「宮崎県」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 宮崎県とは

2011-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20110313123322

消防援助隊の派遣状況(3月12日23:00現在)

派遣先 岩手県

陸上部隊 団体別派遣数 

    秋田県(42隊) 山形県(28隊)

    栃木県(33隊) 埼玉県(44隊)

    東京消防庁(1隊) 横浜市(1隊)

    石川県(27隊) 福井県(20隊) 浜松市(1隊)

    名古屋市(1隊) 大販府(104隊) 

    計302隊

航空部隊 団体別派遣数 

    北海道(1隊) 東京消防庁(1隊)

    横浜市(1隊〉富山県(1隊)

    石川県(1隊) 岐阜県(1隊)

    浜松市(1隊) 名古屋市(1隊)

    島根県(1隊) 宮崎県(1隊)

    広島市(1隊) 三重県(1隊),

    高知県(1隊) 北九州市(1隊)

    計14隊

 

派遣先 宮城県

陸上部隊 団体別派遣数 

    北海道(15隊) 札幌市(1隊)

    東京消防庁(1隊) 東京都第1陣(12隊)

    東京都第2陣(25隊) 東京都第3陣(60隊)

    神奈川県(54隊) 新潟市(2隊)

    新潟県(27隊) 富山県(17隊)

    山梨県(24隊) 長野県(34隊)

    愛知県第t陣(19隊) 愛知県第2陣(35隊)

    京都府(50隊) 鳥取県(14隊}

    島根県(18隊) 広島県(31隊)

    計439隊

航空部隊 団体別派遣数 

    札幌市(1隊) 栃木県(1隊)

    東京消防庁(3隊) 山梨県(1隊)

    愛知県第1陣(1隊) 和歌山県(1隊〉

    鳥取県(1隊) 岡山県{1隊)

    岡山県(1隊) 広島県(1隊)

    山口県(1隊) 熊本県(1隊)

    計13隊

 

派遣先 福島県

陸上部隊 団体別派遣数 

    仙台市(5隊) さいたま市(1隊)

    千葉市(1隊) 群馬県第1陣(22隊)

    群馬県第2陣(16隊) 群馬県第3陣(7隊)

    東京消防(8隊) 岐阜県(25隊)

    静岡県(37隊) 滋賀県(36隊)

    神戸市(1隊) 兵庫県(63隊)

    奈良県(25隊)

    計247隊

航空部隊 団体別派遣数 

    千葉市(1隊) 群馬県第1陣(1隊)

    福井県(1隊) 滋賀県(1隊)

    奈良県(1隊) 香川県(1隊)

    愛媛県(1隊) 福岡県(1隊)

    大分県(1隊〉鹿児島県(1隊)

    計10

 

派遣先 千葉県

陸上部隊 団体別派遣数 

    川崎市(1隊) 東京都(8隊)

    神奈川県(3隊) 三重県(31隊)

    計43隊

航空部隊 団体別派遣数 

    東京都(1隊) 神奈川県(1隊)

    計2隊

 

派遣先 長野県

航空部隊 団体別派遣数 

    京都府(1隊) 大阪府(1隊)

    計2隊

===============================================

ソース 首相官邸広報

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html

以上、 平成23年2011年東北地方太平洋沖地震について (平成23年3月13日10:00現在) 

から抜粋

===============================================

2011-02-27

http://anond.hatelabo.jp/20110227101329

ただしハイチの時のmixiコミュのアレは本当になんだったんだろう。あれは本当によくわからない。

リンク先に正解が書いてあるんじゃない?

55 : 大魔王ジョロキア(宮崎県):2011/02/26(土) 15:56:28.74 ID:ifWPzSg3P

万札で折るとか気のきいたこと出来ないの?

70 : スカーラ(チベット自治区):2011/02/26(土) 15:57:12.34 ID:x8aYrquR0

>>55

金を使わずに気持ち良くなりたいのにそんなことするかよ

2011-01-11

一票の価値世代間格差

一票の価値には格差がある。これに選挙区ごとの年齢別人口比率を掛けあわせることで、各世代が選挙でどの程度の投票価値を有するかを計算することが出来るかもしれない。

例えば、参院選選挙区での青森県民の一票の価値は、それが最も小さい神奈川県の2.14倍であるところ(神奈川県を基準にした一票の価値を「神奈川票」と呼ぶことにする)、青森県20代は141千人と推計されるから青森県20代神奈川票の合計は、2.14 x 141千 = 302.05千神奈川票と計算される。

こうした計算を全世代、全都道府県について施した上で、各年代神奈川票の総計を各年代人口で割れば、各年代の一人当たり平均投票価値計算できる。

都道府県単位であれば年代別の人数の推計が発表されているので、都道府県選挙区とする参議院選挙選挙区について、これを計算してみた。

統計局の発表による【都道府県,年齢(5歳階級),男女別人口-総人口(平成21年10月1日現在)】((http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001063433))を基礎データとして使用した

