物語が。

2009-04-23

話題になってる「無人兵器」に一言

イスラエル軍最先端「無人兵器」、ガザ紛争で次々投入

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090422-OYT1T00260.htm

 【エルサレム三井美奈】61年前の建国以来、絶えず戦争に直面してきたイスラエルは、自軍の犠牲者ゼロをめざす「無人兵器」の開発で世界の先端を走る。

 空軍力の主力はすでに無人機が担い、1月まで続いたパレスチナ自治区ガザ紛争では、リモコン兵器が多数投入された。イスラエルが目指す「兵士なき戦場」は、未来の戦場の姿を示している。

 ソフトボール大の球形カメラ、30センチ四方のリモコン車――。イスラエル軍ガザ紛争で使用した新兵器は、一見するとおもちゃのようだ。

 「球形カメラを地下トンネル建物に投げ込めば、昼夜、周囲の映像や音声が送信され、敵の動きをつかめる。リモコン車は偵察用で、爆薬を積んで突撃することも可能。共に市街戦で威力を発揮する」と製造元「ODオプトロニクス」の開発担当、ヨシ・ボルフ氏は自信たっぷりに話す。

ゼロイドみたいだな!」とあちこちでネタにしてるのに、知人の誰一人として乗ってこない。それどころか「何それ?」と返してくる始末。お前ら腕立て伏せ100回な。

2009-04-06

テロの温床=スーダンにある「もうひとつの闇」

中国武器のほかにイランが提供したロケット砲の工場が稼働

アフガニスタン軍事基地や施設が米軍によって空爆され、タリバン政権が崩壊、アルカィーダはイェーメンからスーダンへ逃げた。2001年暮れのことである。

どうやらテロリストらは陸路、イランへ潜入し、イランイスラムコネクションを経由して次の拠点に向かったらしい。

それはスーダンだった。

昨年来、イスラエルガザから打ち込まれるロケットの襲撃に悩まされた。

4月5日、北朝鮮が発射したミサイル日本の上空を通過した。あれが日本ばんばん打ち込まれたらどうするか。実際にイスラエルは、毎日のようにガザからミサイルを撃ち込まれた。

報復にでたイスラエル戦車を投入したのも主権行為として当然だろう。

ハマスが撃ち込んだミサイルは、エジプトから秘密トンネルを通じて大量の武器ガザに持ちこまれていたものである。

イランからイェーメンを経由してスーダンの沿岸部ポート・オブ・スーダンに集荷され、そこからエジプト密輸されていた事実イスラエル情報機関「モサッド」が把握した(英誌『エコノミスト』、09年4月4日号)。

一月下旬、ポート・オブ・スーダンを出航した23隻の小型船が、おそらくイスラエル空軍機によって爆撃され、沈没した。

これらの船舶にはイラン武器が大量に積まれていた。

イスラエル空軍機の練度の良さは世界がしっているように、81年にはイラクオシラ原子炉を襲い破壊した。2007年にはシリア建設途中だった原子炉北朝鮮技術)を破壊した。

この武器密輸船舶の沈没事件以後、ハマスロケット砲攻撃は数週間、なりを潜めた。

イラン製ラジャ・ロケットは射程距離40キロ。


スーダンイスラム革命政権の後ろ盾はテヘランだった

ここで歴史を振り返る。

スーダンのバシル独裁政権は、背後にイランの策動があった。1989年、スーダンは、イラン革命防衛隊にクーデタの方法を学んだハッサン・アル・ツラビ師によって策定され、バシルは軍事権力を、ツラビ師はアヤトラ・ホメイニ師スーダン版になる予定だった。

スーダン革命成功後、当時のラフサンジャニ(イラン大統領は157名の大型使節団を率いてハルツームを訪問した。1991年だった。

「テヘラン―ハルツーム枢軸」が形成された。

レバノンヒズボラに軍事訓練を施してきたハッサン・アズダが、以後、ハルツームに送り込まれた。ハルツームの北側にはイランの肝いりで武器工場がつくられ、いまやスーダンアフリカ第三位の武器大国ともなっている。

08年にはイラン国防相がハルツームを四日間にわたって訪問し軍事技術協力、軍事訓練などの協定に署名した。国連イラン制裁に断固反対する側にスーダンがおり、スーダンのバシル大統領国際法廷喚問にはイランが断固、反対票を投じるという両国の蜜月関係は密接に続いている。

ダルフールの虐殺に武器供与して間接的に手を貸したのは北京だけではなかった。

中国イラン存在は、スーダン独裁政権の背後に拡がる闇に透けて見える。

2009-03-01

ガザロケット弾1発に対して、100倍に反撃したイスラエルの裏事情


レバノン戦争をはじめ、ガザ地区ハマス)に対しての過剰までの攻撃、なぜそんな理不尽な攻撃を好みしたがるのか、そんなイスラエルが紛争をするカラクリについて掘り下げたいと思います。 まず結果から言えば、イスラエルは儲ける為に紛争をしているのです。つまり紛争をすれば自国のハイテク武器セキュリティシステム宣伝になり世界に売れるからなのです。



それと同時に、ナスダックイスラエル単体で公開している株価が紛争の度に上昇し、2重で儲かるカラクリがわるワケです。その結果、2007年統計イギリスを抜いて世界第4位の武器輸出国家になったのです。



ではなぜ、イスラエルはリダスターキャピュタルに依存したのか、自分たちで紛争を起こして宣伝をし、武器ノウハウを売る武器商人みたいになったのか?その背景には、モルゴバ共和国旧ソ連からの100万人規模の移民キーワードの一つではないかと思っています。当時ソ連が崩壊したときに、イスラエルはここぞとばかりにソ連の優秀な国民を招きいれ移民させました。



基本的には、その移民たちはイスラエル全体の18%になり経済難民として、出稼ぎ扱いとされています。つまり、アメリカでいう黒人奴隷扱いに近い職業差別なども起こっているのです。で、その中でもロケット開発技術者なのどの優秀な人材により、世界でも圧倒的なITブームが90年代に起こりました。それにより、セキリュティシステムなどが向上していったのです。



それと同時に、ちょうどアメリカでは2000年にITバブルで株が暴落し、9.11をきっかけに対テロ対策としてセキュリュティの需要が高まったのです。これが俗にいう、ブッシュ大統領ホームランドセキュリティです。



ここでちょっとイスラエルのセキュリュティシステムとはどんなもんやということで紹介しときます。例えば、アメリカ911番(日本で言う110番)の通話を記録して分析するシステムアメリカメキシコ国境に、メキシコからの不法移民を防ぐ為の分離壁。その分離壁には、センサー防犯カメラなどのセキュリュティソリューション。などなど、アメリカを筆頭に世界各国でイスラエルハイクオリティな商品を購入しているのです。しかも、この分離壁を作るにあたって下請けを受けたイスラエル会社は、あのパレスチナイスラエルとの間(殆どパレスチナ土地)にある分離壁を作った会社なのです。



qalqiliyawall.jpgパレスチナ分離壁がでてきたので、ちょっと話がそれますがこのアパルトヘイトウォールについて言及します。そもそもパレスチナの人たちは、ガザでは仕事があまりなくイスラエルに出稼ぎに行くのが当たり前になっていました。イスラエル側にとっても、重労働や、汚い仕事低賃金でしてくれて、その日にガザに帰ってくれる都合の良い労働者として重宝していたと思います。



しかし、旧ソ連からの移民のおかげで、今までパレスチナ人がやっていた仕事移民の人たちがするようになり、イスラエル分離壁を蛇口のようにコントロールして通行できなくしてしまったのです。その結果、ガザ地区では失業率が 70%にもなり国民の殆どが仕事をしていない状態に陥ったのです。エジプトとかに働きに行けばよいのではと思われるかもしれませんが、エジプトもそう易々と受け入れられる簡単な問題ではないのです。



