過去に受けたセクハラ・パワハラの被害を告発し、被害に遭われた方を支援するという運動。
とても素晴らしく、もっとたくさんの人が勇気をもらって、この流れに乗って告発の連鎖が起こればいいなと思います。
ですが、いったいどうすればきちんと告発ができるだろうと不安に思う方もいるかもしれません。
ということで、少しだけ告発に関するアドバイスをしたいと思います。
多少偏った内容かもしれませんので、参考にするもしないもあなたの自由です。
職場の上司・同僚、営業と顧客、年上か年下か、地域コミュニティか、父母会か、教師と生徒か、などなど。
世の中には様々な関係性があり、人によっては馴染みの薄いものもあるでしょう。
支援を受けやすいように、リアリティを持たせるためにも詳しく書くべきところです。
例えば業種を入れるのもいいと思います。広告業界、芸能界、スーパーの店長とパート、保育士と親、保険外交と高等遊民などもいいですね。
また、最初は信用していたのかどうか、もしそうならその信用がどのように崩れていったかも書くと良いでしょう。
信用していたのに、ひょんな事で関係性が変わる…つらいですよね、苦しいですよね、この機会に吐き出してしまいましょう。
実名を出すのもいいでしょう。その際十分ダメージを与えるには、加害者がある程度ネット上で自分の情報を公開していることを
確認しておきましょう。そうすれば名前を出すだけであとは勝手に探しに行きます。
ただ相手の実名を出すなら自分の情報も公開しているべきだと思います。顔写真があるとなおいいですね。
こんな人がこんな目に遭っていたんだ、と同情を誘うことも期待できます。
自分は影に隠れて人を批判するのか、といった的はずれな意見にも対応できるでしょう。
こちらも重要です。当たり前ですよね、たとえば「過去〇〇さんにセクハラされました。」だけ単ツイしたとして
誰があなたに興味をもつんでしょうか。#MeTooが広まり始めている今の状況であればあなたにインタビューする人もいるかもしれません。
ですがそうだとしても、どのようなことをされたのか内容の詳細が分からなければ支援者も二の足を踏んでしまうのではないでしょうか。
書くのは恥ずかしいですよね、怖いですよね、でも大丈夫。いまはあなたを支援しようという人がたくさんいる状況なのですから。
どうせ告発するのです、自分から全て明らかにしてしまいましょう。
暴言を吐かれたのであれば、どのようなことを言われたのか、威圧的だったか、いやらしかったか、嫌悪感が湧くものだったか
録音をしていたならそれを公開するのも一つの手です。
性的な行為を強要されたのであれば、まずはそこに至るまでの流れを、流されるに至った状況を。
体を触られたのか、触られたとすればどこを、頭、胸、肩、腰、腹、尻、太もも、足、それとも・・・。
そこをどのように触ったのか、手のひらで、指で、肘で、口で、目で、足で、撫でるように、つつくように、軽く、激しく、無理矢理に?
セックスに至ったのであればどのようなプレイをしたのか、手でしたのか、口でしたのか、挿入に至ったか。
逆にどんなことをされたのか、舐められた、手でされた、精液はどこに出されたのか。
それとももっと特殊な、アブノーマルなことをしましたか?是非、書くべきです。
今あげた例どころじゃないですよね?きっと。飲尿とか?私の想像の範疇を超えることなんてざらにあると思います。
思い出すのも嫌かもしれません、ですが、常にできるだけ詳しく書くことを心がけましょう。
その方が加害者の残虐性を引き立たせることになり、結果的にあなたの得になります。
ですがハラスメントの定義を知っていますか?「被害者が不快感や精神的な苦痛を感じるすべての行為」だそうです。
そう、あなたの気持ちが何よりも大事なことなのです。なら、伝えるべきですよね。
「被害者が不快感や精神的な苦痛を感じるすべての行為」、そのそれぞれに対して一つずつ
不快感や精神的な苦痛を分解して、細かく記述していきましょう。
暴言を吐かれた時、どんな惨めな気持ちだったか、どんなに怖かったか。
どんどん追い込まれていく自分を、考えが硬直していく自分を、ある種洗脳されていったあの時を。
挿入されている時、早く終われと祈った。好きでもない人とセックスして性処理用具として扱われた。
何をしているんだろう、何をされているんだろう、どうしてこんなことに。
でもあなたはボロボロになっても生きているんです。そんなあなたの気持ち、一つ一つを教えてください。
残念なことですが、多くの人は今のあなたの境遇には興味を持ちません。
あなたが今どんな仕事をして、どんな生活を送っているのか。多くの場合、告発に対してよりも、人を惹きつける力は弱いでしょう。
ですが、もし現在も進行中であるなら、または、精神的な後遺症を患っているなら、書きましょう。
どのようなことをされて、どのような気持ちになって、いまのあなたがどんなにみじめか。
それを多くの人に公開して、知ってもらうのです。あなたのことを、みんな見てくれます。
以上、簡単ではありますが、一般的な増田からのアドバイスでした。
残念ながら嗜虐的嗜好を持つ人間は今あまりにも多いと思います。そういう人許せないですよね。
やたら暑苦しくて長い釣りご苦労さまだが、逆にこういうのも含めて色々と証明になるのでがんばってくれ