20〜2930〜3940〜4950〜5960〜6970〜7980〜
定数有権者神奈川有権者神奈川票数有権者神奈川票数有権者神奈川票数有権者神奈川票数有権者神奈川票数有権者神奈川票数有権者神奈川票数
北海道245991.06605641.97743788.4694736.4797845.7791839.33596632.42373395.79
青森県111392.14141302.05169362.04173370.61209447.73192411.31161344.994201.37
岩手県111102.20134294.56161353.91163358.31197433.05183402.27165362.7107235.21
宮城県219082.56289739.16325831.24289739.16331846.58295754.51231590.82148378.53
秋田県19242.64100264.07124327.45129340.65171451.56157414.59148390.8295250.87
山形県19732.51120300.92138346.06138346.06175438.85156391.2143358.6103258.29
福島県216482.96202598.16252746.21247731.41303897.23263778.79223660.34158467.86
茨城県224162.02341688.77411830.17369745.33423854.4416840.26277559.5179361.56
栃木県116331.49219327.23286427.34253378.03292436.3273407.91187279.41123183.78
群馬県116421.49220326.92280416.08252374.47274407.16285423.51197292.74134199.12
埼玉県358001.268361055.0910981385.759581209.069321176.2510541330.22623786.27299377.36
千葉県350301.467061027.429331357.778151186.048061172.959111325.75565822.23294427.85
東京都5107531.1316121828.9221712463.1518772129.5815301735.8916841910.6112001361.48679770.37
神奈川県373201.001060106014491449129312931095109512181218788788417417
新潟県219682.48248614.96299741.42285706.71341845.57327810.85271671.99197488.5
富山県19102.68108289.58151404.88131351.25145388.79167447.78121324.4487233.27
石川県19482.57129332.03162416.96140360.34152391.22168432.41114293.4283213.63
福井県16513.7578292.35106397.398367.31110412.29110412.2986322.3363236.13
山梨県17073.4594324.41114393.44113389.99117403.79115396.8988303.7166227.78
長野県217692.76211582.07287791.72266733.79283780.69301830.34238656.55183504.83
岐阜県217062.86231660.77286818.1260743.73277792.36300858.15216617.87136389.03
静岡県231111.57406636.86532834.51487763.92517810.98541848.63385603.92243381.18
愛知県359671.239091115.1111661430.399921216.938971100.3910081236.56649796.16346424.45
三重県115271.60203324.37259413.86237378.7246393.08264421.85195311.59123196.54
滋賀県111222.17176382.75206447.99177384.92181393.62182395.79121263.1479171.8
京都府221452.28321730.29376855.42320728.02319725.74384873.62260591.52165375.38
大阪府371661.0210081029.6613331361.6511521176.7610581080.7413131341.22863881.55439448.43
兵庫県245461.07614659.11796854.48719771.83719771.83806865.22557597.92335359.61
奈良県111452.13156332.44186396.37175372.93187398.5215458.17141300.4785181.14
新潟県18272.9599292.09123362.9122359.95137404.21150442.56116342.2580236.03
鳥取県14904.9865323.6774368.4968338.6185423.2779393.3967333.6352258.94
島根県15924.1265267.9184346.2279325.61101416.28101416.2890370.9572296.76
岡山県115841.54218335.81261402.05224345.05250385.1277426.69208320.4146224.9
広島県223382.09313653.31402839.08347724.28376784.81414864.12285594.87201419.54
山口県112082.02144290.86180363.58162327.22202408.01225454.47174351.46121244.4
徳島県16553.7378290.5698365.0792342.72114424.67113420.9593346.4467249.59
香川県18162.9996287.06134400.69115343.87136406.67146436.57109325.9380239.22
愛媛県111892.05144295.51184377.59170348.86202414.53207424.79163334.5119244.21
高知県16423.8075285.0596364.8686326.85106402.87114433.2792349.6673277.45
福岡県241061.19626744706839.08610724.99689818.88675802.24482572.86318377.94
佐賀県16853.5694334.83103366.8999352.64123438.13109388.2690320.5867238.66
長崎県111732.08146303.7169351.54172357.78214445.15194403.55162336.98116241.3
熊本県114691.66189313.93215357.11213353.79261433.52237393.66204338.84150249.15
大分県19802.49117291.31148368.49136338.61171425.76171425.76139346.0898244
宮崎県19222.65117309.63134354.62130344.03169447.25153404.9130344.0389235.53
鹿児島県113851.76168295.97196345.3199350.58255449.24219385.82200352.35148260.74
沖縄県110582.31179412.82199458.94177408.2193445.1131302.12110253.6969159.13
合計731044021.711441024090.031830530275.531640327398.91686829301.671779430297.421272322302.31789914454.14

以上の計算により、世代間の一票の格差は次のようになる。

20〜2930〜3940〜4950〜5960〜6970〜7980〜
一人当たり神奈川1.6721.6541.6701.7371.7031.7531.830
一人当たり選当力差(30代比)+1.08%±0.00%+0.99%+5.03%+2.95%+5.98%+10.64%
世代選当力(人口)13.80%17.53%15.71%16.16%17.04%12.19%7.57%
世代選当力(神奈川票)13.49%16.96%15.35%16.41%16.97%12.49%8.10%
世代選当力補正-2.24%-3.28%-2.32%1.59%-0.43%2.51%7.01%

もっとも、各個人の個別的権利である選挙権について、階級ごとの平均投票価値観念することが正当なのか、また仮にそれが正当だとしてもその階級として年令という区分は論ずるに足るものであるのか等々、本稿で行った算数の価値については疑問のありうるところである

2010-12-29

政権交代後の地方自治体首長選を並べてみた

2009年

10月
11月

2010年

01月
02月
03月
04月
06月
07月
08月
10月
11月
12月

こうして並べてみて、これが来年統一地方選といずれ来る次の衆院選にそのまま反映されると思うと、民主党議員達の絶望感が多少は理解出来ると思う。

2010-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20101004190959

そういう考えで、対策が後手に回った結果。

口蹄疫で、最近だと宮崎県過去にはイギリスが大変な事になった歴史があります。

新型インフルエンザは、SARSの件もあって、日本では大流行しませんでしたが。

休校中に子供たちが集まって遊んでしまい、感染が拡大したケースもありました。

「出席停止措置をしないことによる感染拡大の社会的コスト」と

「出席停止措置によって保護者が抱え込む付き添いコスト」を冷静に比較すれば、

「付き添いコスト」の方が大きいのではないか?

学校が「水疱瘡患者へ注意を払い、適切な医療ケアを行うコスト」が抜けています。

休み時間、授業時間問わず患者に付き添わないといけませんが、誰がやるんです?

子供水疱瘡にかからせたくない人は、子供予防接種を受けさせればいい」のではないのか?

予防接種を受けても掛かりますし、死ぬんですが…。

予防接種は絶対の防御では無いですし効力に期限もあります。

2010-06-12

牛>人

去年、世界的に人に感染するウイルス流行したときは「騒ぎすぎ」と言われたのに、

今年、宮崎県の中だけで牛に感染するウイルス流行したときは「騒がなすぎ」と言われる不思議

2010-05-30

口蹄疫に関するにわか専門家の右往左往っぷりが半端ない件について

端から見てるとおもしろいよね。「民主党が悪い」といっていたら、後から10年前の口蹄疫感染力が小さかったことや政府マニュアル通りに対応していたことなどの事実が判明。ネット右翼を除き民主党批判が少なくなる。あまつさえ「政治問題にするな」という人たちが出てくる。そして「殺処分が必要。元厚生省役人意見は間違っている」といっていたら、後から宮崎県の種牛の感染が発覚。「感染拡大後の殺処分は効果が小さい」と言い出し始める。実におもしろい。

正直なところ専門外なことであれだけ人を批判できる人たちってどこかおかしいと思うんだがどうだろう?