で、パレスチナ人イライラはピークに達し、ハマスを筆頭にイスラエルロケット弾を2.3発打ち込んだワケなのです。その打ち込まれたイスラエルはというと、待ってましたとばかりに白リン弾などで10倍、100倍にして攻撃を返し、罪のない子供、老人を皆殺しにし、その裏で全世界に私たちの武器はこんなにハイテクですよ、ディフェンスセキュリュティはこんなにクオリティ高いですよ、と宣伝し、それをマスコミで見た国家などが武器を購入し、株価も上がりイスラエルはボロ儲けするカラクリなのですね。イスラエル戦争はメンドクサイし、リスクもあるからしないと思いますが、ちょっとした紛争ならアピールとばかりに積極的に仕掛けるワケです。



勘違いをして欲しくないのは、金儲けの為に弱者を殺す、そんな最悪のシナリオイスラエル国民が全員思っているわけではありません。むしろ権力者ビジネス依存によってイスラエル国民も被害を受けているのです。なぜかと言いますと、2000年のITバブルの時、9.11の時に、対テロ対策で軍事システムが売れると分かったイスラエルは、今までのセーフティネットである国民社会保障お金軍事費に投入し、GDP向上を優先したワケなのです。



もちろん、その結果2007年統計では、24.4%が貧困ラインにあたる難民と呼ばれ、子供の3分の1が食べるのも厳しい状態になったのです。だから、イスラエル武器商人による紛争ビジネス依存によって、自国の国民を苦しめ、ガザの人たちをもっと苦しめ、一部の既得権者だけが喜んで儲けているだけのことなのです。



アメリカでは、オバマになりイスラエルを今だに擁護していますが、その背景には色々あって簡単には切り離せないのでしょう。しかし、グリーンニューディールが成功し、中東化石燃料依存がなくなれば光が見えてくるのではないでしょうか。


yamalog

2009-02-21

http://anond.hatelabo.jp/20090221202423

ガザ侵略は年末年始だけの話ではないよ。

まあ確かにそれなりにはブクマされてきたけど、エルサレム賞関連へのあまりの食いつきの良さにちょっと驚いちゃって。

はてなブックマーカーの関心事

エルサレム賞関連にブックマークがたくさん付いているけど、イスラエルガザ侵略関連にはそれほどは付いてこなかったよね。

多くのはてなブックマーカーの関心は文学政治村上春樹はてな論壇にあるのであって、パレスチナ問題にはないということでいいかな?

2009-02-19

http://anond.hatelabo.jp/20090218205723 に続いてハアレツのコメント

http://anond.hatelabo.jp/20090218205723翻訳をなさった方とは別の者ですが、そのあとに投稿されたコメントからひとつ。粗訳ですが、イスラエル国内からの反応です。非常に「ハアレツ」らしい反応だと個人的には思います。

 

 

http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html#resp の8件目のコメント

http://www.haaretz.com/hasen/objects/pages/ResponseDetails.jhtml?resNo=4543383&amp;itemno=1064909&amp;cont=2

Title: im with #7

Name: MMS

City: Telaviv State:

 

I agree with #7. I think Murakami is simply saying eggs=individuals and wall=system. He is saying that all including both people from Gaza and Israel are all eggs and that they are fighting against each other because of the system they've created and are involved in, in a long history behind them. He is saying that he wants to believe in individual consciousness rather than putting his energy thinking who is right and who is wrong. There are people(eggs) in both sides who want peace but most of the time, only the extremists from both sides are acting out to make the situation worse and it looks as if they are protecting their own people. Yep...the system is stronger and it is so far protecting people in Israel. But it`s not getting any better neither. Grrrr...sorry, I don`t know what the hell is going to solve this situation...maybe generation after generation, people will stop brainwashing each other? Maybe all the eggs will stand up instead of only extremists?

 

 

タイトル: 7番のコメント(前の投稿 http://anond.hatelabo.jp/20090218205723 の「『ドンキホーテ』のコメント主へ」)に同意します

投稿者: MMS

所在地: テルアビブ

 

 

7番のコメントに同意します。村上さんは単に、「卵」=「個人」、「壁」=「システム」と言っているだけだと思います。彼が言っているのは、ガザの人々もイスラエルの人々も含め、すべての人々がみな「卵」であり、彼らが互いに戦っているのは、その背景にある長い歴史において彼らがつくり出し、彼らが深く関わっている (involved in) システムが原因である、ということです。彼は、誰が正しくて誰が間違っているかを考えることに注力するよりも、個々人の良心を信じたい、と言っています。両方の側に平和を望んでいる人々(「卵」)がいますが、たいていは両方の側の過激主義者たちだけが目立った行動をとり、状況をより悪くしておいて、まるで自分たちの側の人々を守っているかのような態度をとる。そう……システムは頑強で、そして今のところはイスラエルの人々を守っています。けれども、それがよくなっているかというとそうではありません。うーーーむ……すみません、私には一体何がこの状況を解決することになるのか、わかりません……世代を経ていくうちに、人々が互いに洗脳しあうことをやめれば、ということかもしれませんし、過激主義者だけでなくすべての「卵たち」が立ち上がれば、ということかもしれません。

2009-02-18

常に卵の側に(ハアレツに寄せられたコメント

http://anond.hatelabo.jp/20090218005155

村上春樹:「常に卵の側に」( http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html )でハアレツに寄せられたコメントの一部です。



http://www.haaretz.com/hasen/objects/pages/ResponseDetails.jhtml?resNo=4542207&amp;itemno=1064909&amp;cont=2

Title: To Mr. Murakami: a few words of reply from an egg

Name: A Philosopher

City: State:

First, let me welcome you to the region. Second, I would like to disagree with you about your description of literature as a skilful lie. A lie must, by definition, involve malice, deception, whereas literature is about imagination: there is no malice about that. Unfortunately, much of what you hear lately on international TV about Israel are indeed lies, not even fiction. You say that Israel is the wall and the Palestinians are the eggs, just because we have Tanks. You tend to forget that the Palestinians are part of more than one billion Muslims in the world, many of whom would like to get rid of Israel if they just could. You also forget that if the situation were reversed and the Palestinians were instead in possession of tanks, there wouldn`t be any eggs left in the middle-east. The wall we build is exactly to protect us, as eggs, from the wolf lurking outside. And If the terrorists didn`t use their own eggs as shield, they wouldn`t break either. All the best to you.


題:村上さんに卵からいくつかの回答

まずは、中東までご苦労さまでした。で、技巧に富んだ嘘として文学を称された件については賛成できません。嘘とはその定義によれば、悪意やごまかしを含んでいるのに対し、文学想像力に関するものであり、悪意はありません。不幸にもイスラエルに関してあなたが国際報道で目にしたことはまったくの嘘であり、創作でさえありません。イスラエルは壁でパレスチナは卵だとおっしゃられますが、たまたま戦車が私たちにあっただけです。お忘れのようですがパレスチナは10億以上の人口を抱えるイスラム世界の一部です。その多くがもし可能ならイスラエルを消滅させたいと願っています。逆の立場で考えればパレスチナ人戦車を持ったら中東から卵は消え去る事も思い出して下さい。外をうろつく狼から身を守るためだけに私たちは壁を作ったのです。テロリスト自分のところの卵を人間の盾に仕立てなければ、割れることもなかったでしょう。

ごきげんよう



http://www.haaretz.com/hasen/objects/pages/ResponseDetails.jhtml?itemno=1064909&amp;resNo=4543094

Title: Like Quixote tilting at windmills

Name: Fed Up

City: Barcelona State:

I don`t doubt that this fellow`s books may be addictive, but I do doubt the value of getting hooked on stories that are all, apparently, based on a false ontology of the world being clearly divided into "walls" and "eggs." As talkback #1 points out, even tank-drivers have their fragility, and to deny their humanity by summarily labeling them "walls," and considering them to be part of some chimerical menace called "the system," is to paint a thin veneer of chivalry over a rotten base of moral recklessness.

