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はてなキーワード: 月齢とは

2014-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20141003153209

元増田によると「なんでもいい」らしいが。

あとこれから乾燥する季節だから保湿するのは普通だよ。

まだ脂漏性湿疹出てるような低月齢の子なら保湿したら悪化するだろうけど

それを過ぎたら放っておいたらすぐかさかさになるもの

2014-05-02

http://mainichi.jp/select/news/20140502k0000e040190000c.html

ブコメ母乳アンチが食いついてるのが痛いなあ。

母乳なんて殆どが「楽だしタダだから」程度の理由で選んでるのに信仰とか言っちゃうのが思い込み激し過ぎ

しか離乳食で魚や卵を栄養が取れるくらいにがっつり摂取出来る月齢になれば、母乳飲んでいたとしてもメイン栄養源ではなくなっているし

ミルクだとしてももう飲んでない筈だけども(それともフォローアップミルクを飲ませてる前提の話?あれ別に必須じゃないよね)。

それともビタミンD鉄分みたいに長期貯蔵されるもの母乳だと貯蔵量が足りないとかそういう意味か?と思ってぐぐったが

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3D

人の体内に貯蔵されているビタミンD半減期20から29日である

だそうで。こんな短期間じゃあまり関係なさそうだ。

母乳云々よりむしろ後半に書いてある

食物アレルギービタミンDを多く含む卵や魚などを取るのを制限している

と言う方が遥かに影響強そうだけども。

変な記事。

2012-12-11

赤子を連れ歩くよく話しかけられる

赤子を連れ歩いていると、色んな人が話しかけてくる。

年代性別で特徴があって面白い

幼児…赤子大好き、特に女児赤ちゃん可愛いーと面倒を見たがる。

学生男子学生はほぼ無関心、女子高生はすれ違いざまや遠くから指をさして可愛い~本当だ可愛い~など言っている。

社会人…男女ともほぼ無関心、たまに会計中にレジバイトが、可愛いですね、良く笑うお子さんですねなど話しかけてくる。

老人…赤子がものすごく好き、出かけたら3回に1度は話しかけられる、男性も積極的に話しかけてくる。

お婆さん…月齢母乳か否か色々聞いてきてアドバイスしたがる、触ったり抱っこをしたがる、泣いて困っていると助けてくれる人も、自分の孫や子供自慢&家の息子は遠くに行っちゃって男の子なんて育ててもつまらないわなど愚痴などにつながる事も多い。

お爺さん…可愛いなーもっと頑張ってどんどん産んでな、少子化のままじゃ日本ダメになるわ、もっと国の宝として皆で育児するような社会にならんといかんなど、やけにスケールの大きな説教をしたがる、こちらも孫自慢につながる事が多い。

2012-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20120103174340

牛とか豚の世界は、何ヶ月齢で産み始めるのがベストかなんてことはずーっと議論してて(そりゃそうだ、一番生産性に関わる)

それでも答えがコロコロ変わるから、簡単な話じゃないんだろうな。

解剖学にの話と、ホルモンバランスとしての話と、二産目三産目があるかどうかと、そういうのが絡んでくるんだと思うんだが、よくわからん

2010-05-10

宮崎口蹄疫時系列確認

宮崎県で発生している口蹄疫に関して、2ちゃんねるまとめサイトなどで見るまとめと、現実に対策にあたられている官僚の人のTwitterでのツイートをそれぞれ時系列にまとめてみました。一部、新聞記事で報道されている情報も追加(*の項目)。あと、ソースがないから信頼できないというコメントがあったので表の下に追記しました(5/13)。

