はてなキーワード: 盛るとは
瓶の底で、螢は微かに光っていた。
しかし、その光はあまりにも弱く、その色はあまりにも淡かった。
僕の記憶の中では、螢の灯はもっとくっきりとした、鮮やかな光を夏の闇の中に放っている筈だ。
そうでなければならないのだ。
螢は弱って死にかけているのかもしれない。僕は瓶の口を持って、何度か振ってみた。
螢は瓶の壁に体を打ちつけ、ほんの少しだけ飛んだ。しかし、その光は相変わらずぼんやりとしていた。
多分、僕の記憶が間違っているのだろう。螢の灯は、実際にはそれほど鮮明なものではなかったのかもしれない。僕がただ、そう思い込んでいただけのことなのかもしれない。あるいは、その時僕を囲んでいた闇が、あまりにも深かった所為なのかもしれない。
僕にはうまく思い出せなかった。最後に螢を見たのが、いつのことだったのかも思い出せなかった。
僕が覚えているのは、夜の暗い水音だけだった。
煉瓦造りの、古い水門もあった。ハンドルをぐるぐると回して開け閉めする水門だ。
岸辺に生えた水草が、川の水面を粗方覆い隠しているような、小さな流れだった。
辺りは真暗で、水門のたまりの上を、何百匹という螢が飛んでいた。その黄色い光の塊が、まるで燃え盛る火の粉のように、水面に照り映えていた。
あれは、いつのことだったのだろう。
そして、一体どこだったのだろう。
上手く思い出せない。
横だけど、科学技術や研究のレベルがうなぎ上りに上がっちゃった結果というか弊害ですね。
サイエンスフィクションすなわち科学小説の名を冠する以上、どうしてもリアリティの比重を軽めに盛るわけにいかないというか、軽くするならするでそこに緻密な論理展開を擬したこじつけが必要だから。
ところで個人的にいい女10選するとドース・ヴェナビリとスーザン・キャルヴィンとモリイ・ミリオンズと…ってなってくる。なるほど古典。つーか偏りがやばい。
可愛い部門はコーティー・キャスとアーカディ・ダレルとシェヴェットちゃんと…。最近のだと円城さんの『これペン』の姪ちゃんも可愛いんじゃないかな。
この世の最悪はおしゃべりなのに話がまったく面白くない人だと思う。
ただのオナニーみたいなおしゃべりならまだいい。
信じられないことに、俺がこんなにサービスして盛り上げようとしてるのに
何でお前は乗ってこないんだ、みたいな人がいるんだな。
あの、話を盛ることが正義というか、盛るオレ=サービス精神旺盛つまりオレ正義、みたいな押しつけがましさは何なんだろう。げんなりしてしまう。
お前もオレみたいにサービス精神をもっと持て、だからお前は面白くないんだと言われたのだが、
まぁ確かにボクは場を盛り上げよう!みたいな意識はあんまりない。
話上手ではないという自覚もあるし、そもそも口を動かすことにそれほど快感を感じない。
そう、世の中には話すことが快感中枢とつながっている人がわりといるんだな…。
話すよりも、人の話を聞くほうがはるかに面白いと思うのだけど。(押しつけがましくなければ)
盛る人たちがキャッキャやってるのを聞くに、まぁヒドイい。
でも本人たちは爆笑してるので、面白いんだろうし、本気で自分の話が面白いと思ってるんだろう。
周りがげんなりしているのにも気づかない。
面白さの解釈は人それぞれだし、ボクのことを面白くないと思うのもいいんだけど、
なんというかまぁ、面白さも正義も人もそれぞれだよ、と、ただそれだけわかってくれればいいのだけど。
自分は面白いと思ってる面白くない人に、面白くないってなかなか言えないもんだね。
彼を止められなくてごめん、って誰かに謝るよ。