2010-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20100528070553

売る方も買う方も安心安全な物しか口にしたくないと言う意識が大多数を占めるので

その理屈で行けば宮崎県産は口にしたくない現時点での筆頭なんだろう

2010-05-25

http://anond.hatelabo.jp/20100320155952

口蹄疫の件で大分県が絡んでないかと調べていたんだけど

宮崎県の隣が大分県だったw

これも法則発動かw

ネット界隈の口蹄疫に関する一色っぷり

中央政府は何をやっているんだ!民主党だからだめなんだ!畜産農家が可哀そう。

ネットでは一色に染まり上がり、ここに異論を挟む蛮勇はない。なのでこそっと増田で。

口蹄疫をめぐる木村盛世厚生労働省検疫官のつぶやき

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/23455

ブックマークでの反応も一色だ。だけど正直、木村さんの意見のほうが正しいのではと思う。

wikipediaに書いてあるような知識もないのはどちらだ、疾病に関する高校生レベルの知識もないのは一体どちらだといいたくなる。経済動物であるから死を意味すると、理解している人もいるようなのでまだいいのだが、他のひとの意見の温度差はどうだろう。口蹄疫鳥インフルエンザとの区別もついていないのではないだろうか。事実、個別に問うてみたら狂牛病と区別がついていない人もいた。

mow mowoink oinkは生まれたときにお肉になる日付が決まっている。だから発育計画に異常がでる口蹄疫が認められたら殺処分をしなければならない。ひとつ農家で済んでいるあいだに、ひとつ集落で、ひとつ自治体で、ひとつの国で済んでいるあいだに、他に影響が出るまえに、殺処分しなければならない。

はしか感染したヒトの生産性は落ちるからクビにしよう!

はしか感染したヒトがでたから他に感染者がでるかもしれないから会社ごとつぶしてしまおう!

ヒトの労働寿命が2年ぐらいだったらそうなってもおかしくはない。

だから牛や豚の肉になるまでの時間を考えたらいたしかたないとも言えなくもない。

はしかが遠い?じゃあヒトが罹患する手足口病ではどうだ、今年は西日本から大流行している。

http://www.kenkou.pref.mie.jp/topic/teasi/teasimap10.htm

手足口病の広がりを見ると、何故、口蹄疫宮崎しか出ていないのか疑問に思わない?

新型インフルエンザのとき、大阪での陽性をしり目に関東では検査陽性はなかなか出なかった。

なぜか?そもそも検査にまわされなかったからなんだよね。

宮崎県以外どこでもいい、抜き打ちでサンプリング検査をしてみればいい。伝染病で症状の顕在化を待ってから調査してもしょうがないでしょ。

物理的封じ込めに失敗しているのに生物学的封じ込めをしようとか経済合理性からもナンセンスじゃない?

ウイルス相手に消毒でなんとかしようって、またそのパターンかよ。

また大手薬屋儲けさせるの?ヒトインフルのときワクチンだけで何千億円分廃棄した?

過去に報告されている口蹄疫と死亡率や症状はだいぶ違うようだからherd immunity獲得まで待てばよかったのではないかと自分も賛同する。他の地域意図してか意図せざるかしらないが、多分そのようにしているだろう。

いま正直ものがバカをみる構造になってしまってはいないだろうか?

騒いで宮崎畜産業を壊滅的な状態に追い込んだのは、マスコミ政治か、それとも不確かな情報煽り続けたネット市民なのかもしれない。

人柱にされた畜産農家が可哀そうということに異論はない。

最初に煽った人達と今騒いでいる人達は違う人達だろう。

今、騒いでいる人達も乗せられた人達だが、一年後にはみんな忘れてるかと思うと悲しい。

働かないと生活を維持できない人がほとんどという意味で現代日本人若者の殆どは経済動物ということができる。

身体や心を病んで経済活動に参加できなくなると、自ら殺処分してしまう人も少なくない。

あれすぎる。

http://anond.hatelabo.jp/20100525012621

一部の「2000年当時は~」とか言ってる人(自民党谷垣氏や江藤氏を筆頭に、政治層に近い人)は殺処分の即時遂行を最優先する方向で動いてたでしょ。国への要望で重要視されたのも全部それにまつわるものだった。

それっていうのは、それこそ結局的に、最終的にはやらなきゃいけない「殺処分」について、補償問題や埋める場所問題、獣医の数などの問題など、「宮崎県だけじゃ限界が来る」ことが最初から分かってる問題の限界に対して、国にサポート要請していたってことでしょうに。江藤谷垣が先頭に立って殺せ殺せやってたわけじゃないだろ。民主党政府農水省政務三役レベル以外は、それなりに「誰が何をやり、誰が何をどこに訴えるべきか」をちゃんとそれなりに上手く役割分担してたと思うが。

いまだに総裁自ら「2000年当時は~」とか公然と口にしてるわ、いまだにワクチン使用に反対してるわ。

そりゃあ、「政府一丸となった援助体制や対策体制」、もっというと「政府内閣の本気度」を批判してるんでしょ?ワクチンだってそりゃ「そう簡単に打て打て言われて出来るわけないだろ」って言ってるだけでしょうに。

殺処分しないことの経済的合理性

口蹄疫感染した患畜感染の疑いがある疑似患畜は殺処分になる。家畜伝染病法に定められており、殺処分を拒否すると罰則がある。

その根拠は、経済的合理性。口蹄疫感染すると幼畜には重篤な症状が出て経済的損害が発生する。その被害を拡大させないために患畜のみならず疑似患畜まで殺処分する。被害拡大を防止するという観点から経済的合理性のある行為とされている。

殺処分には、もう一つ、口蹄疫清浄国であるという国全体が共有できるメリットがある。口蹄疫発生国の家畜、食肉等の輸入を制限できる。国内家畜にたいして口蹄疫蔓延を防ぐためにとることが許されている。

殺処分の経済的合理性は、この2点に集約される。ということは、この2点に経済合理性がなくなれば、殺処分は合理的な措置とはいえなくなる。実際、殺処分によって生じる被害と、口蹄疫による被害と清浄国としてのメリットを天秤にかけ、殺処分を選択しない国も存在する。途上国が多いが、中国清浄化をあきらめ、ワクチンによる予防をしているだけだ。その結果、中国では口蹄疫蔓延しているが、畜産が壊滅的な打撃を受けたという状態ではいない。

