はてなキーワード: 一括エントリーとは
就活時期ですね。この時期のリクルーター、駅やコンビニなんかで見かけます。がんばれ、とみんな心の中で応援してます。ほっこりしてます。
でもまぁ、企業の総務、採用担当(の、事務担当)辺りから云わせると
・どう考えても来れないだろ、本気かよって距離に住んでる方
上記のどれかに当てはまる人に言いたい。君たちの〇人〇報は、ある程度まで相手○○に○○されてるからね。大人は忙しいからわざわざ追っかけないけど。(求人サイトとの契約にも守秘義務の契約事項あるからね)
静かに怒っているよ。
知り合いが近くにいたり、親御さんがお世話になってたりする取引先だったり、先輩が勤めていたり、本命に考えている企業と繋がりがあったり、世の中意外と狭いからね。
お友達どうしやサークル活動の感覚で気軽に欠席したりすると、本業の業務時間を削って時間を作ってくれている大人は困ってしまいます。意外に宮廷クラスや三田早稲田クラスに多いのは、興味、関心の幅が広いのか、リスク管理の意識があるのか。まぁでも、自らの価値を下げてしまわないよう、良いシューカツを。
増田のおじさんは、みんなの事見て、静かにホッコリしてるからね。
なお、すんごい遠くに住んでて、本気で選考応募考えてる方は、電話等で別途連絡して下さると本気度伝わるのでオススメしておきます。
追記:こんな増田のオッサンにも反応してくれてる方がいるのはちょっと嬉しいので追記してみる。もうしませんので許してw
→伏せ字…すまぬ。大人のジジョーってやつだ。
→学生側の事情って。一括でも良いけどちゃんと連絡してね。もしくは連絡したとき「…ちょっと…覚えてないです」とか言わないで(笑。
→本気度w…零細新興低学歴なんで笑ってからちゃんと辞退してください...。
→遠距離にお住いの方はホント連絡ください。こちらも地域限定して登録してるのに、見つけてくれた努力は評価してます。よくぞ気づいてくれた!!と。来てくれたヒトは歓迎してますよー。
さっき、隣の席でスーツを着た学生がOB訪問というやつをやっていた。先輩後輩でお互いに気心知れた関係なんだろうが、「いつもはレポートをコピペで片付けていたので、卒論ぐらいはちゃんと自分で書きたい」とか「あっ、こないだ面接ブッチした企業から電話来ちゃった」とか言い出す後輩。先輩は先輩で「あるある~、そうだよね~」ってノリで返していて、それってどうなのよと思った次第。
しかし、これがきっと世の中の平均的な学生――それも優秀な――なんだろうと思う。身なりはきちんとしていて、前向きな性格で清潔な印象。名前が出てくる選考中の企業も、新日鉄だの住友だの、日本を支える一流企業ばかりだ。面接官のウケも良いらしく、おそらく内定は時間の問題だろう。自分が就活をしていた時分でも、要領の良いこうした連中が幅を利かせていた印象がある。人間、適応できた奴が強いのだ。数ヶ月前まで汚らしい格好で女にちょっかいを出していた男が、似合わない短く黒い髪でスーツを着込んでいた。これはほんの一部の話なのかもしれないが、そんな人間たちが日本の中枢で重要な役割を果たしているような気がしてしまうのは、ただの妄想だろうか。
いっぽう自分はといえば、最後まで就活に意義を見い出せなかった。将来のことで親と意見が分かれて実家に居づらくなり、好きなことはひとつもできなかった。結局なんとか一般企業に内定は取れたものの、1年足らずで辞め、アルバイトだったが好きな職種に転職して、先日やっと契約社員に格上げされた。一流メーカーとか、インフラとか、そういう堅気の仕事ではないが、自分の仕事には誇りを持っているつもりだ。家族との溝はあれから埋まらず、お金が貯まった時点でほとんど家出のような形で実家を出てしまった。今も滅多に帰らない。
この違いはなんなのだろう。
人それぞれなんだから別にいいじゃないかと思うかもしれないが、それは結果論に過ぎない。運良く希望の進路に修正できたから今の自分がいるわけであって、もし転職に失敗していたらこうして物思いに耽る暇もなくくすぶっていたことだろうし、似たような状況にある人は現実にそこそこいると思う。ちなみに自慢じゃないが、自分は学生時代、面接の予定が被ってしまった場合はちゃんと自前に連絡したし、コピペでレポートを提出したことは一度もない。
就活とはいったいなんだったんだろうか。今考えてみても自分ではよくわからないし、わかるのは自分の人生に於いて就活は完全なる遠回りであったというだけだ。ただ、学生が就活以外の方法で社会に出る方法がもっとあってもいいんじゃないだろうか。そういう選択が、社会的にもっと尊重されてもいいのではないか。具体的にはフリーターとかしか思いつかないが、某パソナのようなよくわからない人材派遣会社の手伝いをさせられながら就活を続けるよりかはずっとマシだろう。そうなることで、社会の仕組みに疑問を持ちながらも選択を強いられる学生が、いくぶんかは救われてくれたら、と思う。
リクナビなどの就活サイトは一括エントリーができたりして年々便利で無駄がなくなっているが、世の中の無駄はどんどんふくらみ続けているような気がする。