🐊「オッ…オレに聞かんでくれえッ‼️!❕‼️
🐊「しばらく休んでていいぞっ!!」
1番嫌がってるのは、女児を持つ母ではないですか?
男児の風呂論争も結局のところ子供産まない大人が増えた弊害なんだろうな。
嫌味でも何でもなく一回りも二回りも下の子供に対して見守ってあげようとか我慢しようって回路が働かないんだ、自身がいつまでも子供のままだから。
🐊「オッ…オレに聞かんでくれえッ❕❕!」
先日、アプリを通じて知り合った子とファミレスでご飯を食べた。
別に出会い目的ってわけじゃなかったんだけど、気が合いそうだったし、軽く飯でもってノリで行ったわけよ。
向こうはまだ10代の子で、正直ちょっと若すぎるんじゃないかって思ったけど、まあ若い子の話を聞くのも悪くない。
で、なんてことない雑談をしていたわけ。食べ物の話とか、最近の流行りとか、アプリの話とか。
そんで、ふとした瞬間に俺が「素数」って言ったんだよね。
そしたら、その子が俺の顔を見てさ、首を傾げながら言うんだ。
「素数って何ですか?」
その瞬間、フォークを落としそうになったよ。
素数だよ、2とか3とか5とか、あの一人ぼっちで、他の数と群れない孤高の存在、そう、まるで俺たちみたいなさ。
そこで気を取り直して軽く説明したわけだ。
「素数っていうのはさ、1と自分自身でしか割れない数なんだよ。たとえば2とか、3とか、5とかさ。群れを作らずに孤独を楽しんでいるような数字って感じかな」
少し得意げに言ったんだけど、向こうは目をパチパチさせてるだけでさ、分かったのか分かってないのか、よくわからない反応だったんだよね。
「初めて知りました!!」
普通に生活してればどこかしらで素数と出会うものだと思ってたけど、どうやら今の若者の間では、そうでもないらしい。
で、続けて彼女がこう言うんだ。
「周りも知らないと思いますし、素数ってそんなに有名じゃないですよ」
おいおいおい、待ってくれよ。素数が有名じゃないだって?数学の授業で習ったろ?
いや、まさか。これは何かのジョークか?でも彼女は真顔で、全然冗談を言ってる様子じゃなかった。
それどころか、「素数を知ってるなんておじさんだと思います」とまで言われちゃったんだよ。
そうか、そういう時代になったのか。
素数を知っているだけで、俺は「おじさん」扱い。俺たちの時代、素数って常識みたいなもんだったんだけどな。
それが今や若者の間では完全に忘れ去られている存在になっているらしい。
いや、でも待てよ。
これって俺が年取ったから、素数がマニアックに見えるようになったってことなのか?
昔はみんな知ってたことが、今や一部の者だけが知っていることになってしまったのか?
俺はファミレスでハンバーグを食べながら、心の中で若干のショックを受けていた。
素数が、若者の間でこんなにも無視されているなんて思いもしなかった。
俺は目の前のポテトを一つつまみながら、どうにも納得がいかない気持ちで彼女に言った。
「いや、でも素数って結構面白いんだよ?その性質とか、数学的な美しさっていうかさ。たとえば、無限に素数は存在してるんだぜ?一体どこまで続いてるんだって思うと、ちょっとロマンを感じるだろ?」
そう力説してみたものの、彼女の反応は薄かった。「へぇ~」とただ一言。
どうやら素数のロマンは若者には届かないらしい。もはや、素数の話をするだけで俺は「オジサン」認定されてしまうのみ。
まあ、こういうところに時代の変化を感じるよね。
若者は素数よりも、たぶんインスタのフォロワー数とか、TikTokの再生回数とか、そういう「数字」のほうが大事なんだろうな。