What`s been going on in Sderot over the last several years? Have Gazans, driven to desperation by the evil system-monster, been left with no option but to toss their eggs against the walls that surround them? Is it evil for people on the receiving end to retreat unto bomb-shelters (aka "walls") against which these eggs can`t help but break?

Mr. Murakami, walls don`t break eggs unless there is someone throwing those eggs.


題:まるでドンキホーテ


彼の本がやみつきになるのは私も否定しないが、与太話、明らかに間違った本体論、つまり「壁」と「卵」とに世界を分類するというのは何の意味もない。1番目のコメントが指摘するように戦車の兵士だって(卵のように)壊れやすい。あっさり彼らを「壁」とひとくくりして、「システム」という名のでっちあげた脅威にしたてるなんて、わけわからん理由で廃屋に挑む騎士のようなもんだ。スデロット(Sderot)でここ何年もなにが起きている?ガザ連中は悪のシステムモンスターのせいでやけっぱちのやけくそ自分とこの卵をぐるりと囲む壁に投げつけたというのだろうか?シェルターに追いつめられた(これも「壁」だよね、卵は仕方なしに投げつけられて壊れる)人々が邪悪だって?村上さん、誰かが卵を投げなければ壁は卵を壊さないんだよ。



http://www.haaretz.com/hasen/objects/pages/ResponseDetails.jhtml?itemno=1064909&amp;resNo=4543134

Title: wall &amp; eggs

Name: JR

City: Amsterdam State:

bit folish to say that the only option is that the hurt civilians are the eggs and the israeli tank and bombs are the wall. Never thought that the israel people are the eggs in a small basket called eretz jisrael which is surrounded by a rather large muslim wall?

No fiction here mr , just hard facts.

Kind regards from the Netherlands


題:壁と卵

負傷した人々が卵でイスラエル戦車爆弾が壁だとしか言えないなんてちょっとまぬけだね。もっと大きいムスリムの壁に包囲されたイスラエルの地(eretz jisrael)という小さなかごにいる人たちが卵だって考えなかったのかね?フィクションじゃないよ、ちゃんとした事実だ。



http://www.haaretz.com/hasen/objects/pages/ResponseDetails.jhtml?itemno=1064909&amp;resNo=4543210

Title: re #5

Name: B

City: SF State: CA

I get where you`re coming from because I`m tired of utopian solutions from dreamers in Europe.

But I believe Murakami is a guy who also understands the tank driver and our kids in Sderot. I know we`re not used to having media acknowledge our citizens as people, so we get defensive, but I give Mr. Murakami the benefit of the doubt.

From his speech I feel he`s criticizing the entire system that has our neighbors trying to destroy us in the first place and the world legitimizing it and the common acceptance of boycotting Israel because it`s the in thing to do. This guy is acknowledging our fight to overcome this as individuals and as societies.

This guy is deeper than our critics from Europe, and this guy is a novelist, not a critic.

In Norwegian Wood he painted a really accurate picture of some self-righteous university organizations, quite similar to many of our critics. All I`m saying is before dismissing him or arguing, see that he`s not picking fights or sides.. besides us eggs


題:「ドンキホーテ」のコメント主へ

ヨーロッパ連中が言うユートピア的解決にはもう飽き飽きしちゃうよね。

村上戦車の兵士やスデロット子供たちも理解していると思う。メディアはぼくらを人間あつかいしないから、防戦一方だけど。でも村上さんに対して性急な判断は控えたい。ぼくらのご近所さんイスラエル破壊しようとしている事、世界がそれを正当化しようとしている事、イスラエルボイコットの考えが一般化する事を強制するシステム全体を非難しているようにぼくには思えた。こいつは僕らの戦いが個人として、社会として克服されるって事を知ってる。

ヨーロッパ評論家よりずっとわかってるし、彼は小説家であって評論家じゃない。

ノルウェイの森に出てくる独善的な学生運動家は評論家連中みたいで、きっちり描かれている。彼のことをくさす前に、論争を挑んだり一方の側につくつもりがないのを理解しないと。

常に卵の側に(訂正・履歴ノート

村上春樹: 常に卵の側に (http://anond.hatelabo.jp/20090218005155)の元増田です。

訳に関してご助言頂きましたので独立したエントリーを設けさせて頂きました。



その1(2月18日 09時)

http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20090218/1234913290

参考にさせて頂きました。ありがとうございます。

(前)私たちの存在システムの網に絡みとらるのを防ぎ、システムをからっぽにするために

(後)私たちの存在システムの網に絡みとられ貶められるのを防ぐために





その2(2月18日12時)




http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20090218005155

id:sho_ta さん 「爆撃機戦車と~~」では?


ご指摘ありがとうございます。"bombing"だと思いこんでいました。

"bomber"ですが、"1.Military. an airplane equipped to carry and drop bombs.  2.a person who drops or sets bombs, esp. as an act of terrorism or sabotage."( http://dictionary.reference.com/search?r=1&q=bomber )

となっています。

"bomber"がイスラエル関係報道では「爆撃機」というよりも「爆弾魔」として使われている事が多い事、また原文ですが、"Bombers and tanks and rockets and white phosphorus"ですので、それぞれのやり口を並列しているものという印象を受けました。

(前)爆撃と戦車ロケット弾白リン弾は高い壁です

(後)爆破犯(bomber)と戦車ロケット弾白リン弾は高い壁です



&gt;&gt;

id:breathnoir さん butchersは肉屋ではなく死刑を宣告する裁判官の方が近いかと

<<

示唆ありがとうございます。ためになりました。

"car salesmen, butchers and builders"と普通職業が並んでいるので、現状通りにさせて頂きました。



http://anond.hatelabo.jp/20090218110410

ご指摘ありがとうございます。助言は基本的にすべて反映させて頂きました。

訂正箇所をご覧になりたい方は上記リンクを参照下さい。

以下ご指摘とは異なる訂正箇所です(もちろん参考にさせて頂いています):



(前)ガザを揺るがせた激しい戦いです

(後)ガザを怒りでみたした激しい戦いです


(前)メモ書きして壁に貼るほどのものではないです。どちらかというと、心のなかにくっきりと刻みこまれているたぐいのものです

(後)メモ書きして壁に貼るようなことはしたことがありません。どちらかといえば、それは私の心の壁にくっきりと刻み込まれているのです


(前)私たちそれぞれが壊れやすい殻に包まれた唯一無二のかけがえのない存在です

(後)私たちそれぞれが壊れやすい殻に包まれた唯一無二のかけがえのない存在(soul)です。


(前)それはシステムです

(後)それはシステム(The System)です。


(前)個人的存在尊厳を地上にもたらし

(後)個人的存在尊厳をおもてに引き上げ



http://anond.hatelabo.jp/20090218110410

>>soulをどういうニュアンスで使っているのか、正直よくわからないです。尊いものとしているのは確かですが

「肉」を伴った「魂」というふうに個人的には感じられたので「存在」とさせていただいてます。現状このまま行きますが、ご提案されている「生」についても候補のひとつとしておさえさせていただきます



その3(2月18日 21時)


http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20090218005155

id:fishcake さん 「やはりbombersは爆撃機(による空爆)ではないかと」

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20090218122627

id:sho_ta さん 「私は「tank」と並列にとって(イスラエル軍の)「爆撃機」としました」

id:rna さん 「村上氏の英語にそんな事情が反映されるとは思えない。イスラエル軍ロケット弾使いまくってる」

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/02/post-1345.html

http://anond.hatelabo.jp/20090218205723

助言ありがとうございます。id:sho_taさん、前言撤回です。修正します。

(前)爆破犯(bomber)と戦車ロケット弾白リン弾

(後)爆撃機(bomber)と戦車ロケット弾白リン弾


http://anond.hatelabo.jp/20090218201455

実態→実体

アドバイスありがとうございます。修正しました。

(前)私たちはそれぞれ、実態ある生きる存在です

(後)私たちはそれぞれ、実体ある生きる存在です

些細なことですが

http://anond.hatelabo.jp/20090218005155

お疲れ様です。個人的に気になったところ、瑣末なものばかりですみませんが、いくつか述べさせて下さい。



[二段落目四行目]

元増田訳)どうしてこんな事がまかり通っているかって?答えを述べさせていただきます

(私案)どうしてこんな事がまかり通っているかって?

