2022-12-01

結論:社不適は精神科行ってみろ】ADHD人生とアトモキセチンの使用

まず自分の症状、困っている事については、

デスクワーク仕事中に耐えられない程の眠気を感じ、寝てしまうというもので、

睡眠環境睡眠時間いくら改善しても治らず、

新しく仕事を始めてはクビになるという事を繰り返していた。

現在28であるが、年々と日中の眠気が強くなってきている様な気がしていて、

ある時、自分の適性にも合っていると思えて内容も楽しいと思える仕事を始められた時、

「この職場は慎重に、ボロを出さずに長く続けよう」と自分の中では決意したのだが、

わずか1,2か月経つ頃には業務時間中に寝てしまっていた。

そんな状態ではあったが仕事自体は頑張っていたので、

上司の方には昼寝さえ改善出来ればこれから雇用していきたいと、

優しく言って頂いてはいたのだが改善できず、半年ほど粘ったが泣く泣くクビとなった。

このようなケースは自分人生の中で割とよくあることで、

自分相手もお互いに関係性を維持したいが、自分寝坊約束反故無断欠勤(バックレ)等により

今までの信頼を粉々に破壊してしまうというパターンであった。

原因は紛れもなく自分自身なのだが、破壊したくてそうしているのではなく、

自分でもわからないがいつの間にかそうなってしまうというのが本心であった。

なので、破壊してしまった時に浮かぶのは反省というよりかは、

悲しみや戸惑いの様な被害者的な感情が強かった。

しろ途中から破壊してしまう度、「ああ、またか」と

事故や災難に遭ったかのように自分責任を追及せず、

どこか他人事のように捉える事でメンタルを維持していた。

思えば自己防衛のためか、「どうせいつか壊してしまうのだから」と、

わざと深い関係にならないよう、壁を作るようになっていた気もする。

そんな人生であったが1年程前から尊敬できる女性同棲する事となった。

今までは適当仕事を消化して、たまに風俗に行って、金が無ければ消費者金融に借り、

借りた金をFXで溶かすような生活でおおむね満足していたが、

誰かと人生を共にするとなると話が違ってくるのでは、と急に焦り始めた。

この人との関係性だけは破壊してはいけないなと、

しろ自分が助け、支え、頼りにならなければと思い立ったが、

そう思って始めた仕事顛末半年ほど粘ってクビになった前述の事であった。

そんな頃、やっと今まで避けていた原因追及に乗り出した。

流石に普通社会人として生きていく「能力」というか、

そもそもの人としての「土台」が怪しくないか?と思い始めていた。

まずは睡眠専門外来に行き、診察を受けてみると、

睡眠相後退症候群」の可能性が高いとのことだった。

若いから夜型の生活をしている人がなりやすいという病気?だった。

これについては治すのは10年以上かかるという事で、

治すというよりうまく付き合っていけるかどうか、というような話をされた。

10年後に治っても全く意味が無いと落胆しながら、

ネットで同じ症例記事を見ていると「ADHDASDと併発している人が多い」との記述があった。

今まで冗談半分で「俺はADHDから」と言ったこともあったが、

冷静に思い返して調べるほど真実味を増してきた。

「多動」や「よく喋る」などの特徴には当てはまらなかったが、

「忘れ癖」「ケアレスミス」「片付けられない」「スケジュール管理が苦手」など、

かなり当てはまる点が多く笑ってしまうほどだった。

そうしてまた次の職場でこそこそ寝ながらも、精神科のクリニックに通い始めた。

そこで処方されたのが「アトモキセチン(ストラテラ)」であり、

メチルフェニデートコンサータ)」と共にADHD界隈を支える二大巨頭の一つらしい。

前置きが長くなってしま申し訳無いが、

アトモキセチン40mgから飲み始め、80mgに増やした所、

かなりの効果自覚している。この薬は凄い。

もちろん、アトモキセチンは効かずにメチルフェニデートの方が合うという人もいるし、

40mgでも十分効く人もいれば120mgでも効かない人もいるだろう。

自分場合、40mgを服用していた時は特に効果副作用ともに感じず、

言われてみれば日中少し脳がすっきりしているかな?という程度であった。

それが80mgに変えた途端、はっきりと体で、脳で効き目を感じるのだ。

午前午後それぞれ100%寝ていた自分が、眠気を一切感じずPCに向かい作業している。

今何時だ?まだ11時!午前ってこんなに時間があったのか?

眠さを必死にこらえながら12時の休憩を今か今かと待たずに済むなんていつぶりか。

昼食後、油断が出てくる14時!飯を食った後に眠くないとは何事か?

昼休憩中も起きていたというのに、何が起きている?

意味も無く続けていたカフェイン錠剤をコーヒーで流し込むという荒技は何だったのか?

この感覚に衝撃というか、もっと早く飲んでいたらとか、

120mgを飲んだらどうなるんだとか、じゃあメチルフェニデートはどんな感じなんだとか、

色々と感情があふれ出してきたのでこんな文章を書いている。

もちろん容量を増やせばその分の副作用とも付き合っていかなければならないだろうし、

一生飲まなきゃいけないのかとか、

効かなくなる時が来るのではとか、

不安要素もあるが、自分にとってはメリットが大きすぎて、

冗談抜きで人生が変わる、というかやっと普通に働けるかも、と思った。

自分のような昼間にどうしても寝てしまタイプ社会不適合者が、

しかしたらADHDで、それは薬で抑えられるかもしれないという、少しの希望になればと思う。

効かなかったらすまんが、その時はまた別の方法を考えよう。。

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