逆に、将来の輸出にこだわり全頭処分した国もある。イギリス台湾は無数の家畜を殺処分した。被害は国家財政に大きな影響を及ぼし、畜産業界は大打撃を受けている。台湾の養豚業界は未だに立ち直っていない。食肉の輸出以前に、産業としての畜産が崩壊寸前まで追い込まれた。

さて、問題の日本である。口蹄疫感染力が極めて強く、中国清浄化を放棄していることから、日本清浄国を維持し続けることは非常に困難である。それなのに、口蹄疫が発生する度に疑似患畜まで全頭殺処分していてはきりがないだろう。全頭処分はひとつ農家の息の根を止めるに等しい処分だ。イギリス台湾と同じ運命を辿ることとなろう。しかも、今回の宮崎県での発生は、既に封じ込めに失敗している。殺処分は全く進まないし、周囲に食肉加工場が2箇所しかなく処理が追いつかないのだから早期出荷も不可能だ。この状態では、おそらく来月には他県へ飛び火するだろう。もはや九州での蔓延は諦めるしかないだろう。

現行の家畜伝染病法を守り、口蹄疫清浄国を維持するという目標を掲げ続けるなら、現時点では「関門海峡を渡らせない」ということに力を注ぐしかない。まともな専門家であれば、もはや九州内に封じ込めるしかない、と考えるはずだ。発生地に至る道路の封鎖も検討されてしかるべきだろう。だが、そのような動きは今のところ見られず、感染は拡大し続けている。福岡県佐賀県鹿児島県熊本県に飛び火してからでは遅すぎるのだが、先周りした対策を取る様子もない。

殺処分が遅れたため、空気中にウイルス蔓延している。鹿や猪に感染するのも時間の問題だろう。野生動物感染したらもうおしまいだ。山狩をして野生生物を全滅させるしかない。そこまでできるのか。

残念ながら、対策がいずれも後手後手で、結局、口蹄疫日本中に蔓延するだろう。殺処分対象の患畜、疑似患畜天文学的な数になり、被害額は想像を絶するだろう。その時、立ち止まって考え直してくれるだろうか。その殺処分に本当に経済的合理性があるのか、和牛の輸出額など微々たるものだ、清浄国でなければならないという信仰を捨てることの方がが経済的合理性にかなうのではないか、と。清浄国でなければならないという信仰を捨てれば、殺処分はただの虐殺に過ぎないのだ。

口蹄疫は、人間には無害、経済的合理性ゆえの殺処分だということを忘れてはいけないと思う。

2010-05-24

http://anond.hatelabo.jp/20100524144527

あのすんません。

防疫資源には限度がある以上、結果的に殺処分が遅れることになったとしても移動制限と消毒の徹底を優先して回す、という戦略は恐らく正しかったと思われる。これが逆だったら防衛ラインを早期に突破されて最終的な被害はそれこそ諸外国の例にならって百万頭を優に超えていただろう。

この主張と

前回(2000年)の体験は今回に関して言えば「口蹄疫を甘く見る」という悪い成功体験になっていると思われる。前回は「全てその場で殺処分」し「移動制限はザル」という今回と正反対の方針だったが、結果的に伝染性が非常に低かった(道路1つ挟んだ牛舎でも感染が出ないほどだった)ことで結果的には制圧できた。それでも北海道キャリーされたわけだから、今回の条件で前回の対応をやっていたらと思うとぞっとする話だ。

この主張、論理がむちゃくちゃ矛盾してないか?矛盾というよりむちゃくちゃ。

「前回(2000年)の体験は今回に関して言えば「口蹄疫を甘く見る」という悪い成功体験になっていると思われる。」の論拠が全く存在してない。

そりゃあ「前回の規模で抑えたかった」という願望ぐらい言うだろうけど、それをもって「成功体験に酔っている」は無理。

実際は、限られたリソース、支援を求めても手ごたえのない状況の中ですら、あなた自身が「正解」という作戦を立ててそれを実行して、ちゃんと成果を挙げているわけでしょ。成功体験に酔っている連中がこんな的確な手を打てるものか。

むしろ「宮崎県自民党の対策本部」は成功体験などに酔わずに口蹄疫の本当の姿を知って対策や作戦を立てていて、

「悪い成功体験に酔っていたのは、赤松農水相をはじめとする、民主党の政務三役」ということが浮き彫りになってるだけだと思うのだけど。

2010-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20100523221733

ゴルゴ13シリーズ 『汚れた鼻輪』

2010年5月 日本 宮崎県某所

禿げた男「おかしいな、もうそろそろ約束時間なんだが・・・」

謎の男「西国原秀雄だな・・・」

西国原「おお、あなたはゴル・・・、いや東郷さんですね?」

東郷「用件を聞こうか」

西国原「主民党幹事長大沢二郎を射殺していただきたい」

東郷宮崎県知事のお前が、どうして大沢を殺したいのだ?」

西国原「はい、こちらの資料をご覧ください」

資料に目を通す東郷

東郷「つまり、こういうことか。大沢地元岩手県畜産業を潤わせるために、今回の口蹄疫騒動を利用したということか?」

西国原「おっしゃるとおりです。口蹄疫が起こってしまったことは仕方がありません。しかし、積極的に対処して被害を最小に抑えるべき政府に対し圧力をかけて対処を誤らせ、故意宮崎畜産業のみを壊滅させて、その結果として地元だけが潤うような状態に仕向けた大沢をどうしても許せないのです。どうか、どうか依頼を受けていただけないでしょうか」

東郷「わかった。やってみよう・・・」

西国原「おお、ありがとうございます!」

http://anond.hatelabo.jp/20100523220522

まさかとは思うが、ありうる。

宮崎県民は全員で金を出し合ってゴルゴ13に接触を試みるべきだな。

2010-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20100522181804

頭に書いておけば、トラックバックちゃんとなるかなぁ。

 

http://anond.hatelabo.jp/20100522110418

というのを踏まえて、「ふざけんなハゲ。ふざけんな江藤。既に最初から広がりまくってんだろ。広がりまくってる前提でやらないなら決定権剥奪すんぞ」と言わなかったのは政府の不作為で間違いない。

これに反論が無いと言うことは、結局『政府に不作為がある』が答えですよね。

つまり「政府の行動に問題がある」と言う指摘は、間違えていないと言うことですよね。

 

で、返答にも乗りますが、まず1つ目。

http://anond.hatelabo.jp/20100522181804

君の脳内ではワクチン接種を検討開始して3日で実施してるのか。もしそうならむしろ赤松決断力はすげえって話になるなw

あのな、現実見ようぜ。あのヘタレ赤松のどこにそんな胆力があるんだよ。それともワクチン接種がどれだけ重大な決定か本気で分かってないの?

