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はてなキーワード: 絶望の国の幸福な若者たちとは

2019-01-16

荻上チキさんの思い出

荻上チキさんの名前を見たなかで一番印象的だったのは、社会学者古市憲寿さんが直々に『絶望の国の幸福な若者たち』のなかで言及したときのことだ。内容については触れない。ぜひ入手して読んで欲しい。

荻上さんの名前を知ったのははてなダイアリーだ。『バックラッシュ』は買った。表紙には上野千鶴子先生名前を筆頭に、たくさんの論者の名前が書かれている。その一番最後荻上さんの名前が書かれている。いまでもその本は捨てずに本棚に置いてある。

はてなには、よく分からないことを言うひとも多かったし、いまでは名前も思い出せないひとも多い。そのなかで荻上さんははっきりと名前を覚えたひとりだ。ジェンダーフリーについてのサイト煽りまくっていたのを覚えている。

僕は、はてないたことを忘れないために一番輝いていた荻上さんのことを書いておく。

2017-12-13

anond:20171213220218

若者大丈夫かと

 内閣府の「国民生活に関する世論調査」によれば、

二◯一◯年の時点で二◯代男子の六五・九%、

二◯代女子の七五・二%が現在生活に「満足」していると答えている。

(出典:『絶望の国の幸福な若者たち』)

http://www.dokusyo-geek-ki.com/entry/2016/03/05/195929

去年の記事からちょっと古いですが。幸せなんだって

2016-03-30

古市憲寿さんについて思い出したこと

下司の極み乙武さん(クンづけはしません)の「ダミー」として不倫旅行の手助けをした、と、

斬り込み隊長に断言されている社会漫談家(≠社会学者)の古市さんなわけだが、

ちょっと個人的に思い出したことがあったので記しておく。

何年前だったか、『絶望の国の幸福な若者たち』という本をだされて多少、評判になったころ、

古市さんの出席する読書会講演会のようなものに参加したことがあった。

講演会最後に、例によって質問コーナーがあって、2~3、マジメな質問が続いたあと、

こんな質問をした男性がいた。

「あの~、こういう質問していいのかよく分からないんですけど、古市さんってどういう女性タイプなんです?」

そこそこマジメな空気の中で、クールに「俺は人と違う意見が言える気鋭の社会学者」をキメていた古市さんに、

ゲス質問がぶつけられ、会場は笑いに包まれたのだけれども、そのとき古市さんは

「あの~、そうですね、僕より有能でお金かせいでくれる人と結婚できたらいいですね、へへっ」

と、キャラを守った返答をしていた。


質問した男性は、さすがにその程度のごまかしが通用する人ではなかったらしく、続けて

「それって、『結婚の条件』であって、『恋愛タイプ』ではないと思うんですけど、恋愛という意味で好きなタイプとかあるんですか?」

と、やや踏み込んで質問した。

それに対し古市さんは、ややひるみながらも

「あの、男女の恋愛に求められるような、人と一緒にいることの喜びとか安らぎとか、

そういうものって、友情とかで代替できると思っているんですよね・・・

などと、なんだがごまかしたような答えをして、質問した男性も、

以上この場で突っ込むのぶしつけと感じたのか、ここでやり取りを終えてしまった。


まあ、精神的な部分はある程度友情代替が効くのかもしれないが、当時の古市さんは20代だったわけで、

そういう「精神的な充足」を求めるのとは別の肉体的な欲望もあったはずだろうが

(仮にそれが全くなかったとしたら、それはそれで興味深い事例だと思うが)

さすがにそれはつまびらかにはしないのだなあと思って、

まあ、古市さんが、どういう性癖の持ち主だろうが、知ったこっちゃないし、

恋愛はしないけど、風俗はいきまくる人だろうが、

二次元しか愛せない人だろうが、オナニストだろうがゲイだろうが、どうでもいいのでそのことは忘れていたのだけれど。


そのうちに、古市さんはますます活躍のご様子で、

テレビで「唾液の交換が不潔だからキスが嫌いだ」とか言い出したりしてネット話題を振りまいていたと思ったら、

乙武さんの不倫介護のようなものかもしれないとか擁護しだしたりして、

そして、もし、本当に乙武さんの肉体的欲望を満たすための旅行ダミー役を引き受けていたとするならば、

それはなんだかもう、本当に味わい深いなあという思いとともに、このエピソードを思い出した次第。

ま、こんなこと考えている自分も、ずいぶん下司ですがね。

2015-05-26

自分なりの幸せ」についての考察

地域社会

大きな物語の共有

幸せのあり方が規定されている社会

自分なりの幸せ」を持つことは許されない → 疎外される

ポストモダン

地域社会崩壊

大きな物語解体

地域社会が共有していた「幸せ」が失くなる

自分なりの幸せ」を皆が追い求める時代

幸せって何?フリーターブームオウム真理教?)

自意識肥大情報が追いつかない

反対意見を目にする機会が少ない → 無視する

自意識異論

現代

自意識肥大化は進むが、同時に反対意見を目にする機会も増える

同じ「自分なりの幸せ」を共有するコミュニティができる

 → 反対意見コミュニティ攻撃するものが現れる

  (私はこれで幸せなんだ!余計なノイズを入れるな!自己防衛的拒絶)

自意識異論

並行して、「自分なりの幸せ」を獲得することが難しい時代に → 持たない幸せ

絶望の国の幸福な若者たち古市 憲寿

年収150万円で僕らは自由に生きていく』イケダハヤト

『持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』pha

きっと何者にもなれない自分幸せなんだと思いたい

 
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