 答えを述べさせていただきます

段落の追加>


[二段落目七行目]

元増田訳)おびき出して尻尾をとらえようとするのです。で、とりかかるためにまずは、

(私案)おびき出して尻尾をとらえようとするのです。ほんとうの事を創作の場所まで運び、創作のかたちへと置き換えるのです。で、とりかかるためにまずは、 try to grab its tail by luring the truth from its hiding place, transferring it to a fictional location, and replacing it with a fictional form. In order to accomplish this,

<語句脱漏の補足>


[二段落目八行目]

元増田訳)重要資質

(私案)重要な条件 an important qualification

訳語の提案>


[五段落目一行目]

元増田訳)ガザを揺るがせた

(私案)ガザに怒りを撒き散らした that was raging in Gaza

訳語の提案>


[十段落目一行目]

元増田訳)私ですが、超現実的になりがちな形に移し替えるのを好みます。

(私案)私自身は、超現実的なものになりがちですが、物語の形に移し替えるのを好みます。 I myself prefer to transform them into stories - stories that tend toward the surreal.

<訳文の調整の提案>


[十一段落目二行目]

元増田訳)メモ書きして壁に貼るほどのものではないです。どちらかというと、心のなかにくっきりと刻みこまれているたぐいのものです。

(私案)メモ書きして壁に貼るようなことはしたことがありません。それは私の心の壁にくっきりと刻み込まれているのです。 I have never gone so far as to write it on a piece of paper and paste it to the wall: Rather, it is carved into the wall of my mind

<訳文の調整の提案>


[十三段落目一行目]

元増田訳)だれか他の人が何が正しく、何がまちがっているのか決める必要があるのなら、それはたぶん時と歴史が決めるのでしょう。

(私案)何が正しく、何がまちがっているのかを決める必要がある人もいるのでしょうが、決めるのは時間歴史ではないでしょうか。 Someone else will have to decide what is right and what is wrong; perhaps time or history will decide.

<訳文の調整の提案>


[十四段落目一行目]

元増田訳)たいていの場合、

(私案)ある場合には、 In some cases,

訳語の提案>


[十五段落目三行目]

元増田訳)システム

(私案)「システム」 The System

訳語の提案>


[十五段落目四行目]

元増田訳)ときどき勝手に私たちを殺したり殺し合うようしむけます。

(私案)ときにはそれ自身がいのちを帯びて、私たちを殺したり殺し合うようしむけます。 sometimes it takes on a life of its own, and then it begins to kill us and cause us to kill others

<訳文の調整の提案>


[十六段落目一行目]

元増田訳)個人的存在尊厳を地上にもたらし、

(私案)個人の生の尊厳を一番上まで引き出し、 that is to bring the dignity of the individual soul to the surface (soulをどういうニュアンスで使っているのか、正直よくわからないです。尊いものとしているのは確かですが)

訳語の提案>


[十六段落目四行目]

元増田訳)生と死の物語であったり愛の物語であったり悲しみや恐怖や大笑いをもたらす物語を書く事によってなされます。だから日々私たち小説家はまったくの深刻さを創作と混ぜ合わせてやりくりしているのです。

(私案)生と死の物語や愛の物語、人々が声を上げて泣き、恐怖に身震いし、体全体で笑うような物語を書く事によってなされます。だから日々私たち小説家は、徹頭徹尾真剣に、創作をでっちあげ続けるのです。 stories of life and death, stories of love, stories that make people cry and quake with fear and shake with laughter. This is why we go on, day after day, concocting fictions with utter seriousness.

<訳文の調整の提案>


[二十段落目一行目]

元増田訳)民族

(私案)人種 race

訳語の提案>


[二十段落目三行目]

元増田訳)唯一無二なるものを断固として信じ、自分自身と他者のかけがえのなさを信じ、

(私案)自分自身と他者の生が唯一無二であり、かけがえのないものであることを信じ、 from our believing in the utter uniqueness and irreplaceability of our own and others' souls

<訳文の調整の提案>


[二十段落目四行目]

元増田訳)暖かみによってもたらされなければなりません。ちょっと考えてみて下さい。

(私案)暖かみによってもたらされなければなりません。

 ちょっと考えてみて下さい。

段落の追加>



ご覧の通り、訳文の調整の提案は、元の訳をかなり利用させて頂きました。村上春樹作品を読んでいたのはかなり昔のことになりますし、翻訳経験も多くはないので、提案の質の低さについてはご容赦下さい。

村上春樹: 常に卵の側に

アレツに発表されたエルサレム賞での村上春樹ピーチ原稿なのか書き起こしかは不明)です。

彼の署名記事です。

原文は http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html




常に卵の側に

村上春樹





今日私はエルサレム小説家、つまりプロの嘘つき(spinner of lies)としてやってきました。


もちろん、小説家だけが嘘をつく訳ではありません。すでに周知のように政治家も嘘をつきます。外交官軍人は時と場合によって独自の嘘を口にします。車のセールスマン肉屋建築屋さんもそうですね。小説家とその他の人たちとの違いですけど、小説家は嘘をついても不道徳だと咎められることはありません。実際、大きい嘘ほど良いものとされます。巧みな嘘は皆さんや評論家たちに賞賛されるというわけです。

どうしてこんな事がまかり通っているかって?

答えを述べさせていただきます。すなわちこういうことです。創作によって為される上手な嘘は、ほんとうのように見えます。小説家はほんとうの事に新しい地位を与え、新たな光をあてるのです。ほんとうの事はその元の状態のままで把握するのは殆ど不可能ですし、正確に描写する事も困難です。ですので、私たち小説家はほんとうの事を隠れ家からおびき出して尻尾をとらえようとするのです。ほんとうの事を創作の場所まで運び、創作のかたちへと置き換えるのです。で、とりかかるためにまずは、私たちの中にあるほんとうの事がどこにあるのか明らかにする必要があります。これが上手に嘘をつくための重要な条件です。

しかし今日は、嘘をつくつもりはありません。なるだけ正直でいようと思います。1年のうちに嘘をつかないのは数日しかありませんが、今日がその1日なのです。

そういうわけで、ほんとうの事を話していいでしょう。結構な数の人々がエルサレム賞受賞のためにここに来るのを止めるようアドバイスをくれました。もし行くなら、著作の不買運動を起こすと警告する人までいました。

もちろんこれには理由があります。ガザを怒りでみたした激しい戦いです。国連によると1000人以上の方たちが封鎖されたガザで命を落としました。その多くは非武装の市民であり子供でありお年寄りであります。

受賞の報せから何回自問した事でしょうか。こんな時にイスラエルを訪問し、文学賞を受け取る事が適切なのかと、紛争当事者の一方につく印象を与えるのではないかと、圧倒的な軍事力を解き放つ事を選んだ国の政策を是認する事になるのではと。もちろんそんな印象は与えたくありません。私はどんな戦争にも賛成しませんし、どんな国も支援しません。もちろん自分の本がボイコットされるのも見たくはないですが。

でも慎重に考えて、とうとう来る事にしました。あまりにも多くの人々から行かないようアドバイスされたのが理由のひとつです。たぶん他の小説家多数と同じように、私は言われたのときっちり反対の事をやる癖があります。「そこに行くな」「それをするな」などと誰かに言われたら、ましてや警告されたなら、「そこに行って」「それをする」のが私の癖です。そういうのが小説家としての根っこにあるのかもしれません。小説家は特殊な種族です。その目で見てない物、その手で触れていない物を純粋に信じる事ができないのです。

そういうわけでここにいます。ここに近寄らないよりは、来る事にしました。自分で見ないよりは見る事にしました。何も言わないよりは何か話す事にしました。

政治メッセージを届けるためにここにいるわけではありません。正しい事、誤っている事の判断はもちろん、小説家の一番大切な任務のひとつです。

しかしながら、こうした判断をどのように他の人に届けるかを決めるのはそれぞれの書き手にまかされています。私自身は、超現実的なものになりがちですが、物語の形に移し替えるのを好みます。今日みなさんに直接的な政治メッセージをお届けするつもりがないのはこうした事情があるからです。

にもかかわらず、非常に個人的なメッセージをお届けするのをお許し下さい。これは私が創作にかかる時にいつも胸に留めている事です。メモ書きして壁に貼るようなことはしたことがありません。どちらかといえば、それは私の心の壁にくっきりと刻み込まれているのです。





「高く堅固な壁と卵があって、卵は壁にぶつかり割れる。そんな時に私は常に卵の側に立つ」





ええ、どんなに壁が正しくてどんなに卵がまちがっていても、私は卵の側に立ちます。何が正しく、何がまちがっているのかを決める必要がある人もいるのでしょうが、決めるのは時間歴史ではないでしょうか。いかなる理由にせよ、壁の側に立って作品を書く小説家がいたとしたら、そんな仕事に何の価値があるのでしょう?

この暗喩の意味とは?ある場合には、まったく単純で明快すぎます。爆撃機(bomber)と戦車ロケット弾白リン弾は高い壁です。卵とは、押しつぶされ焼かれ撃たれる非武装の市民です。これが暗喩の意味するところのひとつです。

しかしながら、常にそうではありません。より深い意味をもたらします。こう考えて下さい。私たちはそれぞれ、多かれ少なかれ、卵です。私たちそれぞれが壊れやすい殻に包まれた唯一無二のかけがえのない存在(soul)です。私にとってほんとうの事であり、あなたにとってもほんとうの事です。そして私たちそれぞれが、多少の違いはあれど、高く固い壁に直面しています。壁には名前があります。それはシステム(The System)です。システムはもともと、私たちを護るべきものですが、ときにはそれ自身がいのちを帯びて、私たちを殺したり殺し合うようしむけます。冷たく、効率的に、システマティックに。

私が小説を書く理由はひとつだけです。個人的存在尊厳をおもてに引き上げ、光をあてる事です。物語目的とは、私たちの存在システムの網に絡みとられ貶められるのを防ぐために、警報を鳴らしながらシステムに向けられた光を保ち続ける事です。私は完全に信じています。つまり個人それぞれの存在である唯一無二なるものを明らかにし続ける事が小説家仕事だとかたく信じています。それは物語を書く事、生と死の物語であったり愛の物語であったり悲しみや恐怖や大笑いをもたらす物語を書く事によってなされます。生と死の物語や愛の物語、人々が声を上げて泣き、恐怖に身震いし、体全体で笑うような物語を書く事によってなされます。だから日々私たち小説家は、徹頭徹尾真剣に、創作をでっちあげ続けるのです。

昨年私の父は90才でなくなりました。彼は元教師でたまにお坊さんとして働いていました。彼は大学院にいた時、徴兵され中国に送られました。戦後生まれの子供として、父が朝食前に長く深い祈りを仏壇の前で捧げていたのを目にしましたものです。ある時、私がどうしてお祈りをするのかたずねたところ戦争で死んだ人々のために祈っていると答えてくれました。

味方と敵、両方の死んだ人たちすべてに祈りを捧げていると父はいいました。仏壇の前で正座する彼の背中をながめると、父にまとわりつく死の影が感じられるような気がしました。

父は亡くなり彼の記憶も共に消え、それを私が知る事はありません。しかし父に潜んでいた死の存在感は今も私の記憶に残っています。それは父から引き出せた数少ない事のひとつであり、もっとも大切な事のひとつであります。

今日みなさんにお知らせしたかった事はただひとつだけです。私たちは誰もが人間であり、国籍人種宗教を超えた個人です。私たちはシステムと呼ばれる堅固な壁の前にいる壊れやすい卵です。どうみても勝算はなさそうです。壁は高く、強く、あまりにも冷たい。もし勝ち目があるのなら、自分自身と他者の生が唯一無二であり、かけがえのないものであることを信じ、存在をつなぎ合わせる事によって得られた暖かみによってもたらされなければなりません。

ちょっと考えてみて下さい。私たちはそれぞれ、実体ある生きる存在です。システムにはそんなものはありません。システムが私たちを食い物にするのを許してはいけません。システムがひとり歩きするのを許してはいけません。システムが私たちを作ったのではないです。私たちがシステムを作ったのです。

私が言いたいのは以上です。

エルサレム賞をいただき、感謝しています。世界の多くの地域で私の本が読まれた事にも感謝しています。今日みなさんにお話できる機会を頂いて、うれしく思います。



追記:

いろいろ助言頂いたので、独立してノート( http://anond.hatelabo.jp/20090218122627 )を作りました。訂正や履歴についてはそちらに記述します。

アレツのコメントも別途のせてます( http://anond.hatelabo.jp/20090218205723

2009-02-17

村上春樹講演概要?私訳

こっちの方が分かり易いかもしれんけど、訳しちゃったし。

http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20090216/1234786976

だから私はエルサレムに来ました。私は小説家として、嘘を紡ぎ出すものとして来たのです。

小説家は嘘をつく唯一の存在ではありません。政治家達も、(申し訳ない大統領閣下、)嘘をつきます、外交官もまた嘘をつく存在です。しかし小説家と他の人々では違いがあります。私たち小説家は、その嘘で訴えられることはありません。小説家の嘘は賞賛されるのです。私たちはその嘘が大きければ大きいほど、賞賛を受けるのです。

私たちの嘘と彼らの嘘との違いは、私たちの嘘は真実を紡ぐ手助けをするということです。真実を完全に掴むことは難しい。ですから私たちは真実フィクション世界に持ち込むのです。しかし私たちはまず、真実が私たち自身の中にあるということを明らかにしなければなりません。

嘘をつかない、つまり小説を書かない日をこ数年ありません。しかし今日、私は真実を語るつもりです。

この受賞を打診されたとき、ガザでの戦いを理由に、行くことを警告されました。「イスラエルを訪れることは正しいことなのだろうか。一方に肩入れするのだろうか」と自問しました。

私は決心し、来ることを選びました。ほとんどの小説家と同じく、私は言われることと真逆のことをすることを好みます。それが小説家としての私の本質です。小説家自分の目で見、手で触れること無しに、何ごとも信頼することが出来ません。ですから私は見ることを選びました。私は何も言わないことよりも、話すことを選んだのです。

ここに私は話しに来ました。

もし強固で、高くそびえる壁と、それにぶつかり壊れてしまう卵があれば、壁がどんなに正しくとも、卵がどんなに間違っていようとも、私は卵の側に立つでしょう。

なぜでしょうか。それは私たち一人一人は卵だからです。脆い殻でくるまれた卵だからです。私たちは高い壁に直面しています。壁はシステムです。(私たちに強いる力です。個々人のあり方に沿わない考えを強いるのです)

