(苦笑)「字下げ」氏、早速のっかって来たね!
てつを(なんだ、ゴルゴムじゃないのか)
自分はプログラマをやっている。もしかしたらプログラマとは呼べないレベルの幼稚な仕事かもしれないが、職業を聞かれたときはいつもプログラマを名乗っている。
未経験からプログラマになったので3年間はプログラミングに関わることをひたすら寝る間も惜しんで勉強をした。プログラミングに元々興味があったのと、一緒に働く人は学校などで勉強してきているのでその人たちに追いつけるようにだ。
勉強したことはセキュリティ、プログラミングの基礎の基礎で誰もが知っていることだと思っていた。だからこそ、それが出来ていない物、人、それを放置しておく自分にも腹が立つようになっていた。
無性に腹が立ったとき、例えばそれが赤の他人・企業のWEBサイト/サーバであれば報告し、OSSであればPRを送り、仕事であればそのままコードをコピペできるレベルで丁寧にsuggestionをした。
しかし次第に腹が立つ物が増えていき、誰も何も頼んでいないのに勝手に忙しくなり、ときには倒れ、最終的にうつ病になってしまった。
彼女(?)のWEBサイトはとても読み込みが遅い。大きいサイズの自分で描いた絵をほとんど圧縮しないままトップページに表示しているからだ。コメント欄があるにも関わらずSSL化もされていない。また、WEBページ自体の順位もかなり低い。UX的にもあまりよくない。それでも彼女(?)は今日も楽しそうに絵を描いたりプログラミングをしたりWEBサイトを作成したりしている。
不思議と腹は立たなかった。彼女(?)は自分がやりたいことを楽しくやっているだけなのだ。サイトの状態こそが彼女(?)の個性なのだ。
そう思うと、今まで何に腹が立っていたのかわからなくなった。
証明書の期限切れ、ドメインの期限切れ、XSS対策不備、ゾンビコンピュータ、全部個性じゃないか。
自分が腹を立てる必要などなかったのだ。逆に腹を立てること自体が失礼だった気もしてくる。
そう思うと、なんだか心が軽くなった気がした。
コロナや何やかんやで、あっという間に人は死ぬ。しかし死にたいと思っているときに限ってピンピンしているものだ。
なんとも思ってなかった相手とヤれるチャンスが思ってもないタイミングでくる。しかし狙ってヤろうと狙っている相手に限って、ラインのなんてことない一言が原因でブロックされるものだ。
思ってもない額のボーナスが舞い込むときがある。しかし大抵お金が入ってくるのは忙しくて使う暇のない時で、やっと時間ができて豪遊しようと思ったらもう人生を楽しむような年齢を過ぎているものだ。
なんとはなしに本を読んでいて開眼したように理解が進むことがある。しかし学生時代のようにそれが点数になって反映される時期にかぎってそういう事は起きないものだ。
ふとまとまった時間ができたりする。しかしそういうタイミングに限って金がなかったりするものだ。
兎角人の世は生きにくい。
ででででで
ねもれーど