2021-11-29

就活も量ではなく質が重要だと思う

知り合いの大学生男の子来年から就活するとのことで、無性にアドバイスしたくなった。

自分新卒時に失敗したから、反面教師にしてほしいんだよなぁ…。

わたしジョブホッパー

なんと4社も経験していて、今は地方でひっそりしがない自営業をしている。

30代後半で年収が400万円弱なので、同世代と比べたら全く稼いでない方だと思う。

ただ、会社めしていた頃より今の方が断然幸福度が高い。

それは、そもそも自分に合う仕事会社がわかっていなかったからだと思う。

地元で人気の企業でも働いたし、東証一部上場企業でも働いた。

なのに、どこも全く合わなかった。

どこもよく社風や経営方針などを調べず、「内定取れたからここでいっか」という感じで決めてしまった。

これが大きな間違いだった。

新卒時に入ったのはインターネット広告会社で、就活仲間が受けていて「何となく面白そう」というだけで選んだ。

入社して、ゴリゴリ営業会社だということと、突然出社しなくなる人が多いブラック企業だと知ってめちゃくちゃ後悔した。

もちろんすぐに辞めた。

ただ、結果を出していたのと第二新卒扱いだったこともあり、幸い転職先はすぐに見つかった。

ここが地元で人気の優良企業だったのだが、配属されたのが新設の部署だったため全く社内にノウハウがなかった。

基本的新入社員に丸投げするスタイルで、上司は指示もしない。

ただマーケティング目標に向かって数字を出すだけ。

誰とも仕事の話ができない。

上司たまたま異動で来ただけの人で勉強中という感じだったので、むしろ教えることばかりだった。

こういった状況だと知らずに入って、めちゃくちゃ後悔した。

もっとよく調べてから入社すればよかった。

ただ、前職と違ってブラック企業ではなかったので非常に辞めづらかった。

親には喜ばれ友達からは羨ましがられるレベル会社だった。

にもかかわらず、段々辛くなってしまった。

数年働いてから辞めたのだが、もちろんわたしのように合わないから辞める人はほとんどいなかったので、当時はめちゃくちゃ自分を責めた。

定年退職が当たり前の会社が合わなかったのは、本当に参った。

働いてみて、自分広告マーケティングもそれほど好きじゃないことに気付いた。

新卒時に自己分析もっとしていれば、絶対にこんなことにはならなかったと思っている。

こんなこと就活プロからしたら当たり前なのかもしれないけど、まずはちゃん自分長所短所・向き・不向きを知ること。

気になる業界企業は徹底的に分析すること。

このふたつがめちゃくちゃ大事

なので、就活は量より質が重要

友達恋人だって、数より質を重視した方が幸せになれる。

就活も同じ。

どれだけ時間をかけて自分を知り、業界企業を知り、対策するかで決まると思う。

それは面接100%見抜かれる。

相手採用プロなんだから、当たり前だ。

新卒時にインターネット系の人気企業を手あたり次第受けていたのは、本当に時間無駄だった。

なぜ本当に自分のやりたい仕事が何か、それはどんな内容でその仕事は本当に自分に向いていそうかどうか調べなかったのか。

当時の自分をぶん殴ってやりたい。

SPIもまともに勉強しないで適当エントリーシート書いて面接受けてたら、そりゃ二十社近く落ちるわって話だ。

プロアドバイスを求めたり、就活本を徹底的に読んだり、もっと本気で対策すればよかった。

ホワイト企業を辞めた後、あまりに暇だったのでWebメディアで好きなことを書いていたら、運営企業から誘われて入社することになった。

インターネット系ではあるものの、メディア運営は未経験だった。

これがたまたま向いていたようで、かなり社内外で評価され、結果も出せた。

そして、一部上場企業もリファラルで入社することができた。

ただ、3社目は社長と合わず、4社目は上司と合わなかった。

辞めた後に見たクチコミサイトにはちゃんと「この会社ワンマンなので気を付けて」「部署によって全然文化が違うので要注意」などと書かれていたので、事前に確認しておけばよかったとめちゃくちゃ後悔した。

4社経験して、もう会社勤めは懲り懲りだと思い、自営業を選ぶことにした。

自分には上の言いなりになる覚悟がない。

一人で気ままに仕事したい。

向いている仕事なんてやってみないとわからないけど、本当に好きでやりたい仕事なら続けられる。

新卒時は、これがわかっていなかった。

自分に合う会社に入るのが一番。

会社知名度や人気度、給料の高さ、「興味がある」程度で就活するとわたしみたいに後悔するかもよ、と言いたい。

合わない会社に入ってもすぐに辞めることになるので、第一志望だろうが落ちた会社は本当に入らなくてよかったと思った方がいい。

単に自分と合わなかっただけなのだから、落ち込む必要は全くない。

もちろん、自分の好きな仕事イコール向いている仕事ではないかもしれない。

ただ、才能やセンスなんて存在しない。

基本的に何でも、努力解決する。

大体どんな仕事も、失敗したら原因を探って対策を練ればどうにかなる。

PDCA回せばいいだけ。

ただ、その仕事が本当に好きじゃないと、そこまで頑張ろうと思えない。

わたし広告マーケティング仕事で頑張れなかった。

Webメディア仕事でやっと頑張れたので、これから就活する人はしっかり自分と向き合って、プロに頼って、本を読んで勉強して、対策してほしいと思う。

転職時にプロアドバイスがかなり役に立ったので、とくに新卒はいアドバイザーを調べておいた方がいいと思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん