はてなキーワード: 試験管ベビーとは
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140508/amr14050810170005-n1.htm
これとか見て思うんだけどさ。
むしろ、「あなたはこの人以外愛しちゃだめです」と愛を制限するのが結婚という制度だろ。
夫婦(夫夫または婦婦か?)になって相手の浮気を防ぎたいのか? 財産の共有に魅力を感じてるのか?
遺伝子工学であれこれして二人のDNAをジョインして作る予定の試験管ベビーの親権に興味があるのか?
同性婚に寛容な人たちに聞きたいんだけどさ、
あるのか無いのかわからんけど二次元嫁との結婚とか、社会的な制度として認めるべきだと思うか?
ロリコンが幼女と結婚するのは? 重婚は? 親子で結婚するのは?
それらがダメだってんなら、どこに線を引いて同性婚を認めてるんだ?
ダメじゃないなら、結婚という制度を何のためだと思ってるんだ?
この記事の人が、「私はこの木のオブジェクトと結婚したいのに、アバターとしか結婚できない!」
と言い出したら木と結婚できるようにプログラミングしなきゃならんのか?
好きに愛し合えよ。
だけど結婚は違うだろ。
このへんに触発されたので、簡単にまとめてみる。意外とよく知らない人が多いみたいだし。
http://anond.hatelabo.jp/20130505120241
http://anond.hatelabo.jp/20130504200740
不妊治療と言うと、試験管ベビーみたいな印象が強いかもしれないけど、ピンからキリまでいろいろある。
以下、分かりやすさを重視して書くので、正確な表現になってない部分があるのは容赦してくれ。
いちばん「キリ」なのがこれ。
卵子は排卵してから24時間しか生きていないので、排卵して24時間以上経ってから何回セックスしても、その月に妊娠するのは不可能。
一方精子のほうは3~4日くらい生きてるので、排卵日の前日とか前々日くらいにセックスするのが理想だ。
排卵日は、「生理開始日から2週間後くらい」とか「毎朝体温を測って、低温期から高温期に移り変わるあたり」とかで一応素人でも予測可能だけど、人によっては生理不純だったり、体温がバラバラだったりして分かりにくいことがある。
そこで、超音波とか尿検査とかで正しい排卵日を予想してもらい、いつセックスすればいいのか教えてもらうのがタイミング療法。
費用は月5000円くらい。
これは、膣に出された精子が、子宮の中に入って行けないときに使う。
原因は、精子の数がやや少ないとか元気がないとかでなることもある。
また、健康な子宮は、精子が中に入って来るのを助けるための粘液を出しているんだが、その粘液の量が少なかったり、精子と相性が悪かったりする場合もある。
名前は大仰だが、やってることは大したことない。オナニーで出した精子を、ゴミとか不純物を取り除いたあと、スポイトみたいな道具で子宮の中にピュッと入れるだけ。
費用は1回2万円程度。
これは、主に卵子のほうが子宮に入れない場合の治療だ。(精子の数が極端に少ない場合も使う)
卵子は卵巣で育って、その後卵管を通って子宮に来るわけだが、その卵管が詰まってるとか、卵管と卵巣の接続がうまくいってないとかで、卵子が子宮に入れなければ、いくら精子が頑張って子宮までたどり着いても受精不可能になる。
そこで、注射器みたいなのを卵巣に刺して卵子を吸い出して、シャーレで精子と受精させてから子宮に戻すことになる。
費用は1回30~40万円くらい。
ただし、一度に複数(多い人なら10個以上)の卵子を取り出し、受精させて冷凍保存しておくことが出来る。
その場合、2回目以降は、保存してある受精卵を解凍して子宮に入れるだけなので10万円程度で済む。
普通は卵子に精子をふりかければ自然に受精するんだが、精子に問題があって、それが出来ない場合がある。
そういう時、卵子にミクロな注射器を刺して、精子を注入することで授精させることが出来る。
費用は1回40~50万くらい。
複数の受精卵を一度に作って保存すれば、2回目からは10万円程度で済むのは体外受精と同じ。
ホルモンバランスが悪いと、卵子がうまく育たなかったり、せっかく受精してもその後すぐ流産してしまったり、ってことがある。
こうしたホルモンの治療は、上のどれかの治療を併用して行うのが普通だ。
卵子の老化はほぼ年齢と比例するが、全ての卵子が一様に老化していくわけではない。
老化が進んで駄目になってしまった卵子と、まだそこまで老化してなくて受精可能な卵子がある。
20歳だったら10個中9個が使える卵子だが、40歳になると10個中1個しか使える卵子がなかったりするわけだ。
10個中1個でも使える卵子があるのだから、数打てば当たる作戦を使えば妊娠は不可能ではない。
要するに10か月連続で、いいタイミングでセックスすれば、1回は妊娠できる……計算になるのだが、問題は、その10か月という時間である。
もともと「ギリギリ受精可能」くらいだった卵子が、その10か月の間に更に老化が進んで、受精不可能になってしまうことがある。
高齢の場合は、とにかく治療に時間をかけている余裕がないのだ。タイミング療法や人工授精をしていたら、あっという間に時間が過ぎ、使える卵子がなくなってしまう。
1度に10個の卵子を取り出してしまう。そして、そのうちうまく受精できた1個を子宮に戻せば、うまくいけばそのまま育って妊娠できる(もちろん、ダウン症などの確率は若い妊婦よりも高くなるが)。
もしあなたが若ければ、気軽に不妊クリニックを受診してみよう。
数千円の治療を2、3か月受けただけで妊娠できる可能性が高い。
もしあなたが高齢であるなら、1分1秒でも早く体外受精しよう。
その場合、うまく妊娠出来てもダウン症などの確率が普通より高いので、出生前検査をおすすめする。
高齢かつ、体外受精や出生前検査のお金がない場合、また、超高齢(42~44歳ぐらいで、使える卵子はほぼ枯渇する。どんなに数を打ってもゼロはゼロである)の場合は、潔く諦めて、夫婦2人で過ごす老後の在り方を考えよう。
http://d.hatena.ne.jp/kutabirehateko/20100421/Second_Rape
内心の自由は保証されているという人がいます。私はそうは思いません。ただ人の心を他人が裁くことは出来ないと思っているのです。
すっかり宗教だなぁこれ。
自分の性癖に苦悩している人を例に上げて、そういう趣味は「かくあるべし」と言っている。
あんましそっちの方へ広げない方が良いんじゃないだろうか。
それはさておき。
生身の体を持つ人造人間や、人間とまったく変わらない体を持つクローンの場合、話は複雑です。いったい彼らと人間をどこで区別するのか? 生殖によって生まれたのではないから? では試験管ベビーは?
なんも複雑ではない。
それらに自我があるかどうかだ。
自我の判定は複雑極まるだろうが、人造人間だから、クローンだからなんて判定は普通しないだろう。
そして、そのためにも所謂「ロボット」に自我は待たせないはず。
未来なんていわず、試験管ベビーなど例に上げずとも、堕胎を問題にすれば良い。
どこからが「人」であるのか。
どこからが「殺人」なのか。
もう何年も議論されている分野だ。
なるほどね、それでその人をどうしたいのだろう?
その人が自省の海に沈めば満足か?
「心をノックしたい」なんて浅薄な言葉の自己満足で他人に踏み込んで、「あなたは低俗な人です、でも私が救って差し上げます」とでも言うつもりか。