日付まとめサイト等でよく見られる事態の進展とりあえず現実に進んでいた事態
4/20口蹄疫日本国内で発生。政府は小委員レベルのまま放置プレイCR検査での陽性なので、確定診断にうつる。疑似患畜の段階。当該農場の移動を自粛。輸出証明発行を止めさせる。*赤松農水相を本部長とする口蹄疫防疫対策本部を設置。*宮崎県東国原知事を本部長とする防疫対策本部を設置。
4/21政府から指示ないので現地で対応。消毒は現地の組合が準備したが不足。国は消毒薬を保持しない。県が持っているものを使い、購入したものは国が全額後払い。殺処分など蔓延防止措置は県知事法廷受託義務で、権限は県にある。すべて「家畜伝染病予防法」による。
同日2例目発生。消毒薬韓国に横流しして不足。2例目。PCR検査で陽性。宮崎県農水省連携して防疫措置を実施。1例目の農場のすべての飼養牛は殺処分・消却(これにより生じる補償は表の下を参照)。3例目。動物衛生研究所検査の結果、陽性を確認。国は消毒薬譲渡したことはない(上の欄参照)。
4/22農水副大臣現場の状況について今初めて聞いた」各県で防疫体制を強化。4例目。PCR検査で陽性のため疑似患畜と判断。*宮崎選出銀の外山斎・川村秀三郎・道休誠一郎の3議員赤松農水相に支援要請金融支援と風評被害に省を挙げて対策を取ると返答。
4/23 1例目についてELIZA検査の結果、O型と判明。宮崎口蹄疫に関連する対策について発表:低利融資家畜疾病経営維持資金)融資枠を20億から100億円へ。互助基金の実施。移動・搬出制限区域の農家への特別措置。
同日 5例目。PCR検査の結果、陽性。疑似患畜と判断。
4/25殺処分の対象が1000頭を突破過去100年で最悪の事態。約700頭の肥育経営で7例目。PCR検査で陽性と判定。
4/26 国から防疫専門家宮崎派遣し、助言と連絡調整。消毒作業の応援に九州政局職員も派遣。県の防疫作業を手伝うための他県からの応援獣医師も待機。
同日 疫学調査チームを送る準備。ただし蔓延防止のため、発生農場の防疫措置が終わった後でになる。発生原因はわからない。
4/27東国原知事赤松農水相谷垣自民党総裁に支援を要請 
4/28谷垣総裁宮崎を緊急訪問。政府にしたのに動かず。赤松農水相中南米に逃亡。鳩山首相は隣の熊本にいながら素通り。3例の追加確認。新たな移動制限地域を設定。熊本鹿児島県の一部も移動・搬出制限地域に。
4/29農水副大臣宮崎出張現場に入らず、生産者への面会もなし。疫学調査チームが現地入り。感染経路の究明に着手。11例目。PCR 検査で陽性を確認。陽性確認が続くうちは経営対策など次のステップへ移れない。
4/30谷垣総裁政府に対策要請を申し入れ。赤松農水相南米に逃亡。民主の仕分けで中央畜産会が仕分け。移動・搬出制限区域が拡大。朝の会見で口蹄疫の増加・発生地域拡大にともない畜産経営対策の見直しと追加対策を発表。子牛補給金制度等の登録月齢要件緩和等の対象を隣接県に拡大。搬出制限区域の生産者の養豚経営安定対策の積立金免除など。口蹄疫の発生でストップしていた香港への輸出手続きを再開できることに。
5/1自衛隊災害派遣要請をおこなう。総理は宮崎県スルー。制限区域が養豚の中核えびの市に拡大。防疫物資の不足が深刻化(韓国のせい)。13例目。PCR 検査要請確認。埋却作業のため、鳥インフルエンザ以来の自衛隊要請地域は、川南町えびの市だけに限定。川南町地区の続発を抑えるのが目標に。
5/1九州各県で飼料用輸入稲ワラ自主規制民主の主導や政策はいっさいなし。中国からの輸入稲わらは、口蹄疫が発生していない省の稲ワラを消毒施設で処理したものだけの輸入を認めている。
5/21例目のウィルスアジア地域確認されているのと近縁だと確認分離されたウィルス2010年韓国香港で分離されたものと近縁。だが、中国情報提供をしないので、韓国香港から直接来たと言えない。感染経路究明チームは調査を開始しているが、防疫対策が進まないと調査できない。蔓延防止のため。14例目と15例目を確認
5/2小沢東国原知事選挙協力要請に行くと発表。自民が対策本部。民主は何やってるの? 災害対策予備費母子加算に使っている。 *消毒薬ヨーロッパの輸入で時間がかかる。さらに輸入会社家畜の数で優先順位を割当て。(母子加算に使っているというデマに対して)それはない。家畜伝染病予防費という予算で、足りない場合予備費を使用。
5/3殺処分が9000頭を突破16例目と17例目。PCR検査で陽性を確認。他の都道府県にある牛豚飼養農場の緊急調査を実施し、全て陰性であることを確認
5/4殺処分27000頭。首相沖縄を訪問しても宮崎スルー農林水産大臣政務官デンマーク出張18例目と19例目を確認
5/51例目から70kmも離れたえびの市感染拡大。殺処分34000頭。20〜23例目を確認。制限区域内での発生が止まらない。続発しているが、拡大はしていない。発生は2カ所の半径3km以内。
5/6想像を絶する規模。「非常事態宣言も」国から25人超、他県から37人の獣医師派遣。殺処分には獣医師が必要だが、自衛隊の埋却能力に殺処分がおいつかないので。さらに追加派遣を各県と調整。
5/7パンデミック日本畜産オワタ新たに12例を確認5月確認された事例は4月20日以降の感染した可能性。つまり移動制限は奏功しているが、域内ではウィルスが動いている懸念。新たに8事例を確認
5/9原口大臣報道規制を認めた農水省プレスリリースで「現場での取材は本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。」と書いてある。(4/21の時点)