小説を書くときに、心がけていることが、ただひとつあります。それは個人が一人一人もつ、その神性を書き出すということです。唯一さを満たすこと。私たちを巻き込むシステムから守ること。だからこそ私は命の、愛の、そして人々を笑わせ泣かせる話を書くのです。

私たち全て、人間であり、個人であり、壊れやすい卵です。私たちは壁に立ち向かう希望を持ちません。 壁は高く、暗く、冷たい。壁と戦うためには、私たちは思いやりと強さを魂に持たなければなりません。 私たちはシステムに、私たちを何物かにしようとするシステムに支配させてはいけません。 私たちが何物であるのかは、システムを作り出した私たち自身の問題なのです。

わたしは私の本を読んでくれたあなた方、イスラエルの人々に感謝します。私は、私たちが伝え合うものを持ち続けることを望みます。 あなた達が、私が今日ここにいることの最大の理由なのです。

村上春樹エルサレム賞ピーチまとめ

追記: id:le-matin さん( http://d.hatena.ne.jp/le-matin/20090217/p1 )より抜粋である事を明記した方がいいと助言を頂きました。ありがとうございます。

これを受けて、明らかな間違いの修正及び説明の追加、変更を加えさせて頂きました(2月17日 20:00)


共同通信エルサレムポストが一番網羅的ですが、どの記事も講演すべてを収めていないものと思われます。ご留意下さい。





共同通信

特記すべき点として、戦車ロケット弾白リン弾といった具体的な「得物」にふれています。他のニュースソースではまだ確認できていません。

http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2009021601000180_Detail.html/

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090216041.html/

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090216/acd0902161022003-n1.htm/





テレビは聞き取れた部分だけです***

日テレ

http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/dw/ng.html?m_url=090216039&n_url=129212/

i chose to come here rather than stay away. rather i chose speak rather than nothing....

フジ

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00149487.html/

i chose to see for myself rather than not to see. ... like novelist opposite....


TBS:

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4063622.html/

whether this to create impression i supported one side in the conflict and that i endorsed the policy of a nation that chose to unleash its overwhelming military power...

(はたしてこれが紛争当事者の一方に付く印象を与えるのか、圧倒的な軍事力で苦しめる選択をした国家の政策を裏打ちするものになるのか・・・)



NHK:

http://www3.nhk.or.jp/news/t10014185071000.html/

I asked myself whether travelling to israel at a time like this and accepting a literary prize is a proper thing to do, they can not genuinly trust anything that they haven't seen on their own eyes or touched with their own hands...



Japan Today:

http://www.japantoday.com/category/features/view/haruki-murakami-wins-jerusalem-prize/

村上氏の発言のみ抜粋)

"sometimes takes on a life of its own and it begins to kill us and cause us to kill others coldly, efficiently and systematically."

"We are all fragile eggs faced with a solid wall called the system....To all appearances, we have no hope...the wall is too high and too strong...If we have any hope of victory at all, it will have to come from our utter uniqueness"

"Each of us possesses a tangible living soul. The system has no such thing. We must not allow the system to exploit us"

「時にはそれ自体が自らの生命を受け、私たちを殺し始め、私たちが他者を殺すよう冷酷に、効率的に、システマティックにけしかけます」

「私たちはシステムと呼ばれる堅固な壁を前にする壊れやすい卵です・・・・壁は高く、強すぎます・・・それでも望みを抱くのなら、勝利は私たちがそれぞれ唯一無二である事からやってこなければなりません」

「私たちそれぞれが形ある生きる存在です。システムにはそんな物はありません。システムが私たちを食い物にするのを許すわけにはいかないのです」


Gurdian(イギリス

賞金が1万ドルであること、親パレスチナグループより受賞を辞退するよう働きかけがあった点についてふれています。

http://www.guardian.co.uk/books/2009/feb/16/haruki-murakami-jerusalem-prize/



Ha'aretz(イスラエルヘブライ語新聞メイン英語と併売)

受賞理由と村上作品について。スピーチ内容については言及なし。

http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064160.html/



エルサレムポストイスラエル、英字紙)

http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1233304788868&pagename=JPost%2FJPArticle%2FShowFull/

(以下記者自身の記述を含め、だいたい訳しています。"the lucid wisdoms in his novels tend to come from acquaintances of the protagonist"の訳については全く自信がありません)



イスラエルは卵じゃない」

わかりにくい? 日本ベストセラー作家である村上春樹から聞く事になる説明としてはこれが唯一のものだろう。まさしく村上スタイルであり、さらにどことなく曖昧である。

時差ボケ政治的論議、マスコミの群れに逆らって日曜に彼は受賞のためやってきた。

シモンペレス大統領エルサレム市長であるニル・バルカトを脇に従え、落ち着いた態度で彼は賞を受け取った。壇上で一人、フラッシュを浴びる事もなく彼は本題にかかった。

「ついにエルサレムに来ました。小説家として、嘘の紡ぎ手としてここにいます」

小説家だけが嘘つきなわけではないです。政治家も(大統領、失礼)外交官も嘘をつきます。しかし小説家とその他の人々を分け隔てるものがあります。私たち小説家は嘘つきの嫌疑で訴えられる事はありません。賞賛を受けるのです。嘘が大きければ、またより高い賞賛を受けることになります」

「私たちのつく嘘とその他の嘘の違いとはすなわち、私たちの嘘が真実をもたらすという点です。総体をもって、真実を把握するのは難しい事です。だから私たちは真実創作の領域に落とし込みます。しかしなによりも、私たちの中に潜む真実がどこにあるのか明らかにしなくてはなりません」

「私は今日真実を語ります。1年のうちに真実を語るのは数日しかありません。今日がその1日です」

彼の小説は超現実的かつ想像力にあふれたもので、しばしば突拍子もないところまで話が進む。彼の本を読むのはピカソの絵画を見るようなものだ。普通の状態から離れる事を必要とされ、村上世界では事物や出来事は彼固有のロジックに落ち着きどころを見いだす。

しかし彼の小説根底にはロジカルなカオスとはまったく対称的な個人がいる。非常に人間的で、自己に目覚めた慎ましやかな個人だ。すなわちその個人の内的格闘は我々のものと同じなのだ。

村上を受賞者に選んだ選考は速やかに満場一致のうちに終わった。普遍ヒューマニズムと現存する回答困難な問題との取り組みが(受賞理由として)引き合いに出された。しかし審査をめぐる論議はほとんど起こらなかったが、村上自身は受賞について複雑な心境だった。

「受賞の意志を打診されましたが、ガザでの戦闘の件があり、訪問を取りやめるよう警告がありました。私は自問しました。はたしてイスラエルを訪問するのが適切な事なのかと?一方の側を支援する事にならないか?」

「ちょっと考えを巡らしました。で、来ようと決めたわけです。大抵の小説家のように、言われたのとはきっちり反対の事をするのが好きです。それが小説家として、私の根底にあります。自分の目で見ず、自分の手で触れないものを小説家は信用しません。だから私は見る事にしました。なにも言わないよりはここでしゃべることにしました」

「ここに私が来て、言いたかった事があります」

すると村上は主要人物の仮面を脱ぎ捨て、端役へと回った(彼の小説では明確な啓示はしばしば主人公の奪還から立ち現れる)。発言は明快で、再考の余地はなかった。曖昧さのための時間はなかった。

「固く高い壁があり、卵が壁に打ち壊されるなら、壁がどんなに正しく卵がどんなに誤っていても私は卵の側に立ちます」

「どうしてなのか?私たちそれぞれは卵であり、壊れやすい卵にくるまれた唯一無二の存在だからです。私たちそれぞれは高い壁を前にしています。高い壁とはシステムです。それは通常では個人として受け入れがたいものを私たちに強います」

