あのすんません。
防疫資源には限度がある以上、結果的に殺処分が遅れることになったとしても移動制限と消毒の徹底を優先して回す、という戦略は恐らく正しかったと思われる。これが逆だったら防衛ラインを早期に突破されて最終的な被害はそれこそ諸外国の例にならって百万頭を優に超えていただろう。
この主張と
前回(2000年)の体験は今回に関して言えば「口蹄疫を甘く見る」という悪い成功体験になっていると思われる。前回は「全てその場で殺処分」し「移動制限はザル」という今回と正反対の方針だったが、結果的に伝染性が非常に低かった(道路1つ挟んだ牛舎でも感染が出ないほどだった)ことで結果的には制圧できた。それでも北海道にキャリーされたわけだから、今回の条件で前回の対応をやっていたらと思うとぞっとする話だ。
この主張、論理がむちゃくちゃ矛盾してないか?矛盾というよりむちゃくちゃ。
「前回(2000年)の体験は今回に関して言えば「口蹄疫を甘く見る」という悪い成功体験になっていると思われる。」の論拠が全く存在してない。
そりゃあ「前回の規模で抑えたかった」という願望ぐらい言うだろうけど、それをもって「成功体験に酔っている」は無理。
実際は、限られたリソース、支援を求めても手ごたえのない状況の中ですら、あなた自身が「正解」という作戦を立ててそれを実行して、ちゃんと成果を挙げているわけでしょ。成功体験に酔っている連中がこんな的確な手を打てるものか。
むしろ「宮崎県や自民党の対策本部」は成功体験などに酔わずに口蹄疫の本当の姿を知って対策や作戦を立てていて、
「悪い成功体験に酔っていたのは、赤松農水相をはじめとする、民主党の政務三役」ということが浮き彫りになってるだけだと思うのだけど。
「前回(2000年)の体験は今回に関して言えば「口蹄疫を甘く見る」という悪い成功体験になっていると思われる。」の論拠が全く存在してない。 ん? 一部の「2000年当時は~」とか言っ...