久しぶりにパワーポイントでもエクセルでもない場所にキーボードで打ち込んでいます。
「”悪い人”を見かけたら、例えそれが自分に関係ない第三者でもいくらでも攻撃していいと思ってる人」いるじゃないですか。
それで実際に攻撃してる人を見ると心に黒いものが生まれてくるんですけど、
何故それを許せないか、何が悪いのかその理由が自分の中で納得できたから文字に起こそうと思います。
結論だけ書くと、「その思想のせいで更に場が荒れ、必要以上に加害者と被害者を生み出すから」です。
組織 対 組織の話は今回は省きます。正当防衛・過剰防衛の話でもないです。
また、V●Pで仮想敵を叩きまくってる話も関係ないです。そして今まさに、私も仮想敵を叩こうとしています。
今回はあくまで個人である第三者が"悪い人"を勝手に攻撃するパターンについての話をします。
それぞれ、加害者、被害者、「”悪い人”を見かけたら、例えそれが自分に関係ない第三者でもいくらでも攻撃していいと思ってる人」(表現上、話の中では"わたし"とする)が出てきます。
SSとか書いたことないのでなんか適当になるかもしれませんが、流れだけ掴んでいただければ大丈夫です。
では、始めます。
①わたしは銃を持っている
しばらく歩いていると、交差点で道路に倒れている人が視界に入る。
何があったのかと駆け寄ってみると、すぐ側にはバットを持った人がいて、
今まさにそこから逃げ出そうとしている人へ殴りかかろうとしていた。
わたしが止めるよりも早く、そいつは逃げようとしていた人を殴り倒し、こちらを振り向いた。
そいつは「違うんだ!」と叫んだが、そんな事は知ったことではない。
悪い人に攻撃しても何も問題はない。わたしは銃のトリガーを引いた―――
次が2つ目の話。
②わたしは車に乗っている
わたしは悪い奴が許せない。故にまず犯人を追いかけることにした。
止まらない犯人を止める唯一の方法が脳裏に浮かび、わたしはそれを実行する。
わたしは車に乗っている。ひったくりを止める為には是非も無し。
わたしは犯人を跳ね飛ばし、止まったことを確認して車から降りた。
そして取られた鞄を取り返し、急いで車の方へ戻ろうとした―――
最後に3つ目。
しばらく歩いていると、全力疾走で路地を曲がってきた人が視界に入る。
何事かと見ていると、なんとその人を追いかけている車がいるではないか。
走る人は逃げ切れるはずもなく、その車に跳ねられてしまう。
唖然としていると、車から人が降りてきて、その人に駆け寄るのが見えた。
あろうことか、そいつは鞄を奪い車に乗るため走りだそうとしている。
わたしはバットを持っている。凶悪な強盗犯をそのままにしていい訳がない。
と、いうことで3つの話でした。
察しのいい人はとっくに気付いてると思いますが、それぞれの話を繋げると…
でも、インターネットでは稀によくあるような気がしないでもなくないですか?
”わたし”のせいで無駄に場が荒れるからダメなんだと自分が納得したのは、こういう視点での連想ができたからです。
本来であればAとBだけの話だったのに、C,D,Eまで…ひょっとしたらそれ以上を無駄に巻き込む可能性があるわけです。
だからこの考えを持つのはよくないと思ってるし、許せないんだなって納得できたわけですが。
じゃあどうすればいいのか。てめーはいつもそうやって問題提起だけして去りやがってって思うでしょう。
Eはちゃんと話を聞けばDはバットを捨てて降伏しているかもしれない。
でもCは…?ひったくりを見逃してどうなるの?ってなりますが。
次に、悪には立ち向かうのではなく、悪を裁く権利を持った組織にしかるべき処置を取ってもらいましょう。
ヒーローがすべきは正義を持って悪を裁くことではなく困った人を助けることだと思ってます。
そもそも、ひったくられた鞄の中身が”ざまあみろ”と書かれた紙一枚で、
治安が悪いその街ではダミーの鞄を持ち歩くのが常識かもしれません。わーい後出しじゃんけんだ。
悪を裁く権利を持った組織が全く信用できないからわたしが裁くんだっていうのは…
さすがに知らんけど、あなたがそれをした瞬間個人が悪を裁く行為の連鎖が起きていくわけです。
それでもっていうのであれば、あなたは諸悪の根源になる覚悟を持ってください。
ということで最後に。
書きながらよくわからなくなってるのでよくわからなくなってます。
わざわざ書く必要があったのかなかったのかもわかりません。
でも、こうやって書いて、もし誰かが新しい何かに気付けたら、
誰かの反応によって自分の認識を深められたら…と思ってそのまま投下してみます。
拙い文章ですが最後まで読んでくれてありがとうございます。Japaneseでした。