「私が小説を書く理由はただ一つです」続く彼の声音は控えめで、誠実な響きがある。

「すなわち個人が持つ唯一無二の神聖さを描く事です。唯一無二なるものを満足させる事です。システムが私たちをめちゃくちゃにするのを防ぐ事です。だから私は生と愛について物語を書きます。人々を笑わせ、泣かせます」

「私たちは皆人間であり、個人であり、壊れやすい卵です。壁を前にして、望みは失われます。高く、暗く、冷たすぎるのです。暖かみと力のために、私たちの存在を一つにして壁と戦わなくてはなりません。システムが私たちをコントロールするのを許してはいけません。私たちが何者であるか、決めさせてはいけません。システムを作り上げたのはは私たちですから」

村上は読者への感謝言葉で締めくくった。受賞のために人前に出る習慣のない人物としては、本当に特別な事だ。

イスラエルの皆さん、私の本を読んでくれて感謝します。意義ある何かを共有できればと願う次第です。あなたが私がここにいる最大の理由なのです」

http://anond.hatelabo.jp/20090217003112

そうだな。当たり前の話だが、村上一人が何言ったって情勢にはなんの影響もないんだよ。

そんなことは誰だって知ってる。これは最初からガザの人々についての議論なんかじゃなかったんだ。

あくまで日本小説家を出汁にした政治綱引きに過ぎない。どっちについてる連中も、パレスチナに対して何もしてない。

結局この国ではガザのみんなを尻目に、「私はムラカミ発言を評価できる」という

政治的(倫理的?)優越性の表明合戦。あーあやだやだ

2009-02-05

白燐弾問題

なんではてなサヨクの諸氏はここまで白燐弾問題を引っ張るのだろう。

ぶっちゃけ、仮にも死亡が報道された人は一人だけ、この兵器による客観的な負傷統計も無い状況下、100年前からある兵器を騒ぎ立てるよりも、もっとやることあるよね。

ガザよりも死者が多い場所なんていくらでもあるよね。

サヨクが仮にも平和を目指すのなら、そういった場所にアクションをなんで起こさないの?

米軍基地訴訟とかで動いているプロ市民とかもそうだけど、自分たちがタカレ無い、自分たちの利益にならないところは徹底的に無視するんだね。すごいなー

どの面下げて、生きていけるんだろう、この偽善

tar*-G,Ap*man,fe*is_a*uri,D_A**n,bu*ob**o

2009-02-03

白燐弾ナパーム弾より残忍と考えています。

はてサのみなさまのご意見馬鹿馬鹿しさはさ。

その点では市街地白燐弾ナパーム弾より残忍と考えています。

http://www.kamiura.com/mail.html

こういうこと言うやつを

まともな専門家見解http://www.kamiura.com/mail.html

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20090114/p1

言ったりしてる連中の話に誰が耳貸すと思うのか。

はてサのみなさん、さすがにおかしいと思わないのかい?

ガザに投下された白燐弾の1/100のナパーム弾でも、いや1発でも死者の数は1人(白燐弾で出たとされる死者数)じゃ済まないんだぜ?

2009-01-30

えええいぇるされむくろにくる

Haruki Murakami が 「エルサレム賞」なるものをもらうことになったとかいう話。

イスラエル人殺しのの悪い国なので、そんなところの賞は、辞退しろ。

黙ってもらうのはけしからん。

検索してでてきた根性のある日曜左翼女史の話をひきあいに出して、

見習え。

とか。ほんとに、やれやれ

情報の少いところで、ほにゃららはへにゃららであれねばならぬ、というような思いいれで、どんぱちやっているわけだ。

まあ、「エルサレム賞」の「エルサレム」にみんな反応してるわけだが、これって何? どんな賞か調べてみた。

Jerusalem Book Festival にくっついている賞ということ、ふむふむ。Festivalのサイトに説明がある。

....

ここからノーベル賞5人も出てるんだね。ということは、ノーベル賞にかなりリーチポジションへのステップでもあるわけだ。そりゃほしいよ。


どんな人が審査員か調べてみた。市長が任命か、なるほど。政治世界だな。ハアレツの編集員とか... 、

ありゃ、エトガール・ケレットが3人の審査員のうちの1人じゃないか。

イスラエル人みんな悪〜い、賞も悪〜い、もらうのよくな〜い」みたいなのってちょっと短絡的じゃないかな、ということで、ちょっとけれっと。

日本語の記事にまともなのがない。

本人のwebsite だ。

http://www.etgarkeret.com/news.html

そこに出てくる最新のLA Times の記事は一読の価値がある。ほんもののドンパチの話だ。

政治文学の話だと、インタビューの手軽なのがカナダ新聞にありますね。でもフランス語 orz

でも、わりにまとまっていて、問題をもうちと繊細に考えられるてがかりかもしれないので半分くらい訳してみました。



エトガール・ケレットとのインタビュー -- いやいやながらさかなにされ(超訳)

Entrevue avec Etgar Keret - Controverse' malgre' lui

Le Devoir.com

2008.5.17/18

http://www.ledevoir.com/2008/05/17/189963.html


イスラエル人の作家であることは楽ではない。たとえその国で左翼であっても。スター作家 のエトガール・ケレットにそのことを話してみよう。パレスチナ人の友人、サミール・エル・ユセフとの共著で『ガザブルース Gaza Blues』を書き、しかし、論争の中で、そして、母国であり今でも自分が住み続ける国に対するボイコットをの中で、困難にもかかわらず、生きつづける彼に。

イスラエルに生きるのは簡単ではない。それは確かだ。しかし、作家にとってのほんとうの国、それは言葉だ。ぼくにとって、ヘブライ語を話せない場所に生きるということは、一種の亡命だ」[...]

イスラエル政府に対しきわめて批判的な彼は、ホロコーストの生き残りである父と母の、反骨精神を受け継いでいる。「両親は、よく言っていた。イスラエルはいくつもの問題をかかえているかもしれない、しかし、少くとも、それは私たちの問題で、そして、それを私たちが告発することを誰も禁止することはできなかった。他の国で、もし私たちが政府に対して抗議の意を表わせば、国へ帰れと言われるだろう。」

世界的に認められた左派作家であり映画監督(伴侶のシーラ・ゲッフェンとの共作による処女作ジェリーフィッシュ Les Medues』は批評界から絶賛され、2007年カンヌカメラドール賞を獲得した)である彼も、論争の外側にはいられない。

最近でも、パリのブックフェ、サロン・ド・リーブルがイスラエルの建国60周年に関心をひくため、同国を招待国としたとき、複数のアラブ系の作家出版社が行事のボイコットを呼びかけた。エトガール・ケレットもイスラエル側の招待者リストに入っていた。「知識人ボイコットを呼びかける、しかし、そこに知性的なものなどなにもない。ボイコットは、あらゆるコミュニケーションを拒否することだ。それでは結局、他人に考えを変えさるチャンスはなくなる。それは、だから、行動としてはとても矛盾に満ちたものだ。」

トリノのブックフェでボイコット騒ぎにあったとか、カナダ爆破予告電話を受けた話とか、中略]

それでも、エトガール・ケレットはパレスチナ人イスラエル人の間の対話の推進者だ。その本 『The Bus Driver Who Wanted to Be God』は、第2次インティファーダ以来、アラビア語に訳されている唯一の本である。とうことは、パレスチナ人はエドガール・ケレットを読んでいるのだろうか? 「ぼくの本のパレスチナ出版してくれる人にそう質問してことがある。彼が答えるに、売れ行きはいいが、でも、読んでるのか、それとも燃やしているのかまではわからない、とさ」。

