2021-11-16

https://anond.hatelabo.jp/20211116054553

お答え申し上げます

ブコメでもすでに指摘されているように、現在元増田さんには上司として必要能力に欠けているというのが結論になるだろうと思います

ですが、それだけだと具体的に何がどう欠けているのかがおわかりにならないだろうと思い、100字ではとてもしたためられないため、このようにトラバで記しましたので、しばしお付き合いください。


まず元増田さんは「会社で怒鳴ってしま自分は間違っていないと思うのですがどうですか?」と質問をしているわけですが、第三者がその是非を判断する場合最低限必要になる情報があります

部下はどんな人間なのか、周囲の部下の評価はどんなものか(元増田さんの部下の評価との間に乖離はないか)、部下に施した教育はどんな仕方なのか、部下に与えたタスクの難度はどの程度か、部下は勤続何年目なのか、貴方は勤続何年目なのか、部下と貴方の歳の差はどの程度なのか、貴方の部下に対する叱責的な態度は職場問題視されているのかいないのか、等々、そういった物事輪郭がわからなければ、貴方の怒鳴ってしまう態度の是非なんて、どうして判断出来るでしょうか?

元増田さんの相談の中にはそういった客観的物事判断する為に必要情報がなく、仕事の出来ない部下を前にして自分が感じた事柄が極めて主観的に書き連ねられているだけです。

他人自分の持ち合わせている情報量がどの程度違うのか、自分脳内にある事物を伝える為に何と何と何が必要になるのかを思考する能力に欠けている、煎じ詰めれば「説明力」がない。

そのことがご相談を読むだけで伝わって来ます。この調子上司として部下に指導をしているのなら受けるほうはさぞ想像力を働かせねばならず、大変だろうなとも。


また、必要情報が欠けている事以外にも奇妙な点はあります

元増田さんは表題から「怒鳴る」という強い言葉を使っていますね、今時分職場上司が部下に怒鳴った時点でどの様なあらましがあってもアウトだろうというのが衆目の一致するところと思いますが、しかし文中では、

自分会社でよく怒鳴る。怒鳴ると言っても大声を出して威圧するわけでなく、その人ができていないこととなぜできていないのかを詰めるような言い方をしている。

ただ冷静に詰めているようで自分の中では実際はピキッときており、完全に怒鳴りだと感じている。大声で叫びたくなる怒鳴りを無理矢理抑制して言っているため、これはきっとパワハラ・ロジハラにあたるなとも思う。

となっており、必ずしも大声を出している訳ではないようですが、普通大声を出していなければ怒鳴るとは表現いたしません。

にもかかわらず元増田さんは一貫して怒鳴るという表現を使い続けますので、これを読まされた側は「大声を出さないように抑えようとはしているが、どうしてもイラついてしまいそれでもところどころでは少々声のボリュームは上がってしまう」程度の感じかな?

などと想像する必要に迫られますが、答えはわかりません。

常人間はある単語を使うに際して、その単語一般的に大多数の人間の想起する意味だろうという想定に基づいて使用されるものですが、元増田さんの単語の使い方は元増田さんだけの独特な感覚に基づいており、他人と共有出来ていません。

元増田さんの文章を読んだ人間に仮にアンケートをとっても、元増田さんのおっしゃる"怒鳴る"の内実に対して読者が抱いたイメージ千差万別になることでしょう。

元増田さんは言語感覚にも難があると言わざるを得ません。この点も上司として求められる能力に欠けた点です。


もう一点、元増田さんは己の感覚を「氷河期世代特有の傾向」だろうと分析しておりますが、この事に根拠らしきものがどこにもありません。

なぜそう分析したのか?仮にこの分析妥当だとして、この文中に持ち込まれ意味はなんなのか?

元増田さんの中には何らかの必然性があるのでしょうが、読者にはさっぱり理解できません。

ですが、まあ想像することなら出来ます。あたっているかどうかはわかりませんが、おそらくこういうことでしょう?

『私(元増田さんのことです)は氷河期世代だということだけで、割に合わぬ苦労を重ねさせられて来た。仕事もまともに教えられたこともないし、わからないことがあれば全て独力で解決してきた、その中で嫌な思いもたくさんしたし、でもその御蔭でここまでやってこれた。

そんな自負を持って生きている自分の目から見れば、一体この目の前にいる仕事の出来ぬ部下のなんと甘えたことか?私の半分も苦労をしていないではないか?全くイライラして怒鳴らずにはいられないのも無理からぬことではないか?』

どうです?当たらずとも遠からずなのではないですか?

しかし、こんなことを元増田さんに寄って想像してあげるほど誰でも彼でも暇ではありませんし、これだってあっているかどうかもわかりません。

もし元増田さんが上述のようなことを主張したいのなら、こうやってきちんと言語化してくれなければ何も伝わりません。

元増田さんは自分感情言語化して他人に伝えるのが不得手である、これも言えそうです。



まとめます、3段落にわけてお伝えしてきましたが、言いたいことは一つです。

元増田さんは、他人コミュニケーションを取るときには相手立場に立った考え方をする必要がある、指導する立場であれば尚更そうである。ということを学ぶ機会に恵まれてこなかった、ということです。

いみじくもそれが元増田さんが日頃から指摘されている「元増田さんは出来ない人の気持ちがわからない」というクリシェ意味するところです。

このように問題は整理いたしましたので、この問題について元増田さんがどうなさるのかはどうぞご自身でお決めください。

転職なさるのか、今の職場継続なさるのか、どちらでもお好きにして結構でしょう。

からは3つアドバイスさせていただきます

氷河期世代で大変だった元増田さんへ「よく我武者羅に頑張って仕事を教える立場になりましたね、ご苦労なさったでしょう」

自分の怒鳴りが問題かもしれないと危惧しながらも正当化したい元増田さんへ「元増田さんが苦労させられたのは過去ことなので、いまは上司としての自分にどう取り組めば最高の結果につながるかを考えてください」

・これから上司としての能力に欠けながらも仕事をしていく元増田さんへ「大変でしょうが今日まで頑張って来た貴方です、過ぎし日にそうしたようにまたゼロから上司としての能力を磨いてください、きっと出来るでしょう」

以上です、私の勝手類推に依るところが大いにありますので、全く頓珍漢な回答と化している恐れも多分にありますが、その際はご容赦ください。

  • (^^)https://www.irasutoya.com/2020/11/blog-post_57.html?m=1

  • しかし、こんなことを元増田さんに寄って想像してあげるほど誰でも彼でも暇ではありませんし、これだってあっているかどうかもわかりません。 暇じゃないなら増田なんか読んでん...

  • 慇懃無礼の見本みたいな文章

  • 長い。三行でまとめて欲しい。

  • まあ、どっちの上司の下で働きたいかっつーと、こっちの増田の方だわな。

  • これは致死率の高い正論。

  • 火の玉ストレート

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