2022-01-05

オタク推しと繋がる方法

結論から述べると、基本的同業者になる才能がない限り推しと繋がれることはない。

だが、弁えていれば可能性がないわけではない。そのため、「何を弁えていれば推しと繋がれるのか?」についてのヒントを書き記す。

菅田将暉小松菜奈結婚するし、2.5次元俳優ミュージカルで共演した女優と付き合ってるし、VTuberVTuber同士で付き合ってるし、コンカフェ女はメン地下と繋がっている。

最近は元オタクがその業界に入ることも多いし、エンタメの「消費者」と「提供者」の境目が非常に曖昧になってきている。

しかし、「提供者」のマインドあくま仕事であり、多少やりがい搾取的な環境に甘んじてはいても、そのマインド消費者とは全く異なるものである

マネタイズし始めた瞬間、どんなに好きな業界でもそれは「仕事」となり、心理的距離普通会社員仕事に対するそれとほぼ同じになってしまう。「好きな事を仕事にするな」という論は、ここら辺のことも意味しているように思う。

Twitterも、舞台挨拶も、ファンサも、全部仕事からやっていることであり、それ以外の感情はない。別にオタクが嫌いとかそういう話ではなくて、ただ「クライアント」としてしか見ていない、というだけの話である

毎日話すわけでもない取引先の人間や店にやってくる客に対して特に感情が生まれないのと同じで、オタクの中で多少目立つからといって深い仲になることはまずありえない。「好き勝手消費したあげく、私生活も開示してほしい」と願う人間と付き合うことは、ブラック企業就職してプライベートでも持ち帰り残業し続けるのと同等の精神的苦痛が生まれるということは想像にかたくない。

そもそも、表に出る仕事をしている人間と繋がりたいなどと安易考える人間が、表現者の闇や苦悩を本質的理解できるとは思えない。ハイスペックと言われる男女が似たようなスペック相手とくっつくのと同じ現象がここでも起きる。

この現象現実恋愛ともリンクしている。モテる人間というのは「提供者」としてのマインド確立されており、サービスとして相手にとって快い対応を心がけている。その結果、様々な異性から関心を向けられる。勿論関わる全員に対してこの精神を発揮していたら友達も多いだろうし、仕事でも重用されるだろう。

この対極にいるのが非モテである非モテコミュニケーションはとにかく一方通行で、自分のしたいことしかしない。徹底的に「消費者」としての行動しかしない。相手自分をどう楽しませてくれるかということばかりを考えて、自分相手にどのような楽しさを提供できるかは全く顧みない。

その結果、現実世界恋愛もっと言えばコミュニケーションから断絶された非モテが流れ着くのが、アイドル俳優VTuberなど、「コミュニケーション強者しかいない」コンテンツである

オタク感情は金になる。一方的愛情が強ければ強いほど、課金額は跳ね上がり、コンテンツが大きくなる(ホス狂いなんかもそう)。

しかし、上記理由から、「提供者」側は「消費者」と関わることなどもううんざりなのだ

従って、ただのオタクが「提供者」と繋がれることなどほぼありえないが、繋がりが成功する例外パターンはいくつかある。

一つは、売れ始めなど、相手人間を粗末に扱う喜びを覚え始めた頃。セフレくらいにはなれるだろう。勿論外見が良いというのが大前提である

二つ目は、そもそも相手プロ意識がほぼない場合。「提供者」としての絶望に目覚めていないほどの活動しかしていない、たとえば同人者とか地底アイドルくらいだったら繋がれる可能性は高い。ただ、そんな程度の活動しかしていない人間オタクをしたくなるほど魅力的か?と言われると微妙なところである

成功率はともかく、今まで読んでくれた人はもう推しと繋がるために何を弁えたらいいか分かっていることだろう。

消費者」のマインドを捨てることである

相手エンタメだと思わず、むしろ自分エンタメに徹する訓練をするといい。推しありのまま自分を受け入れてくれているのは金を払っているからにすぎない。


これを続けるとどうなるかって?

――君もすでに「提供者」側の仲間入りだ!おめでとう!!

  • やっと会えたね(ニンマリ

  • ???「エッチだってしたのにふざけんなよ!」

    • その件に関しては若かったし例外パターンの二つ目に近いんじゃないかな 整形とか諸々して売れっ子タレントになった今は有名どころ行ってるみたいだし

  • 底辺Vtuberがドヤ顔で書いてそう 増田で憂さ晴らしする前にファン増やす努力したらどうだ?

  • オタクですら格付けされる時代が来たしそろそろ終わりが来て欲しい

  • 今年は推しと繋がるためにYouTuberデビューでもするか

    • いまならtiktokerがオススメ 顔が悪く芸のない中年弱者男性でも日本一になれる世界

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