じゃあ誰だよ
おまえじゃねえよ
東京で、妊娠7ヵ月までマタニティマーク付けて毎日電車通勤していた間に、少なくとも三度は優先席を譲ってくれた女性がいました。(椿鬼奴に似ていたのですごくよく覚えてる。)本当にありがとうございました。
これまで「優先席にはガラガラじゃなきゃ頑なに座らない派」だったけど、自分が座る番になっていろいろ思うところがあったので初めてここに書きます。
状況としては、混雑することで有名な路線で、ピークから30分遅く女性専用車両に乗って出社。帰りは帰宅ラッシュの時間で普通の車両。行きも帰りも身動き取れないほどではないが人でいっぱい。優先席付近に辿り着けないこともしょっちゅうあるし、普通に空いてて座れることはまずない。
そんな路線なので、マタニティマーク付けて優先席の前に立つといろんな人がいるんだなあってことがわかった。
立ち上がって譲ってくれる人は、6割くらいだった。
残りは、寝てる人、スマホいじったまま無視する人、私が前に立った途端にスマホしまって寝たフリ開始する人(大抵、私が座るとまた起きてスマホいじりだす)。
正直なところ、譲ってくれない人が多いなあという印象だった。
わかりやすいところにマタニティマーク付けてたから絶対気付いてるのに。もちろん、お年寄りや杖ついてる人が来たって立たない人は立たないんだよな。
こういう感じの人は譲らない、みたいな特定のジャンルはなく、老若男女問わず、あらゆる人が譲ってくれなかった。どの世代でも、どんな仕事をしていても、席を譲らない人間が育っていることを知って恐ろしく悲しかった。
こっちは体調悪いから本当に座りたいし、「妊娠中のお客様や高齢のお客様には席をお譲りください」ってアナウンス何度もされてるのにそれを聞いてもなお立たないのはほんとに自分のことしか考えてないんだなと思ってしまう……
優先席を譲らない人は何考えてんだろう。「数十分くらい立てよ」って思ってるのかなあ。なら申し訳ないけど同じ言葉を返したい、その席は必要としている人のためのものだし。
席を譲ることは法律じゃないからと思ってこちらを無視してるなら、優先席を譲ってもらえる立場になっても誰にも譲られないといいねとしか思わない。何も人に分け与えなかった人が、自分だけ与えられることを期待するのはずるいし不公平だと思う。
もちろん見た目には健康そうに見えてもそうではない人がいることは理解しているけど、優先席に座ってる人全員がそうだとは思えないので、確実に無視している人がいるのは事実だと思う。
正直いちばん腹立つのは、誰かが降りて空いた席に、私を押しのけて座っちゃう奴だなあ。座ったあとにこっちのマタニティマークに気付いてすぐ譲ってくれる人も多いけど、そのまま無視して座って動画見始めるやつあれ本当にくっそむかつくゴミクズひどいめにあってしまえと思う、本音を言えば。
優先席とはいえ、譲るかどうかはまあ自由だし、先に座っている人に座り続ける権利はあると思う。でも今空いた席に対しては、そのくらいは譲りあったり出来ないもんですかねえ
ちなみにやっと座れても、自分よりつらそうな妊婦さんやお年寄りが優先席の前に立って、他の人が誰も譲らなかったら、私が立つようにしてた。
妊婦同士で「どうぞ~~」「いやいや~~」って声出して譲り合ってたら、そしたらさすがに他の人が立つかなっていう期待も込めて立ってた。でも誰も立たないんだよね。ほんと呆れる。ほんとなんでそこに座ってるの? 優先席ってなんなの?
……と腹立たしい思いもしたけど、数ヶ月間で本当にたくさんの人が席を譲ってくれた。
席を譲ってもらえると、毎回涙が出るくらい嬉しいしありがたいです。限られた席を奪うことになるのは申し訳ないとも思うけど、一車両に3か6席くらいしかないし、席を必要とする人を優先するためにつくられた席なのだから、妊娠中という長い人生のうちの数ヶ月くらい甘えようと思った、立ってるとつらいし。
譲ってもらえたらスイマセンじゃなく「ありがとうございます」と一礼して、降りるときにもお礼するよう心がけてた。多くの方は目を合わせて声をかけてくださったり本当に優しい方ばかりでした。
とくに記憶に残っているのが、最初に書いた椿鬼奴似の女性ともう一人。
その人はでかいメガネをかけたサブカル系の大学生くらいの男の子で、マタニティマークをしている私に気付き、優先席で動画見てためちゃガタイのいい若いサラリーマンの肩を叩いて「譲ってもらえませんか?」とわざわざ声をかけてくれた。
他人のためにここまで出来る子がいるなんて……と衝撃を受けたし、つわりでつらいときだったから本当にありがたくて、そのあと席で少し泣いた。
リーマンがもし不健康だったら申し訳ないんだけど、この時は本当に、男の子の優しい笑顔と、社会の優しさに涙が出ました。
そして椿鬼奴に話を戻すけど、三度も譲ってくれたあの女性は、おそらく私以外の人にもめちゃくちゃ席を譲っているのは間違いないだろう。でもそれにしても優先席に彼女が座っている確率が高い。東京で、毎朝ほぼ同じ時間帯とはいえ、混雑してる電車で何度も同じ人に会うこと自体ほぼないのに。
だから椿鬼奴は、「優先席を譲るために座っている」のではないかと思った。
乗る駅が始発に近く、単に優先席があいてるから座ってるだけなのかもしれないけど、鬼奴のしていることは、「優先席を必要とする人のために確保している」ことと等しいと感じた。
混雑してるから誰かが座らなきゃならない状況だし、まったく譲る気がない人が座るより100000倍最高だと思う。彼女が席を確保し、譲ってくれるおかげで、私やたぶん他の人も何度も助かっている。
実際、優先席を再分配するために率先して座っているという人もツイッターとかで見かけた。
私も元気になったらそうしようかな、と思う。席を譲らない人がかなりの数いることがわかったから、そういう人に座られるよりよっぽど良い。むしろ譲れる気持ちがある人はみんな空いたらささっと座っちゃって欲しい。
子供産んで元気になったら、誰かに席を譲りたいから、また優先席に座ろう。
ただ、席を譲りたいのはやまやまなんだけど、マタニティ・ヘルプマークを付けてるとか、杖ついてるとか、ふらふらしてる高齢者、みたいな席が必要そうなわかりやすい見た目がないと本当に健康状態はわからないので、席を譲って欲しい人はわかるようにしといてほしいなと思う。
分かってねーなとは思うけど怒らないよ
○朝食:チャルメラ
○調子
むきゅーはややー。
おやすみなので、また酒を飲んじゃった。
飲酒家庭用ゲーム機は禁止されてるから、飲酒本格スマホRPGと飲酒超大作アニメRPG。
飲酒家庭用ゲーム機が禁止されてるの辛いので、飲酒の方をやめよう。
明日はそれを取り戻そう。
6箱開けた。このゲーム、シナリオイベの箱を10箱開けるのが一番楽しいかもしれん。
14-13までクリア。
14-14が強敵で詰まってる。
日本では江戸幕府から奢侈禁止令はあって、支配者が下層階級をコントロールしやすくするためだね。もちろん他の国や文化圏、宗教圏でも似たようなことはあった。なんなら統治というものが生まれた瞬間からあったと言っていい。