2018-06-07

悪い人に攻撃しても問題ないと考えている人のことを考えた話

久しぶりにパワーポイントでもエクセルでもない場所キーボードで打ち込んでいます

こんばんは。JaJapaneseです。

以前から、なんか納得のいかない…許せないものがありまして。

「”悪い人”を見かけたら、例えそれが自分関係ない第三者でもいくらでも攻撃していいと思ってる人」いるじゃないですか。

それで実際に攻撃してる人を見ると心に黒いものが生まれてくるんですけど、

何故それを許せないか何が悪いのかその理由自分の中で納得できたか文字に起こそうと思います

結論だけ書くと、「その思想のせいで更に場が荒れ、必要以上に加害者被害者を生み出すから」です。

組織組織の話は今回は省きます正当防衛・過剰防衛の話でもないです。

また、V●Pで仮想敵を叩きまくってる話も関係ないです。そして今まさに、私も仮想敵を叩こうとしています

今回はあくま個人である第三者が"悪い人"を勝手攻撃するパターンについての話をします。

これから3つの話を書きます

それぞれ、加害者被害者、「”悪い人”を見かけたら、例えそれが自分関係ない第三者でもいくらでも攻撃していいと思ってる人」(表現上、話の中では"わたし"とする)が出てきます

SSとか書いたことないのでなんか適当になるかもしれませんが、流れだけ掴んでいただければ大丈夫です。

では、始めます

わたしは銃を持っている

わたし狩猟の帰りに住宅街を歩いていた。

しばらく歩いていると、交差点道路に倒れている人が視界に入る。

何があったのかと駆け寄ってみると、すぐ側にはバットを持った人がいて、

今まさにそこから逃げ出そうとしている人へ殴りかかろうとしていた。

わたしが止めるよりも早く、そいつは逃げようとしていた人を殴り倒し、こちらを振り向いた。

そいつは「違うんだ!」と叫んだが、そんな事は知ったことではない。

わたしは銃を持っている。そして、目の前には通り魔がいる。

悪い人に攻撃しても何も問題はない。わたしは銃のトリガーを引いた―――

次が2つ目の話。

わたしは車に乗っている

わたし住宅街ゆっくり運転していた。

しばらく走っていると、ひったくり現場を目撃してしまう。

鞄を持って逃げ出す犯人。追いかけることのできない被害者

わたしは悪い奴が許せない。故にまず犯人を追いかけることにした。

路地を曲がって逃げる犯人。追いかけるわたし

まらない犯人を止める唯一の方法脳裏に浮かび、わたしはそれを実行する。

わたしは車に乗っている。ひったくりを止める為には是非も無し。

わたし犯人を跳ね飛ばし、止まったことを確認して車から降りた。

そして取られた鞄を取り返し、急いで車の方へ戻ろうとした―――

最後に3つ目。


わたしバットを持っている

野球練習を終えた帰り道。わたし住宅街を歩いていた。

しばらく歩いていると、全力疾走路地を曲がってきた人が視界に入る。

何事かと見ていると、なんとその人を追いかけている車がいるではないか

走る人は逃げ切れるはずもなく、その車に跳ねられてしまう。

唖然としていると、車から人が降りてきて、その人に駆け寄るのが見えた。

あろうことか、そいつは鞄を奪い車に乗るため走りだそうとしている。

―――強盗だ。幸いこちらには気付いていない。

わたしバットを持っている。凶悪強盗犯をそのままにしていい訳がない。

わたしそいつに駆け寄り、バットを振りかざした―――

と、いうことで3つの話でした。

察しのいい人はとっくに気付いてると思いますが、それぞれの話を繋げると…

ひったくられた被害者Aとひったくりをした加害者Bに対して、

轢いた加害者Cと轢かれた被害者Bがいて、

バットで殴った加害者Dと殴られた被害者Cがいて、

撃った加害者Eと撃たれた被害者Dがいるわけです。

現実世界でこんなことにはよっぽどならないでしょう。

でも、インターネットでは稀によくあるような気がしないでもなくないですか?

仮想敵なのでないかもしれませんが。

わたし”のせいで無駄に場が荒れるからダメなんだと自分が納得したのは、こういう視点での連想ができたからです。

本来であればAとBだけの話だったのに、C,D,Eまで…ひょっとしたらそれ以上を無駄に巻き込む可能性があるわけです。

からこの考えを持つのはよくないと思ってるし、許せないんだなって納得できたわけですが。

じゃあどうすればいいのか。てめーはいつもそうやって問題提起だけして去りやがってって思うでしょう。

自分なりの解決策を書いていきますが、多分蛇足になります

まず、攻撃する前にちゃんと考えましょう。

Eはちゃんと話を聞けばDはバットを捨てて降伏しているかもしれない。

Dは回り込んで立ち塞がればCは事情を話したかもしれない。

でもCは…?ひったくりを見逃してどうなるの?ってなりますが。

次に、悪には立ち向かうのではなく、悪を裁く権利を持った組織しかるべき処置を取ってもらいましょう。

CがすべきはBへの攻撃ではなくAの安全確認と状況把握です。

ヒーローがすべきは正義を持って悪を裁くことではなく困った人を助けることだと思ってます

そもそも、ひったくられた鞄の中身が”ざまあみろ”と書かれた紙一枚で、

治安が悪いその街ではダミーの鞄を持ち歩くのが常識かもしれません。わーい後出しじゃんけんだ。

悪を裁く権利を持った組織が全く信用できないかわたしが裁くんだっていうのは…

さすがに知らんけど、あなたがそれをした瞬間個人が悪を裁く行為連鎖が起きていくわけです。

それでもっていうのであれば、あなた諸悪の根源になる覚悟を持ってください。

そして裁いてしまったならちゃんと裁かれてください。


ということで最後に。

書きながらよくわからなくなってるのでよくわからなくなってます

わざわざ書く必要があったのかなかったのかもわかりません。

でも、こうやって書いて、もし誰かが新しい何かに気付けたら、

誰かの反応によって自分認識を深められたら…と思ってそのまま投下してみます

拙い文章ですが最後まで読んでくれてありがとうございますJapaneseでした。

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