[彼の本を読んだパレスチナ人の反応とか、いろいろ中略]

エトガール・ケレットは「やむにやまれぬ楽観主義者」ではあるが、文学の力の限界について十分に意識している。「1万冊の本ができることは1発の銃弾のできることの半分だ。建設することより破壊することのほうが簡単だ。書くということは、ぼくにとって、一種のセラピーだと思う。自分の本で世界を変えようなんて思ってはいない。」

未来に対する大きな不安を抱きながらもーー彼はイスラエル消滅の可能性さえについてさえほのめかしているーー、彼はパレスチナ人イスラエル人がいつの日かいくばくかは平和に生きられる可能性を信じている。

[いろいろなるほどと思うことを言ってるけれど、疲れたので後略]



はい。

まあ、イスラエル人といってもいろいろ立場があるということで。

賞とかボイコットについての考えも。




追記 もうちゃんとまじめに調べた人がいたんだね http://d.hatena.ne.jp/le-matin/20090128/p3

2009-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20090123221458

はてサって、そういう略なのか

じゃ右翼ははてウか



それはともかく

あたごガザの温度差は何だろう

世間一般と増田空気って違いすぎる

変なとこだ増田って

http://anond.hatelabo.jp/20090123215647

自衛艦のあたごのときは盛り上がってたようなのだが


あとは誰が悪いとかの心理テストとか(これ二回くらいやってたのに飛びつくな)

誰が嘘つきかとかの謎解きとか

増田臭いっていったらこの辺

あと分かれたとか分かれないとかの小説もどきの男女問題(ほとんど事実とは思えない)


事実起こったガザの爆撃ではなく


でもそういうのが500くらいのブクマを集めたりするんだよな

ますます匿名って何だと

まあいいか

ガザからの手紙戦争は本当に終わったの?

 彼らはガザ戦争は終わったと言います。その被災者の魂と心に、戦争がのこすであろう痛み、悲しみ、恐れ、不安をすべて無視して、戦争がひとつの会議で始まり、また別の会議で終わることができるとは、驚くばかりです。



 ガザパレスチナ人は、彼らに対するイスラエル戦争をたくさん目にしてきました。そこにあるのは、最初の抵抗運動と二度目のそれ、お決まりの侵攻、私たちにおしつけられた封鎖、日々を生きるパレスチナ人におしつけられた、いっさいの憐れみのない封鎖、ひとかけらの後悔も、わずかばかりの配慮も、なにもない封鎖でした。最後に、無実の人びと、子ども年寄り、家庭と祖国パレスチナ人すべてに対する、この巨大な戦争がありました。



 私たちが目のあたりにしたどの戦争についても、語られるべき数々の話があります。征服者の蛮行と憎悪についての話です。そしてどの戦争についても、それらの話を伝えるための、生きる、生きのこるための意志があります。私は難民の第三世代になります。私は両親と祖父母の話に耳を傾けてきました。彼らが故郷を追われた事情子どもを失った人びとの事情、世話することができずに、子どもを道端においてきた人びとの事情についてです。それらの話はあなたの心を芯から揺さぶるものでしょう。それでも、それらの話の語り手は、生きる意志を、新しい生活をはじめる意志を、彼らの子どもを育てる意志を持っているのです。



 今回の戦争について私たちが伝える話は、どんな人間想像力も超えたものとなるでしょう。どこへ避難すべきかもわからず逃げたこと、子ども年寄りに対する慈悲もなしに一家みなごろしにされたこと。私たちに向けて放たれた武器は、私たちの記憶永遠に鮮やかにのこるでしょう。



 今日停戦の一日目です。ほかの人びとと同じように、私がいつもの生活に戻れる最初の日です。私たちは地下室から出て海岸を臨む客間に座ります。私の子どもたちは、彼らの部屋やベッドで眠ろうとしません。彼らはこう尋ねるのです。



「もう撃ってこないと保証してくれるの」



彼らの過ごした恐怖の時間を忘れるのには、とても長い時間がかかることを私は知っています。彼らが耳にした大きな爆発音を忘れるには時間が必要です。私たちが慌てて部屋を飛びだし、より安全な場所を求めて避難したことを忘れるには時間が必要です。(この状況で、)どうして戦争は終わったと言えるでしょう。



 (娘の)サルマは、F-16戦闘機の音を聞くと、とても怖がります。もちろん、それは今なお、横柄にも空に爆音をとどろかせています。それが私たちの心と財産に撒きちらし破壊を、誇らしげに見下ろしているのです。(この状況で、)どうしてサルマに戦争は終わったと言えるでしょう。



 幸運なことに、私の子どもたちは、その愛する者たち、友達や隣人が殺されたり死んだりすることを見ずにすみました。それでもなお、彼らは、その心と魂に、この戦争が残した悪質な影に苦しんでいます。



 魂にこの戦争の報いを受けた私たち(パレスチナ人)の子どもは、彼らが目のあたりにした映像を決して忘れることはないでしょう。彼らの親が、姉妹が、家族皆が殺されたことを決して忘れないでしょう。その心と魂に、その生涯にわたって、平安を見いだすことは難しいかもしれません。なぜなら、彼らが見たものは忘れることができないものだからです。彼らの頭上で家が崩れ落ちるのを見た子、家族とともに瓦礫の下に取りのこされ、弱っていった子、誰か生きのこるかは神だけが知っています。愛する者たちの、命の火の消えた体を見わたす子、この子は、その姿を心と魂に焼きつけるでしょう。この子は永遠に苛まれるでしょう。この子たちは、どのように停戦後の暮らしを楽しむことができるでしょう。



 その暮らしと親族を失った子たち、その目を、手足を、家を失った子たち、征服者の貪欲さを目撃した子たち、彼らはその痛みを決して忘れないでしょう。イスラエルによるガザに対する戦争、22日間を通して、彼らが過ごした恐怖の時を、決して忘れないでしょう。彼らの受けた傷と喪失が、常に記憶を新たにさせるでしょう。彼らの心には、一つの質問があります。



「わたしたちは何もしていないよ。なのに、なぜあなたたちは、こんなにひどいやり方で、わたしたちを殺すの。わたしたち、こどもに、なんの思いやりもみせないで」



http://www.un.org/unrwa/refugees/stories/lfg/LFG_19.html

国連パレスチナ難民救済事業機関のウェブサイトに掲載された、ある母親からの手紙です。

nofrillsさんのところ(下記URL勝手に紹介してすみません)ほかで伝えられる惨状を目にして、私は何度も泣きました。

http://nofrills.seesaa.net/article/112997883.html

すでにあちらこちらで言われていますが、「停戦」したからといって、問題は山積みのままです。経済大国国民として、安保理理事国の国民として、「対テロ戦争」に「参戦」中の国民として、中東で公正な政策が行われるよう注目していくことは大切だ、というのが私の意見です。簡単に解決できる問題ではないことは承知の上ですが、まずできる一歩を踏み出すことが大事だと考えました。あまり時間をとることができなくて、ほんのわずかで質もよくない翻訳ですが、ガザ事情を知る一助になったらうれしいです(また、不公正はガザだけでなく、チベットでも、チェチェンでも、ダルフールでも、そのほかの各地でも、もちろん大殺戮とはいかなくても日本のなかでもみられます。はじめは、それぞれが情報を得られる範囲で、手近なところから、読んだり、聞いたり、考えたり、話しあったり、広めたりしていくことが、第一歩として大切だと思っています)。



ひとときも早くガザの封鎖が解かれますように、パレスチナイスラエル平和が訪れますように。



P.S.:読み直して違和感を感じた文体を整理して、二三の訳語を変更しました。あと、はてなの方、上のAdsはかえられないのでしょうか。

 追記したらかわりましたね。よかったです。

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