はてなキーワード: アナリシスとは
たとえば、山の木を伐採しまくったとする。今でこそ科学的検証の積み重ねで、木の根の保水作業や、土壌保持能力が失ったと言われてるが、昔はそんなのわからない。
だから「山の神」というのを仮定して「それの意にそぐわないことをしたから怒った。木を大切にしないとならない。」という流れ。
対人関係も悪行ばかりしたことも、細かく分ければ、それぞれの個人が怒ったり、噂が流れて助けられるものが助けられなかったりで、
その結果、なにか不幸なことが起きたとして、「天罰」すなわち、神が罰を下した。と抽象的に取り扱うがゆえの存在。
ニュートンは近代科学の祖と言われるが、神学者でもあり「神が作ったこの世の理を明らかにする」という動機付けで行われている。
そして、科学的検証が行われて行って、科学的検証が馴染むようなものは科学の手に委ねてきた。しかし、要因が多く絡む要素。再現が苦手な要素については科学は苦手とする。
科学で立証しづらく立証されてないものはどうなるか?とすると、たとえば、根拠に基づく医療のエビデンスレベルで、
2a ランダム割付を伴わない同時コントロールを伴うコホート研究(前向き研究、prospective study, concurrent cohort studyなど
2b ランダム割付を伴わない過去のコントロールを伴うコホート研究(historical cohort study, retrospective cohort studyなど)
その道に詳しい人というのは昔の聖人と呼ばれる人。
西洋、イスラム圏だとみんなアブラハムの宗教で、その聖人たち。
特に幸福論とか、どういう生き方がよいかなんてのは科学に馴染まんから、まだ宗教の担当なだけ。
と言っても、儒教、仏教の開祖こと、孔子やブッダは「怪物乱心を語らず(孔子)」「毒矢の例え(ブッダ)」で挙げられるようにこの世に在らざるものに非常にドライ。
ただ、儒教や仏教がもともと「わからんものを取り扱うための手法」「先祖礼拝」の道教、ジャイナ教や神道と混ざって、この世に在らざるものを取り扱うようになった。
まあ、日本においてはGHQで道徳関連がみんな教育から消え去ったのもあったのが一回りしての新興宗教ブームだとは思うね。
本来あんな新興宗教に頼らなくても、良い生き方はそれ以前の書籍には数多く取り扱われてる。
と言ってもどうせ孔子もブッタもこの世にはいないんだ。今その教えを伝えてるという人も書籍によらざるをえないから、宗教団体に属する必要性はないね。
健康食品は似非科学が多い!そんなにはまるとはけしからん。という話がある。
では科学とは何かというと、検証をしているか。という事になる。
物理あたりはまあ個体差が少ないからブレが少ない。だけども、化学、生物、人体、心理、社会となるにいたがって要因が増えて誤差が増える。
医療は人体への作用だから、誤差が多い。それではいけないということで、「根拠のある医療」というのが提唱されている。
これは何かと言いえば「誤差をなくす検証ごとにランク付けをする。」「検証方法ごとにランクづけされて上位のものを信頼する」
僕も完全に頭に入り切ってるわけではないし、誤読してるかもしれない。
その上で僕の知る限り最高ランクというのは
「被験者、検査実行者、測定者をみんなバラバラにして、それぞれがどんな対象を与えているのかわからなくて(二重盲検、三重盲検)」
「しかもそんな比較実験を多くの人がしていて、それぞれが良い評価で(メタアナリシス)」
「被験者が200人以上で、5年間90%の人をきっちり追跡しきっている」
というもの。考えただけで金かかるよね。最近の薬の開発に金がかかるというのは、むしろ、この誤差をなくすための試験、追跡に金がかかるという話。
がんとか脳疾患とか心臓関係とか命がかかってるのとか、重度の慢性疾患とかなら、もし治せるのなら、こぞって買い求められるから金をかけても回収できるだろうから金かける。
痩せることができたとか、シミが減ったぐらいのことでこんなに金かけないよ。競争相手はいっぱいいるんだから。
そもそも、痩せるのに一番いいのは「運動+やや低カロリーの継続」という一般食費の範囲でできる手法で、ダイエット関係はこれと競争しないとならない。
しかも、手法については個体差がある。同一の特性を持つ人を集めて検証したらとなると難しい。漢方とか鍼灸あたりの検証が難しい理由。
あの辺りは相手の症状を見てそれで調整するけど、その特性の分類をする時点で盲検なんてぶっ飛ぶし、対照群として何もしないのも設けないとならない。
けどさ、病気直したくてきてるのに「何もしない」ような病院に誰が5年間も来続けるのよ?
