2020-03-03

「マツコの知らない写真アプリ世界」で気づいた最新のクリエティ

時間は有限である

連休中に「マツコの知らない世界」の「写真アプリ世界」を見たのだが、

その内容が色々とクリエイティブというものについて考えさせられるものだった。

プレゼンテーターとして登場したのは現役女子高校生の二人だ。

二人の喋っている言葉を聞くと、どこの方言かと思うくらい我々の世代言語とまるで違う。

自分が直接会話したところを想像してみてもスムーズ意思疎通ができるとは思えない。

その言葉意味を汲み取って会話を成立させるマツコはやはりタダものではないと感じた。

世間にはJKとお近づきになりたいおっさんたちが一定数いるようだが、

こういったジェネレーションギャップちゃん理解した上で言っているのかと理解に苦しむ。

しろJK世代の娘がいるお父さんたちは夕餉の会話はさぞかし大変だろう。エモすぎ。

閑話休題

私自身はスマートフォンでの写真撮影はよくする方だと思う。

私も妻も外食旅行が好きなのであちこち行っては記念に写真を撮る。

自分容姿に興味がないので顔をいじろうとは思わないが、

光源や色味にはうるさく、彩度明度など各色調パラメータをいじっては唸る。

iPhoneの標準アプリで納得できないときPhotoShopなどを持ち出しては調整する。

もちろん専用のアプリを導入すれば手軽にキレイものが作れるのは知っているつもりだ。

ただアプリでできあがる結果はいひとつ足りないとか、やりすぎになってしまうことが多い。

からもし撮った写真を綺麗にするぞとなった場合は細かいパラメータたちと戦うのだ。

しか番組を見ている途中でふと気がついた。

このワンクリックで作ったまぁまぁのクオリティ写真と、

かいパラメータで何時間もかけて調整した写真とで、

写真美術にさほど興味がない人にはその差がわかるだろうか。

もちろん写真家の作品との比較であれば大きな差がつくのは当たり前だが、

インスタのいいね獲得数トップレベルの人たちの作品はどれもプロ写真家の作品というわけではないが、

そのまぁまぁのクオリティ機能たちをフル活用し、多くの人達評価を得ているからこそ、

の子たちはインスタユーザー代表としてしゃべっているのではないのだろうか。

エンドユーザーからすれば番組プレゼンターとして登場している小娘二人のような、

今インスタをフル活用している世代が使っているアプリの方が圧倒的に強い。

だって無料だし簡単だし、なんといってもスマホ一つで事足りる。

しかも以前Adobeドヤ顔プレゼンしていた背景から余計なものを消す機能も、

今では無料アプリを使って指をなぞるだけで綺麗に消し去ってくれるというから驚きだ。

こうなってしまってはパラメータをいじっているうちに完成像がブレてきて、

あーでもないこーでもないと悩んで調整するよりも、

すぐに結果を確認することができるワンクリックアプリのほうが、

センスをよりストレート作品に反映できるのではないかとすら思えている。

たくさん作品を完成させるほどセンスが育つのは、どのクリエイティブにとっても言えることだ。

特にインスタグラム日常に組み込まれている彼女たちは日々センスが鍛えられているだろうし、

インプットアウトプットのサイクルも驚くほど早いのだろう。

彼女たちも最初キラキラした自分演出することに躍起になっていたのだろうが、

その結果として新しい芸術作品が生まれているということなである

総合的に高いクオリティのものを生み出すには視野の狭いクオリティアップに時間をかけるよりも、

近道できる手段があるのであれば積極的に取り入れるべきであるのだろう。

これはプロクリエイティブにもまったく同じことが言えるのではないだろうか。

効率化を意識し、空いた時間勉強して未来投資するなり、家族と過ごすなりした方がいいと思う。

ずっと作業部屋に籠もって連日残業だの徹夜だのするのはあまり幸せ人生と言えないように思える。

そう。時間は有限なのである

  • 長いけどちゃんと読んであげて めちゃめちゃふつうのことしか言ってなくておもしろいよ

    • 無駄な改行多すぎて読みたくない。

    • Adobeも確かフリーじゃなかった?

    • 要約 ・インスタ時代はインスタ世代の新しいクリエイターを生み出しつつある。 ・だって投稿繰り返せばクリエイターの能力が上がるのは自明。 ・つまりイマのJK半端ない。後生畏...

    • 当人が感じた感動をそのままパッケージする能力がないからだろうな。 ビジネス文章ばっか書いてる人はエモーショナルな出来事に弱くなりがち。

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