2017-04-12

上昇婚(笑)揶揄されるけれど

こんな記事ホットエントリにあがっていた。

東大社会学先生に聞いた「私たちのまわりに“いい男”がいない理由

http://wotopi.jp/archives/53980

女性高学歴高収入化している今の世の中にあって、女性が望む旧来のような上昇婚は難しい、同類婚ですら厳しい、とのことだ。

世間では、よく「高望みしてるから彼氏ができないんだよ」とか「スペックなんか関係なく本当に好きな相手結婚すべき」とか言われ、女性が上昇婚を目指すことは否定的に捉えられている。男女平等が以前より進んだ今、女性が上昇婚なんか望むから、求められない男性が増えて結婚率が低下している、とまで言われ、上昇婚を望むこと自体悪者扱いだ。今時の若者向上心がないとかさんざん文句垂れてるくせに、結婚相手に対してだけは、上を目指そうとするのは批判される風潮。

そもそも男性だって多くの人は女性を選ぶとき若さ容姿のよさを求める人はたくさんいるだろう。そういう意味での上昇志向批判されることは少ない。

私は、女性がより自分より高スペック男性を求める上昇婚志向に賛成だ。理由はしたに書く。自分も、運よく自分より上だと思える相手結婚できた。これは本当に運がよかった。

日本でしばらく働いた後に、海外大学院に入り、卒業後はそのまま海外就職した。でも長く住むのは日本がよかったので日本に帰ってきて、それなりのお給料をもらっている。

偉ぶるつもりもないが事実としてたぶん学歴年収でいったら、日本人女性のうち上位3%くらいにはいるのだろう。そうすると、自分より上にいる男性というのは、数が少ないうえに基本売れているので、本当に出会いがないし、仲良くなっても私の経歴などがわかった瞬間引く人が多い。お見合いサイトなどにも登録したが、そもそも自分より上だなと素直に思える人がおらず、結局外国人結婚した。

個人が上昇婚を支持する理由は2つ。

ひとつは、一昔前より男性育児参加するようになったからといって、妊娠して出産するのは女性側なわけで、産休育休の間しばらくは社会から離れ、給料が下がってしまうのは圧倒的に女性側だ。そのときに頼る相手は基本夫なわけで、それが自分より頼れない相手だったら安心して子供を産めない。この頼る、というのは基本的には金銭的に頼るという意味だ。別に夫が不慮の事故で働けなくなったからといって離婚するとかそういうことではない。自分貯金もしているので平気だとは思っている。でも、起こる可能性が比較的高そうな事態なので、そのとき金銭的に余裕があるかどうかは重要だ。

もうひとつセックス問題

セックスは色々な体位プレイがあろうとその成り立ちからして、基本は「男が女を攻める」という男性優位な構造だ。私はどうにも、自分より優れていない(と自分が思う)人からセックスの際に攻められるのが我慢ならない。優れているかどうかのポイントは私にとっては「稼げる能力」だ。小島慶子さんの日経デュアル記事にも、夫が専業主夫で妻が稼ぎの大黒柱夫婦がベッドに入った間だけ女のロールを演じなければいけないことに違和感を持つ妻の話が出てくる。人によっては、優劣の基準顔面偏差値だったりするかもしれない。

から、将来こういうことが気になりそうだな、と思う結婚したい女性は、「上昇婚(笑)」なんて揶揄する外野自分人生関係ないんだから無視して、どんどん自分より上だと思える人に出会えるように活動してほしい。せっかく頑張って勉強して働いて身につけたもの評価しない人や世間のいうことなんて聞く必要がない。日本で無理だと思ったら、海外に出ましょう!アジア圏以外では、高学歴高収入女性のほうがモテるし、日本では上位層が売り切れてても世界市場で見れば上位層はたくさんいるから。

※他の人の結婚観を否定する意図はないです。上昇婚派が無理して考えを変えなくてもよいのではという意見でした。

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