はてなキーワード: サッポとは
男だけど、ここ1年くらいでスキンケアに興味を持ち始めた。
色々調べてみると、今まで自己流でやっていたことにもやり方が存在するらしく、新しい知識を得るのは楽しかった。
特に気になったのは洗顔だ。子供の頃から何も考えずにやっていたことに、まさか"やり方"が存在するとは思わなかった。
しっかりと泡立てる
指が肌に触れない程度に泡を転がして洗う
すすぎは丁寧に行う
人によって言ってることが違ったり真逆のことを言っていることも多いスキンケアの話題で、唯一と言っていいほど共通して言われてるのが上の3つだ。
俺もこの言葉を信じて、丁寧に泡を立てて指が肌に触れないように泡を転がし素早く洗い流す洗顔を1年くらい続けてみた。
結果、肌がゴワゴワになった。角栓だらけだし、角質(垢)が溜まってるのがわかる。顎や眉間にニキビができやすくなった。今まで気にしたことなかった鼻の黒ずみなんかも目立つようになってきた。
気になって調べてみると、「肌が育ってる過程」という言葉が出てきた。サッポー美肌塾ってところだ。
だから信じて「もう少しだけ…」と続けてみた、でも限界だった。
肌の見た目が悪くなって、トラブルも増えてるってのは明らかにおかしい。
俺は元々、肌トラブルに悩んでいたわけではなく、「スキンケアをして綺麗な肌でいたい」と思ったからやり始めただけだ。
それなのに、スキンケアの基本通りに洗顔をし始めたら逆に悪化しているなんてのはおかしすぎる。
明らかにニキビが出来難くなって、角質や角栓も少しずつ目立たなくなってきた。
乾燥なんかを感じることもないし、むしろトラブルが減って快適と言っていい。
考えてみれば、スキンケアを意識していない頃はこういう洗い方をしていた。
それで、「肌が綺麗だね」と2回くらい言われたことがある。
(今では人に肌を見られるのが怖い・・・)
「洗顔は泡で優しく」「指が触れないように」「時間をかけるな」
これ本当なのか?
確かにゴシゴシと肌を削るように洗顔するのは間違ってると思う。
俺も1度、体を洗うザラザラしたタオルで顔を擦ったら痒いしニキビができるしで散々だった。
でも、石鹸をつけて肌を撫でる程度に洗うくらい良いんじゃないのか? むしろ、それくらいじゃないと皮脂汚れは取れないんじゃないか?
皮脂がほとんど出ない乾燥肌の人なら撫でて皮脂を落とす必要はないかもしれない。普通に皮脂が出て夕方過ぎには肌がベタッとしてしまう人間は、まったく指で肌に触れない洗顔は不向きだと思う。
なんで、皮脂がほぼ出ない乾燥肌の人間のやり方が万人にとっての正解のように語られているのかがよくわからん。
そもそも、擦らないってなんだ?どこからを「擦る」というんだ?「撫でる」は「擦る」に入るのか?
洗顔でどれだけ肌に触れなかったとしても、クレンジングでは肌に触れて指を滑らせるんだろ?あれは「擦る」に含まれないのか?保湿クリームや乳液をつけるときだって擦ってるよな? リンパマッサージなんてのも思いっきり肌を擦ってるよな?? 正しいシャンプーのやり方ってのもよく見るけど、頭皮を擦ってるぞ? 顔はダメで頭皮はいいのか?
正直、美容業界はよくわからん。擦るな擦るなってどの程度を言ってんだよ。本当に指が1mmも触れないような洗い方してたら俺は大変なことになったぞ。