備蓄があるから?日本に使ったことも無い新兵器があったら3日で戦争始められるのか。ワクチンは強力な武器だが専門家も「絶対勝てます」とは言えない不確実な武器で、しかも最近の改良されたワクチン世界にとっても日本にとっても新兵器だぞ

ワクチンベルトの事例は当然念頭にあるだろう。しかしそれを3日前に検討し始める?馬鹿言うな

政府の「対策本部」の「本部長(最終責任者)」は17日付けで鳩山首相に変更しています。また鳩山は、農水副大臣などを現場に送り込んでいます。

胆力は鳩山の方、あるいは鳩山ブレインでしょう。普天間政治と金問題に加えて、さらにこの問題。政権の穴にはしたくない。疫病は判断力の揺れを待ってくれないでしょう。実際に即断を出してるわけで、それを考えれば3日で開始にしてもおかしく無い。

そして「新兵器」と言いますが、オランダで出来たワクチン2001年です。研究機関世界各地で9年行われてるわけで、専門家ならある程度の情報は知っているでしょう。そもそも専門家であれば、今回の口蹄疫を知った時からある程度シミュレートしていておかしく無い。それに内閣ではなく官僚が手を打って調べていてもおかしく無い。

官僚が』の意味ならワクチンの調査は17日以前からあってもおかしくないですが、それが『赤松の手柄か?』と言うと疑問ですね。現地に入る10日までは、農水官僚を怒鳴ってただけとかいう話も聞きますし。それ以後も何をやってたのやら。

ワクチン効果に『絶対』が無いのは指摘の通り。しかし、罹患地域を押さえ込める可能性があるのであれば、打たない手は無いでしょう。疫病対策と言うのはどこかでギャンブルになります。

それに、一定区域の殺処分は、結局の所、埋設場所が問題になっています。埋設場所を確保する間だけ、罹患しても症状を抑える事が出来ればよいと言う目的でのワクチン使用です。効果が無いとしても、現状と変わらない。悪い賭けじゃないですね。

ちなみに、現地側で「一定区域全頭殺処分」の話は5/14頃ですね。この頃から東国原知事が一定区域の全頭処分の話を出してたはずです。覚悟してるんだから国が動いてくれと。

 

それから

http://anond.hatelabo.jp/20100522181804

財産権という言葉は当初から結構上がっている

農場単位での普通の殺処分なら財産権とか言う必要はない。法的に問答無用で処分出来る

財産権に言及するということは、即ち県・農家の同意か強行するための特措法が必要な広域処理のことを言ってるんだ

この言葉が出ている以上、少なくとも一度は宮崎県と折衝して農家の同意が取れないと拒否されてるってことだよ

現場補償額の問題でもめたのは明確に出たのは5/20です。一律で牛60万、豚3.5万はふざけるなと。畜産農家補償問題を詰める前に赤松がリークして、現場農家が怒ると言う形。家畜によっては一頭で200万ぐらいだってあるんだと言う話で。結果、時価になりました。確定が5/21。

それより前は、5/18東国原知事が国と補償額で詰めている話で、交渉中と言う答えをしているのに、馬鹿記者が「交渉中」を理解出来ずに知事喧嘩を売った話。

ワクチンを確定させた最後の決断は、17日に首相周辺と知事とで即座確定だと思いますね。3日も伸びたのはむしろ補償の問題の方でしょう。ワクチンプレゼンなんか2時間くらいで終わるでしょう。先に書いた通り、今より悪くなる可能性が低いなら、打たない手は無い。

 

5/14の財産権は、赤松が一定区域内殺処分の『責任を取りたくない』保身にしか思えません。5/17トップが変わってからは、現行法で対処出来るのではないか?など言ってることからも。

少なくとも、5月上旬からワクチンを考えていたと言うのは、内閣知事言葉などを見ていても、想像出来ない。

 

二つ目

http://anond.hatelabo.jp/20100522181804

あのな、現実見ようぜ。あのヘタレ赤松のどこにそんな胆力があるんだよ。

この言葉

http://anond.hatelabo.jp/20100522110418

というのを踏まえて、「ふざけんなハゲ。ふざけんな江藤。既に最初から広がりまくってんだろ。広がりまくってる前提でやらないなら決定権剥奪すんぞ」と言わなかったのは政府の不作為で間違いない。

これを後押ししますね。10万頭出る確定を4/23に理解しておきながら、現場をほっとくと言う。

やっぱり政府の不作為だと言う指摘は別に間違えていないですね。

http://anond.hatelabo.jp/20100522110418

でもそれを宮崎県自民党が不作為と批判するのはおかしいだろう。「馬鹿な俺らの話を聞いたのが悪い」と言ってるに等しい。

3/26の初期症状から口蹄疫を疑う事は難しいと専門家が言っていますね。

http://www.asahi.com/national/update/0519/TKY201005180565.html

 宮崎県口蹄疫感染の疑われる牛が確認されるまで何があったのか。関係者の話から再現する。

 宮崎県都農(つの)町。3月下旬、ある農場で水牛が下痢になった。モッツァレラチーズを作るために飼われていた42頭のうちの1頭。往診した獣医師は、31日に県の宮崎家畜保健衛生所に届け出た。

 県も立ち入り検査したが、口蹄疫にみられる口の中や蹄(ひづめ)の水疱(すいほう)、よだれがない。便なども検査したが、下痢の原因となる菌やウイルスが見つからず、結論が出ないまま下痢は治まった。

 これが最初の異変だった。

 この農場から南に約600メートル離れた別の農家で、次の異変が起きた。

 「口の中に軽い潰瘍(かいよう)のある牛がいる」。4月9日、衛生所に別の獣医師から連絡があった。2日前に往診したところ、1頭の牛が前夜から発熱し食欲がなく、口からわずかによだれがあったのだという。

