名前を隠して楽しく日記。
なおやらせてはもらえない模様
俺は、コミケとかに行くような先端オタクは保守性とは真逆だと思う
その層は古典も把握してはいるが、新しいコンテンツや流行にくらいつき、漫画・アニメ・ゲームと分野や背景を問わず次々とホイホイ手を付けていく雑食気質を持っている先進派だと思うんだよな
各方面のディープな人達とリアルやネットで繋がっていて、「○○はいいぞ!」と言われたものを素直に吸収していける器量のデカい人々だ
だがラノベ界隈は、年齢層は若いのに年老いたオタクみたいに、新しいものは毛嫌いしつつ、自分たちの庭にこもっている気質の人が多いような気がする
商業側からは強烈にプッシュされてマルチメディア展開したりするのだが
先進オタクは00年代はネトゲ廃人みたいなのと近い世界にいて、ラノベ界隈はそういう層にいた人たちが生み出した作品から当時の世界観を伝聞的に得て、魅了されるような、若くて気位の高いレイトマジョリティっぽさを感じなくもない
「おまえ親に払ってもらってるの?情けねーな」って友達に言う状況が生きやすいとは思えんわ。
今読んだ古いマンガ
いつも仲良く遊んでる良いお友達
けど5人が海辺の洞窟で遊んでる最中に岩が崩れて閉じ込められる
夜には救出されたけど、心臓の弱かった少女は亡くなってしまっていた
少女の母親はいとこ達の誰かが娘を殺したとして、毒入りのお茶で彼らを問いただす…
とまあそんな話
これが二転三転しておもしろかった
実は死んだ少女への恨みはそれぞれが抱えており、突発的な事故の状況でそれぞれが少女を不安がらせる行動をしていた
決して計画されたものではなく直接何かしてはいないけれど、そうすることによって少女が苦しむことを知っていて行動した
ウソの時刻を伝えることで混乱させ恐怖を煽った者
空気が薄くなっていると煽った者、それに乗っかった者
少女の死に顔は恐怖に引き攣っていた
少女の母親も犯人探しでいとこ達の誰かを殺すことが目的ではなく、
不安と恐怖の中で死んでいった娘と同じ気持ちを感じさせてやりたかったと言った
いとこ達が娘を思いやっていたら、事故に際して不安にさせないような言動をしただろうし、たとえショックで亡くなったとしてもあのように恐怖で歪んだ表情で死ぬことはなかったはずだと
女中は少女にもいとこたちにも嫉妬・恨みがあり、事故かもしれないと連絡がきた際に思い当たる海辺の洞窟の場所を言わなかった、たまにはあいつらも困れば良いのだと
いい気味だ、と思いながら倉庫に入ったところ、うっかり外から鍵が下りてしまう、で物語は終わる
視点となる人物がどんどん変わってゆき、それぞれの人物に内に秘めた悪意があり、罪に問えないレベルの悪意からの言動があり、けれどまた別の悪意から自身も窮地に陥っていくと
そのペースが良くておもしろく読めた
まあインフレの波に乗ったのは間違いないし
俺も自分自身の散財傾向が強まったと感じるし
個人相手に商売してても端金にブツブツ言う人がかなり少なくなった
値上がりを許容するマインドがかなり広く染み渡ってる
つーか歩行者優先なので
そしてそれは当たらなきゃいいだろじゃなくて然るべきマージンをとれという意味なので
幅に余裕のない道路に歩行者様がいる時点でそこはもうスムーズにすれ違うのは不可能な道路なのであり
まあいいじゃん、そういうの
となりうるさい