殺処分に対する手当金は、家畜の評価額の80%を国が支援。残りの20%は共済金から出る。県が支払う場合は特別交付税バックアップ家畜伝染病予防費という予算がある。足りない場合予備費を使用。また経営再開のために「互助事業」があり、1/2助成感染していないけど予防として自主的に処分した場合も「互助基金」がある。

追記:

表左側のタイトルを「2ちゃんねらーの見ている世界」と揶揄した表現になっていたものを改めました。はてなブックマークで指摘いただいたため。

また、まとめサイトで見られる表現について玉石混淆の「石」ばかり選んでいるとの指摘もいただきました。ただ、これらの表現タイトルで使われている、複数回登場する、同じく時系列のまとめで使われてコピペされているものだけを選びました。

新聞記事からの情報も追記していこうと思ったのですが、別に2000年2010年対応比較というのが(http://anond.hatelabo.jp/20100511231152新聞記事でまとめてあるので中止。

追追記:

ソースがないというコメントがあったので。Twitterでツイートされているのは農林水産省生産畜産畜産振興課草地整備推進室長 原田英男氏。口蹄疫に関するツイートは次のまとめで見られます。http://togetter.com/li/19383#favorite

右への反論を右にまとめていると思っている人もいましたが、ハム速などのまとめサイト時系列にしてあったり、その日によく書き込まれた文と、同じ日にツイートされたものを並べたものです(だから、タイトルも「時系列確認」)。この日に2ちゃんねるでこんなふうに書き込まれていたけど、同じ日に対策にあたっている人の1人はこんなことをツイートしてましたよという目で見てください。