 県の口蹄疫防疫マニュアルでは「(口の中の)水疱は発病後6~8時間以内に現れ、通常24時間以内に破裂する」と記載されている。

 9日の往診で、口の中に直径3ミリほどの潰瘍は見つかった。しかし水疱ではなく、かさぶたのような状態。すでに発熱から4日がたつ。仮に口蹄疫なら、水疱や激しいよだれが見られるはずだ。

 獣医師から相談を受けた衛生所は農場内のすべての牛を調べたが、口蹄疫の可能性は低いと判断した。発熱は1日でおさまっていた。

 口蹄疫ウイルス潜伏期間は、牛の場合で約1週間。獣医師は12日まで毎日往診したが、異常のある牛は見つからなかった。

 獣医師は振り返る。「教科書通りの口蹄疫とは異なる初期症状。まったく想定しなかったわけではないが、この症状からは診断できなかった」

 4月16日夕、別の2頭に同じような症状が見つかった。最初の牛の隣にいた牛で、何らかのウイルスによる感染と考えられた。この段階で最初の牛はほぼ完治していた。翌日、衛生所が改めて立ち入り検査し、感染症の鑑定を行ったが、19日までに出た結果は陰性だった。

 ただ衛生所は19日、念のために検体を国の動物衛生研究所(動衛研)海外研究施設(東京都小平市)に送った。このとき初めて、県は国と連絡を取った。20日早朝、口蹄疫の陽性反応が出た。

4/20以前については、県にも国にも責任は無い。だからこそこの疫病は天災と言うしかない。

そして宮崎は4/20から国に助けを要請していました。

政府は4/23に10万頭パンデミック確定を理解していた」と言う前提の話なのですから、そして「政府は5/17までほとんど動いていない」のですから、宮崎自民党が不作為を指摘する事もおかしく無いですね。

http://anond.hatelabo.jp/20100522150711

何度も何度も宮崎県の初動が悪いと政府がぶーたれてるし、2000年時と比べると過剰なくらいの移動禁止が隣接県でも行われてる。

移動禁止は国の命令でしたか?

国道封鎖での全車消毒命令は?

移動禁止命令は出たのはいつですか?

 

FAO(国連食糧農業機関)は宮崎県の公表した情報により4/28にアウトブレイク宣言を出していて、発生時点も3/26とされている。4/20から広まりはじめましたなんて専門家は誰も考えてないんだよ。それは政府どころか宮崎県も当然知っていた。

つまり、国連アウトブレイクを宣言した後に外遊を優先させたって事ですよね。

優先度を本当に間違えていなかったと?

外遊を止めてくれという陳情も無視するのが正しいマニュアルですか。

 

対策費用→短期的に必要な融資などの措置は即日発動している。この点に関しては宮崎県も特段に不満は言ってない。何故か江藤だけは1年先の金の話を1人でやっていたが。

借金借金を重ねられます、って言う「融資」の話はしてますね。

5/11江藤議員の発言参照。

 

消毒薬→可能な限り世界からかき集めてるだろ。この点も宮崎県消毒薬が足りないのは国のせいとか言ってない。江藤は知らん。

国の主導だったっけ?

4/23に10万頭台を知っていて、消毒薬が大量に必要なのがわかっていても、4/30には現地に消毒薬が国からは届いていないようですが。

 

自衛隊→そもそも宮崎の要望では自衛隊投入の優先順位は高くないよ。自衛隊を使うために必要な他の手(獣医とか)が足りなくて実際自衛隊は余っちゃってる。必要以上に人間がうろうろすると感染媒介になることは分かってる?

消毒作業にも人手は必要。道路封鎖にも。

5/1 から県要請災害派遣はしてますけどね。

確かに5月頭の災害派遣では、自衛隊は埋設場所が無くて立ち往生していました。それは事実ですけどね。

 

人がうろちょろすると感染媒介も理解していますよ。人間よりも、鳥などで広域汚染の可能性の方が、集中して発生した事でウイルス濃度が高まってるので、かなり危険でしょう。

ここから野生動物に罹患されては、もう目も当てられない。

 

で、うろちょろすると感染がやばくなるのは、現地の人間はわかっている事でしょう。

その現地の人間が「自衛隊を出してくれ」と言われて、国は「感染が広がるだけだから」で出さないと言ったのですか?

 

それともあれか、谷垣みたいに行列引き連れて深刻そうな顔して現地をうろちょろすれば何か改善できたのかね。あっちの農場で農家握手しながらウィルスキャッチして、こっちの農場で農家握手しながらリリースか。おめでたいな。

赤松小沢県庁だけかよ!と怒ってるのが居ましたが、逆にド素人ワクチンキャリアにならなかった分よかったのでは?と個人的には考えていますよ、これ。谷垣の行脚は問題あるだろは同意ですので。

現地で仕事させる人間と、指示を下す人間を混同してませんか?

 

今回はそもそも発生を確認するたびに農場単位で殺処分していくという方法に無理があった。既に周辺全域にキャリアとなった牛が大量に存在しているんだ。エリア単位での処理が必要で、そうなると即時の殺処分は物理的に無理がある。そうなれば最終手段であるワクチン投与だよ。

今日行われた広域ワクチン投与は間違いなくかなり初期から検討されているはずだ。今日投与ということは恐らく4月から、遅くとも5月上旬には検討に入っているだろう。まさか日本初のワクチン投与が一昨日思いついて今日やりましたみたいな話とは思ってないよな。

ワクチン投与と殺処分確定をそこから検討しているなら、当然補償の問題だって議題になければおかしいでしょう。

そもそも4/23に10万頭と予測しておいて、4/22の100億出してよ!は聞いていない事にしたまま。5/11の予備費から200億出しても足りないと言うのを、赤松はどのように答えましたっけ。

その分、鳩山予備費から1000億出せは優秀でした。財務省が即座に100億に減らすとしたのがダメですが。

 

それから、4/23で10万頭予測、4/28国連アウトブレイクで、「即時の殺処分は物理的に無理がある」なら、なんでそれを現地にFAXなりで伝えていないの? 今の方法じゃ無理があります、って。

 

5/上旬から国はワクチン必須を見越して、県が言い出すまで勝手に裏でやってましたって?

それこそ都合のいい想像でしょう。

ワクチン自体はある。5/17 鳩山に変わってから、専門家をきちんと引っ張り出して、

ワクチン備蓄はある事

オランダでのワクチンベルトの事例

を考えたとしたら、国の動きと合わせて考えても、おかしな話じゃない。致命的な疫病なんだから、研究者ワクチン事例をきちんと把握している方が自然です。なら2~3日で方針が出てもおかしくないでしょう。

同時にワクチンでの補償の話が赤松から漏れ出ている(5/19)事からも、5月上旬からと言う想定よりも、現状に合います。

そもそも、5/14だったかな? 赤松は一定区域殺処理についてなんて言いましたっけ? 確か「財産権が~」とかほざいていましたよね。5月上旬から話し合って、その間にも10万頭がどんどん現実化していて、まだそんな所?

 

 

あなたの話は何をどうしたいのか見えない。

あなたの言う

・4/23にパンデミック済み

・国はこれを知っていた

を前提とした場合政府は最善手を打っていたのか?と言う疑問に対しても、

宮崎県自民対応が最悪で、そもそもパンデミックだったんだよ

しか返していない。それは「あなたの」前提条件を繰り返してるだけ。

で、この前提に立つなら

http://anond.hatelabo.jp/20100522110418

というのを踏まえて、「ふざけんなハゲ。ふざけんな江藤。既に最初から広がりまくってんだろ。広がりまくってる前提でやらないなら決定権剥奪すんぞ」と言わなかったのは政府の不作為で間違いない。

なんでしょ?

結局『政府に不作為がある』が答えですよね。

http://anond.hatelabo.jp/20100522110418

前提が違う物を混ぜている。

 

というのを踏まえて、「ふざけんなハゲ。ふざけんな江藤。既に最初から広がりまくってんだろ。広がりまくってる前提でやらないなら決定権剥奪すんぞ」と言わなかったのは政府の不作為で間違いない。

そもそも政府も10万頭まで広がると全く考えていない。4月中の数々の返答からもそれは容易に推論出来る。

それを、あえて「10万頭まで広がる」と言う前提を正しいと仮定し論を立てているのだから、これが「政府の不作為で間違い無い」なら、『政府の不作為』が答えだ。

 

でもそれを宮崎県自民党が不作為と批判するのはおかしいだろう。「馬鹿な俺らの話を聞いたのが悪い」と言ってるに等しい。

宮崎県自民党が行っている「不作為」は、『10万頭まで広がる』と言う前提が違う。

1000頭台の時に「対策費用を出してくれ」「消毒薬を出してくれ」「自衛隊を貸してくれ」と言っているのに、それらを華麗に切り捨てて、どのような急変事態が起こるかも関係無く外遊に出るなどの行為を「不作為」としている。

こちらが言う「不作為」は『10万頭まで広がる』前提ではない。

 

前提が違う物を混ぜて、あたかも「宮城県自民党が不作為を言うのはおかしい」と言うのは、詭弁である。

http://anond.hatelabo.jp/20100521084426

赤松農水相の対策協議要請をバックレたり、

ー再三の対策要請を無視して日本を空けたり、

ー帰国後に選挙応援に行くような行動を正当化するとでも?

3つ並べて見ると、ひとつの事柄のために、それ以外をすべて犠牲にしないといけないのか、ということだと思うんだけど。

あれ?

4/23日に10万頭規模の災害になる事が「確定している」事が『政府認識としてある』と言う前提で話していますよね。

http://anond.hatelabo.jp/20100521023433

後知恵もなにも「3/26に既に発生していた」ことは「4/23」には判明してた

あのね、移動禁止などの措置を一切取らずに約1ヶ月だよ。分かる?こんなの海外事例だと牛豚合わせたら殺処分数百万が当たり前という状況だよ。今回の日本のケースに当てはめて4/20以降の防疫が完璧に行われたとしても最終的な殺処分が十万切ることはまず有り得ない。そんな由々しき状況が4/23には既に報告され公表されてたの。分かる?

追加で言えば、「宮崎県」は「日本全国で最高級レベルの仔牛を出荷している」と言うのも4/23には『既知の事実』ですよね。

 

さらに言えば、大臣はFTA交渉が云々言ってますが、

・コアの協議自民党時代に終了で、今回の大臣の訪問は急を要する必須の事態ではない

口蹄疫は国際的に感染が問題視されている、危険な疫病。

である事も4/23には『既知の事実』です。

 

http://anond.hatelabo.jp/20100520105254

約一ヶ月弱放置されていたことから殺処分の数はどう楽観的に見ても万単位普通に考えて十万超えは余裕。これを「すぐに」殺処分できる人員と資材と場所がどこにあるんだ。鳥インフルで鶏処分するのとわけが違うぞ。つか鶏でも大仕事だぜ、この数。

赤松農水省をはじめ、政務三役の「放置プレイ批判」に対して、それらの主張はなんの意味もないでしょ。

「結果的に10万頭」だったこと「そのもの」が批判されてる訳じゃないんだから。

その「放置プレイ」とやらは「結果的に10万頭」の原因ではないと認めるの?じゃあ何を批判しているの?

結果的に10万頭は4/23時点で、対処国家的にもすぐには無理な人材と資材である事がわかっている上で

政府農水省は当初より宮崎県の初動が悪いと公然と主張していた。宮崎県が大ナタ振るってくれと言ってくるまで日和っていたのは、枠組み壊してイニシアチブ奪うと大ナタ振るった責任まで付いてくる、ということに尽きるだろう。

これを宮崎県に全ての責任を押しつけていたと言うわけですか。国が無理と判断して、その責任地方に押しつけたと。

日本国益である海外でもブランド認知が上がっている「和牛」の危機である事も、4/23に既知なのに、全てを官僚宮崎県に押しつけて外遊を楽しんでも、「法律に書いてある対処はしている」から全く問題無いと。

 

悪く言えば、地方の尻ぬぐいをするのも、国家の役割だと思われるのですが。

 

そもそも、対処出来ない事がわかっているなら、「法律を書き換える」事すら国には権限があるのに、4/23にリソースが足りなくなる10万頭クラスにすらなる事を予想しておきながら、殺処分には現行法律に問題がある事もわかっておきながら、それでも官僚に任せっきりにするのが、大臣である国会議員の役割ですか。

http://anond.hatelabo.jp/20100520105254

逆に考えてどうすれば今よりも被害を減らせたと思う?