それでもできるだけバイアスを減らすように努力はするが、上の金かけて盲検や被験者多くて追跡をしきる試験に比べたらどうしてもランクは落ちる。
とすると、「どこまで科学的検証をするか」なんだよね。「科学的検証をしているか」「それがどんなものか」を表に出せるしかないし「それを見て、実感した人が自分で判断するしかない」
やすいリンゴダイエットだとか納豆がどうだとか、トマトがどうだとか、ヨーグルトだとかビタミンCぐらいだったら、自分がやってみてよかったぐらいでもいいような気はする。
問題は高い健康食品を霊感商法だとかが売ってるケースなんだよねぇ。
まあ、そう考えると「どういう調査をしたか」を表に出すかぐらいでしかない。
社長「(国立がん研究センターの発表ニュースを手にしながら)ひどいなぁ〜、これ。なんとか反論できないものかね?」
事業部長「ごもっともです、社長。こんなもの許せません。早速、我が社の優秀な研究員に反論案を書かせましょう!」
研究部長「…というわけだ。まぁ、上の方も何もわかっちゃいないのに無理なこと言うよなぁ。君、何か反論を書いてくれたまえ」
研究員「無理っす。だって、メタアナリシスの結果っすよ。反論の余地なんて…」
研究部長「俺が責任とるから!どうせあちらさんも大した反応しないだろうし。ふわっとでいいよ。ふわっと」
研究員「(しぶしぶ)できました…」
事業部長「さすが、我が社の優秀な研究員。なかなか良い反論案ができましたよ!」
社長「うん、いいねぇ〜。どかんと発表しちゃおうよ、どかん!と」
国立がん研究センター \フルボッコ!/
社長「おい、おまえ俺の顔に泥を塗ったな!」
事業部長「申し訳ありませんっ!すぐに研究部長を呼び出して、キツく叱っておきます」
研究員「サセーン(涙)」
金子氏の紹介も良く引用しているが、氏の言及は実験に限らない。
参照先に疑いをかけるのは構わないが、良く参照しているものに言及すべきであろう。
なお、「線量率効果」で検索すると、上記に限らず、かなりの量の研究にたどり着けるはず。メタ・アナリシスを紹介しているページとして、放射線安全研究センターのページにリンクを貼ってもいる。
ICRPがDDREF(線量・線量率効果係数)を採用しているので、線量率効果を疑似科学と主張することは、ICRPを疑わしいと非難することになる。疑わしくないとも言えないわけだが。
ttp://jp.wsj.com/IT/node_22099
グーグルは、中国での負けを認めたくないばかりに倫理的な理由を掲げて撤退しようとしているという見方が出ているが、これは誤りだ。調査会社のアナリシス・インターナショナルによると、グーグルの検索サービスのシェアは2006年の13%から2009年の第4四半期には36%に拡大してい る。
検索サービスでトップの百度の58%からは大きく差をあけられている。しかし、この2社が市場をほぼ独占しており、このポジションは、同業他社の垂涎(すいぜん)の的だ。ただし利益は、他の中国でビジネスを展開している企業と同様、まだこれからだ。
(中略)
グーグルは、中国で事業を展開するため検索結果への自主検閲に同意した一方で、中国政府が規制を緩和する方向に向かうことを期待していたに違いない。