院試もなんとか乗り越え、研究も一息つき、爆睡してたら走馬灯のような夢を見た。
今頭がぼーっとしているが、眠くない。顔をあげるとPCが転がっている。
そんな状況で適当に頭の中を出力してみる。
実家では姉が癇癪持ち、母は他人に無関心なくせに過干渉。父親はネガティブな性格で、認知症気味で、鬱で自殺。首吊り死体も見た。
大学に行くと言ったら両親が猛反対、勉強できない姉が大学行くことに対して嫉妬(勉強してこなかったお前が悪い)、
受験3ヶ月前に父親が自殺、同時に自分のメンタルが崩壊し、毎日のように頭痛が止まらなくなり、生きてることへの現実味が何もなくなり、
実家を抜け出したいと思いながら不登校になり、家に引きこもる。
頭がいっぱいになりながら試験を受け、奇跡的(?)に国立理系大学に受かる。
一人暮らしを始めるが、高校までの嫌な記憶でいろんな記憶で頭が一杯になり、同じく死んだような顔で過ごす。
時間はあるが鬱屈でしかない、サークルに通ったが、まあ、変な言動をして、
幼児的万能感丸出しメンヘラ男に執着され、更にメンタルを悪くする。
大学の勉強はやればできるが、やったらできただけだとしか思えなくて、あんな家庭に生まれなければという18年間への後悔、
これからも死んだように引きずりながら生きていくしか無いと思った。
どうせ死ぬのになぜこんなことをしているんだと絶望感を引きずりながら死んだように布団にくるまる。
人間関係を一切断ち切り、映画や小説やマンガ、歴史、心の病気の本、とにかくなんでも読み漁った。
エネルギッシュなもの、鬱になるもの、哲学的思考を揺さぶられるもの、
自然科学や、それが工学に応用されていること、哲学的な思考は誰でもすること、世の中そんなにきれいにはできていないこと、大体の人は自分のことで精一杯で、他人に興味がないこと。
幼児的万能感は誰でも持っているもので、年齡と言うよりは、いろんな物事の経験量によるもの。
絶対に他人自体を観測できないことは、改めて考えると、普遍的で非自明なものと思う。(いや自明だろ)
自分がこんな環境で育ったことなんて他人は知る由もないし、自分もまた他人の家庭環境なんて知りえない。
結局観測できることなんて限られていて、どれが地雷かなんてわからない。
血がつながっていたとしても自分以外は他人でしかなく、それがよくわからないものである。
そんな自分以外の他人がいる中で生きてきたし、今もこれからも生きていくしか無い。
結局自分は何も知らない、ただ視界の狭い、家の人間となんとなく入った運動部のような人間しか見ず、
視野が粗野で、卑屈で、思い込みが激しい、ただ一人の、長い歴史のなかの一般人であって、結局はその事実しか存在しない。
ということが、ようやくわかった。
いまは漫画や小説が好きな新しい友人ができ、学業も以前より面白く感じてきて、研究も(考えるのは)楽しくて、
ようやく正常に戻った、いや人生の中で一番頭のゴミが少ないような気がする。
こう書いてみると人の過去なんて文章にしかならないし、そんなもんだなーと思える。
ボーッとした頭でも今読み返すと、こいつ将来に対する漠然とした不安にめちゃくちゃ苛まれているなーと思う。(今は昔よりまし)
ここで書いていることは、後悔というよりは反省にはなっている(といいな)。
なんだかなーこれからどーしよっかなー、やっとモラトリアムの始まりか??
やっぱ眠いしねるわ。悔いはない、と思う。
院はもっと辛いけど気合で乗り越えてね
ありがとうございます。むりしすぎないようにします。 メンタルが安定してきたので、崩さないように卒論を早めに手をつけます。 (幸いコアタイムがないのが自分にあっていて、教授...