よく考えたら好きになる前に抱こうとしてるとかとんでもない奴だな小田和正
「おまえ随分声出てるなー」みたいなこと言われてたけど、
勢いのあるやつらって、番組の中ではずーっとでかい声出して喋ってたんだなと。
俺なんか隣の奴と話す時でもそうでない時でも、でかい声出して喋ったことなんて一度もない。
俺には一生無理だわ。
嘘じゃないなら紹介してくれ
個人的に本当にすごく良かった。多くの人にこの映画を観てほしいと思う。
一部から、意図的にクィア映画であることを隠蔽しているという批判が上がってるみたいだけど、僕は制作サイドの判断を支持したい。
なぜならこの作品は人間が持つ無意識の加害性、また特にマジョリティがマイノリティの人々をいかに無意識に加害しているかということも描いた作品だと思うから。
僕自身は元ヘテロのバイだけど、この映画は事前情報なしで観に行けたので湊の母親や保利先生の視点をヘテロとして追体験できた。
そして、この映画を観た多くのノーマルの人々と同様に第三幕で明かされる真相に大きな衝撃を受けることができた。
もし、事前にこれがクィアな少年同士のラブストーリーだと知っていたらここまでの衝撃を受けることはなかっただろう。
そして、バイセクシャルをカミングアウトしていない僕はきっと映画館でこの映画を観ることはなかった。
また、もし大々的にそれが告知されでいれば、一番この映画を観てほしいマイノリティかもしれない子供の親たちにこの映画は届いただろうか。観れたとしてもそれは事前情報なしの観賞体験とは全く異なるものであったはずだ。
もしこの映画に注文をつけるとしたら、最後のシーンだけだ。湊と依里が生きていると確信できる描き方にしてほしかった。
ただ、あの終わり方だったからこそ彼らは観客の心の中で生き続けるのかもしれない。
「本質を語らずに周辺の興味を引きそうな(過激な)発言で煽る」はウヨサヨの基本情報戦略であり、Twitterがなければ他のSNSや掲示板やBlogで、ネットがなければ口頭演説でやるだけの話でしかない