はてなキーワード: 魔物とは
でも、そもそもドラクエの物語は明らかにD&DなどのTRPGから派生した系譜に位置づけできるわけで、
指輪物語のようなハイ・ファンタジー(魔法の仕組みや神話、歴史など全ての世界観)が作られる
↓
その世界を使って、複数の人間が短時間で遊べる、宝探しや魔物討伐を主眼に置いたTRPGが発達(D&D等)
↓
それをコンピュータで遊べるように数値化、簡略化したCRPG(ウルティマ、ドラクエ)
(コンピュータで処理できるようにそぎ落としや翻訳が行われた)
↓
CRPGが発達し、様々なJRPGなどが作られるようになった。
……というような明らかな系譜があるわけだよ。結局のところ2回にわたる翻訳が行われて、
世界観や歴史、神話の説明はそぎ落とされた。結局のところ、そぎ落とされたものは
「遊びやすい形にするため、「コンピューターゲーム」として再現するためにそぎ落とされたのであって、
経済学や歴史的知識に対して無知だったから、という理由ではないんだよね。
だからズルいといわれても、「指輪物語」を読めば?としか言えないんだ。
ちなみに読んだのは小説や思想書。
【行状】人の普段のおこない。身持ち。品行。 「―を改める」 ※ぎょうじょう
【隠退】一切の社会的な仕事を辞め、静かに暮らすこと。退隠。 「郷里に―する」
【駐屯】軍隊がある地にとどまっていること。 「―部隊」「―地」「一個師団が―する」
【要綱】根本的な、重要な事柄。また、そのような重要事項をまとめ上げたもの。 「政策の―」
【眼目】(1)物事のたいせつな点。要点。主眼。 「教育の―は人間形成にある」 (2)目。まなこ。
【獄門】(1)牢獄の門。 (2)〔斬罪になった囚人の首を (1) にさらしたことから〕江戸時代の刑罰の一。斬首のうえ、その首を一定の場所または悪事をした場所にさらすこと。獄門台にのせ、そばに罪状を記した立て札を立てた。梟首(きようしゆ)。晒首(さらしくび)。「――に懸ける」
【当座】(3)(あることから)しばらくの間。一時(いつとき)。「結婚した―は生活も苦しかった」
【おさおさ】(1)(下に打ち消しの語を伴って)どんな面からみても十分に。全く。ほとんど。「準備―おこたりなし」「―おとらない」
【大儀】(1)手間のかかる面倒なこと。骨の折れること。また、そのさま。「―な仕事」(2)くたびれてだるいこと。何をするのもおっくうなさま。「体がだるく起きるのが―だ」
【芬々】においの強いさま。多くよい香りにいうが、悪臭にもいう。「香気―たり」「酒気を―と匂はせつつ/鉄仮面(涙香)」
【荒涼】風景などが荒れ果てて寂しいさま。また、精神がすさんでいるさま。荒寥。「―とした枯れ野原」「―たる寂寞感」「―たるその景色/或る女(武郎)」
【胴震い】寒さや恐怖・緊張・興奮などのために体が震えること。
【怖気】こわがる気持ち。恐怖心。おぞけ。「―がつく」
【嘶く】馬が声高く鳴く。 ※いななく・いなく
【人好き】多くの人に好かれること。人が好くこと。「―のする顔」
【掛け金】(1)戸・障子などが開かないようにかける金具。
【按排】(4)ほどよく物事を処理すること。ほどよく物を並べること。「九個が整然と同距離に―されて/草枕(漱石)」
【進捗】(1)物事が進みはかどること。「工事の―状況」※しんちょく
【皓々】(3)光るさま。明らかなさま。「―たる月/緑簑談(南翠)」
【銘記】しっかりと心にきざみこんで忘れないこと。「心に―すべき言葉」
【徴発】(1)強制的に物を取り立てること。特に、軍需物資を民間から集めること。「民家から食糧を―する」(2)強制的に人を呼び集めること。「堤防工事に人員を―する」
【口伝】(1)口で伝えること。くちづたえ。(2)奥義・秘伝などを口伝えに伝授すること。(3)奥義を書き留めた書。秘伝の書。
【前哨】敵陣近くに軍隊が陣を張る場合、敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。
【矮人】背の低い人。 ※わいじん
【翻刻】(1)写本や刊本を、そのままの内容で、新たに木版または活版で刊行すること。翻印。(2)外国の刊本を、そのままの内容で新たに刊行すること。
【拙劣】へたであること。まずいこと。また、そのさま。「―な文章」
【縞瑪瑙】縞模様の特にはっきりした瑪瑙。
【稠密】多くの人家・人間などがある地域に密集している・こと(さま)。「人口が―な地域」「人家の―する日本橋区の中央(まんなか)へ/花間鶯(鉄腸)」 ※ちゅうみつ
【立役者】(1)芝居で一座の中心になる役者。立役(たてやく)。立者(たてもの)。(2)ある方面で中心となって活躍する者。中心人物。「優勝への―」
【いくたり】「いくにん(幾人)」に同じ。「―来たかわからない」「―かは成功した」
【成算】物事をやりとげることができるという見込み。成功する見込み。「―がある」「―が立たない」
【尖塔】細長く先がとがった形の屋根をもつ建物。ゴシック建築の教会などに多く見られる。
【拱廊】アーケード。建築用語。円柱などの柱によってささえられたアーチの連続,または片側がアーチをのせた柱列からなる廊。ローマ時代以降盛んに用いられ,中世にはバシリカ式教会堂の身廊と側廊を仕切る内部構成の重要な要素となる。
【重畳】(1)幾重にもかさなっている・こと(さま)。「―たる山脈」(2)この上もなく喜ばしいこと。きわめて満足なこと。感動詞的にも用いる。「―の至り」「御無事でお帰りなさるは何より―/色懺悔(紅葉)」※ちょうじょう
【はかばかしい】(1)物事が順調に進んでいる。望みどおりの方向にいっている。うまくいっている。また、はかどっている。「病状が―・くない」「―・い返事が聞けない」
【奇態】風変わりなこと。不思議なこと。また、そのさま。「予言したのがちやんと適中してゐるから―だ/うづまき(敏)」
【風雪】(1)風と雪。(2)風とともに降る雪。吹雪。(3)きびしい試練や苦難のたとえ。「―に耐える」
【以遠】ある地点よりさらに遠いこと。また、その場所。「東北本線は宇都宮―が不通」
【鷹揚】ゆったりと振る舞うこと。余裕があって目先の小事にこだわらないこと。また、そのさま。ようよう。「―な態度」「―にかまえる」
【物堅い】実直である。律義である。まじめ一方である。「―・く信用できる人」
【暗影】(1)暗いかげ。(2)不安・不吉なきざし。「前途に―を投げかける」
【暗影を投ずる】不安を投げかける。「国際情勢に―・ずる出来事」
【模糊】はっきりしないさま。ぼんやりとしているさま。「曖昧(あいまい)―」「四辺(あたり)は―として霧の中に隠れるが如く/あめりか物語(荷風)」
【戦慄く】(1)寒さ・恐怖・発熱などのために体が小刻みに震える。おののく。「恐怖に―・く」 ※わななく
【空恐ろしい】これから先のことを考えると、なんとなく不安で恐ろしい。「ゆく末が―・い」
【稀覯】〔「覯」は見るの意〕めったに見られないこと。「―の古書」
【稀覯本】めったにない珍しい本。古写本・古刊本・限定出版本などのため、数がきわめて少ない本。稀覯書。稀書。珍本。
【蔵書】書物を所蔵していること。また、その書物。蔵本。
【悪鬼】(1)たたりをする魔物。「―のごとき形相(ぎようそう)」
【染む】(3)打ち消しの語を伴って、自分の気持ちになじまない、気にいらない意を表す。「意に―・まぬ結婚」 ※そむ
【総身】からだじゅう。全身。満身。そうみ。
【悠久】はてしなく長く続いている・こと(さま)。「―な営み」
【繁茂】草木が生い茂ること。「夏草の―する野原」 ※はんも
【閲する】(1)よく調べる。検査する。「此編を綴るに至りて或一書を―・せしに/近世紀聞(延房)」(2)年月を経過する。「諸邦を遊歴して多年を―・し/花柳春話(純一郎)」 ※けみする
【霊廟】(1)先祖など、人の霊をまつってある建物。おたまや。みたまや。(2)卒塔婆(そとば)のこと。 ※れいびょう
【蕭然】がらんとしてもの寂しいさま。「沈々たる孤灯に対(むか)ひ―として窓下に縫衣す/世路日記(香水)」 ※しょうぜん
【冷徹】冷静で、物事の根本まで深く鋭く見通している・こと(さま)。「―な目」「―に事の推移を見通す」
【瞥見】ちらりと見ること。ざっと目を通すこと。一瞥。「―すると女が四人でテニスをして居た/趣味の遺伝(漱石)」
【新緑】初夏の頃の、木々の若葉のつややかなみどり。[季]夏。
【壮麗】大きく立派で美しい・こと(さま)。「―な会堂」
【興趣】楽しく愉快に感じること。おもしろみ。「―が尽きない」「―がわく」
【古雅】古風でみやびな・こと(さま)。「古代の人像は―にして奇(くし)く/慨世士伝(逍遥)」 ※こが
【着意】(1)気をつけること。気をとめること。注意すること。「然るにこれに―するもの、甚だ少なし/西国立志編(正直)」(2)思いつき。着想。
【刻限】(1)指定した時刻。定刻。「―に遅れる」(2)時刻。時間。「日の暮れる―」
【蒼枯】古びていて深みがあるさま。「太い幹は―として白い粉をふいている/わが愛する山々(久弥)」
【遠戚】血筋の遠い親戚。
【純朴】素直でかざりけのないこと。人情が厚く、世間慣れしていないさま。「―な気風」「―な人」
【購う】(1)買い求める。「最も価(あたい)低き入場券を―・ひたれば/ふらんす物語(荷風)」(2)ある物と引き換えに別の物を得る。「汗と涙で―・われた成功」
【贖う】罪の償いをする。「死をもって罪を―・う」
【和毛】やわらかな毛。うぶ毛。 ※にこげ
【意趣返し】仕返しをして恨みを晴らすこと。報復。意趣晴らし。
【譴責】(1)不正・過失・失敗などをとがめしかること。「怠業のかどで―する」※けんせき
【ひとかたならず】ひととおりでない。普通でない。たいへんである。「―ぬお世話になりました」「―ず驚いた」
【峻厳】(1)いかめしくきびしい・こと(さま)。「―な態度」「―に自己を難詰した彼も/彷徨(潤一郎)」
【難詰】欠点を挙げ、厳しく相手を非難すること。「失態を―する」 ※なんきつ
【懐郷】故郷をなつかしむこと。「―の念抑えがたし」
【往時】昔。以前。「城跡に―をしのぶ」
【顔容】顔かたち。容姿。容貌(ようぼう)。
【突兀】物が高く突き出ているさま。山や岩などの険しくそびえているさま。とつこつ。「英雄の鼻柱が―として聳えたら/吾輩は猫である(漱石)」 ※とっこつ
【刻苦】自らを苦しめ努力すること。「蛍雪(けいせつ)の窓に―して/慨世士伝(逍遥)」
【登攀】高い山などをよじ登ること。とはん。 ※とうはん
【闃然】ひっそりとして静かなさま。人気がなくさびしいさま。「―として空家の様に見えるのは/琴のそら音(漱石)」 ※げきぜん
【凛然】(1)寒さの厳しいさま。「―として寒冷(さむさ)膚へに徹り/竜動鬼談(勤)」(2)りりしく勇ましいさま。凛乎(りんこ)。「―たる態度」「精神爽(さわ)やかに意気―として/復活(魯庵)」
【凛乎】きりっとして勇ましいさま。りりしいさま。凛然(りんぜん)。「―たる態度」「彼方(かなた)を睨(にら)みし有様は、―として四下(あたり)を払ひ/慨世士伝(逍遥)」 ※りんこ
【篤実】情にあつく誠実であること。他への思いやりがあり、また、まじめであること。また、そのさま。「温厚―の好青年」「―な人柄」「―家(か)」
【惻隠】かわいそうに思うこと。あわれむこと。 「―の情」
【碩学】〔「碩」は大きい意〕学問が広く深いこと。また、その人。 ※せきがく
【詰屈/佶屈】文字・文章が堅苦しく難しい・こと(さま)。
【遺愛】死んだ人が、生前に愛用していたもの。「亡父―の万年筆」
【先考】死んだ父。亡父。
【先妣】死んだ母。
【粛然】(1)静まりかえっているさま。また、かしこまり静まるさま。 「恩師の前に―と控える」「此満堂―として鎮静し/経国美談(竜渓)」(2)礼儀正しく、おちついたさま。また、おごそかなさま。「彼等は…火の気のない室(へや)に―と坐つてゐた/門(漱石)」
【酔歩】酒に酔って歩くこと。また、その足どり。千鳥足。「阪東君が―蹣跚(まんさん)として這入(はい)つて来る/続風流懺法(虚子)」
【蹣跚】よろめき歩くさま。「―として定めなき足を引摺り/緑簑談(南翠)」 ※まんさん
【憂愁】うれえもだえること。悲しみなげくこと。うれい。「―の色が濃い」「享楽し、―する人間らしき行為言動を/文学評論(漱石)」
【幽愁】深い物思い。深い憂い。「―を催す」「―の美に酔ふばかりであつた/ふらんす物語(荷風)」
【幽囚】捕らえられて牢などにとじこめられること。また、その人。囚人。「―の身となる」「ブリグハム、ヤングを―せり/八十日間世界一周(忠之助)」
【有終の美】物事を最後までやり通し、立派になしとげること。 「―を飾る」
【虚心坦懐】心になんのわだかまりもなく、平静な態度で事にのぞむ・こと(さま)。「―に話し合う」
【沈滞】(1)一つところにとどこおって動かないこと。(2)活気がなく、積極的な動きのみられないこと。「全体に―した雰囲気だ」
【私生児】法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子をいった語。民法旧規定では父の認知を得ていない者をいい、認知された子は庶子として家籍に入れられた。現在の民法では「嫡出でない子」という。私生児。
【手練手管】人を思うままに操りだます技巧。「―の限りを尽くす」
【籠絡】うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。「主君を―するに至れば/日本開化小史(卯吉)」
【不倶戴天】〔「礼記(曲礼上)」から。ともに天をいただくことはできない意〕この世に共存できない、どうしても許せないと思うほど深く恨むこと。「―の敵」
【換骨奪胎】古人の詩文の発想・形式などを踏襲しながら、独自の作品を作り上げること。他人の作品の焼き直しの意にも用いる。
【機微】表面からは知りにくい微妙な心の動きや物事の趣。「人情の―に触れる」「人生の―」
【恵投】人から物を贈られることを敬っていう語。恵贈。恵与。 ※けいとう
【看取】見て、それと知ること。事情などを察知すること。「人に由りて其の―する処の事実なり/欺かざるの記(独歩)」
【看過】見過ごすこと。大目に見て見のがすこと。「決して―できない不正」
【指弾】つまはじきすること。転じて、人を非難・排斥すること。「―を受ける」「偽善者を―する」
【瑕疵】(1)きず。欠点。(2)法的に何らかの欠陥・欠点のあること。
【謙抑】へりくだって控え目にすること。
【宥和】相手の態度を大目にみて仲よくすること。
【面従腹背】うわべは従順にみせかけ、内心では従わないこと。 ※めんじゅうふくはい
【附和雷同】自分にしっかりした考えがなく、他人の意見にすぐ同調すること。
【威武】威光と武力。武力が強く、威勢のあること。武威。「―を示す」
【威光】自然に人を服従させるような、おかし難い威厳。「親の―をかさにきる」
【断案】最終的な考えを決めること。また、最終的な考え・案。「―を下す」
【存否】(1)存在しているかいないかということ。「詩人の生家の―を問い合わせる」(2)健在であるかないかということ。安否。「両親の―を問う」 ※そんぴ
【出立】(1)旅に出ること。旅立ち。「早朝―する」(2)物事を始めること。「此(この)根本義から―した代助は/それから(漱石)」 ※しゅったつ
【零落】おちぶれること。「―して今は見る影もない」 ※れいらく
【落魄れる】以前の身分や財産を失い、みじめなありさまになる。零落する。「―・れて今は見る影もない」
【布置】物を適当な位置におくこと。配置。
【鬼胎】(1)心中ひそかに抱くおそれ。「―を抱く」(2)〔医〕「胞状奇胎(ほうじようきたい)」に同じ。
【胞状奇胎】妊娠初期に胎盤を形成する絨毛膜の絨毛が病的に増殖し、葡萄(ぶどう)状の嚢胞(のうほう)になって子宮腔を満たすもの。大出血を伴って流産したり、癌が発生する確率が高い。俗に「ぶどう子」と呼ばれる。葡萄状鬼胎。
【阿る】気に入られようとする。へつらう。「大衆に―・る」「時流に―・る」 ※おもねる
【腑分け】解剖のこと。「手医師何某といへる者、千寿骨ヶ原にて―いたせるよしなり/蘭学事始」
【流謫】罪により、遠地へながされること。島流し。謫流。「―の身」 ※るたく りゅうたく りゅうてき
【貴種流離譚】〔折口信夫の命名〕説話の一類型。若い神や英雄が他郷をさまよいさまざまな試練を克服し、その結果、神や尊い存在となったとするもの。在原業平(ありわらのなりひら)の東下り伝説、かぐや姫伝説、また、源氏物語の須磨流謫(るたく)の条などがこれにあたる。
【局外】(1)当面の事柄に直接関係のない立場。「―に立つ」
【局外者】その物事に関係のない人。。
【蛭子】記紀神話で、伊弉諾命(いざなきのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)の子とされる。古事記では伊弉諾・伊弉冉が日本の国土を生み成す際、国土とは認定し得ぬ失敗児、日本書紀では統治者の資格を欠く不具児としてそれぞれ位置づけられる。中世以降、恵比須(えびす)として尊崇された。ひるのこ。
【ゲリマンダー】自党に有利になるように選挙区の区割りをすること。
【斜交い】ななめ。また、ななめにまじわること。「―にまじわる道路」 ※はすかい
【博覧強記】広く書物を読みよく覚えている・こと(さま)。「―で鳴る男」
【惑溺】まどいおぼれること。夢中になって、正常な判断ができなくなること。「古習に―する者は/文明論之概略(諭吉)」
【糜爛】(1)ただれること。「―した歓楽/悪魔(潤一郎)」 ※びらん
【歓楽】(1)喜び楽しむこと。喜びと楽しみ。快楽。
【瀰漫】(ある風潮などが)広がること。はびこること。蔓延(まんえん)。「退廃の気が―する」 ※びまん
【頑迷】頑固でものの道理がわからない・こと(さま)。「―な人」
【頑迷固陋】考え方に柔軟さがなく、適切な判断ができない・こと(さま)。
【疎隔】関係がうとくなること。遠ざけること。「妾を―せんと謀りしなり/妾の半生涯(英子)」
【独立独歩】独立して他から支配も影響も受けずに自分の思うとおりにやること。独立独行。
【宿痾】前々からかかっていて、治らない病気。持病。痼疾(こしつ)。宿病。
【八紘一宇】天下を一つの家のようにすること。第二次大戦中、大東亜共栄圏の建設を意味し、日本の海外侵略を正当化するスローガンとして用いられた。
【侏儒】(1)こびと。一寸法師。 (2)見識のない人をののしっていう語。
【深更】夜ふけ。真夜中。深夜。「激論は―に及んだ」
【黒暗々】まっくらなこと。「―日光も穿ち得ぬ森林の裡(うち)/日光山の奥(花袋)」
【波濤】大波。高い波。
【炯々】(目が)鋭く光るさま。「眼光―として人を射る」「―たるまなこ」
【盲滅法】何の見当もつけずにむやみに事を行う・こと(さま)。やみくも。 ※めくらめっぽう
【文質】〔「文」はあや・かざりの意〕文華と質朴。また、外見と実質。
【彬彬/斌斌】(1)文章の外形と実質とが共に備わっているさま。「文質?其宜を得る/明六雑誌 21」 (2)文物が盛んに興るさま。「大宝の令は制度儀文全く備り―として観る可し/新聞雑誌 40」 ※ひんぴん
【文質彬彬】外見と実質とがほどよく調和していること。「文質彬彬としてこそ君子というものである」
【赫赫】(1)はなばなしい功名をあげるさま。「―たる戦果」(2)光り輝くさま。「―たる南国の太陽」 ※かっかく
【墨守】〔墨子がよく城を守り通し、楚軍を退けたという故事から〕昔からのしきたりや自説を固く守ること。「旧習を―する」
【旧習】昔からの習慣。古くから残っているならわし。
【旧慣】古くからの習慣。昔からのならわし。旧例。
【唯唯諾諾】何事にもはいはいと従うさま。他人の言いなりになるさま。「―として命令に従う」
【係争/繋争】当事者間で争うこと。特に、訴訟を起こして法廷で争うこと。「―中の事件」
【擬制】〔法〕〔fiction〕相異なる事実を法的には同一のものとみなし、同一の法律的効果を与えること。失踪宣告を受けた者を死亡とみなし、電気を有体物とみなすなどの類。
【緒言】(1)論説の言い初めの言葉。(2)前書き。序文。 ※しょげん
【徴表】その事物のあり方を特徴的に示し、他の物と区別する性質。属性。メルクマール。
【骨絡み】(1)梅毒が全身に広がり、骨髄にまでいたってうずき痛むこと。また、その症状。ほねうずき。(2)悪い気風に完全にそまっていること。
【抹香臭い】抹香のにおいがする。転じて、いかにも仏教的な感じがする。ぼうずくさい。「―・いお説教」
【可及的】できるかぎり。なるべく。「―速やかに撤去せよ」
【通暁】(1)夜を通して朝に至ること。夜通し。(2)すみずみまで知ること。「その分野に―している」
【掉尾】〔尾をふる意〕物事・文章などの終わりになって勢いを奮うこと。また、終わりごろ。最後。「―を飾る」 ※ちょうび
【掉尾の勇を奮う】最後の勇気を出して奮闘する。
【囲繞】周りをとりかこんでいること。「山々に―された地」 ※いにょう・いじょう
【畏友】尊敬している友人。
【言下】相手が言い終わったすぐあと。言い終わるか終わらないうち。「―に断られた」 ※げんか・ごんか
【淫奔】(女性が)性的享楽におぼれやすい・こと(さま)。多情。 ※いんぽん
【知解/智解】知識によって悟ること。 ※ちかい・ちげ
【哀訴】相手の同情心に訴えること。なげき訴えること。哀願。「彼は地主に―して/土(節)」
【充溢】満ちあふれること。「気力が―する」 ※じゅういつ
【釈義】文章・語句などの意味を解きあかすこと。また、解きあかした内容。解釈。
【蹉跌】つまずくこと。失敗し行きづまること。挫折。「研究は―をきたした」「出立点から、程遠からぬ所で、―して仕舞つた/それから(漱石)」 ※さてつ
【逢着】出あうこと。でくわすこと。「難関に―する」「屡々此の問題に―した/彷徨(潤一郎)」 ※ほうちゃく
【衡平】(1)つりあうこと。平衡。(2)〔法〕 一般的規定である法を、その適用において具体的事例に適するように修正すること。
この辺りは、オーディーン(映画)の冒頭で延々と海&帆船時代のロマンを語った西崎節の真骨頂か。
迫るブラックホール。
ブルーノアは横のデルタ翼が後ヒンジで開いてコスモパルサーを発艦させる。
残念ながら、ブルーノアもアンドロメダも全く活躍できず瞬殺状態。
雪、爆風に晒され(ミイラ解体ショーのような)不自然な脱衣を披露してどこかに消える。
ボロボロのブルーノアに助け舟を出したのはヒゲ&不潔な古代(本当に不潔)率いる貨物船ゆき。
不潔な古代、廃墟状態のブルーノアを神操縦で操りSUS艦隊を撃破。新米相手に存在感を見せる。
一方、雪不在のアンドロメダは満身創痍でワープ成功、惑星アマールに到着。
ヒゲ剃って地球に帰った古代、帰宅するも獣医見習の美雪に軽蔑される。
お父さんはヤマトに魂を奪われ家庭をないがしろにしている、とでも言わんばかりの美雪の冷たい言葉。
佐渡先生の動物病院でも、先生やアナライザーをも悩ませるほどの父への反感を露に。
先生の愛酒は旧作の「大酒」ではなく「唯我独尊」。アナライザーのメーターの作画崩れが目に付く。
携帯に召集の連絡があり家を出る古代。冷たい言葉で送り出す美雪。
長官ポストにまで上り詰めた真田さんの説得で、古代は第三次移民船団護衛をヤマトで行う事に。
司令部で折原がチラッと登場。
アクエリアス基地でヤマトと対面する古代。しかし待っていたのは生意気な新人共。いきなりボコられかける。
「俺達が作ったヤマトなんだぜ!」と所有意識過剰な新人。このノリは中盤まで引っ張られる。
実際のヤマトは、新人達も知らない秘密ギミックが搭載された真田さんカスタム仕様。
年取った太助には思った程の違和感なし。機関長らしさも充分、説明パートも適切な長さ。
折原が本格登場。ヒロインは美雪ではなく折原、完全にサーシャです。ありがとうございました。
古代、折原と呼んだり真帆と呼んだり扱いが一貫せず。パイロットの小林、折原に80年代調の求愛アピール。
移民船団&護衛艦隊発進。血気盛んな新人を満載してヤマトも発進。
発進シーンはBGMも含めて軽い印象だが、シーンそのものの印象はさほど悪くない。
悪いのは、発進・離氷後に余韻が全くなく次のシーンに切り替わるという「ヒキの演出」の稚拙さ。
この問題は全編に渡って顕著である。
ともあれヤマトは旅立った!