10万頭クラスを予期しておきながら、現行の法律だけに任せてのほほんとしている事。

これが「被害を減らす」方策でしょうか?

4/23日に現在の被害は「わかっていた」と言う限り、「現行の法律で足らない」事を認識して起きながらほっとく事は、「法の不作為」と言うことになりませんか? 「被害を減らす」ための行動を赤松農水大臣も、福島農水大臣代理もうっていませんからね。

 

逆に、10万頭クラスである事が4/23にわかっていたからこれ以上被害を減らせない事が「確定事項」なので、大臣が何を行わなくても『問題が無い』のでしょうか? 何かあった時に連絡も指示も遅れる海外に外遊で出て行って『問題が無い』のでしょうか?

 

4/30 、「予想通りに」、実際に被害が増えてきて、つまりは「予想通りにリソース不足になる」のがわかってきている状態で

http://www.furukawa-yoshihisa.com/letter/4-30-2010.htm

本日谷垣総裁を本部長とする自由民主党口蹄疫対策本部で「口蹄疫発生に伴う対策についての政府申し入れ(第二弾)」を取りまとめ、政府に対し申し入れを行いました。しかし、赤松農林水産大臣は予定通り、キューバメキシココロンビアなどの「外遊」に出発してしまう有様で、危機管理当事者としての不適切な対応に、ただただ驚き呆れるばかりです。農林水産省で面会に応じたのは舟山大臣政務官のみでしたが、「県の初動が悪かったせい」「十分対策をとっている」「自衛隊の協力は、国民不安を与えかねないので、慎重に考えたい」などという回答を繰り返すばかり。この期に及んでなお、このような認識しか持てない政府に、怒りを禁じ得ません。国家危機管理であるという認識が全く無いのです。

問題を県の責任にして、国家からの自衛隊の協力の指示を拒むと言うのが、「被害を減らす」正しい方策なんですかね。

2010-05-21

口蹄疫 ~ 今回はかなりヤバイと思う

テレビ局CMスポンサー安愚楽牧場については一切の報道はしないし、「まずは誰かの批判をするのではなく、一刻も早く対応をして早期に終結させることが大切です」なんて言ってる馬鹿さ加減には呆れる。

明らかに初動の出遅れで、大臣赤松の危機意識の欠如だと思う。「ちまちまやっていてもしょうがない」発言には笑った。今更遅いんだよバ~カと言った感じですね。

まぁ、バカの話は置いておいて、とりあえず今回の口蹄疫の問題はかなりヤバイと思う。感染の初確認が4/20とはなっているけど、実際には4月上旬には感染の症状が確認されている(隠蔽)。と言う事は、発症前の牛や豚が既に出荷されたり移動したりしている可能性が高いと言う事。

半径10km以内をワクチン投与後の殺処分、半径10km超~20km以内を早期出荷するとの方針を打ち出した政府だけど、早期出荷には疑問を感じる。だって、未発症なだけで非感染との確証が無いんだもん。

既に本日現在西都市感染の疑いがある牛が発見された。もう半径20kmどころの話じゃないし、発症が確認された時点で、予想以上の拡大が進んでいる事は素人的にもすぐに思いつく。

もう時間が無いので埋め立てるのではなく、焼却するように対応を変えるべき。

あと、残念だけど宮崎県全域の殺処分に方針を変更するしか無い。ただし、政府の全面的な補償は必須で、一戸の農家も廃業にならないような施策を投じなければならない。

中途半端無責任対応をしていきた赤松大臣を含めた政府に全面的な責任が生じるのは当たり前の事だ。自腹切ってでも責任をとるべき。

http://anond.hatelabo.jp/20100520233707

初期条件だとかなんだとか言ってるが、それは「被害の大小を決めた結果論条件」であって、

赤松農水相宮崎県自民党からの再三の要望を無視してバックレて海外逃亡したり、

海外から帰ってきても選挙応援だかに群馬に行ってみたり、などという、

ことの重大さを一切認識もしようとせずに自分責任現場から逃げ続けた行為を

全く正当化しないのだがあなたは何を言っているのか。

農水相が、内閣が、政府がどれだけ真剣に対策をうとうとしたのかしなかったのか、という

政治姿勢に関する批判において、そんな後付結果論など何のクスリにもならない。

「あの時点で政府が動こうが動くまいが、どうせ10万頭死ぬのは確定してたんだから、政府赤松が何の対策もしようとしなかったのは間違ってない」などというつもりではないことを祈っているが。

2010-05-20

南日本新聞 2010年5月20日付朝刊15面 「記者の目前田昭人記者

南日本新聞 2010年5月20日付朝刊15面 「記者の目前田昭仁記者

記者の目

東国原英夫宮崎県知事の定例記者会見ではつい質問に力が入ってしまう。宮崎を襲っている家畜伝染病口蹄疫対策で、知事非常事態宣言をした日もそうだった。

家畜伝染病予防法の(運用)主体は知事。国が国が、と言わず、一番被害を受けている宮崎県知事が、防疫対策をリードするべきでは」

「確かにそうだが、予算など国の協力がなければ何もできない。それに口蹄疫宮崎だけの問題でなく、全国に広がる可能性も否定できない」

知事知事が、とことさら期待を込めたのは自身が日ごろ、分権を声高に叫んでいるからに他ならない。どこかの国の農水相のように外遊の言い訳知事主体論を持ち出したわけではないのだ。

農家の声をもとに、畜産課を中心に方策をまとめ、副知事以下で理論付けと予算確保を練り、知事が国との協議をにらんで発信する-。そんな構図を描いていた。

知事が被災質で農家の悲痛な声を聞き、国にそれを届け、折衝や対策予算の裏づけに身をすり減らしているのは分かる。

今回の口蹄疫疫禍は未曾有の規模。18日現在、殺処分対象の牛や豚などは11万8千頭を超え、県全体の1割に近い。

国はワクチン接種をもとにした防疫対策を決めた。実働部隊の中核は「東国原県庁」。大変だが防疫に夜を日に継ぐ関係者の先頭に立ってほしい。

宮崎支局 前田昭人

参考

知事記者会見

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/chiji/kaiken/

http://sv0001.live-vod-com.co.jp/pref-miyazaki/movie/W_H22/201005188001001.asx

記者会見文字起こし

http://d.hatena.ne.jp/ippei_mt/20100518/1274185636

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん