結論から述べると、基本的に同業者になる才能がない限り推しと繋がれることはない。
だが、弁えていれば可能性がないわけではない。そのため、「何を弁えていれば推しと繋がれるのか?」についてのヒントを書き記す。
菅田将暉は小松菜奈と結婚するし、2.5次元俳優はミュージカルで共演した女優と付き合ってるし、VTuberはVTuber同士で付き合ってるし、コンカフェ女はメン地下と繋がっている。
最近は元オタクがその業界に入ることも多いし、エンタメの「消費者」と「提供者」の境目が非常に曖昧になってきている。
しかし、「提供者」のマインドはあくまで仕事であり、多少やりがい搾取的な環境に甘んじてはいても、そのマインドは消費者とは全く異なるものである。
マネタイズし始めた瞬間、どんなに好きな業界でもそれは「仕事」となり、心理的な距離は普通の会社員の仕事に対するそれとほぼ同じになってしまう。「好きな事を仕事にするな」という論は、ここら辺のことも意味しているように思う。
Twitterも、舞台挨拶も、ファンサも、全部仕事だからやっていることであり、それ以外の感情はない。別にオタクが嫌いとかそういう話ではなくて、ただ「クライアント」としてしか見ていない、というだけの話である。
毎日話すわけでもない取引先の人間や店にやってくる客に対して特に感情が生まれないのと同じで、オタクの中で多少目立つからといって深い仲になることはまずありえない。「好き勝手消費したあげく、私生活も開示してほしい」と願う人間と付き合うことは、ブラック企業に就職してプライベートでも持ち帰り残業し続けるのと同等の精神的苦痛が生まれるということは想像にかたくない。
そもそも、表に出る仕事をしている人間と繋がりたいなどと安易に考える人間が、表現者の闇や苦悩を本質的に理解できるとは思えない。ハイスペックと言われる男女が似たようなスペックの相手とくっつくのと同じ現象がここでも起きる。
この現象は現実の恋愛ともリンクしている。モテる人間というのは「提供者」としてのマインドが確立されており、サービスとして相手にとって快い対応を心がけている。その結果、様々な異性から関心を向けられる。勿論関わる全員に対してこの精神を発揮していたら友達も多いだろうし、仕事でも重用されるだろう。
この対極にいるのが非モテである。非モテのコミュニケーションはとにかく一方通行で、自分のしたいことしかしない。徹底的に「消費者」としての行動しかしない。相手が自分をどう楽しませてくれるかということばかりを考えて、自分が相手にどのような楽しさを提供できるかは全く顧みない。
その結果、現実世界の恋愛、もっと言えばコミュニケーションから断絶された非モテが流れ着くのが、アイドル、俳優、VTuberなど、「コミュニケーション強者しかいない」コンテンツである。
オタクの感情は金になる。一方的な愛情が強ければ強いほど、課金額は跳ね上がり、コンテンツが大きくなる(ホス狂いなんかもそう)。
しかし、上記の理由から、「提供者」側は「消費者」と関わることなどもううんざりなのだ。
従って、ただのオタクが「提供者」と繋がれることなどほぼありえないが、繋がりが成功する例外パターンはいくつかある。
一つは、売れ始めなど、相手が人間を粗末に扱う喜びを覚え始めた頃。セフレくらいにはなれるだろう。勿論外見が良いというのが大前提である。
二つ目は、そもそも相手にプロ意識がほぼない場合。「提供者」としての絶望に目覚めていないほどの活動しかしていない、たとえば同人者とか地底アイドルくらいだったら繋がれる可能性は高い。ただ、そんな程度の活動しかしていない人間がオタクをしたくなるほど魅力的か?と言われると微妙なところである。
成功率はともかく、今まで読んでくれた人はもう推しと繋がるために何を弁えたらいいか分かっていることだろう。
相手をエンタメだと思わず、むしろ自分がエンタメに徹する訓練をするといい。推しがありのままの自分を受け入れてくれているのは金を払っているからにすぎない。
これを続けるとどうなるかって?
――君もすでに「提供者」側の仲間入りだ!おめでとう!!
やっと会えたね(ニンマリ
???「エッチだってしたのにふざけんなよ!」
その件に関しては若かったし例外パターンの二つ目に近いんじゃないかな 整形とか諸々して売れっ子タレントになった今は有名どころ行ってるみたいだし
底辺Vtuberがドヤ顔で書いてそう 増田で憂さ晴らしする前にファン増やす努力したらどうだ?
VTuberもそのうちやりたいな
オタクですら格付けされる時代が来たしそろそろ終わりが来て欲しい
今年は推しと繋がるためにYouTuberデビューでもするか
いまならtiktokerがオススメ 顔が悪く芸のない中年弱者男性でも日本一になれる世界