2015-02-22

上海の「中国茶詐欺」で4万5千円カモられたwww

いや全然笑えないんだけどね。同じ話はいくらでもあるようだ。

後の二人はお金を払わずに済んだタフな人たちらしい。俺はザコなので4万5千円払ってしまった。「騙された!」と怒る気持ちはもとよりなく、自分愚鈍を情けなく思うばかりだ。この損失は勉強代としてこの先の人生減価償却していこうと思う。あとこの記事で一人でも被害から守ることができたらその人の損失を肩代わりできたという気休めにもなる。

最初記事に習って、カモられた流れを書いておく。

  • 出張の最終日、飛行機まで時間があったので一人で中国庭園のある豫園を散策することに。
  • 地下鉄の駅で地図を見ていると、中国人カップル中国語で話しかけられる。
  • 「I'm sorry, I don't understand.」というと、「Oh, you're not Chinese? You look like Chinese.」と笑顔で返される。
  • これまで英語の通じる中国人にあったことがなかったし、仲間と認めてもらえたみたいな気になって嬉しかったのかもしれない。
  • 二人は旅行で豫園に来ているという。今思えば女の方はその辺にいる中国人女性と比べたら明らかに洗練された出で立ちだったが、男の方は素朴な中国人青年という感じだった。
  • 豫園近辺は人でいっぱいだからこれから中国茶を飲みに行こうと思っているという。「一緒にどう?」と誘われるので、何の疑いもなくついて行くことにした。
  • 店までの移動中、男の方は日本にも行ったことがあると話していて、お互いの仕事の話をしたりした。
  • 店は駅から5分ぐらいの角の2階。テンション上がって店の前で写真を撮ったのだが、二人も一緒に笑顔で写ってくれた。
  • 個室は綺麗で、アンティークな感じの茶器やらいい感じの額も飾られていて、こういうのは割と好きなのでテンション上がってしまった。
  • チャイナドレスのお姉さんが入ってきて中国語で説明を始める。
  • 男の方が「待って、彼は中国語からないよ。僕が訳してあげる。」と言い、説明を訳してくれた。
  • 中国では古代から五は力、六は健康、…、十一はロマンティックとされている。どの数字が言い?」というので、よく分からないが「六」と答え、女は「八」(だったかな?)男は「十一」と答えた。
  • 「全部頼むわけにはいかないから、一番小さな六で行こう」と男がいう。これは試飲するお茶の数だったということは後でわかった。
  • ふと(これ高いんじゃないか…?)と不安になったので値段を聞くとメニューを見せてくれ、200〜300元(約4,000〜6,000円)程度の数字が並んでいたので、少し高めでも経験としては良いかと思って続けることにした。(外貨相場感がないとこういうとき判断を狂う)
  • 次々色々なお茶が振舞われる。チャイナドレス女の説明を男が逐一説明してくれるのだが、わかりやすいし聞いてて楽しかった。
  • メールアドレスを聞かれたのでサブ垢の方を教えておいた(バカから本名も入れてしまった)。
  • WeChatは使ってる?」とも聞かれ、中国では LINE も使えないので家族との連絡用に入れていたのだが、メッセージ送られるのはさすがに面倒だと思って入れてないと答えた。
  • その後も男と女が交互に色々な説明をしてくれるのだが、あまりにも親切なので「あ、これ仕込みかな…」と気づき始めた(遅)
  • 6種類のお茶を飲んだところでチャイナドレスが「お土産もどうですか?」とメニュー表と共にいい感じの入れ物を3種類ぐらい出してきた。
  • 男は3つほど買い、俺も適当に二つ頼むことにした。
  • そろそろ飛行機時間が気になってきたので「もう行かないと」と焦り気味に伝えた。
  • 戻ってきたチャイナドレスに渡されたレシートにはサービス代(?)3,000元(約6万円)と、お土産の合計金額が書かれている。
  • 男は「サービス代は二人で割って、お土産はそれぞれ払おう」という。三人なのに二人で割るのはおかしいということにも気づかず、了承してしまった。
  • 俺が支払うことになったのは 1,500元 + 500元 x 2 で 4万5千円。
  • 会計処理の間、女が「一緒に写真を撮ろう」というので男と二人で写真を撮った。
  • 会計にやたら時間がかかって、飛行機の離陸まで2時間を切ってしまったので、だいぶ焦ってきた。
  • まりに遅いので見に行くと、手渡したクレカは引き落としができなかったらしい。もう一つ差し出し、こちらで会計を済ませることにした。(レシートを受け取っていないこともあとで気づいた)
  • 会計が終わったところで帰りの支度をし、彼らには「君たちはまだここにいていいよ」と言ったのだが、「いや送っていくよ」と言ってついてきた。もうこの時点でおかしいことはハッキリしていた。
  • なぜか駅までの帰り道が、行きの道と違う。不安になって「来た道と違うよね、こっちから帰りたい」というと「いや同じだよ、大通りまで出たら右さ」と言われ、結局押されてついていくことに。
  • これに何の意味があったのかはいまだに分からない。途中で道端に座ってる汚い人らがいたので「ちゃんとやったぞ」という証拠を見せなきゃいけないルールになっていたりするのかな。
  • 無事駅までつき、引きつった笑顔握手して別れる。
  • モバイルルータヤフーアクセスして(Googleは使えない)「中国茶 詐欺」で検索して「あー、全く同じだ」と悟る。
  • 購入した中国茶は駅のホームに捨てた。どうせ粗悪品だろうし、万一おかしものが入っていたりして帰国できなかったりしたら最悪だ。
  • お茶1杯「96万円」上海日本人ぼったくり被害急増 http://www.asahi.com/articles/ASH1744QJH17UHBI00Q.html 」という記事を見つけ、不安になったのでカード会社電話確認。ちゃんと(?)ぼったくり額通りの引き落としだったので安心した。
  • 支払いのときどちらのカードも使えていなかったら、この記事にあるような目にあっていたのだろうか。想像すると嫌な気持ちだ。

感想については、最初リンクした記事と全く同じなので、そのまま引用しよう:

男性お茶の解説のうまいことうまいこと。あれは熟練の技だった。日本茶道の解説員として店をたてれば、お茶の試しのみ&解説で一回6,000円でも結構需要がありそうな気がするほどの見事さ。もし、男性がアフターフォロー役だったら、彼のトークで別のものを買わされていた可能性があるほどのうまさ。風貌は荒俣宏風だったので(女性曰く27歳とのこと。30代中盤~後半の風貌だった)、まさかこの人が騙すとはとという感じだった。

あんなに英語ができて、あんなに会話がうまい人たちなのに詐欺まがいの仕事しないといけないとは、二人組の女性が言っていたセリフ中国貧富の差がすっごく激しい。上海は本当の中国じゃない。お金持ちの街だ。」「中国不公平だ。大都市で働きたくても働くためのIDが取れない」というのがそのとおりなのだなぁと思った。

うん、騙されたのにあの二人がそれほど悪く思えない。彼らはプロで私はまごうことなきカモだったという感じ。私は今後も騙されそうだ。気を付けよう。

皆も気をつけてね。はぁ。

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