2014-01-21

Wiipediaの人物記事で本人が自分の記事に誤りを見つけた時…

書く場所に困ってここを使うだけで、

人物記事で本人が自分の記事に誤りを見つけた時 - あんまり使い道のない日記 - Wikipediaグループ 2013/1/15

自分で書いた「グループプライベート設定日記」のほぼ転載です。それ以外の方にも読めるようにしたためにここ使いました。

基本的wikipediaに関心のある人向けですが、ここに書く以上はそれ以外の方からも含めて好き勝手な反応が返ってくることもまぁあるでしょう。

以下、自己転載

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近年ja(に限らず)wikipedia執筆注意事項系の記事まともによんでないのであれだけど、「人物記事で本人が自分の記事に誤りを見つけた時の対処法」がわかりにくいという話を、少なくともわたしよりは近年の執筆注意系を読んでいる人が言っていたのを聞いて、まぁ各種執筆注意系の記事を全部読めばわかるはずだけどあまりに普段自分執筆・修正をする意図のない人には負担が重すぎるので一カ所にまとまっているといいなぁ、とは思いますよね。既にあったらごめんなさい。

こんな感じになるのかしら。(つっこみ歓迎、というか改善すればよりましになるなら、以下の文章の権利は主張しませんのでどなたか引き継いで流用の上やっていただいてかまいません)。少なくとも、以下の文章の中で関連する執筆注意系記事へのリンクは随時入れた方がいいとは思います

人物記事で本人が自分の記事に誤りを見つけた時は以下のようにするのが良いです。

特に重要な点を先にまとめます重要度の順に

申し立てが本人であることが確実に伝わるメディアで表明しないとなかなか対応されない

・現状の記述の「問題」が、確かに「問題」であることが第三者検証容易な資料を提示するとベター

ボランティア作業であることとウィキペディア方針関係でなかなか対応されないことはあるが、黙っているよりは表明する方が改善される可能性が上がる

最低減やった方がよいのは「記事が誤っていることについて、本人であることが確実に証明できるメディアで表明する」ことです。

これは「インターネット上で第三者確認が容易なメディア(公式ブログ、公式ウェブページリリース記事等)」が理想ですが、「疑うなら事務所電話して確認してください」とかそういうのでもしないよりは良いのですが、確認する執筆者が出てこないと記事に反映される可能性が下がってしまうと思われます。これは書き換えるのも無償人間がやることなのでなかなか難しいです。

最も理想的な形は

「本人であることが確実に証明でき、かつインターネット上で第三者確認が容易なメディア(公式ブログ、公式ウェブページリリース記事、公式認定されたツイッター等)、に誤っている旨と正しいとされる内容を記述した上で、それを信頼できると思われる第三者がその内容に同意したことを示す出典でインターネット上で第三者確認が容易なものウェブで閲覧無料で可能な新聞記事等、他人が関わった事実関係なら関係者証言)へのリンクを示すなどする。(その上で当該記事のノートページにそこへのリンクを書き込むとなお良いです)」

ことです。

しかし、これはこれで本人にかなり負担が高いと思われます。また該当する出典がそもそも存在しない可能性もあります。なので、「第三者による出典」は「ウェブで誰でも確認できるものがなければ、図書館等で閲覧可能な書籍」等でも本来は良いのですが、記述を変更する人間が確認作業がなかなか行われずに記述の修正がなかなかなされない恐れがありますが、何も出典を書かないよりましです(これは人間がやることなので、どうにかなりづらくても難しいというしかありません)。

そもそも本人がそう主張するという以上に出典までを示すこと自体が「wikipedia執筆なんかしたくはないんだ」という本人にとっては負担で、時に理不尽ですらあるのは間違いないので、しないならしないでも、止むを得ないとは思いますが、その場合「と本人が主張している」的な記述に修正されてしまう可能性があります第三者による出典がそもそも存在しない場合も少なくないと思いますが、これはいかんともしがたいです(本人の主張する事実矛盾する出典がそもそもどこにも存在してない場合であれば、結果的に本人主張をもとに記事が修正されることは現実問題としてしばしばあると思いますので必ずしも無駄ではありません)

注意点としては、「矛盾する資料が一般的に信頼できる資料として既に公表されている」場合両論併記になったり修正されなかったりする可能性がありますが、これも、それはwikipediaの性質上、回避することがなかなか難しいです。既に公表された側が誤りで有ることが第三者にわかる証拠を示すことで修正される可能性はあがるのですが、wikipedia方針としては取り入れられるとは限らないです。

更に言えば、「単なる事実と多くの人に思われているタイプ事象」、例えば何年にどこの機関所属していた、といったことに比べて「第三者の評価に関わることや、主観が混じると思われがちなこと」、例えば「××として評価されている」等は本人主張で誤りというだけではなかなか修正されない傾向がありますが、wikipediaはそういうものと思っていただくのがよいです。(特に研究者がそのように評価し何かに執筆して公開している場合などは、特に修正は難しいです)。

もちろん、本人が特定の内容を「掲載して欲しくない」と主張することは自由ですが、反映されづらいのはそういうものかと思います。ただし、これが法に触れる場合名誉棄損等)や、プライバシー侵害につながる場合はその旨主張する権利は当然あります違法の恐れが高ければ原則として対応されますし、違法でなくてもプライバシー問題はwikipedia既存の基準にしたがって検討されるもので、一般的に守られて然るべきと思われがちなもの対応される可能性が比較的高いと思われます ※この辺の対応ルールを簡潔かつ正確に書くのは結構難しい気がする。

「今wikipediaに書かれていることは誤りであるが、それが誤りであることを示すのに未公表のプライバシーを明かさざるを得なくなるので証拠を出せない」等複雑な事情がある場合は、修正されづらいのはなかなか難しいものです。強いて言えば、信頼できる情報源とされるような第三者マスコミ研究者業界関係者にのみそれを伝えて誤っている旨同意公表してもらうと少しは対応の可能性が上がるかも知れません。

と書いてみて、上記の内容だと、wikipedia方針よりも、既存方針実態を利用したテクニックノウハウ領域

なってしまっていて、wikipedia内に記事を立てるのが不適な内容になってしまっている気もしますが(つまり、それがwikipedia方針と主張するのは適切ではないが、wikipedia方針を利用した使い方として第三者が別の所で表明するのが間違いとは言えない的な意味で)。

注意事項ですが、上記記事はろくに推敲も現状の記事wikipedia確認もせずにささっと今書き上げたものなので、上記記事はそのまま鵜呑みにして第三者拡散はしない方がよいと思います(最新の方針に熟知された現役のウィキペディアンで、大して問題がないと思われる方がいらっしゃるのならばそれは拡散なさってもよいと思いますが)

あと、あまりよくないのは「自分で記事を修正してしまう」ことです。wikipediaの他の記事を触る意思のない人にとっては理不尽かもしれませんが、wikipedia方針上、自分で書き換えたもの勝手に書き戻されるリスク編集合戦になるリスクがあります。せめて、ノートページに書く方がよいです。その場合も、本人がそれを書いたことがわかるように冒頭に書いたように、「記事が誤っていることについて(それをノートに書いたことについて)、本人であることが確実に証明できるメディアで表明する」ことで改善の余地が増えますが確実とまでは言えません。

※もしかすると私の気分次第で後ほど上記を推敲してもう少しはましに修正するかもしれません。

※1/16若干加筆と誤字修正しました。 1/16中に二度目の校正。 1/16中に三度目の修正。

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自己転載以上。

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