2008-12-29

http://anond.hatelabo.jp/20081229003418

高校の時の同級生(男性)は妊娠月齢出産日から逆算する(ロケット発射のようにカウントダウン方式)と思っていたと言って教室を笑いの渦に。

それを聞いて笑っていた自分男性が浸かったお湯に入って妊娠してしまうという話を本気にしていた。

ネットがあっても携帯があってもちぐはぐなことはあるよ。

2008-07-18

「ええと……どこか世界の涯(はて)の海岸みたいなところをとぼとぼ歩いてたんだ。そしたら、手紙の入った空ビンが流れついて……」

――飛火野耀『もうひとつの夏へ』下巻(角川スニーカー文庫


灰色の砂が積った浜辺で、僕は独りで暮らしていた。


灰色なのは浜辺の砂だけではない。海も空も灰色に濁っていた。白と黒の濃淡以外の色彩を持つものはその光景においては皆無だった。もしかするとこの僕自身も例外ではなかったのかもしれない。その時はそんなことは考えなかったけど、もし自分を海の水を鏡に見立てて映し出すことが出来れば、そこに僕はひとりの老成した少年(そう、その頃僕は紛れもなく「少年」だった!)の姿を見出すことが出来ただろう。髪の毛は黒くぱさついて、肌はやたらと白くぶよぶよ膨らみ、白目の中に輝きを失った瞳が黒く点となって存在しているような、そんな少年の姿を。


海辺には常に何かが流れ着いていた。例えば古いレコード。水を吸って死体みたいに重くなった猫のぬいぐるみ。壁に掛けるような大きな時計。判読不可能なくらいに文字がぐじゃぐじゃに滲んでしまった日記(それが日記であるというのも結局は表紙にそう掘り込まれているというくらいの根拠で判断したから、もしかしたら違うかもしれない)。それは全て僕に宛てて流されたものであるようにさえ思われた。でもそんな酔狂なことをやる人間はいない。死んだ人間や、或いは生きている人間が戯れに流したものが自分のところにまで届いた。それくらいの意味しか持たないのだということを、色々考えても結論として自分に納得させざるを得なかった。


僕の方から浜辺の外へ向けて何かを送信することを試みたこともある。壜の中にたった一言、「お前なんか大嫌いだ」と書いて海へ流したことがある。もしかすると――あのポリスの曲みたいに――誰もが結局は「お前なんか嫌いだ」というメッセージを流していて、或る日海はそうした宛てもなく心情を吐き出したメッセージで溢れかえってしまう日が来るのかもしれない...あの海のことを考えると、そういうことを考えることもある。


僕も本当なら自分を理解する人間に向けてメッセージを送りたかった。だけど自分の周囲には僕のメッセージの伝わる人間はいなかった。それどころが、僕がメッセージなるものをもっているということ自体が奇異なことのように思われているようだった。僕以外の人間から僕に宛てられて届くメッセージは痛いほど僕に対して伝わってきた――「お前なんか大嫌いだ」と。だから僕はそうした場所から旅立ち、浜辺へと辿り着いた。郵便の届く保証のない家でじっとしているより、浜辺で永遠に打ち寄せる波とそれに合わせて崩れていく砂を見ている方が好きだったからだ。


そんなわけで、僕はその時期をラジオと猫だけを傍らに過ごしていた。チューナーの狂ったラジオからは色々な電波が流れてきた。帰る星を見失った、 1000光年離れた場所に存在する宇宙飛行士の嘆きと叫びや――そんなものがどうして「その時」届いたのか考えると奇妙な気持ちになる。1000年という時を越えてたったひとりの受信者である僕のところへ届いたということなのだろうか――或いは遠い国の様々なニュースだった。


ラジオが壊れてからは、海岸に時々落ちている貝殻をラジオ代わりに耳にあてて、耳をすましてそこで呟かれている言葉を聞き取ろうとした。遠い国で建設された塔が太陽よりも高みに達したというニュース人類が或る日滅亡したというニュース。失われた大統領心臓発見されたというニュース月齢が4.7に達した日に彼方へと旅立つ船が航行するというニュース。僕の前世は「アフリカ」という場所で茂っていた一本の葦だったというニュース。その更に前世ドイツの三文詩人が綴り、そして破棄してしまった言葉のひとかけらだったというニュース。そういったニュースを僕は楽しく聴いていた。流れている内容が本当なのか、それとも嘘とデタラメなのかはどうでもよかった。ただ誰かの言葉が聞こえるということ、それだけが僕にとって重要だった。


海辺で戯れに魚を吊り上げたことがある。釣れたのは全身を鱗に覆われた、さながらトカゲのような緑色で固い皮膚を持ち四本の足と二つの乳房と三つの翼を持つ魚だった。頚動脈を切断するべく包丁を突き立てようとしてその魚と目が合った。その目は悲しそうに潤んでいた。魚ではなく、人間の眼のように見えた。「わたしはせっかくあなたの孤独癒してあげられるのに」とその眼は語っているように見えた。結局その魚は足を切断して三枚に下ろして皮をむいて食べてしまったのだけど、えぐみの残る後味を噛み締めながらその瞳の持つ意味についてしばらく考えてみたことがあった――もっとも一晩眠った次の日になると忘れてしまったのだけど。


その頃の儀式めいた習慣のひとつとして、眠りにつく前に僕はピストルを右のこめかみに当てた。そして冷たい金属が肌に触れる感触を確かめながら、今度こそこめかみを打ち抜こうとした。サリンジャー短編に登場する青年が最後にやったように。しかし出来なかった。何故だったのかは分からない。死ぬに値するほどの何かを信じることが僕には出来ていなかったからなのかもしれない。それが僕にはひどく辛いことのように感じられた。


「暗い心を持つものは暗い夢しか見ない。もっと暗い心は夢さえも見ない。」死んだ祖母はいつもそう言っていた。

――村上春樹『風の歌を聞け』(講談社文庫


それは1991年のことだった。

2007-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20071219204502

今日月齢9か10くらいだったかな、このくらいのときのほうが満月よりも月表面の諸構造物がくっきり観察しやすくなる。斜めから照らされているから。

2007-12-06

http://anond.hatelabo.jp/20071206130653

同じ月齢胎児でも、未熟児として保育器に入れば人間。胎内で殺されて外に掻き出されれば母胎の付属物。

2007-09-20

中秋

「ねえねえ、月がきれいだよー。今日はね、…」

「あ、ちょい待って。…ええと、9月20…で…8…半月だね」

「なんでわかるのぉ?」

「計算したんだよ。厳密じゃないけど」

「すごーいどうやるの?」

「超簡単。今日9月20日だから、まず9と20を足して、29」

「うん」

「で、今年2007年はこれに9を足す」

「9なんだ」

「そう。で、足すと38。30より大きくなったから、30を引いて、8」

「うんうん」

「計算終わり。」

「え?」

月齢8、だから、半月でしょ。満月が15で、半分の8」

「えーそんな簡単でいいの?」

「そう。月と日の数字を足して、今年はそれに9を足して、30を越えてたら30を引く」

「それだけなんだー」

「これで大体プラマイ1か2には収まるんだって。…あそうだ、1月と2月だけは足し算のときにさらにプラス1してね」

「それはなんかめんどくさいなぁ」

「覚えるのがね。今年が9、ってのも、ちょっと覚えにくいかもね」

「じゃさ、来年はどうなるの?」

「先の心配してもあれだけどね…まあいいか。来年は20」

「全然バラバラなんだ」

「完全にバラバラってわけでもないよ。年の頭に定数を計算しちゃえばいいんだけど、それも面倒なら、この数字は毎年11ぐらいずつ増えていく。」

「じゃあその次は、20に11足して、31…」

「…で30越えちゃってるから、30を引いて、1ってわけ」

「なんか覚える自信がなくなってきちゃった」

「欲張るからだよ。今年は9、これであと今年いっぱいはオッケーなんだし」

「えーだって何年何月何日の月は何々です、って言えたらすごくない?」

「ああ、この計算法ね、たぶんそんなに長くは使えないよ。」

「えっどのくらい?」

「たぶんだけど、20年、30年とかそんなもん」

「たったそんだけ?」

「うん。それ以上は誤差が大きくなると思う」

「なあんだつまんないの」

「欲張るからだって。少なくとも再来年ぐらいまではそこそこ正確に出るってわかってるんだから、それでいいじゃない?」

「うん、でもねえ…」

「なに?」

せっかくだから子供たちなんかにも教えてあげたいじゃない、この方法」

「教えればいいんじゃないのか? 方法はいろいろあるだろう」

「でも私たちの子供が月を見るのって」

「…そうか17年後、か…」

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