移民船団&護衛艦隊&ヤマト、ワープで惑星アマールの月を目指す。
哀れ、スーパーアンドロメダ級は単なる量産戦艦。主力戦艦に埋もれて全く目立たず。
ウルップ(ヨーロッパのもじり?)星間連合の会議ではSUS(USAのもじり?)国による捏造情報が流され、
第一・第二移民船団はわかりやすく航海半ば、中間地点で待ち伏せ撃破されていた。
真帆、中間地点付近で探査プローブを射出。敵の索敵グリッド様のモノを発見。
真帆、付近に存在するブラックホールの重力を生かしたスイングバイ航法による
ハイリスクな迂回ルートを提案。反対多数なるも古代受諾。作戦室のBGMはなかなか好印象。
移民船団が迂回ルートを辿ってワープ速度を得るための加速中、ベルデル・フリーデ・エトス国が敵襲。
コスモパルサー隊出撃。格納庫パート・発進パートでは小林誠氏の熱意を感じる。
格納庫と発進のシーンだけで設定資料集ができるのでは?という程の異様に凝った作画・演出。
しかし敵側メカの描写・戦闘シーンとなると途端に引いた構図やアッサリした描写が目に付く。
この、メカ描写のクオリティのムラの激しさも非常に惜しまれる。特に敵戦闘機の孵化シーンは酷い。
戦術もクソもない古代艦長。せめて陣形くらいは指示して欲しかった。
ヤマトの攻撃が非常に単調。単一目標を主砲射撃するか、バリアーor通常弾頭ミサイル発射。
どこにあるのかは不明だが、艦体構造物横(対空砲塔付近)にミサイルランチャーあり。
艦体側面ミサイルは移民船防衛時に使用。煙突ミサイルも登場して一安心。
主力戦艦のミサイルランチャー発射位置はアルカディアのボレット。
2520第三話でみられた、凝ったミサイル発射ギミックは残念ながら無し。とにかく煙だらけの戦闘シーン。
コスモパルサーのオプション装着型なのか別機種なのか「重爆機(たぶん重爆撃機)」登場。
ものすごく角張っていて大気圏内投下に不利そうな自由落下爆弾で、移民船を狙うフリーデ艦を倒す。
移民船をバリアーミサイルで守るヤマトを眺めて関心し、暢気に感想を漏らすエトス国ゴルイ将軍。
エトス国には武士道があるらしい。武士道に則って砲撃をやめるエトス艦隊。
ハァ?状態なヤマト一同に、ゴルイが唐突にSUSの非道を説く。利敵行為。
ともあれ移民船団も護衛艦隊もヤマトもワープ成功、アマール到着。
しかし問題はここからであった。
無事アマールに着いたヤマト。しかし、そこで対面したのは雪アンドロメダの残骸。
相変わらずリアルタイム通信の性能が凄まじいヤマトワールド。移住成功に沸く地球司令部。
アマールはどう見ても中東系イスラム国家。モスクに細密画、アラブ人、ムスリム風様式だらけ。
アマールは希少資源をSUSに提供する傍ら同国の庇護を受ける。産油国のメタファーか。
会談後、パスカル将軍に「SUSとの関係が悪化したら危険だから退去してくれ」と銃を突き付けられる。
しかし時遅く、SUS率いる多国籍軍の攻撃開始。破壊される町並。迫る敵戦車。
アマールとSUSの外交事情を配慮して武力介入できなくなったヤマト。ああ日本人。悩む古代。
宮殿には「ヤマトと組んで戦おうぜ!」と血気盛んな民衆が溢れ返る。ああアラブ世界@仮想戦記。悩む女王。
そこにゴルイ登場。「死に場所は選べるもんな」云々語る旗艦シーガル艦長。いきなり死亡フラグ。
ゴルイ、SUSのメッツラーさん(中の人は異世界人)と応酬。SUS旗艦マヤに特攻死。特攻一人目。
見せ場も攻撃もなく沈められた旗艦マヤ。メッツラーはお約束通り脱出。
マヤだけに、デザイン元はブラジルにある「コルコバードのキリスト像」?
ゴルイの死が何か心に響いたのか、アマールがヤマトと組んでの独立戦争を宣言。
ヤマトも星間国家連合に宣戦布告。独断専行で宇宙に敵を作り続ける古代、ここに健在。ファンはニヤリ。
洋上から煙突ミサイルで援護射撃を加えるヤマトの姿はトマホークを放つウィスコンシン。
「新たなる旅立ち」でイスカンダル洋上を進むガミラス空母の姿に萌えた人は必見のシーン。
ヤマト、移民船を地球に送った後に護衛艦隊を率いて星間国家連合との決戦に臨む。
ここでパスカル将軍ツンデレ発動。仲間にしてくれと頼み込んでくる。
アマール艦はとっても優雅。ピンポイントバリア装備の頼もしい奴。
地球・アマール連合艦隊VS星間国家連合・・・・とはいっても陣容は敵要塞とSUS艦隊、ベルデル、フリーデ。
ピチュンピチュン撃ち合う中、要塞の5連巨大砲が遂に火を噴く。
単身上昇回避するヤマト。しかし味方には何ら回避命令を出さず、地球艦隊あえなく壊滅。
敵味方構わず巨大砲で殲滅を図る要塞。吹き飛ぶ星間国家連合艦隊。
ヤマトはツンデレ将軍の捨て身のバリアで九死に一生を得る。ツンデレ死す。アマール艦全滅。実質特攻二人目。
「ツンデレ将軍の死を無駄にするな!」と単身で要塞に挑むヤマトだが、要塞のバリアに阻まれる。
見せ場が少なかった副長のターン到来。ヤマト艦首下部に搭載されたミサイル艇「信濃」で敵バリアを破るとの事。
搭載方法といい潜水艦然としたテイストといい、まさに「宇宙空母ブルーノア」搭載艦シイラ。
副長、決死の単独出撃。「地球をなめるなよ、宇宙戦艦ヤマトをなめるなよ!」は、実は信濃コックピットでの台詞。
古代に「3年間楽しかったよありがとう」的な辞世の句。根拠も何もなくバリア弱点発見、副長特攻死。特攻三人目。
バリアが「ガチャーン!」とガラスのように割れる。旧作ファンとしては「ヤマトが被弾したのか?」と一瞬錯覚。
要塞VSヤマトのガチバトル。要塞は1つ、砲台は5つ。波動砲の弾数は6発。キリの良いお話です。
SUS要塞に同士討ちされ、台詞もなく黙々と戦線離脱したフリーデ・ベルデル両国艦隊。
敵が体勢を立て直す前に決着を付けるべく波動砲を5連射開始。文字通りの連射。溜めも艦首回頭もない連射。
5発の波動砲エネルギーが砲台を潰すと、何故かスターデストロイヤーのような要塞本体もバラバラに崩壊。
クルーは要塞本体を「天守閣」と呼んでいた。おっさん節全開な例えが素晴らしい。
お約束のボスメカ第二形態は次元潜航艇。但しガルマンウルフではなく、卒塔婆を放射状に束ねたような異形デザイン。
上下左右前後問わず3次元上に浮上し、図体の割にはしょぼいビームをチョコマカ撃ってくる。
正面に一門搭載された大型砲含め、旧作に増してノーダメージ&鉄壁防御のヤマトにはさしたるダメージを与えられず。
古代、戦闘中に要塞背後の太陽状の天体が敵のエネルギー供給源だと(なんとなく)気付く。
潜航艇、太陽へ向かうヤマトに大型ファンネルのような卒塔婆型攻撃ポッドを放つ。しかしヤマトは止まらない。
太陽に残り1発の波動砲を撃つと、どういうわけか(離れた位置にあるはずの)潜航艇までもがバラバラ。
ヤマト勝利。
が、艦橋メインパネルにメッツラーさんが出たかと思いきゃ、異形の生物に変化してパネルからグニャ~と実体化?
魔人ブウと評される事が多いメッツラーさんの正体だが、個人的印象としてはディズニー的悪魔キャラ。
「もののけ姫」のでいだらぼっちの質感と色を持ったハデハデ悪魔。頭と肩の模様はなぜかアマール的。
ヤマトどころか、OVA版ハーロック登場の魔物「ヌー」をも遥かに凌ぐ違和感。困惑するクルー達。
古代に「この宇宙をくれてやる」などと物騒な言葉を投げかけてフッと消える。
そして地球帰還・・・・・といきたい所だがブラックホール急接近。地球滅亡まであと3日!
冥王星・土星があえなく飲み込まれる。天王星・海王星の安否は不明。
土星が飲まれる映像は序盤でも使い回されていた。全体的に素材の安易な使い回しが目立つ。CGの陥りがちな罠か。
ブラックホール接近に伴い、地球の天候も荒れ気味に。最後の脱出人員をヤマトに送り出す真田さん。
真田さんは地球残留。非常に格好良い台詞を吐くが、ネタバレは無粋と判断。劇場でご覧あれ。
佐渡先生、アナライザーも残留。ミー君は子猫との事。つまり旧作のミー君とは別の猫。
真田さんが送り込んだ救命艇に乗り込む動物病院職員。佐渡先生に脱出を勧める美雪だが、先生はヤマトの男。断る。
アナライザーが美雪を強制的に救命艇へ送り返す。どう考えてもセクハラのチャンスだが今回は無し。
美雪らを乗せて飛ぶ救命艇を落雷が襲い、あえなく森林に墜落。
ヤマトクルーも救命艇の行方不明を知り、若手隊員がコスモパルサーで救出に向かう準備をするも古代に止められ激怒。
パイロット小林らは古代を罵るが、古代が小林らを制止したのは「自分が救出に向かうため」だったと知り浅慮を恥じる。
ヤマト艦尾カタパルトからせり出すコスモゼロ。翼展開シークエンスが神。小林誠氏の良い仕事が目立つ。
無事美雪を救出した古代。雪の帽子を美雪に見せ、雪を探す決意を娘に見せる。残りの搭乗員は生死不明、華麗にスルー。
話はいよいよ終末へ。
美雪はヤマト第一艦橋にて父と共に。父娘の絆が蘇って一安心。
最後の移民船団&ヤマト、地球を去る。号泣しながら地球に別れを告げる移民組。
残留組は真田さんや先生のみならず、チベット僧と思しき坊さんなどなど。
ブラックホール接近に伴い、更に荒れ狂う空。サバンナでは曇り空程度。
わくわく動物ランド開始。ライオンが某大帝よろしく崖で吼え、動物大図鑑なシーンが延々と続く。宗教アニメ的。
佐渡先生曰く「動物が危機を感じていないのだから地球は大丈夫なのだ」といった説明。レミングですか。
ミーくんが子猫、という台詞はこの説明の際に出てくる。
そこにメッツラーさんがいきなり超ノリノリで登場。第一艦橋のド真中を占拠。この時を待っていたらしくルンルン。
曰く
「私の世界には恒星や惑星が少ないから、あのブラックホール状のモノで資源採取させてもらってマース」
との事。ひとしきりカミングアウトして消える、敵に優しいメッツラーさん。お茶目。
古代、メッツラー消滅の次の瞬間にブラックホール攻略のヒントを思い立つ。「制御装置を破壊する」
一方、ブラックホール内では通常の波動砲だと弾道が曲げられる危険性があるとの指摘。
折原らクルーは6発斉射を思い立つが、理論上可能でもハイリスク過ぎるとの折原の試算。
ここでまさかの真田さんターン発動。折原が波動砲斉射を試算した事が起動キーになっていたらしく、
真田さんが密かに仕込んでいた「斉射モード」起動。クルー驚愕。残念ながら本人の名台詞は無し。
折原らが制御装置発見。ヤマト、ブラックホール突入。途中で第三艦橋大破。電算室クルー全滅。折原死亡。
第三艦橋はメチャメチャに壊れ、球形の電算室も壁が破れて宇宙空間に露出。
新人が波動砲を撃つ構えを見せるが、まさかの展開その2。「俺が撃つ」と古代が新人を押しのける。
波動砲発射。ブラックホール破壊。ヤマトは本編中初めてボロボロに。
ラスト、眠るように死んだ(?)折原の姿に地球の姿がオーバーラップ。ナレーションも無くエンディング突入。
一部で騒がれてるほどには、監督&スタッフ名の大写しには違和感なし。
最後まで聞いて余韻の演出の拙さを補えば「新しいヤマト見たー!」的達成感も増す印象。
http://anond.hatelabo.jp/20090925211357
空から行くのが甘くないとして、具体的にはどんな妨害があるのでしょう。
魔物ではないでしょうし(竜より強い空の魔物が別に居たら使っているはず)、目から直接攻撃が出る訳でもないようですし(出るならフロドに使っている)。
そしてまたその空からのリスクが高いとしても、エルフの国から歩いて行くというのはとてつもなくリスクは高い訳ですから、それ以上に高いリスクであるとガンダルフが考えた過程が謎なのです。
また、フロドは13ヶ月もの間指輪を直接身に着けている間に徐々に蝕まれていきましたが、一緒に旅をする人々には影響が出ていませんでした。ですから、フロドに持たせて2人でコンドルに乗って1日か2日か知りませんが飛んでいって捨ててくるのなら殆ど精神汚染も無く済むはずです。
ロードオブザリングに映画よりも長いバージョンのDVDがあるのを知って最近また見ました。
その際おかしいなと思う点が幾つかあったのですが、一つだけあまりにも理解出来ない事があるのでお聞きします。
最大の謎
「なぜガンダルフは指輪を火山に運ぶ際、コンドルの背に乗って自分で持っていかなかったのか?」
仮説1の否定 ガンダルフは敏感肌なのか、確かに直接指輪に触れることは出来ない様子だった。しかし、封筒に入れた状態でなら問題なく持っていた。それなら封筒に入れた後バッグに入れて持っていけばいいだけである。また、長時間近くにいることも出来ないのではないかという考えも、指輪を持つフロドの間近で長期間徒歩の旅をしていることから否定される。
仮説2 空から行くと空の魔物に襲われるため。
仮説2の否定 映画では空の魔物はサルマンの偵察鳥と、サウロンの竜が出てきた。しかしガンダルフは偵察鳥の拠点であるサルマンの塔からコンドルに乗ってエルフの国まで逃亡していることから、偵察鳥ではコンドルを妨害することは不可能であることが分かる。また、竜に対しては杖を光らせて追い払えることが作品中で示されている。
仮説3 火山のある土地の大気には、コンドルが近づけない何かがある。
仮説3の否定 火山の噴火している最中に火山の地表まで接近している様子が作品中に描かれている。
仮説4の否定 それならば指輪を持たせたフロドも一緒に乗せればいい。一匹では一人しか運べないとしても、コンドルは何匹も居る。
他にも小さな理由は幾つか思いつきますが、わざわざ、戦闘経験も冒険経験も無いホビットの若者に持たせて地上を歩いて火山まで行く方法を選ぶほどの理由は思いつきませんでした。別に指輪の運搬や処分方法について難しい条件があるわけではないのだから、普通に飛んでいってバッグごと火口に投げ込んでくればいいのにと思うのですがどうでしょう。なぜ300世代分(1万年ほどですかね)も生きてきた彼が陸路を選択したのでしょう?最初から空路を選択していれば殆ど誰も死なずに済んだでしょうに。
※回答は、ガンダルフがどう考えたのか、の形式でお願いします。
余談ですが、サウロン弱すぎますよね。肉体も指輪もある状態でも、指先をちょっと切られたら即死ですからね。攻撃力もせいぜいトロルくらいだし、打たれ強さは登場キャラクター中最弱と。そんなに脆いなら前線出ないで後方支援に徹すればいいのに。王の剣だって別に特別に良く切れる訳ではなく、オークの鎧も上手くやらなきゃ切れてないですからね。そんな普通の切れ味の剣にあっさりやられるくらいなら、指輪と同じ製法で、火山の火でしか変形しない自分用の鎧を作っておけばよかったのに。
それはそうとして、映画は感動しつつ大いに楽しめました。
9/29追記
謎は解けました。
寄せられた情報によると、あの鳥はガンダルフが魔法で呼ぶのではなく、茶色のラダガストという魔法使いの友人で、ラダガストの気が向いた時だけ助けに来てくれるので、ガンダルフが自由に呼べる訳ではないそうです。それならガンダルフは空路を選べるはずがありませんね。
教えて下さった方、ありがとうございました。
めずらしく大長編というか連続ものの夢を見た。内容がバカバカしいのでこれは記録せねばと思った次第。
1つ目
魔物と戦うために、魔法のアイテムで魔法のオンラインシステムに接続する。
魔法のオンラインシステムは現実のコンピュータシステムにそっくりだが、画面とアイコンが全てシャボン玉で出来ている。(私はIT土方で、ここだけ微妙にリンク)
魔法のアイテムはシャボン玉製造器。シャボン玉の材料はメイプルシロップ(なぜか無印良品)。
2つ目
4番ではないが、なかなかの打率と長打力の持ち主。
なぜか試合中に呼び出されて別の用事を言いつけられる。
3つ目
1970年代の撮影らしい。(画面の暗さ、解像度等、撮影技術の水準から想像)
なぜか主人公は中年男に。ただしそれなりの声望の持ち主。
あちこち訪ね歩いて、仲間を集めていく。目的は不明。
仲間は一癖ありそうな男達や、小学生くらいの少年。なぜかおっぱい丸出しの女たち。
エロ系の作品として作られたらしい。女たちがおっぱい丸出しなのはそのため。
(残念ながら、美乳の持ち主は少ない。顔と演技力中心に選ばれたようだ)
3.5つ目
集会場みたいな場所に集まって、後日談らしきビデオを上映していた。
成長した少年が飲食店チェーンの社長になるとか、もろもろの内容。
4つ目
3つ目の続編。主人公がかつての仲間を訪ね歩いて再起をはかる。
鉄道が存在する。トラブルにまきこまれて主人公が運転せねばならない状況に。運転席には少年が同乗。
ここで私自身が初めて登場。列車に乗り過ごしたり、駅のホームでコーヒーを探してウロウロしたり。
主人公達がどうなったかは分からないが、私自身はコーヒーを飲むことができてささやかながらハッピーエンド。
4.5つ目
私が4つ目をビデオで借りて見ている。
どんなプロテクトがかかっているのか、視聴中は巻き戻せない仕様になっていた。
アレコレいじっているうちにもう一つの作品がビデオに載っているのに気付く。
5つ目
4.5つ目のビデオで隠されていたもう一つの作品。3つめの続々編。主人公の美少女がかつての勇士を訪ね歩く。
主人公の素性・目的は不明。
勇士の中には、当然、おっぱい女たちも含まれているのだが、やはり一騎当千の勇士として丁重に助力を請われる。
ムービーも男声も歌もなしの省エネ版エロゲ。単純ノベル型でゲーム性はない。シナリオは人間と魔物との交流を描いたちょっといい話系。ホラーコメディと評されるがホラーの要素は皆無。ただしヒロインは動く人形だったり幽霊だったりする。「表面は死化粧でつくろったが中身は腐ったまま」のゾンビ女とセックスするシーンもあって想像するとちょっと恐怖かもしれない。もっとも絵柄はセイントオクトーバーのきぃら〜☆そのまま(ら~☆きぃ名義)なのでグロさはない。
音楽は古典ホラーを意識した編成。曲数は少ないが作りこまれている。低予算ものにありがちな、ピアノとストリングス適当に鳴らしときゃいいんだろ、みたいなチープ感はない。
文章は下手。厨房臭い。笑いどころがオタネタばかりだったり。フォント処理の汚さも手伝って、読み進めるのがだんだん苦痛になる。シナリオも良くない。主人公は何をなすにつけ周囲に流されまくり、特に母親への依存が際立っているので、読者によってはイライラしてくるだろう。
人々は小さな集落で原始的な農業に携わり,そこには封建領主が君臨して全権を振るい,村から一歩でも出ればそこは未開の地。移動手段は徒歩か馬車。工業はまだまだ未発達で,鋼をようやく生産できるようになったくらい。武装は剣や槍に鎖かたびら。ひょっとしたらごく初歩的な先込め式の銃はあるかもしれない。字を読める人間はごく限られていて,魔術や魔物といった存在がごく現実的なものとして認識されていて,医者は瀉血以外に治療法を知らない。
本編の趣旨から大きく外れるが時代内容がめちゃくちゃだなw
ニンジャなみにぶっ飛んでる
日本において忍者の物語が非現実であったようにファンタジーの中世なんてそれっぽければいいんだなー
(ヨミって変なキャラだったよね)
一昔前は「ファンタジー」世界における文明レベルは中世と決まっていた。人々は小さな集落で原始的な農業に携わり,そこには封建領主が君臨して全権を振るい,村から一歩でも出ればそこは未開の地。移動手段は徒歩か馬車。工業はまだまだ未発達で,鋼をようやく生産できるようになったくらい。武装は剣や槍に鎖かたびら。ひょっとしたらごく初歩的な先込め式の銃はあるかもしれない。字を読める人間はごく限られていて,魔術や魔物といった存在がごく現実的なものとして認識されていて,医者は瀉血以外に治療法を知らない。
現代的な「ファンタジー」はこうした前提を置かない。現代と過去の要素を無差別に混ぜ合わせて成立する。剣と魔術は出てくるが,炸薬入りの弾丸を撃ちまくる銃も同時に出てきたりする。人々は当然のように規格化された工業製品を用い,印刷された書物に接する。やたらと派手な服を着ているが,その生産や流通を支えているはずの社会のありかたといったものは片鱗すら見えない。
別にそれが劣っているとか言いたいわけじゃない。ただ,統合された世界観というものに対する欲望は失われたんだなあと。架空の世界の経済を考え政治を考え地図を描き年表を作り言語をでっち上げたりするような,ある意味で病的な熱意は,きわめて20世紀的なものだったのだなあと。
ゲームシステムがかなり似通ってるような気がするんだよね。
まだクリアしていないので(苦笑)、他に気づいたら追加するかも。
あなたがそのような基準で判断するのがどうしようもないのは事実だが、
それを堂々と主張すれば批判を受けるのは当たり前だろ。
「ある黒人にひどいことされたから、黒人はみんな悪人だと思うことにします」
と言ったとして、そう思うのは勝手だが、
「黒人はみんな悪人」ってのは違うよっていう批判を受けるのは当然だろ?
また、ある女にひどい扱いを受けたきっかけで、「女はすべて敵、魔物」って言っていたとして、
その女がひどいのは事実としても、それを「すべての女」に広げるのは偏見でしかないだろう。
こういうと「黒人」「女」と違って、「非コミュ」は実質的な差異を伴っていると言われそうだが、
根拠はなんだ?
他の「非コミュ」からすると、そいつは、そういうひどいことをする「非コミュ」なだけで、
自分は違うということになるだろう。
そのようにグルーピングされて「情報を受け取る側は、自分が同じ危険に遭遇しないよう、それを避けるための判断材料が欲しい」
などという理由で排除されるのはまっぴらごめんだろう。
そのように判断されるのが「仕方のないこと」なのは否定しない。
だが、こうやって批判を受けるのもやはり「仕方のないこと」だな。
なぜなら、ひどいことをする属性を持つ人として括られるのはまっぴらだからだ。
あなたが非コミュに好意的に接しないのは、あなたの勝手にすればいいが、
※追記
これは違うよ。
生まれ持ったもの、生育環境、そして自分自身が選んだことの3つから決まることであって、
すべて個人の選択によるとかいう性質のものじゃない。
昔、10歳ぐらいまでか、自分は天才だと思っていた。結果として勘違いもいいところだったのだが、当時は僕のアイデンティティーであった。ろくに勉強しなくてもテストで点が取れるし、誰よりも手先が器用だった。やろうと思えばなんでも出来た。他人より自分が優れていることが嬉しくて、他人がやっていることを真似して、それを本人の前で超えてやろうと息巻いたりしていた。覚えている限り、僕はそれを容易に達成していた気がする。よく言えば向上心豊かな子だったのだが、その原動力は薄汚れていて俗悪だった。
僕は周囲に馴染めなかった。その理由を自分の家庭環境に求めた。確かに僕の家庭環境は異常であり、なにやらわからぬ妙な宗教団体に入り浸っていたり、両親はほとんど家におらず孤独にすごしていたりした。母は病気で入院していて、親父は仕事に忙殺されていた。親父と祖父は宗教の問題で揉めていた。僕は対象年齢が高いテレビゲームばかりしていた。ゲームがなによりの友人だった。
偉人の本が好きだった。アインシュタインやノーベルが好きだった。
彼らは世間で言う気狂いであり、「普通」とはかけ離れたが故に天才だった。
学校で周囲から聞かされる、普通の家庭像にそれなりに憧れた。それと同時に、自分の狂気に陶酔した。「普通の人生」の欠損が僕を捩じ曲げ、それが狂気を生み、その狂気故に自分の才能を裏付けているのだと思った。おまえたちと僕は根本的に違う。だから僕の有能さはこれからも揺るがない事実だ、と。
この愚かな少年は、幼少時は母親にひたすら甘やかされて育ち、一人っ子であり、世間との距離の取り方はわからなかった。狂人だから理解出来ないでいて当然だとも思っていた。
時間は残酷で、歳を経るごとに世界は広がり、優秀なつもりの自分が崩されていく。
全てがそれなりに狂っていて、その全てが許容範囲の中にあり、誰かと同じように狂っていた。
そして、どこまでも平凡だった。
狂気が才能を担保するのではない。狂気に耐え続けた人が、結果としてある種の才能を有することはある。が、僕はどこまでも凡俗だった。憧れたのは、才能ではなく形だけの狂気だった。
一昔前(大体2年位前か)、世界のフラット化という言説はブログ界隈で物凄い流行を見せた。
知と富のフラット化により、世界は大きく変わる。今後の世界は、今までのやり方では渡って行けなくなる。
多くのブロガーがこの言説に乗っかった。
フラット化により縦割りの硬直化した組織は破滅し、自由で伸び伸びとした知的生産活動ができるとされ、
また、知識はネットにより瞬間的に共有化されるため世界の知産労働者は互いに協力し合い、
素晴らしい成果を上げる事ができるようになるといわれた。
多くの知識がネットにあふれ、それに溺れまいとブロガーたちは日々ライフハックの知識を出し合った。
だが、フラット化という魔物(そう、これは魔物だ)がもたらしたのは知の平滑化だけではなかった。
彼ら知的労働者が大手をふって大歓迎していた距離が0の世界にどんどん近づいていく中で、
知産では無い、単純労働力の平坦化すら始まっていたのだ。
日本においては、安い労働力を求めてのアジア圏への工場移転がそれである。
時間が進み、単純労働者が派遣に塗り替えられ、基礎的な経済力さえ失いつつある中、
盛んにフラット化を喧伝していた連中の言うことが単なる詭弁であることも明らかになっていく。
世界は一面的にはフラットになってはいたが、しかし完全にフラットになることは決して無いのだ。
人間というものは、結局は肉からなる動物であり、肉体によって感じるリアルを捨て去ることなど出来はしない。
首都圏や地方の大都市圏に留まっていることを説明しなければならない。
本当にフラットになっているのであれば、世界のどこに居ても高い知的生産性を発揮することが出来るはずであるのに、彼らはそれをしない。
何故か。それは、彼らは自分の肉体が存在する場所によって、自分の生産性が変化することを知性なり、直感なりで理解しているからだ。
肉体を介して言葉を交し合うことが知的生産にきわめて有効であることを彼らは承知している。
金を出してくれるスポンサー(雇用元の企業)の元で知的生産を行い、日々勉強会に励むのだ。
大都市圏で暮らすということは、平均以上の高い経済性を維持する必要があることを意味する。
日々暮らすための金を得るための労働に追われてしまえば、知的生産に励むことは難しい。
経済的に言えば、フラット化を叫ぶ人間のほとんどが、派遣村に居るようなその日を暮らすのにも苦労する立場にはない、
もし彼らがこのことを知りつつフラットであることを肯定し続けているのであれば、
それは単なる詭弁であり、邪悪な偽証であるとしか言いようが無い。
フラット化によって知識が共有されるようになった、そのことは肯定するべきだという向きもあるだろうが、本当にそうだろうか?
確かに、二年前に比べ現在のネット上の情報は精度も高く、素晴らしいものがあるといえる。
だが、質の高い情報が人類の共有財産になったといえど、それを活用できなければそれは人類にとって宝の持ち腐れである。
さらに悪いことに、この共有財産は労働力のフラット化の煽りを食らっている単純労働者たちにとっては富を生むことの無い無駄な情報である。
無駄な情報などではない、ネットで学んで単純労働から脱せと思われるかもしれないが、
知産階級が増えることは、同時に知産階級の椅子取りゲームの参加者の増大を意味し、いずれあなたの立場を危うくすることになる。
本当にそのように考えていてよろしいのだろうか?
答えは出ている。よろしくないから、ネット上にある知識は単なる知識に留まり、本当に価値ある情報は「オフレコ」として
これまた肉体、リアルな関係性を介してのみ伝えうる情報(=経済的武装)として担保されているのだ。
フラットな世界がもたらした共有知で真に富を生んでいる、生みうるものは、ごくごくわずかだ。
知る限りでは、経済的評価を下せるものはLinuxカーネルやいくつかのオープンソースプロダクトと、
一旦破壊されつくした後に再構築されつつある音楽配信、そのくらいのものだろう。
Googleなどのウェブ企業がもたらしているサービスは、その会社の所有物であり、
フラット下における生産物であると言うことはとてもでは無いが不可能だ。
そのほかのものは、趣味的な充足が可能、といった程度であり、富を生み出すには到底至っていない。
フラット化が生み出す富がたいしたもので無いのに比べ、
無料の情報が強力になりすぎることで、情報の経済価値が物凄いスピードで落ち込んだ。
出版不況は構造的問題も叫ばれるが、情報の無料化を無視することはできない。
デジタルメディアに金を出すことがバカらしいという認識も世間一般に広まり、
情報産業を守護し発展させていくべき立場の者ですら、情報に金を払うことを止め、ファイル共有ソフトの活用に勤しんでいる。
企業は距離が無くなった世界のなかで、より税金と労働力が安い国を求めてさまよっている。
結果、先進国と途上国の経済格差は解消されつつあるが、それは途上国が発展していると同時に、
これまでの富国が経済力を失っているということでもある。
世代の中で、金を得ることが出来ない人間の割合が増えていっているのだ。
距離が、経済が、知識がフラット化することで、それを利用できるくらいに富んでいるものは更に富み、
利用できずに貧しているものは、窮するのだ。
所詮人間は個体間差を感じなければ生きていけない。動物だからだ。
動物だって個体差があるから、例えば同じライオンでも、子供を残せるものと残せないものがある。
肉体という頚木を人間の知性が上回ることは、どんなに科学が発展したところであり得ない。
科学は人間の動物性をなだめることくらいにしか、役に立たない。
世界は慣性に乗り、このままのスピードで平坦になっていくだろう。
だが、完全に平滑化された次の瞬間に平坦を望まない誰かが均衡を崩す。
ユートピアの夢は終わり、破局が訪れる。
以上、いまさら的なたわごとでした。
標題は竹中氏が定期的に公表しているポリシーウォッチ(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080818/plc0808180311001-n1.htm)のタイトルだが、今回の議論は承服できない。
まず竹中氏は、政策の基本的な方向という点について、中国と同じく我が国も大きなリスクに直面していると述べる。経済の弱さは08年第2四半期のGDP統計にも現われているとおりである。近年のGDP統計の弱さについては、対前期比で見ても対前年同期比で見ても景気の弱さが現われているという点はその通りだろう。
続けて、竹中氏は1990年当時の日本経済は、政策の大きな方向を誤ったがゆえに「失われた10年」を経験したと述べる。氏曰く、「当時は二つの誤った政策、つまり一つは好況投資など政府による財政支出を拡大するという偏ったマクロ政策であり、もう一つは97年の消費税引き上げをきっかけに財政再建に走ったこと」とのことである。そして、現在は「日本経済運営の大きな誤りをもたらした「ばらまき派」と「増税派」が要職を占めていることが政策の基本的方向を誤るというリスクをもたらしている」とのことである。このような言葉を耳にすると、小泉政権時にも歳出削減を柱とした財政再建策が構造改革の一環として採用されていたが、この点はどのように考えればよいのかという疑問が浮かぶ。
さて、竹中氏の論説の中で、最もいただけない箇所は次の記述である。
危惧(きぐ)される具体的事例が、目の前で起こりつつある。原油価格高騰などに対する救済措置だ。原油価格の高騰で、漁業関係者らに大きな影響が出ているのは事実である。しかし経済政策として重要な点は、今回のように輸入価格が上昇し「交易条件」が悪化している下では、国民の生活水準低下は避けられないという事実である。厳しいが、これが資源輸入国の現実なのだ。政治の指導者は国民に、「我慢しよう。歯を食いしばって、これをしのごう」とまず訴えなければならない。にもかかわらず現状は、国民に対し痛みに耐えることを訴える政治勢力は皆無である。与党も野党もばらまき型の政策を求め、一部メディアもこれをあおっている。
まず「我慢しよう。歯を食いしばってこれをしのごう」という発想は、小泉政権の下で「構造改革なくして成長なし」と唱えた際の「今我慢すれば(構造改革の結果)きっと良くなる」という考え方と同根であることに留意すべきだ。
「交易条件」が悪化している下では、国民の生活水準低下は避けられないという事実はその通りだが、問題はこの「交易条件」の悪化は甘受せざるをえない痛みなのかという点である。竹中氏は「米国経済が回復すれば日本の景気は良くなる」と論じる与謝野氏を批判しているが、今般の原油価格高騰を避けることが出来ない問題であると捉えている点においては与謝野氏と同じ穴の狢であり、竹中氏も同様に批判されるべきである。
そして、「歯を食いしばってこれをしのごうと言うべきだ」という発想は、「政府が自ら無為無策であることを主張せよ」といっているに等しい。そしてこれは「原油価格上昇という供給ショックは黙って甘受すべきであり、その環境条件で淘汰される企業があれば致し方ない、相対価格の自律的調整が進むまでショックを耐え忍ぶことが必要で、構造改革を徹底的に進めるのが必要である」という我が国において根強く生き残っている清算主義という魔物を体現したものに他ならないのだ。言うまでもなく、清算主義が不況脱却において「無理筋」の考え方であることは大恐慌における教訓や、我が国の長期停滞の経験から実証済みである。
90年代以降の長期停滞期の経験に鑑みれば、バラマキ政策は景気の下支え以上の効果を持ち得なかったことは明らかだろう。そして景気悪化局面での増税は、更なる奈落の底へと日本経済をいざなうことも明らかだろう。さらに、現状に対してひたすら耐えることを国民に要求することも誤りなのである。
では、どうしたらよいのだろうか。基本的な経済学が教えるところによれば、輸入価格上昇による交易条件の悪化、つまり購買力の低下に対しては、購買力を向上させる政策を採ればよいのである。購買力を向上させる政策とは言うまでも無く金融緩和策である。
金融緩和により市中に流通するマネーサプライの量を増加させることが出来れば、人々はそれを貨幣として溜め込むのではなく何かしらの形で消費しようとするだろう。失業率が十分に高い水準にあるのならば、実質賃金の低下を通じて失業率は低下し、家計の平均的な購買力は増加する。さらに失業率が十分低い水準(3%前後)に到達すれば、金融緩和は雇用者の賃金自体の上昇をもたらすことで家計の購買力はさらに増加する。購買力の増加は、基本的には相対価格に影響を与えないと考えられる。しかし価格高騰が進む原材料は、我が国の家計にとって必需財でありかつ非競争輸入財としての性格を有している。家計にとって一定量の支出が必要であるということが価格上昇による購買力の低下を現在実感させている一因であるが、所得上昇が明確になればこれまで支出が出来なかった奢侈品・娯楽品への支出が進むだろう。このような効果は原材料に対する他財の相対価格を低める圧力をもたらすことになる。
原材料価格高騰のショックがなぜ問題なのかといえば、原材料価格が他財と比較して急激に上昇することで、他財の原材料価格に対する相対価格(原材料価格/他財価格)が高まるためである。では、このショックを緩和するにはどうしたらよいのだろうか。
一つには技術革新といった手段で原材料価格自体を引き下げることである。これは原材料に対する他財の相対価格が高騰した現状を緩和させることを意味している。しかし、原材料価格自体を引き下げていくのは短期的には容易ではなく、竹中氏が言うように「我慢しよう。歯を食いしばってこれをしのごう。」と国民にこれまで以上の負担を要請することになってしまう。そしてこのような政策が効果をもたらすのは技術革新が伴う以上長い時間がかかり、そしてこの政策を推し進めるのは原材料価格以外の財の価格ベースではマイルドなデフレにある我が国経済にとっては得策ではない。
原材料価格高騰のインパクト(つまり原材料の他財に対する相対価格の高騰)を押さえるもう一つの方法は、他財の価格を押し上げることである。原材料価格ではなく他財の価格を押し上げることは、原材料価格自体を抑制するという方法と同様に、原材料価格の他財に対する相対価格の上昇を抑えることに繋がる。そしてこの、他財の価格を押し上げることは、GDPデフレーター、CPIコアコアといった国内財価格がデフレに陥っている我が国の内需を掘り起こすことに寄与し、失われた購買力を回復させることに繋がるのだ。
このような原材料価格と他財との間の相対価格の調整は、産業構造の調整を伴うという意味である程度の時間が必要かもしれない。しかしながら、金融緩和策を進めることは、相対価格一定の元で購買力を上昇させ、原材料価格高騰の影響を和らげる。ノーベル経済学賞受賞者でもあるアカロフ教授は、マイルドなインフレの効用として相対価格の調整がより進み易くなる点を指摘しているが、現在の我が国においてCPIコアコア、GDPデフレータで見た物価指数がマイルドなデフレを示しているのであれば、そのような状況からの脱却を目指す金融緩和策は相対価格の調整がスムーズに為されるのを後押しするのではないかと思うのである。
竹中氏の議論は、「失われた十年」で得た教訓を全く踏まえていないという点でご自身が批判しているバラマキ政策や財政再建派と同じではないだろうか。そして論説を読んで、竹中氏の「構造改革」を支える思想が国民に痛みを強いるものでしかないということにも改めて失望した次第である。これではリフレ政策をいくら取り入れたところで結局の所掛け声だけで終わってしまったのは当たり前だ。繰返しになるが、GDPデフレーターやCPIコアコアといった指標でマイルドなデフレが続いている我が国において原材料価格高騰による購買力の低下を抑制するための政策手段を採ることはたやすい。金融緩和を行えばさらにCPIは上昇しインフレが進むのではと懸念する向きもあるかもしれないがそれは杞憂である。欧米諸国のCPIの伸びはヘッドラインで4%??5%だが、我が国は前年同月比で2%の伸びである。そして欧米のCPIコア(我が国のコアコアに相当する)は2%程度だが、我が国のCPIコアコアの伸びは0.1%に過ぎない。さらにGDPデフレーターがマイナスである国は何処にもないのだ。
政府として今何を議論すべきだろうか。当然ながら、同じ狢同士で批判しあうことではないのは明白である。金融政策は政府からの独立性が付与された日銀によって為されているという点は留保すべきだが、以上の論点を考慮に入れれば、政府の検討課題として金融緩和を行うための具体的政策手段としてどのようなものがあり得るのかという点も少しは議論の俎上に乗せても良いのではないだろうか。90年代の誤りがなぜ生じたのか、それは、経済政策における金融政策の有効性を過度に軽視するという大きな誤りを見過ごしたためである。だからこそ90年代の誤りは起きたのである。交易条件の悪化という事実の前で、自ら国民に対して痛みを求めるという無為無策をつまびらかにすることこそ愚の骨頂である。勇気を持って経済問題に対して果敢に戦った先人が居たことを忘れるべきではなく、そして我が国のリーダーは勇気を持って果断に金融緩和の実行を論じ、そのための具体的政策を実現していくために何をすべきかという点も考慮に入れても良いのではないだろうか。金融政策の決定に対して異論があれば、政策決定会合における議決延期請求権の行使や、極論かもしれないが、例えば政府紙幣の発行、国債発行による日銀の引受けといった策もある。現状空席となっている副総裁・審議委員の席を埋めることや、政府による政策目的の独立性を発揮する重要な機会でもある総裁・副総裁・審議委員の任命がスムーズに行くように制度整備を進めることも重要だ。
先程、「金融政策は政府からの独立性が付与された日銀によって為されている」と指摘したが、日銀が与えられている独立性は政策手段の独立性であり、政策目的の独立性ではないことに注意すべきである。政策目的は政府と認識を一にすることが望ましく、正しい政策目的は正しい現状認識と正しい将来の見通しから育まれるものである。昨日の金融政策決定会合においても日銀は経済見通しを下方修正しつつ現状維持を決定したが、これまでデフレ脱却が進まなかった大きな理由は、日銀が判断の根拠である経済見通しを常に楽観的に捉え、その結果として性急な金融引締め(量的緩和解除→利上げ)を行ったことではなかっただろうか。02年以降の景気回復期におけるメインエンジンは外需だと言われるところであり、昨今景況悪化のリスク要因として取りざたされているのは原材料価格の高騰やサブプライムローン問題といった海外経済の景況悪化であるが、我が国の景況悪化要因として国内政策の要因も影響している可能性も排除できず、寧ろ現在の状況は外需の低迷が鮮明になったことで元々隠されていた内需の弱さが顕在化したとも捉えることが出来るのではないだろうか。
景気対策として効果を持ちうる規模の財政政策を行うのであれば、名目成長率が低下している現状では政策目的であるプライマリバランスの黒字化を放棄せざるを得ないだろう。景気対策と財政再建のジレンマに直面すれば結局のところ最低限の政策しか行うことが出来ず支出した金は無駄金になる懸念すらあり、景気後退が顕在化している中で増税を行うのは論外だろう。以上を踏まえれば、竹中氏のバラマキ政策・財政再建派への指摘は正しいだろう。但しデフレ脱却を主要政策課題の一つとして掲げ、そのための政策努力を日銀に対して在任中求めてきた竹中氏だからこそ、景気後退色が濃厚になった現状において「歯を食いしばってこれをしのごう」という更なる痛みを強いるような議論を聞きたくはないと感じるのは自分だけだろうか。論説のタイトル通り、今回の選択が「大きな誤り」の始まりにならないことを祈念するばかりである。
(※)沢山のブクマが付いていて驚きますが(汗、文章を修正しました。ご容赦を。
とてもいいにくいけど、モテるモテない以前の問題だったりするよねー。
そりゃー、キミはもてない事には違いないし、非モテというひとつのオタコミュに属していたいって気持ちもわかるけどさ。
でも、キミの場合は、「非モテ」じゃなくて、「ただの人」なんですよ。
で、キミはそれを眺めて、「俺はモテないから非モテだっ」とか思ってるでしょ?
違う違う、キミは非モテじゃなくて、「ただの人」ですから。
だって、何もしてないじゃん?モテ非モテの問題を眺めてるだけでさ。
世の中を2つに分けられると思ったら間違いですよ。
スポーツでもさー、勝った奴と負けた奴がでるけど、大抵の人は観戦者だよ。
もし、モテとか非モテとかのコミュに入りたいなら、まず始めろよ。
何もしないで、何かの属性がもらえたり、仲間がいたり、所属できたりするわけないじゃん。
しいて言えば、「ただの人」ですよ。
ゲームでいえば、村人Aとか町人Bとかですから。
「始まりの町へようこそ!」とか言うだけ。
臨機応変に戦ったりも逃げたりもしないし、魔物にも襲われなければ、選択肢も無し。思考力ゼロで務まるとこ。
キミはまだそんな存在。
せめて、なんかしてから非モテとか言って欲しいんだけど。
直接面識はないのだが、地元のある人が自殺をした。聞いた話になってしまうが、その人は「自殺をしないといけない」的衝動に駆られていたようで、親族が目を離すと即自殺を試みようとしていたそうなので、同居の祖母がその人を監視するような形で生活を送っていたのだが、ある日ふと目を離した隙に首を括って死んでしまったそうだ。
往年の名優・大友柳太郎も何度か自殺を試みようとしていて、その様子を察知した親族が一度は自室に引き戻すも、奥さんがマンションの管理人と話をしている数分の間に抜け出して屋上から飛び降りた。
一度「自殺」の衝動に駆られてしまうと、例え周囲がそれを阻止しようと奮戦したとしても、本人の意識は死ぬことだけにしか向わないのかもしれない。ほんの数分で、躊躇無く一気に死への階段を駆け上がっていく。彼らはもう、死ぬことに対しての迷いが一切ないどころか、四六時中「早く死ななければ」といった魔物にとり付かれてしまっていると言っても良いのではないだろうか。それは、僕たちがまったく想像できないエリアだと思う。彼らの衝動を取り除く方法は、あるのだろうか。